第一報です。
今日午前10時過ぎから太宰府市議会全員協議会室で
環境厚生委員会が開かれました。
第1章から第4章まで章ごとに執行部が説明し、質疑・討論という
方式で行われました。
委員長は公明党ですが、男らしさ女らしさは場合によっては認めた
ほうがいいのでは?といっていました。
あと外来語を使わない理由を質していました。
副委員長も性別による差別的取り扱いの禁止は日本古来のよさが失われかねない
と同調していました。
驚いたのは8条に女性センターの設置で、いま働く婦人の家をルミナスと改称して
女性センター扱いにしてて、そこを拠点施設にというのが審議会答申でしたが、県から
働く婦人の家の目的外使用にあたり、補助金を返還せよと命じられたそうです。
ここは可笑しくて可笑しくて声を上げて笑いました。
ここまではよかったのですが、ここからだんだん雲行きが怪しくなりました。
肝心な推進委員については我々が求めていたその権限の強さなどには触れず
委員の報酬や出勤日数などに矮小化されたものばかりでした。
挙句の果てには苦情申出人の裁判費用の補助はどうするかなどという無駄遣い
の議論に及び、それを言い出したのが保守系議員でした。
安部啓治議員とそれに同調したのが力丸議員です。
じつは力丸議員の父親は部落解放同盟筑紫地区協議会の幹部でした。
ふつうなら男女参画は総務や文教扱いなのが厚生なのは利権絡みだからです。
休憩後の採決では山路議員が「圧力を加える電話などに屈せず委員会の主体性が」
などと、問題の本質とは程遠い、問題のすり替えに終始し、結局全会一致で可決されました。
結果は悔しかったですが、公明党の議員さんも男女の性差を認めていることは確認できたし
逆に保守議員が推進派であるという現実を認識しました。
テープを録りましたので、いずれまとめようと思います。
メモを整理して行政と委員会との質疑応答などまた御紹介します。