未解決事件の真相

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147土瓶蒸し
帝銀事件について語りたい。
平沢死刑囚は冤罪の可能性が非常に高いと思われる。
彼が死刑にならなかったのは、歴代の法務大臣が承認しなかったためである。
帝銀事件は旧刑事訴訟法によって裁かれたため、自白も重要な証拠になったわけ
である。彼はコルサック病にかかっており、平気で嘘をついたり、現実と
非現実の区別がつかないときがあったらしく、自白は強制させられたと考える
べきである。彼にとって不幸だったのは、日本堂詐欺事件が発覚してからである。
彼は日本堂という画廊において小切手の詐欺事件を犯していた過去があり、
それが世間に広まったことから、世論の風当たりが強制連行・非人道的とする
擁護論から本ボシ論への変化を見せたわけである。
つまり、詐欺をやらかしたのだから、帝銀事件もやったに違いないという論調
である。他の客観的事実を見るに彼は冤罪の犠牲者であった可能性は非常に
高い。まず、彼は画家であり、薬物の知識がない。犯行に使われたのは、青酸化合
物であるが、これは旧日本軍731部隊が開発、使用していたものと同じである。
事件後、彼は出所不明の大金を手にしているが、最近分かったことだがその時期
(事件発生時前後)春画を書いていたことが判明した。つまり、その金は春画を
売ったことによる可能性が出てきたわけだ。彼が終生その金の出所を語らなかった
のもこれで、合点がいく。