高砂義勇兵慰霊碑撤去反対OFF【懇親会】

『僕はこういう会なら全然疲労は覚えない。』21時を大分回り第三部をいったんおひらきとし、贅沢だ、
電車で帰る、と仰る門脇先生になんとか乗って頂いたタクシーの車内にて、まる一日おつき合い頂い
た旨感謝を述べた私への先生のお返事です。
先生はネットはご覧にならないのでここで述べても直接伝わらないでしょうが先生本当にありがとう
ございました。

ということで、私、佐倉はOFF当日、門脇先生にアテンド役として就かせて頂きました。多少なり役目
がら覗けた楽屋話など含めたオフレポが書ければと思います。（先生の傍に常にいられ役得ですが
逆に見えていない所も多々ありますので間違いの指摘、欠落部分の補足を皆様宜しくお願いします。）

で、冒頭の話に戻りますが、靖国神社に向かう車中にて『今日は（講演の際）質問はでるかな？近頃
というか戦後の日本人は講演会で話をしても何を衒ってか質問をしない。これでは駄目だ。講演する側
としても話はいくらでも話せるが時間に限りがあり、聴衆のレベルにも幅があるのだから一つ事ばかり
細かく話す訳にもいかない。ダッダッと偵察射撃をして応答があればそこで関心のある部分の詳しい
話をする方が良い講演ができる……』先生は対話（例え質問と回答という形式にしても）を求めておら
れたのでしょう。真剣に問題を考えているなら当然質問もあるだろうということでもありましょう。
第二部では強烈な偵察射撃をくらい空気が凍りついた感じでしたが、我らOFF参加部隊は、第三部にて
いれかわりたちかわりの質問攻勢にで、先生も存分に応射されたご様子でした。活発にお話されていた
皆様、スタッフの一員として感謝申し上げます。一日を割いて下さった先生に一番の礼を返せたことで
あった思います。

では、前振りはこの辺にして、そろそろと時系列のオフレポへとまいりましょう。

08：15　出発。わ〜い気持ちの良い青空だ。（マジ最近雨にたたられ通しだったのでoff当日の晴天に
　　　　大感謝。）
10：20　先生宅へお迎えに参上
10：30　出発。途中、言問橋を渡る時のみ渋滞。
11：30　“ただ今、九段下。大鳥居を左手にまいて休憩所脇に車着けます。”と無名人氏に直前連絡。
11：35　集まっていた参加者（ざっと見て30名超）に拍手で迎えられる。先生は西村幸祐氏、産経新聞
　　　　事業部のＨ氏とご挨拶、歓談。向こうでは無名人氏が参加者にニ礼ニ拍手一礼の段取りを……
11：50　参集所に移動。新築なった参集所に感嘆。キレイの一言。まだうっすら木の香りが残る。広間
　　　　には何ブロックかに分けて縦４列の床机が並び、掛けられたスクリーンには沖縄戦の様子が映
　　　　されていた。
12：05　昇殿参拝。門脇先生、西村氏、産経記者氏、大阪からわざわざお越しになったＭ氏（自由
　　　　主義史観研究会大阪代表世話人）他、複数の豪華メンバー総勢３１名にて昇殿参拝。
　　　　門脇先生と無名人氏が代表で玉串奉納。「高砂義勇伝」を収めたCD-ROM6枚と祭文を奉納。
　　　　本殿内はまだ、清祓の儀式準備中。これから、御霊への饗応の供物が供えられる等神職がお話
　　　　下さる。この期間は通常、参拝時にあげて頂く祝詞は慣例であげられないとのこと。
12：40　参拝終了。神饌（今日は神杯であった）を頂く。
12：50　タクシー２台にて、門脇先生、西村氏、産経Ｈ氏、無名人氏/Ｍ氏、佐倉で第二部会場へ
　　　　一般参加者は、30分ほどの休憩時間の後の移動（予定前倒し進行で＋15分程余裕か？）誘導
　　　　スタッフの腕の見せ所ガンバレ

