◆◇心霊ちょっといい話◇◆

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1273です。
スレ違いかもしれないけど、みんなのじいちゃんばあちゃんの話よんでで
書きたくなったので、許してください。

私の同居していたばあちゃんは、体は丈夫だけど、呆けていたので、
家族もふりまわされ手ばかりの毎日に疲れてしまい、
かわいそうだとは思ったし、母親も世間体が悪いと気にしながらも、
おもいきって、ケア施設にしばらく預けていました。そして三週間に1回は
自宅に帰ってくるという生活でした。
しかしめっきり体も弱り、寝たきりになったので、家で面倒をみようと決め、
施設に預けることをやめて、自宅につれて帰りました。
ばあちゃんはずっと寝たきりでしたが、ある日から熱がつづき、
眠ってばかりの日がつづいていました。
でも何日か熱もおさまり家族で「もしかしてもうダメなんじゃないだろうか」
と話していたんです。うちの地方では、病気で亡くなる人が、亡くなる数日
前には妙に調子がよくなったと思ったら、その後亡くなることを、
「中晴れ」というのですが、もしかしてこれがそうかもしれないって
話していたんです。

とある朝方、私は夢をみていました。
5.6歳頃の私と、まだ若いばあちゃんが、なぜか玄関あたりでいっしょに
ふとんに寝てるんです。
すると玄関から見知らぬお年よりが、何人も入ってくるのです。
幼い私は、ばあちゃんに、「あの人たち誰?なんで来たの?」って聞きました。
そしたら、「ばあちゃんを迎えにきたんだ」ってばあちゃんがいうのです。
幼い私は「ふぅん」っていいました。

そのとき夢から醒めました。というか、弟に起こされたというほうが
正しいかもしれない。「ねえちゃん、おきろ。ばあちゃんの様子が
変だから!」って言われながら。

あわてて起きてばあちゃんの部屋にいきました。
ばあちゃんは大きく息をして直後息をひきとりました。
家族全員に見守られながら。

夢でみた人達は、ばあちゃんを迎えにきていた人達に
ちがいないって思いました。
あんな不思議な経験は初めてです。

1さん。最初はこのスレも終了されそうになってたけど、
みんながいい話を書きこんでくれて100突破して、
優良スレになりましたね。よかったね。