オカ板2001年夏季コテハン名鑑

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329マジレス
【妄想的推理その1】

懐疑ちゃんはちょっと待ってもらって、先にマウンテンバイク(マウ)周辺をすませておきたい。
と言っても今回は妄想的推理が入っているので、それでもいい人だけ読んでちょんまげ。

マウ登場の頃、<しい>と言うコテハンがいた。マウと同一人物ではないかと言う噂が耐えなかった。
それから今年当初<20歳からの霊体験>なるコテハンが登場する。これらのコテハンについて
妄想推理したい。コテハンと言っても1スレ流しハンドルタイプだが。

まずマウの事についておさらいしたい。かの極悪人は何故こうもオカ板全体にブレークし
影響力を与える存在だったのか。それは彼の作品は読み物として抜群の面白さがあった事だ。
この要素は大切な事で、他のコレハンの理解をしていく際にも必要になってくる。

ただ問題なのは、その面白さは正当なものではなくてイカサマによるものであった事だ。
彼のスレはまずノンフィクションではなく、事実(紅殻を除きリアルタイム)として作られる。
そして次々と謎が起きたりピンチに遭遇したりして、読者を飽きさず魅了し続けるネタが続く。
ただ肝心な点、謎は何だったのか、具体的にどこで誰が何を、、、に結びつくような事は
曖昧なままで続いていくわけである。さして面白くない手品でもそれが超能力として
見せられれば驚愕してしまう人は多いであろう。ただし手品とばれた時の反動はその分大きい。

マウの才能は手品を超能力と思わせてしまうような演出性が優れていたともいえるわけである。
330マジレス:2001/08/25(土) 23:19
【妄想的推理その2】

ダラダラ長く続いて申し訳ない。もう少しマウについて掘り下げたい。マウの作品について
出てくるキャラクターの特徴はどうか?つまり彼の演じるコテハンのキャラクターだ。
これは、ある程度共通性が見られる。誠実そうで又片方冷めたような人物で、
どのようなシチュエーションでも乱れる事なく淡々と語るキャラであるという点だ。

現実に直面した人物が話すような抑揚をあまり感じさせず、どことなく側から観察している人物が
ナレーションでも語るような冷めた語り方をする。雑談には応じるが突っ込んだ質問は無視したり
謎として残さなければいけないような回答が用意されたりしている。
その為かあまり攻撃を受けないですむようなまじめな青年であったり、突っ込みがあっても
柳に風と受け流せるようなひょうひょうとした側面もあったりする。

これは本当はフィクション、つまりは作り事なので必然的に現実に直面している人物でなく
自分の事でさえも客観的に語るような人物になってしまうのだと思われる。

前置きが長くなってスマソだが、こういう妄想的視点から次のコテハンについて語ってみたい。
【幽霊の語り部:しい(マウ?)】

マウの騒ぎが収まりきる前に出現。最初はありきたりの厨房スレッドかと思っていたが
リアルタイムドキュメント方式でブレーク(マウと似たような展開)
http://piza.2ch.net/occult/kako/963/963727964.html

ただ幽霊が出るというだけでなくそれにからんで隣の若い女性の様子を報告するという凝った
シチュエーション。そして少しづつ膨らんで行くシナリオ。実に巧妙である。
(いやいや本当の話しかもしれませんよ。その辺は断定できるものではないので)
このしい氏のカキコに注目してもらいたいが、改行が実にコマメである。
マウのかなやばスレも注目してもらうとわかるが、マウは改行をほとんどしないという癖
があり、他ハンドルを装ったやらせが発覚したのである。
そしてしい氏の極端な改行、まずはその目で確認されたし。

そしてこのスレ最大のエピソード。マウはまだオカ板の中でカキコしていて他スレで大チョンボ
をやらかす。マウとしてのカキコなのに名前が<しい>になっていたのだ。もちろん二人とも
淡々と同一人物説を主張する。しい氏はfusianasanを使うがマウはしい氏に謝罪しながらも
そのまま消え去る。これではしい氏のニセ者は防げてもマウと別人かはわからない。
このままでは消滅必死だった為、本物と信じた某人物がしい氏を自分のサイトに誘導する。
(そのサイトは上のリンク内のログにカキコあり)
かくして物語りは続く。
332マジレス:2001/08/25(土) 23:54
【幽霊の語り部:その2】

さて新しく移った個人サイトでもエピソードが続く。妙齢の某OLがしい氏のカキコを見て
無理矢理会いに来ると、メールを送ってきたというものだ。どうも行動がサイコ的で
周囲は大反対する意見が続くが結局本人は会う事にすると言う。しかし会わざるをえない
ような状況を本人が作り出しているような所があり、どうも皆釈然としない。
最初からそうであるが、しい関係は本人以外検証しようのない事ばかりなのだ。
この辺マウスレで学習して進化したと考えると合点が行きやすい。
結局会って穏便に説得したとなったが。

ちなみに最後に懺悔したと言われるマウの告白スレというのがあり、これでしい氏と
自分は別人である事を強調しているが、
http://piza.2ch.net/mog2/kako/979/979600344.html
最近でも稀にマウもしいもオカ板に来ていて(しかも二人で会話したりして)
マウは「こんなスレ始めて見た、いくら何でもネタとわかるでしょ」と言っている。
真相は藪の中。

某個人サイトは某OL事件以降、パスワード性になる。そしてパスワードはメールで教えると。
年末にサイト管理人がサイトをこのまま続ける事はしい氏の為にならないのではといい始める、
除霊もうまくいってない事等指摘するとしばらくして、しい氏がいい方向に向かったと語る。
そんなやりとりが会ってこのサイトは一時閉鎖となる
333マジレス:2001/08/25(土) 23:55
【霊能力者登場:20歳からの霊体験】

http://piza.2ch.net/occult/kako/980/980447945.html
さて上のやりとりがあったのが12月の後半、サイト一時閉鎖は1月らしい。
そしてこの霊能者登場は一月下旬である。この人物思想的な議論には実に強い。
真っ向からの反論ではなく、低姿勢に受け入れてのらりくらり交わす所は実に良い。
ただし思想的な範囲内で、オカ板で過去あった論争の理論武装をしっかりしたという見方もできる。
他者から見てすごいと検証できるような事柄ではないのだ。ジョンベネちゃんの
犯人についての質問は無視しているのは回答準備がなかったのか。

このスレも実にドラマチックな展開で最初に霊視された人物はそれは明らかに間違いだと否定する。
ところがしばらくして、それは自分の誤解で当たっていた。何でわかったのだと慌てる。
そしてリアルタイムに霊に遭遇していると助けを求める。なんて魅力的な展開なのだ。
でもマウからの事を振り返ると、このぐらいのやらせは軽いテクだろう。

議論部分はマウにしては深みがありすぎるとも思われるが、心霊関係の知識を
たっぷり仕入れてシナリオを練りこんでいたのなら可能範囲内とも思える。

20歳の霊体験はこのスレ一発で以降、ニセ者は何度か出るが消え去った。
しかし今もなお本物として信じ、復活を願うスレが続いている。

#以上の推理は、妄想的なものである事を再度お断りしておきます。