川島屋マンションの呪い 無限の川島屋旅情編〜9〜

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839川島屋
本日は小人さん達を紀伊国屋のお買物袋に入れ、
生きているメリーさんを毟られ彼氏に背負わせて
電気屋さんに逝きました。

今日の目的は自作PCの材料集めです。
小人さんがスケルトンのケースを気に入って出てこない為、
仕方なしにそのケースを購入することにしました。

ふと振り返ると、生きているメリーさんがASUSのボードを咥えて
店内を走りまわっているではありませんか!
私はメリーさんに膝蹴りを食らわせ、放した隙に取り上げて
カゴに入れました。

あら? メリーさんを背負っていた筈の毟られ彼氏の姿が見えません。
彼はガラスのケースの中を食い入るように見つめています。
「ペンV1ギガ…ペンV1ギガ…ペンV1ギガ…ペンV1ギガ…ペンV1ギガ…」
呪文のように繰り返していますが、私はやんわりと
「予算がないからCeleronにしますよ?」と提案しましたが、
全く私の声が聞こえていないようです。
仕方ない。今日は彼の誕生日です。
望み通りPentiumVの1GHzをチョイスしました。

毟られ彼氏のお財布から諭吉が8枚居なくなりました。
小人さんたちはレジが気になるらしく、ケースの中から
興味深げにレジを覗き込んでいます。
店員さんが気味悪そうにしているので、慌てて小人さん達に
アルミホイルの切れ端を与えました。
争うように紀伊国屋の袋の中に消え、アルミホイルを奥歯で
噛み、呻き声を上げています。
手早く会計を済ませ、そそくさと店を出ました。

そして今、毟られ彼氏がPCのセットアップをしています。
我が家の5台目のPCです。
2人しかいないのに何故5台? 川島屋の呪いでしょうか?
そして、Win2000が上手くインストールできないのも
川島屋の呪いでしょうか?

追伸。毟られ彼氏は24日で36歳になりましたよ?