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672あなたのうしろに名無しさんが・・・
1990年7月のほかならぬ13日の金曜日、イギリスのウィルトシャー州
ピューゼー渓谷のオールト・バーンズで、これまでで最も注目を集めたと思われる
ミステリー・サークルが出現した。この日は、世界中から物理学者と気象学者が
参加してオックスフォードで学術会議が開かれた日でもある。その席上で、
ミステリーサークルは新種ではあるが理にかなった気象現象であると結論づけた
直後だった。世界中から注目をあびた理由は他にある。その図柄が、円と六重の
環と直線、それと先端が枝分かれしたアームが組み合わさってできた、それまでの
ものとは比べものにならないほど複雑な、いわゆる初のスーパー・ミステリー・
サークルの出現事件だったからだ。

ミステリー・サークルの中には、上記の例のようにあきらかに高度な知性体が
関わっているとしか考えられないものがある。では、やはりミステリーサークル
はイタズラの産物に過ぎないのだろうか? 1991年9月9日付の『トゥデイ』
紙に、「世界をだました男たち」という記事が、一面トップで掲載された。
紙によると、全てのミステリーサークルは二人のイギリス人画家、ダグ・バウアー
とデヴィッド・コーリーが一夜にして作り出したという。事実、紙は二人に偽の
サークルを作らせて、何も知らない専門家に調査を依頼したところ、あれらの
サークルは「間違いなく本物」で、「近年のサークルの中でも、きわめて不思議な
事例だ」という答えが返ってきたという。
673あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/11(金) 04:14
しかし、イギリス全土で何千と現れたミステリーサークルが全て彼らの手によるのか、
といえば疑問である。科学者たちの間でも、「二人のイタズラ説は全ての例に当て
はめることはできない」との意見が大勢を占めている。というのも、本物のミステリー
サークルと偽物のミステリーサークルの間には明らかな違いがあるのだ。まず、
偽物は茎が下部で折れてしまっている。あからさまに、人間の踏み荒らし跡が残って
いる場合もある。一方で、本物は小麦の茎が折れずに曲がっている。それゆえ、
小麦は倒れたままでも成長しつづけ、収穫することだってできる。

それだけではない、最近の研究では小麦の細胞レベルで著しい変化が起きている事が
確かめられている。本物のミステリーサークルでは麦の内部組織が変化し、節が肥大
していたり曲がったりしているのだ。科学者たちの間では、瞬間的なマイクロウェーブ
の熱エネルギーが、麦の茎に照射されて曲がったのだろうと推測されている。麦の節
には水分が溜まっているため、それが熱によって沸騰し、細胞レベルで膨張したり、
破裂したりするというのだ。

また、イギリス在住の研究家、ケレン・ダグラスが実証した「レーベングッド効果」も、
サークルの真偽を確かめるためのリトマス試験紙として評価されている。本物の
ミステリーサークルの場合、サークル内の麦を顕微鏡で観察すると、麦の節の細胞壁
が膨張し、細胞内は小さな穿孔で穴だらけになっているのが分かるのだ。そして、
似たような現象は電子レンジで引き起こせることが判明している。ミステリーサークル
研究者たちの長年の調査により、近年ある一つのことが実証されつつあるのだ。
すなわち、本物のミステリーサークルには、明かに高エネルギーの電磁波が放出された
痕跡が残っているということだ。