新耳袋第５夜

＞７６

八甲田山かいつまんで
場所はあの映画でも有名な青森。陰惨な事件も起きている。

青森の大学に通うＹさんが、そんな知識もなく友人と四人で
八甲田山にドライブに行った。
途中で車がエンスト。
あたりに軍靴の音が響いたかと思うと
黒づくめの男たちに囲まれそして必死で逃げ帰る。
下宿で全員夜を明かしていたら・・・
ザッザッザツ・・・
そして男たちが入ってきた。
「わしはこの男の右腕がほしい」
「わしは足がほしい」
「わしは左手」
四人は気絶した。
次の日、部屋には軍靴の足跡がいっぱい。
しかし近所には何の音もしなかった。
全員、一週間熱にうなされ、Ｙさんはその後大学を辞め
実家の千葉に帰ったという。

要約ですが本ではこんな感じ。詳しくは「第四夜」参照

イベントで聞いた後日談では四人とも亡くなったそうだ。
かなり「たたり」が強く、本に載せるのに事故多発。
いわく因縁が語られている。