死を覚悟した瞬間

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続き

 しかし、大変だったのはその後。
 玄関は鍵が掛かったままだったんでドア&呼び鈴を連打して大声
で俺の名前を連呼する救急員。 かたや、必死で痛み堪えなが
ら玄関へ向かって這いずる俺。
 気は焦るけど痛くて表まで聞こえるような大声出せないし、
四畳半一つ隔てた先の玄関が異様に遠くに見えまして。
「ヤバイ、このままじゃいたずらだと思われて帰っちゃうかも」
 とか本気で焦って、床に転がってた目覚まし時計とか雑誌を
玄関に投げつけて、傷みを堪えながら必死で出ない声絞って、
取り敢えず人がいる事を相手に知らそうと必死でした。
 その後どうにか玄関まで辿り着いて、無事に救急車乗せられて
病院に運ばれたんですが・・・ 本当の地獄は運送中でした。
 車が加速したり減速したりカーブで曲がったりするたびに、
この世の物とは思えない激痛が腹部を襲って、
「もう、だめかも」 とか思った瞬間に意識が遠のきました。(逝

 次に意識を取り戻したのは病院の診察ベッドの上。
鎮痛剤(?)の座薬を入れられたショックで気が付きました。(笑
 急性腸炎とか言われましたが、結局いろいろ検査したんだけど
原因は分からずじまいで、検査だレントゲンだ何だで結構な医療費
を費請求されて、受付で気を失いそうになりました。(苦笑


 長文スマソ