鳥取県人権侵害救済条例廃止OFF29

皆さん御疲れ様です。
昨日の検討委の傍聴レポですが、私用のため時間に間に合わず、終りの
30分ほどしか傍聴できませんでした。
そのため申し訳ありませんが、今回のレポはご容赦ください。

前回のレポでもご報告した通り、検討委の最終答申は
�@公権力による人権侵害に限定したモデル
�A差別禁止条例モデル
�B相談、紹介、施策提言機能の充実モデル
これらの三つ、或いはこれらを組み合わせた制度を提示するものとし、
それぞれのモデルが抱える問題点や望まれる機能、これまでの聴き取り
調査で明らかになった県内の状況等を客観的に併記する形になる予定です。

それと、今回は最終答申の主文（案）が提示されました。
少し長くなりますが、全掲します。

鳥取県人権侵害救済推進及び手続に関する条例は、平成16年9月に国の人権
擁護法案の成立が不透明な中、地方における人権侵害の救済を図る目的で
提案され、県議会において審議が進められる中、平成17年10月に新たに議員
提案として再提案され可決された。
しかし成立前後から、県内外から条例の賛否にわたる多数の意見が寄せられ、
その結果施行を停止し再検討を行うこととなった。その理由は、地域立法で
る県の条例は、県内の実態を反映し、司法や他の制度による救済や解決の
ほかに県の条例による対応が必要であるにも関わらず、条例立案に際し、
県内で発生している人権侵害の事実や被害を受けたとされる者が望んでいる
救済等について十分な確認がされず、地方自治体が行なうべき救済について
の検討が不十分なまま条例が成立してしまったことによるものと思われる。
それゆえ、人によっては条例に対し過大な期待を抱く一方、条例により新たな
人権侵害を生むのではないかという懸念が広がった。

（続く）

紫煙

（続き）
当委員会は、知事から抜本的な見直しを期待され、県内で発生している人権侵害
の事実の確認と条例の法的整理について依頼を受け、平成18年5月から救済機関
及び当事者からの聴き取り調査に着手した。県内救済機関38機関100人及び当
事者団体等36団体68人に聴き取りを行ない、県民が人権侵害と捕らえる事実、現行
の救済制度の状況、そして県民が望む救済について一定の概要を確認できたことは
大きな収穫であった。
加えて、人権救済制度にいう「人権」について、そもそも法の世界と県民の理解
において差異があることが確認でき、また人権救済制度の世界的動向、地方自治上
の考察につてその研究者から直接説明を受けることができた。
本委員会の検討は述べ　　回の長期間に及んだが、委員各位の多大な識見によっ
て、人権救済制度の考察に必要な論点について議論を尽くすこどができた。そして、
その検討結果と若干の今後の対応方針案を本委員会の意見としてとりまとめ提示す
ることで委員会の一致をみた。

>>683
　乙！でした

オレたちってやっぱすげーよな。
2ちゃん広しといえどもこれだけ華々しい活躍をしてるのって
オレたちくらいのもんじゃね？
この輝かしい功績を2ちゃん中に広めて回ろうぜ。
認知が高まれば国から年間2億くらいの活動資金がでたりしてw
いや、それよりもやっぱカンパかな。
平沼さんが城内さんに毎月100万くらいの資金を渡してるってスレが立ってたけど
オレたちもカンパの2%とか3%を城内さんや平沼さん、それに麻生ﾀｿに寄付するって
名目をつければ、ねらーからあっという間に千万単位のカンパが集まるかも。
そうすればオレたちも働かないでも運動に専念できるようになるし、一石二鳥だ。

さて、このように最終答申もほぼ固まりました。今後もしかすると、
県側は新たな条例策定委員会なるものを設けて、この答申をベースに新たな条例の作成に
着手するかも知れません。
今の委員会はあくまで条例の「見直し」を依頼されているに過ぎないからです。
その際の委員会は、先ほどの三つのモデルに精通する専門家で構成されるでしょう。少なくとも、
今の委員会からのメンバーが主要を占めることと思います。

国の流れとシンクロする形で、やはりゾンビの様に復活してくるのではないでしょうか。
これからも長い道のりになりそうです。