海外盤洋楽CD輸入禁止を断固阻止するデモOFFpart4
著作権法改正案のヒドイ落とし穴
輸入CDが買えなくなる!? 来週末から国会で審議される著作権法の一部改正案に「とんでもない改悪だ」との
声が上がっている。
文化庁が進める著作権法改正の表向きの目的は、邦楽CDの還流防止。日本で1枚3000円のアルバムも韓
国でライセンス生産された正規品が1800円前後。ディスカウントストアなどがこれを逆輸入し、2500円程度で
販売している。これでは国内盤が売れないというのがレコード会社の主張だが、「ほかに”本当の狙い”がある
のでしょう」と話すのはこの法案に反対している民主党の川内博史衆院議員。
この”本当の狙い”が輸入盤の禁止だ。邦楽の逆輸入版と同様、洋楽の輸入盤は国内盤に比べ2〜3割安く
販売されている。改正が実現すると、レコード会社がタイトルごとに禁止するかどうかを決められる。日本盤の
独占となれば、洋楽CDが値上げされるのは時間の問題だ。「許せないのは文化庁が議員にあたかも”海賊盤
の防止””日本の音楽文化の保護”であるかのように説明していること」と川内議員。現在も多くの議員が海賊
盤防止と勘違いしているという。
輸入CDを扱うレコード店でも「法改正が行われても輸入禁止になるとは思っていません」(タワーレコード)と
話しているが、制度さえできてしまえば、後はレコード会社の思うがままになる!?