【オカルト否定派の集うスレッド<2>】

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アダムスキーについていくつか「トンデモ超常現象99の謎」から引用してみました。

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問題の一九五二年一一月二〇日、アダムスキーに同行したアル・ベイリーは、円盤など
見なかったと証言している。アダムスキーは一人で峡谷に入っていったのだが、ベイリ
ーら六人の待っていた場所からは、アダムスキーが主張するようなものは何も見えなか
ったという。
 ジェロルド・E・ベイカーも、自分が撮ったことになっている円盤写真を撮影したこ
とを、はっきりと否定した。実際にその写真を撮ったのはアダムスキー本人だったのだ。
一九五三年九月、その写真を掲載した本『空飛ぶ円盤は着陸した』が発行された直後に、
アダムスキーはベイカーに対し、「あの写真を君が撮ったことにしてくれれば金儲けが
出来るぞ」という趣旨の手紙を送っている。
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 アダムスキーの証言には初歩的な科学的間違いも数多い。たとえば、彼は硬度八万キ
ロに浮かぶ宇宙人の母船から地球を見下ろした際、「地球が地平線上を昇る太陽ぐらい」
の大きさで、月のような白い光を放っていたと書いている。だが、八万キロの距離から
見た地球は太陽の一八倍くらいの大きさにみえるはずだし、白く光っていたというのも
変だ。
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 またアダムスキーは、宇宙空間に流星が飛び回っているのを見た、とも言っている。
当時の低俗なSFコミックの世界では、宇宙に飛び出したロケットは、流星の群れにぶ
つかるのが定番だった。アマチュア天文家ではあるが、天文学にうとかったアダムスキ
ーは、宇宙にいけばかならず流星が見られると思っていたようだ。