死を覚悟した瞬間

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だんだん怪しくなってきたので、口直しにその連れの経験を。
消防の頃は北海道に住んでいた連れは、冬が大好きだった。
庭に積み上げられた&積もった雪に体当たりして、自分の体の形に
凹みを作るのが楽しくて止められなかった。
(トム&ジェリーの真似だったらしい)
ある日、2階の窓を開けると、そこは見渡す限りの銀世界。
連れは迷うことなく2階の窓からダイブ。
「ぼふっ」という音と共に雪が凹んだ。
しかし新雪だったらしく、そのままかなりの深さまでめり込んだらしい。
身動きが取れず、呼吸も苦しく、おまけに服(パジャマ同然のもの)に
冷水が染み込み「俺このまま死ぬのか」とガキながらに覚悟を決めたそうです。
そこに運良く連れの母上が連れの部屋へ。
窓が空いていたので外を見ると、人の形(大の字)の穴を発見、
「ま〜たあの悪ガキャくだらんことをしたな」と直感した母上は、
出勤直前の父上と共に連れを救出、夫婦揃って連れにビンタの嵐。
哀れ連れの顔はシモヤケだか何だか判らない程腫れ上がりましたとさ。