超能力者清田益章は今何を

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280214
 >奇術師と超心理学者は、必ず対立すると考える方が少なくないようですが、
 >それは事実に反しています。現実に、奇術師でもある超心理学者がいるから
 >であり、超常現象の実在を認める奇術師も少なからず存在するからです。

 >そのうちのひとりである、FRNM超心理学研究所(現在のライン研究所)
 >に所属していた研究者ウィリアム・コックスも、現実にユリ・ゲラーを対象に
 >した実験を行ない、肯定的な結果を出しています。

 >また、超心理学の実験には、超心理学者を監督する立場の奇術師を立ち会わせる
 >必要があると主張する人たちがいますが、それに対して、コックスは、次のように
 >明快な反論をしています。

>奇術師は、不正を行なう好機を指摘してはくれるが、それと同時に実験の心理的
 >条件を混乱させることになるかもしれないのである。……きちんとした研究を
 >行なう場合、奇術師は予防措置として不可欠の存在ではない。……新しい主張に
 >接する時、最初は本人の自由にさせる方が得策である。しかるのちに、実験を
 >繰り返す中で予防措置を強化して行くのである。そうすれば、いかなる不正行為
 >も明らかになりやすい。サイ〔超常現象〕研究では、法的な手続きと異なり、
 >無実が明らかになるまでは被験者を有罪と考えなければならないし、証拠は、
 >公平な立場から探し求めなければならない。……ランディも同委員会〔CSI
 >COP〕も、私見によればこれまで、この方面の研究に対しては全く無益の存在
 >であった。やはり、実演者自身が設定した条件のもとで同じような現象を起こし
 >てもほとんど意味がないのである。
 http://www.ask.ne.jp/~kasahara/trickery.htm