親にされた恐い事

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小学校低学年の時、夏の真っ盛りにプールから帰ってきた私。
大変喉が渇いていたため、母に麦茶を所望した所、
出されたのはトマトジュース。しかも冷蔵庫の外に放置されていたので
メチャメチャぬるい。
私は好き嫌いは無いのですが、どうしてもトマトジュースだけは
飲めません。
「トマトジュースやだ〜!麦茶がいい〜!」と嫌がった所、母の形相が
豹変しました。どこにあったのか、昔懐かしの手ぬぐい(「祭」とか
書かれてあるやつ)を持ち出し、私の手足をそれで縛り上げました。しかも
いわゆる「狸縛り」……。
恐怖にすくむ私の頭を押さえつけ、「飲め!飲みなさい!!体にいいんだから!!」
と訳の解らないことを喚きながら、トマトジュースを無理矢理私の
口に押し付け飲ませようとしました。
口から赤い血の様なトマトジュースを滴らせながら、終いには泣き出す私。
その後の事は覚えてません。あの時の母は一体なんだったのでしょう。
普段は温厚な人なのに。別に怖くないのでsage