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エージェント・774:
今年一月四日、安倍首相は恒例の伊勢神宮参拝を行い、参拝後、次のように語った。
「厳粛な気持ちで参拝をして参りました。日本国の安寧と繁栄を祈り、皇室の弥栄を、そして世界の平和を祈念をして参りました」
これは信じがたい話だと思われるかも知れないが、これまで伊勢神宮参拝をした歴代首相の中で、このようなことを語った首相は全くいないのである。
参拝はしても、神前での感想といったことについてはあえて触れず、まるで参拝はなかったかのごとく、新年の抱負や政策のことのみを話題にしようと
してきたのがこれまでの首相だったのである。ところが首相は「厳粛な気持ち」で参拝したといい、更には「皇室の弥栄」を祈念した、とまで語ったのだ。
むろん、このことを新聞もテレビもほとんど報じなかった。そして「曖昧な首相」、「顔の見えない首相」といったデマ宣伝を相変わらず繰り返している
ことはご存じの通りだ。