【街宣】鳥取県人権侵害救済条例廃止請求署名OFF12
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yosimasa:
集会レポ。
鳥取シティホテル3階にて、松本会長の集会「人権条例の何が問題?」が開かれました。
参加者は50人ほどで、比較的こじんまりした集会でした。
主催は「日本国民救援会」えー、配布された資料によりますと・・・
「1928年創立。戦前は侵略戦争反対を唱えて治安維持法で逮捕された人々と家族を救援。
戦後も松川事件などの政治的謀略事件の真実を広く世論に訴え・・・(中略)全都道府県に
地方本部をもち、現在5万人の会員を擁する人権団体です。」
どっち寄りの集会であったかは、大体察しがつくと思います。
しかし、会自体の雰囲気は和やかで、会長もリラックスモードでした。
主催者のあいさつの後、松本会長が約1時間、条例の問題点や危険性、
弁護士会の方針などを述べていたので、その末端を書きたいと思います。
まず、この条例でよく言われるところの「名前を変えた特高、思想警察」「形を変えた
糾弾会」これは、会長曰く、「この条例の本質を突いている」とw
そのあと、第4章の適用上の配慮に関して「これは、条例の体裁を整えるためだけのもの
であって、いちいち条例に書かなくても憲法で規定されていること。あってもなくても
この条例の危険性に変わりはない。」と断言されてました。
ということで、実質3章から成るこの条例を仔細に見ていったワケですが、すいません、
端折ります。基本的には、反対声明文に書かれていた5つの問題点を基にして、わかり
やすい例え話を用いたりして話してました。第3条の(6)あたりの話は面白かったです。
「バカを3回言ったら即御用」「こういった感情の発露は表現や行為とは言えない」
とまあ、こんな感じで進んでいったわけですが、途中、「ウラ話」的なものも挿しこまれたり
しました。どうやら静岡県弁護士会もこの条例の反対声明を用意しているらしいです。
鳥取県弁護士会の方針としては、「弁護士会のなかにもミギヒダリの違いはあるが、この
条例には一致協力して反対している」と、ここはホントに強調していた。知事が松本会長と
話したとき、知事は「委員会は全員弁護士で構成してもいいよ」と言ったとか。
でも、今のところ、弁護士を委員として送るつもりはない、県議会の条例検討会
へも、弁護士を送る事は「否定的な空気が支配」していると言ってました。
ただし、県による「一本釣り」はありうるだろうと。弁護士会に所属していても、
実際、その会議とか集会には参加せずにいる幽霊弁護士が県にも存在するので、
その狙い撃ちがあるだろうと危惧していました。
(続く)