乙です。
連続投稿防止sage

13：05　第二部会場着。こちらは昇殿参拝を見送った先発隊（6名）が会場設営終了後のリハーサル中。
　　　　先生に休憩室にて食事を摂って頂き、あとはご歓談を。
　　　　タクシー車内や、この休憩室では、（手配が）細かいとこまで行き届いて凄いですねと
　　　　何度もお褒め頂く。身内誉めですが、絶賛されましたよ、誇らしい二…、もとい、
　　　　ちと照れくさくもあり誇らしくもあります。その後、
　　　　門脇先生と講演で投射する図の打ち合わせ（台湾地図と満州へのソ連軍の侵攻図←今回は結局
　　　　使われず（泣）会場入りの最終打ち合わせを無名人氏が行う。
14：30　会場に入る。予定通りに既に参加者入場済み。誘導班ごくろうさまでした。（参加40名強）
14：35　会場暗転。（ﾄﾞﾝﾋﾟｼｬ予定通り！御見事！）
　　　　親台ニダー氏提供の台湾の写真のスライドショー。さり気に今日の靖国の写真も入っている。
14：45　フラッシュ、高砂義勇伝上映。（また身内誉めですが、ナレーション担当晴耕雨読さん、すご
　　　　くお上手でした。なにやらプロという声も。２ちゃんはどんな人材がお隣にいるのやら）
15：00　麒麟氏に一言頂戴。第六天魔王氏紹介。無名人氏挨拶。
15：10　門脇先生登壇。（椅子を用意したが立って話さないと気合が入らないとのこと）
　　　　・私は自分より一歳でも若い人と話す事が喜びだ。
　　　　・戦後日本はだめになった、中国・朝鮮はもっとだめ、アメリカももっとだめ。でも、
　　　　　そのだめな日本でも君たちのような若者がいるから、私は安心できる。
　　　　・散っていった数多の英霊は、日本が今日のようになるとは想像も...（先生思わず声を詰まら
　　　　　せる）

　　　　・はっきり言ってしまうと今の状態は君達の片思い。
　　　　　（場内凍る）

　　　　・日本に世代の断絶があるように台湾にはもっと酷い世代の断絶がある。蒋介石の国民党の反日
　　　　　教育で育った世代、北京語を話し（高砂族の）祖父と孫では会話すらままならないことも。
　　　　　お祖父さんは日本にだまされたんだ、それでも日本、日本未だに言って……。
　　　　　義勇兵の子供達、孫達の世代にはそう簡単には片思いは届かない。

　　　　・交渉の相手を選ぶ難しさ。（ここは第二部というより第三部で聞いたのかも）
　　　　　日本と同じに考えたらいけない。約束をしても、約束を守らなければいけない相手との認識、
　　　　　関係ができていなければその約束は危うい。約束する相手は部族に対して影響力を持ってい
　　　　　る相手でなければならない。あいつの言うことなら黙って言う事を聞くという部族内の信頼
　　　　　を得ている者でないとうまく物事は運ばない。慰霊碑は李登輝前総統が揮毫されているその
　　　　　一事で政治問題としての側面も持っている。
　　　　・碑を守るということが大事か？碑を守るとは？碑自体は物質としてはコンクリートの塊。
　　　　　護持していかなければならないのは英霊を尊び御祀りしていく精神だろう。お参りに来ると
　　　　　いっても観光客が参拝に慰霊碑まで登って降りてくるともうバスがエンジンを掛けて待って
　　　　　いる。道路がよくなって観光客は烏来にきても留まらない。地元にお金も落ちないし祀られ
　　　　　ている義勇兵の御霊も反って寂しい思いをしているのではないか？
　　　　・本当に英霊を祀り続けるために慰霊碑を守ろうというのか、お金が動くから慰霊碑を守ると
　　　　　言っているのか？永らく係わって来た者として後者のように思える。
　　　　　あるいは目先の何年か碑が残ってもそれを心を込めて護持していかないなら意味があるのか、
　　　　　30年、40年護持してもらえるような条件でなければまずいだろう。（永遠とか言わず一世代
　　　　　二世代の年数を口にされました。ここは我々が心する所かと）
　　　　・霧社の地なら碑を移す（あるいは新たに建てる）条件が合うのではないかと思う。烏来は上
　　　　　記のような諸々のことで大変難しい状態。烏来は周麗梅がいてこその烏来だった。
　　　　・ここは一歩立ち止まって集まった浄財の有効な使い方を考える時

