いじめにまつわる恐い話

給食の時間は特に大嫌いでした。
わざと形の崩れたおかずを配られるのは全然良い方で
チョークの粉をスプーンの上に乗せられたり
スープの中に牛乳を混ぜられたりしました。

その日の給食の時間、僕はトイレに呼ばれました。
もちろん抵抗など出来る訳もなく連れて行かれました。
そこにはお皿に盛ったむぎ御飯を持ったいつものいじめっこが居ました。
「オイ、今日の給食はカレーだから、コレにウンコかけて食えよ！」
と言い放ちました。
「嫌だ！」と僕は抵抗しましたが
「テメーが全部食い終わらねえと、昼休みに行けねえんだよ！」
と無理矢理な事を言ってきました。
僕は数人にはがいじめにされズボンをおろされました。
そしてみぞおちを殴られお腹をうずくまる格好になりました。
いじめっこはお皿の御飯をお尻につけて来て
出せよ！出せよ！」
と頭を叩きながら言って来ました。そこで僕は涙を流しました…。