兵庫「ツチノコ」はヤマカガシだった
兵庫県美方町で6月に捕獲され、今月22日に死亡した
「ツチノコらしき動物」の鑑定結果が25日、発表され
「日本ヤマカガシ」と断定された。
日本蛇族学術研究所所長の鳥羽通久氏ら3人の専門家の
所見をもとに、同町ツチノコ判定委員会が総合的に判断した。
専門家らによると「ツーちゃん」と親しまれた問題の
動物の「細胞」「上あごの毒性の牙(きば)」「うろこの配列数」
などが、日本ヤマカガシの特徴と一致している。
「ツーちゃん」が7月に産んだ約20個の卵のうちの2個がふ化。
日本ヤマカガシの特徴である黄色の斑点(はんてん)を
持っていたことも決定打になった。
日本ヤマカガシは本州、四国、九州の水田や河川周辺に普通に
生息するヘビ。同町でも数多く見られ、血液の凝固作用を失わせる
毒を持ち、かまれて死亡した例もあるという。
http://www.nikkansports.com/news/society/p-so-tp0-010826-08.html