「新耳袋」と「超怖い話」の内容について語るスレ

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153あなたのうしろに名無しさんが・・・
『新耳袋』は基本的に「語り」口調を重視してるみたいだから
『超こわ』みたいにすっきりしたルポルタージュと比べると
多少ディテールの細かさとかが犠牲になってるかな、と思う。
つまり『新耳袋』は(語弊のある言い方になるけど)伝聞形式で
「これは誰々が体験した話で〜」と間接的に語ってるところが
あるから、そうした「語り」が体質的に合わないと辛いかも。

私は平山夢明氏の『怖い本』1巻(ハルキ文庫)に入ってる
「五右衛門屋敷」が一番怖かった。木の根の人形とか標本とか、
話が進行するに従って次々狂った世界が展開されるのが。
ラストのお化け屋敷のくだりは読んでて鳥肌立った。
心霊ものとはまた違う、別世界系というか。