都の即時抗告を棄却 朝鮮総連の公園使用問題
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が3日に集会を予定している日比谷公園
(東京都千代田区)の使用許可を東京都側が取り消した問題で、東京高裁は1日、
取り消し処分を一時停止した東京地裁の決定を支持、都側の即時抗告を棄却した。
朝鮮総連は「3・1人民蜂起88周年」などをスローガンとする集会を予定。
都が公園管理を委託している民間業者が1月25日に使用を許可したが、
右翼団体などから非難する声が上がり、都側は「安全や警備面で支障がある」
などとして使用許可を取り消した。
これに対し、朝鮮総連は取り消しの効力停止を申し立て、東京地裁は2月28日
「開催まであとわずか。(一時停止の)緊急性がある」などとして、取り消し処分を
一時停止する決定をし、都側が即時抗告していた。
(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007030101000404_National.html