国籍法改悪反対請願・陳情書スレ7

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週刊新潮の平沼さんと桜井さんの対談記事読んだ。
要点だけつまんで紹介すると

・国籍は国家の主権にかかわる重要な要素なので、安易に国籍を取れるようにするのならきちんと検討しなければいけない(平沼)
・しかし議論が尽くされていないにもかかわらず法改正が目前に迫っている(桜井)
・現状が違憲と判断するのは司法の仕事だが国籍付与を決めるのは立法府の仕事。今回の判決は最高裁が三権分立を侵した(桜井)
・これまでも最高裁はおかしな判決をしてきたが、国会がそのような司法に盲目的に追従している(桜井)
・最高裁が尊属殺人罪を違憲とした後22年間も法改正しなかった法務省が今回に限って慌てたのはおかしい(桜井)
・国籍法が改正されると二重国籍を持っている子供が際限なく増えていき社会問題化する可能性がある(平沼)
・外国人から見て日本国籍は魅力的。欲しがる人がたくさんいるので商売が成り立つ。しかし偽装防止の歯止めがない(平沼)
・罰則は軽い。法務省は併合罪で重罪に問えるというが理屈をこねているだけ。抑止効果はほとんど無い(平沼)
・最高裁判決のようなはっきり親子関係が分かる例はいい。しかし親子関係不明のまま認知だけで国籍取得可能ならビジネスになる(桜井)
・法務省は10万円かかるからDNA鑑定はダメという。しかし国籍問題は重要なので10万円かかっても問題ない。ヨーロッパでは実施してる(平沼)
・今のところ「科学的な確認方法を導入することを検討するように配慮すべき」という附帯決議をつけたのが我々の精一杯の仕事(平沼)
・しかし附帯決議の実効性は疑わしいので参院審議では更に強力な歯止めをつけないといけないと考えている(平沼)
・親子関係の確認に科学的方法を導入することは日本の民法の「認知」と整合性がとれないという意見もある(桜井)
・しかし「認知」が「国籍取得の条件」となり、国籍法が血統主義を採用している以上、DNA鑑定は不自然ではない。特に偽装が疑われる場合は必要(桜井)
・目先の問題の処理に没頭し国益を見失っている法務省や麻生政権に対して世論は失望している(桜井)

最後のほうは田母神問題など絡めて麻生政権批判が続いたが、国籍法と関係ないので割愛します。