　　　　※上記（というか全文）文言そのものはかなりの意訳を含みます。大意はそんなにはずしてい
　　　　　ないと思います。

乙です。
連続投稿防止sage

16：00　産経新聞事業部Ｈ氏挨拶。西村幸祐氏挨拶。
　　◎産経Ｈ氏ご挨拶
　　　　・募金への協力、また本日はこういう機会を作ってもらい門脇先生、無名之会に感謝。
　　　　・皆様の善意である貴重なお金を預かっている。これがきちんと使われることが大事であるこ
　　　　　とは言うをまたず、そのためにもこれからも門脇先生にご助言をお願いします。門脇先生、
　　　　　無名之会の代表××さんと緊密に連絡を取り合い拙速に陥ることなく慎重に有効な方策を
　　　　　探していきます。
　　◎西村幸祐氏ご挨拶
　　　　・こういう会がネット発でやれるようになった、やれる人達が出てきたことを嬉しく思います。
　　　　・ネットから社会を動かしていこう、声を挙げていこうという動きが今いろいろ起きている。
　　　　　こういう動きをもっと大きくしていく必要がある。私も私のできる部分での協力、既存の
　　　　　メディアでとりあげ情報を広める、共有化することに務めていく。
　　　　　（心強い応援を頂きました。）
16：20　第二部終了

17：00　第三部懇親会開始（40名程度、一部〜三部部分参加の方も居りました。本日延べ49名御参加頂
　　　　きました）
　　　　会場撤収部隊・第三部誘導隊が段階的に入場したこともあり乾杯三度。乱戦状態。
　　　　3〜6人ぐらいで各所それぞれ飲んで食べて（すぐなくなる）議論して。
　　　　いつもの無名之会の風景です。
　　　　門脇先生の所には引きもきらずの大盛況。
　　　　Ｍ氏、大阪までお帰りなのに20時すぎまでありがとうございました。
21：30　限がない！おひらきとして門脇先生をお見送り。宴は何時まで続くやら
　　　　（終電近くまで行われたとの事、さらにはこの時間に駆けつけた参加者も･･･）
22：30　先生を自宅までお送りしてミッション終了

ご自宅へお送りする車中でも門脇先生はいろいろお話下さいましたが、ひとつ印象に残った“卑怯”という
お話を最後に披露します。
『今回のことも、自分があれこれ言う資格があるとか思ってはいないよ。けれど、この先問題が起きそ
うなことが自分には判る。それを知りながら黙っていることは卑怯だと思うから話をしている。後になっ
てから自分は判っていた、そいうことは言いたくない。万事そういう姿勢でやっている。資格がある、
ない。ましてや欲得ではない。だから、誰に対しても臆せず物をいってきた。それを聞くか聞かないか
はもちろん先方次第ではあるけれど。』
『先生、どうも私達とか若い世代になるほど卑怯って言葉を使わなくなっている気がするんです。年配
の方は良く卑怯という言葉を使われる気がしますが』
『そうかな。難しいな。言葉の意味が違って来ているのかも知れないな。僕は自分の良心に対して、使っ
ている。知っているのに見て見ぬふりをするそのような事に対して卑怯という言葉を使っているんだ。』

佐倉さん本当に遅くまで・・・・・・・・・・（泣
PCの調子悪い中、御疲れ様でした。本当に有難う御座います。

感謝感謝！

>>佐倉さま
Off会レポ、ありがとうございます。
その場のことが思い出されて（特に「片思い」あたり）またｼｭﾝとしてしまいました。
でも落ち込んでいても仕方ない。
できることからやっていきましょう。

レポthx。
まぁアレだよなー、困難有るってーのは分ったけどさー、敗北主義には陥らねーよーにしねーとなー。
倒れるにしても前に倒れよーぜ。

>>568　>>569 >>570
おねぎらい頂きますと拙文故、アセアセです。
どうしても“門脇レポ”になりがちでして（ｗ

早速、うｐしてから見落としてたかなあ思うことを見つけました。

>>563
>　義勇兵の子供達、孫達の世代にはそう簡単には片思いは届かない。

この後先生はご自身の活動にふれて、台湾に出向いたおりにはその孫たちに
“お前達のお祖父さんは立派だった、勇敢だった”と話しかけるとのこと。
日本人の口から話すことで彼らにも何かが通じると。
先生は決して俺と同じにやれとはおっしゃらない方で、この行もサクッと話された
のですが、片思いを届けるにはどうすればというヒントを下さったのかなと三日目
にして思い至ったりします。

皆様、遠地・都合で当日参加できなかった方、ROMの方のためにも私の拙いオフレポ
の補足、あるいは間違いの訂正を宜しくお願いします。