霊能者と性

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638256(36才独身)
今戻ってきました。

招き猫さんが(>>630
>今まで取材(霊能者と面会)をなされたりしたことがおありでしょうが
と断定したのかは謎ですが、実際何回か(自称)霊能力者の取材をしたことは
あります。

社会人になってすぐのころ、ある雑誌の創刊直後の企画として「霊能力」を
取り上げ、その実証をするという仕事の手伝いをしたことがありました。

内容は
何人かの試験者を募り、霊能力者の元を訪れそれぞれの霊視の結果を比較検討する、
というものです。

結果、共通した霊能力者による霊視にも関わらずこれひとつとして合致した事実が
ありませんでした。ある霊能力者は「動物霊によるイタズラ」といい、ある者は
「先祖の霊の障り(?)」といった具合です。つまりその中の誰かが本物の霊能力者
だとすれば残り全部は「偽者」と判断せざろう得ない結果となってしまったのです。

そして、結果以上に問題だと思ったのが霊能者の許を訪れてから実際の霊視まで
の期間の長さです。長い人だとその間は約2週間以上あったのです。
勘の良い人ならばお気づきでしょうが、それだけあれば誰かが被験者の家族環境などを
下調べするのには充分すぎる時間です。実際ある被験者の近所の家に被験者の家族環境などを
しつこく尋ねる謎の電話があったそうです。
639256(36才独身):2001/07/04(水) 01:22
ひどい例では妊娠したこともないのに「水子の霊」と霊視された
女性もいました。この人の場合、たまたま兄嫁と名前が同じで、
兄嫁のほうに流産の経験があったそうですが。

私自身が「霊視」を受けた結果では、当たらずといえ遠からずという結果
もありましたがほとんどが事実と異なる診断しか受けた事はありません。
そのころ共に健在だった「祖父」が守護霊だといわれた事もありましたし。
唯一信頼できた「霊能者」はその女性のみです。もっとも私は霊視よりも
彼女の「予知能力」の高さに舌をまいたのですが。しかし、その彼女も
最後の最後で大きな予知を外していました。私が「希望の大学には入れない」
といっていたのですね。昨日、日記を読み返して少し笑ってしまいました。
まあ、東大が第一希望だったら当たった事にしてもいいんでしょうが。
霊能者には実行部隊のような取り巻き連中が
必ずと言ってもいいほど存在するね。
情報収集やお布施集めが主な仕事のようだけど・・・
641256(36才独身):2001/07/04(水) 01:46
>>632

>偽霊能者でも確信犯型とデンパ型かいるし、
>デンパで変な発言ばかりしてても、
>霊能力は本物の人もいるだろう。

という意見は最もなのですが、
すくなくとも私自身は本物の「霊能力」に出会ったことはまだありません。
本物の霊能力者(霊の実在を確信させる人間)がひとりでもいれば
私はすでに肯定派の人間になっていたでしょう。
不完全ながらも「予知能力」の実在に触れ、その女性が霊能力者だったので
霊の存在について真剣に考えざろう得なくなっている立場の人間なのです。
逆に、私としては、否定派の私に実在を説く人たちに
「では何故あなたは霊の実在を信じるのか?」と尋ねたくなるのですが・・・
「私には見える」だけでは私(のような否定派)を説き伏せる決定的な証拠には
なりえないのです。また同じように否定派(の私)がいくら実例を示しても
肯定派の人はそれが全てではないと言う予余地があるのも事実なのですが。
642256(36才独身):2001/07/04(水) 02:17
そういったプロセスを経て、私は肯定派の人や「霊能力」のひとと
直接その話題を交わすことは無くなっていったような気がします。
「霊能力」の人が口にする事は子供の頃聞いたものと今も大差ありません。
もう少し自分に広い心があれば何か新しい考えに結びつくヒントなども
拾えるかもしれませんが、徒労としかいえない労力を費やすほど時間に
余裕がないのが現状なのです。
「霊能力の人」と顔を合わせていた7年前まで、
私は「自分が今一番会いたい霊に会わせてほしい」と口にしていましたが
どの霊能力者もその答え(私が誰に会いたいのか)を当ててはくれませんでした。
もしそれを当ててくれる霊能力者の人がいたら、私はそこから「霊能力」の実在の
証明に全力を費やしても良いと思ってます。(一応終わり)