▲▲猫にだけ見えるもの・2▲▲

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689村伝説
ちぎれたコンセントとかくわえてきて得意そうにしてる変な猫。
ドブにはまって鳴いて(泣いて)帰ってきた事もあったっけ。

その夜は特に変わった事もなく、いつものように丸まって寝ていたと
思ったら突然大声で鳴き、そわそわと落ち着かないそぶり。
5分程騒いでから、また落ち着いて寝てしまった。
何日かしてから猫の里親に会う機会があった。
すると同じ夜に親猫が車にひかれて死んだという。
偶然かもしれないが、何か見えていたのかも知れない。

生まれた時から癲癇持ちで、医者から長生きできないでしょうと
いう言葉とどおりに1歳そこそこで逝ってしまった。
今でも鈴の音を耳にすると姿を探してしまう自分がいる。