未解決事件の真相

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149土瓶蒸し
従って、真犯人は731部隊経験者の可能性が非常に高い。
犯行後、犯人は盗んだ小切手を換金しているが、来たのは犯行日翌日の午後である。
捜査の手が及ぶかもしれない危険性がある中、一刻も早く換金したいと思うはず
である。それが午後というのは、犯人が図太い神経の持ち主であるか、なんらかの
理由があって、午後でないと自由に行動できなかったのかのいずれかである。
なんらかの理由とは、勤務中などそういうことが挙げられよう。画家であった
平沢氏が犯人なら自由に行動できたはずであるから、午前中に換金に来れるはず
である。私はそういう人間心理に注目したい。これから毒を飲ませて殺そうと
する人間であるので、異常な人間であることは言うまでもないが、淡々として
おり、尚且つ手馴れた手つきでしかも落ち着いた感じであったとの生存者の証言
から、この犯人は以前にもそういう経験をしたことがあるのではないか?
これで思い出すのは小平事件である。連続強姦殺人犯の彼は戦時中、出兵していて
中国で婦人を強姦して殺していたという。それがたまらなかったらしく、日本でも
それをやらかして逮捕されたのだ。3億円事件もそうだが、そういった発想を
して事件を起こしてやろうという連中はそういるものでないと考える。
もし、731部隊で行っていた人体実験に強烈な快感を覚えたとしても不思議では
ない。小平にしても、奥さんに対しては結婚するまで手しか握ったことがなかった
という話であるし、なにか人間の持つ残酷な本能が戦争という経験によって
呼び起こされたのではなかろうか。