死ぬ程洒落にならない話集めてみない?PART4!

このエントリーをはてなブックマークに追加
505スタジオ 3
その後Aが守衛に聞いたところ、スタジオの出入りの人数は(盗難防止の為)厳しくチェック
されており、確かにその日はBスタの3人と守衛が2人しか構内に残っておらず、
その時間2階のトイレに入っていた者は皆無との事でした。念の為全スタジオ内を捜索
しましたが、やはり他に誰も残ってはいませんでした。

「……以前からここはよくでるらしいんです。なんてったってこれですから」

トイレに戻った時に守衛のひとりがそう言って、洗面台の脇にある窓を空けました。
スタジオの裏手にある小山が眼前にせまりまばらに竹が生えていて急斜面が
上に続いていました。見上げると上の方に無数の石碑のような…
…ぞっとしました。

「ほらこっち墓場でしょ?降りて来てここに溜まるらしいんですよ。」

…俺の体験なんですけどね。あれ以来霊の存在を信じざるを得なくなっちゃいました。
ちょこっとだけ設定は変えてありますが実話です…。長々とすみません。