夢だか現実だか思い返して区別がつかない

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52あなたのうしろに名無しさんが・・・
小学生のとき、下校途中の話。
するとその直後、これまでに経験したことのない鋭い痛みが右足に走った。
あまりの痛みに声も出なく、その場にうずくまっていたが、痛みが親指のあたりに
集中したので、急いで靴と靴下を脱いでみた。
しかしおかしなことに、痛みの原因になるような外傷はまったくない。
しばらく痛みに耐えていたところ、その異変は起きた。
親指の爪のすぐ下の皮を破り、針金のような細い物体がズルリとでてきて
ぽとりと地面におちた。
恐怖のあまり声も出なく、あわてて家に逃げ帰った。
しばらく傷跡も残っていたし、本当のことだと思うが、奇妙なことに
その針金のようなものはその後、見に行ったが、どこにも落ちていなかった。