語源的な話をするとオタクはお宅でそのまま「あなたの家」って意味でしかないよ。
二人称代名詞に「おたく」を使う人たちをカテゴライズする言葉として
「おたく族」という呼称が作られたんだけど、そこで使われる「おたく」ってのは
実は人称代名詞じゃなくて趣味の対象物を指してたんだよね。
一昔前はAV機器、PC、無線機、車なんかは基本的に家に付随する物だったから、
それらを趣味とする人たちは「誰々の家にある何々」という物の捉え方をしてたの。
んでもって、目の前にいる同じ趣味を持つ相手との会話であれば
趣味の対象物を指す「誰々の家にある何々」という概念は
誰々の家→あなたの家→お宅
何々→(同じ趣味を共有している前提であれば自明なので省略される)
と効率化されて「お宅」の一言で済まされていたわけ。
つまり、「おたく最近どう?」という会話があった場合、
一見するとこの「おたく」は二人称のように感じるんだけど
話者の間では、例えば「あなたの家にあるPC環境は最近どんな感じ?」
といった風に展開されて了解されている、っていうお話でした。
|ω・) とっぴんぱらりのぷう
|ω・) あまりにオタク論を展開しすぎてスレスト!
スレストついでにもうちょっと
今はAV機器もPCも小型化して個人が携帯するようになってるから
「家に付随する物を趣味とする人」っていう語源的な意味でのオタクは
根源的に存在しえない時代になってるんだよね。
んで、オタクって言葉が「家に付随{する|しない}物を趣味とする人」を
指すようになって、結局それって単なる「趣味人」じゃんってコトで
「俺○○が好きなんだ」って言う代わりに「俺○○オタクなんだ」って
みんなが言ってるのが今の状況じゃね。
830 :
名無しさん:2010/08/23(月) 14:01:35 ID:yxhUgajSi
× >語源的な話をするとオタクはお宅でそのまま「あなたの家」って意味でしかないよ。
「オタク」=「お宅」で、そのまま「あなたの家」という意味が語源である。
(「『オタク』とは『あなたの家』という意味でしかない」というわけではない。)
× >二人称代名詞に「おたく」を使う人たちをカテゴライズする言葉として「おたく族」という呼称が作られたんだけど、そこで使われる「おたく」ってのは実は人称代名詞じゃなくて趣味の対象物を指してたんだよね。
前半の文では「おたく」が人称代名詞として使われていることを肯定し、後半の文では否定しており矛盾している。
「会話で相手に対して『おたく』を使う人たちをカテゴライズする言葉として〜」が、より適切。
|ω・) 校正乙