山梨ってどこよ?の怖い話

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それから少しの間、同様の疑問を持っていた友人と私の、腹の探り合いの様な会話が続きました。
友人:「い・・・今のバスさ〜変じゃなかった?」
私 :「うん、そうだね・・俺最初トラックかと思っていたよ」
友人:「あ・・そうそうおれも、なんか音が変だったしさ〜・・・」
といってその先を言いづらそうにしている友人に私は、
「ねぇ、今フロントウィンドウから中見えた?」と聞いてみました。
そのとき友人の表情がはっきりと変わったのを今でも覚えております。
友人:「見えなかった・・」
わたし:「変だったよね」
友人:「うん・・・」
お互いが、感じていた奇矯な出来事を言葉で確認した私たちは堰を切ったように
先のスレで書き込んだ、お互いが持っていた疑問点を一時間ほどその場所でぶつけ合いました
「変な色の電気だったよな?室内灯が真っ青だったでしょ!それに柱のところの電気が真っ赤でさぁー
赤いランプを長く見ていると基地外になるって いわない?」
「こんな夜中に子供まで起きていたね、座り方も飛び飛びでまばらだったし・・・
大型バスにしちゃ〜乗員少ないよねあれじゃマイクロで充分ジャン」
「おかしいよね!だってこの先は、千代田湖しかないし、わざわざ山ん中迂回して和田峠くだらないでしょ〜」
「いや〜参ったよ、赤いライトに照らされた真っ赤な顔でみんな俺のほう恨めしそうに見てんだもん・・」
「うん?みんな俺と目が合ったよ・・・」
「あ〜?! 俺のほう見てたって、ぜったい!“」
等と、会話を交わすうちにお互いが同じものを見て同じ感覚を味わったことを確認し
今見たものが見間違いや、気のせいではなく“実際に目の前を通過していった奇妙な物体”と、把握できました。