死を覚悟した瞬間

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510あなたのうしろに名無しさんが・・・
一人暮らししてた頃、部屋で絵を描いてたのね。
その時、線画を描くときに”つけペン”ってやつ使うんです。
漫画家がよく使う、先のとがったヤツ。あれの先端を上に向けたまま
ペン立てに立てといて、シャーペンでラフ描いてたの。

で、横に置いてあった消しゴムを取ろうとして、
視線を紙から動かさないまま左手を伸ばしたら、
手首に痛みが。何事かと思って左手首をみたら、
立ててあったつけペンがそこにぶら下がってんの。

血が出るときって、ただ吹き出るんじゃなくて、自分の鼓動というか
脈に会わせてドクッ、ドクッって感じで出てくる事を知った瞬間。
咄嗟にタオルを手に巻いて、ヘッドホンのコードで二の腕をしばって
出血を押さえてました。恥ずかしくて救急車を呼べなかった。