岐阜県庁を裏金会館に名称を変更

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291ぎふりん
せっかくNYに行ったのに殆ど口も利いてもらえず悲しかった。
私は何のためにNYまで出かけたの? 
毎日泣きながら美術館巡りをしていた。涙で霞んだメトロポリタンミュージアム。 
美しい絵画も悲しみで曇って見えた。

彼は土日出張し、そして月曜日の夜ベッドに呼ばれた。 
やっと仲良くなれると思った、と突然「ダメだよ」「どうして」
「一緒には住めない」「どうして」「合わないから」「えっ」「だって合わないじゃない」
・・晴天の霹靂のような衝撃は今でも忘れられない。でもその後のセックスには応じてしまった。
まだ、金曜まで一緒に居ないといけないのだから。

私はNYの彼のアパートの窓が開いたならそこから飛んでいただろうか。
30数階の高層アパートの一室は下を見ても箱庭のようで中途半端な高さより恐怖心は湧かない。
でも、高層アパートの窓は手が出る分以上には開かなかった。
窓が開いたら彼のことを愛したまま死ねたのだろうか。