山梨ってどこよ？の怖い話

これは甲府の伊勢限定なんですが。
伊勢小に通っていた人ならば有名な話です。
当時(昭和６０年頃)、付近にドキュンな方が住んでまして。
年は５０〜６０才の女性で『パリオ』と呼ばれてました。
いつも道路に立っていて通りかかる人に怒鳴りつけていたので、
僕たち小学生にとっては、非常に恐ろしい存在でした。
パリオは猫を捕まえて食べているというウワサがあったので、
僕らは見かけると「ヤベー！パリオだ！」と言って逃げていたのです。
ある日のこと、僕は用事があって朝早く登校することになりました。
いつもなら登校班で通うのですが、その日は一人だったので、
通学路ではなく、いつもと違う道を通っていたのです。
すると、ある路地に差し掛かったとき、誰かが曲がってきたのです。
それは、なんとパリオでした！しかもリヤカーを引きながら、
訳の分からない奇声を発して、こっちへ走ってきたのです。
「ヤベー！パリオだ！」と思って、もう夢中で逃げました。
本当にヤバイと思いましたもん。
今では、そのパリオも見なくなりました。
精神病院へ入ったという話も聞きましたが、どうなんでしょうか？
懐かしい思い出です。