金鳥の夏、見せ物小屋の夏・・・・

このエントリーをはてなブックマークに追加
1あなたのうしろに名無しさんが・・・侍
子供の頃、夜店の並ぶ祭りの中、一際、哀愁と侘びしさ、
そして何故かノスタルジーを喚起させてくれた見せ物小屋。

私が二十歳の時に見た最後の見せ物小屋は今も切なく胸の奥深くに
記憶の澱みとして残っております。。。。

ケツにひょっとこの面をつけて踊った本当はペンギン婆さんのハズだが
看板の誤植で涙を誘った「ぺんぎバァさん」

いつまでたっても出てこない「忍者犬VS学者犬」

ヘビを生で食べるだけの「蛇女」・・・・

見終わった後、思いっきりブルーになったあなたの
「見せ物小屋」体験、お聞かせ下さい。。。。
蛇女・・・
当時幼稚園児だったか小学生だったかの僕は
講釈だけ聞いて怖かった想い出が・・・
あれは蛇を生で食べるんですか
もう見世物小屋なんて無いだろうな・・・
3あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/01(水) 23:49
中は観客席みたいになってるんでしょうか?
4あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/01(水) 23:53
大イタチ

この言葉に魅せられて入ったが、
大きな板に血が付いているだけだった
5あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/01(水) 23:54
その血すら本物かどうか疑わしい
61:2001/08/01(水) 23:55
私の実家がある某市の祭りは日本一の夜店が出ること(だけ)で有名です。
そこで見た見せ物小屋は小汚い寄席みたいな感じでした。
口上師がおどろおどろしい口調で客寄せして、少しでも興味があり!
と、みるや強引に小屋の中へ連れていく・・・・
正に正調「日本の見せ物小屋」でした。
サーカス小屋にも似た空気があります。
72:2001/08/02(木) 00:03
たしか口上師は入り口横の高台のうえで口上を述べてたな・・・
看板とかに書いてある絵とかが怖かった・・・
>>1さん
今でもやっているんですか?
81:2001/08/02(木) 00:12
>>7
その祭に今でも見せ物小屋があるのかどうかは定かではないです。
(最近、祭自体あんまり行きませんので・・・)

でも私が子供の頃はある程度の規模の祭屋台には必ず
あったものなんですけどねぇ。。。

レスもあんまりつかない、ということはやっぱり
最近は「見せ物小屋」自体が無くてある程度の年齢の人でないと
見た経験がないんでしょうか?

これも「人権への配慮」ってヤツなんでしょうか。。。
9あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 00:18
27歳だけど、知らないな〜。
あったのに知らなかっただけか?

てっきり、両腕・両足がない女とか見るもんだと思った。
海外みたいに・・・
観たんですかー
ウチの方では見世物小屋が立つ大きな神社がありますが、
さすがに正月からチョット入る気にはなりません。
入り口の口上も
「最近はこういう事でお金儲けすると、色んな団体とかからうるさく
 言われたりするんですよー」
とかいって…悲しいやら痛いやら。
ちなみにその時の出し物は『蛸女』でしたが…
中で観るとどんなことになってたのでしょう?知ってるかたいませんか?
111:2001/08/02(木) 00:38
>>10
間違いなく、体の柔らかいおばちゃんが出てくるハズです(藁
「蛸おんな」

「蛸おとこ」だったら元大阪府恥事・横、、、(以下略)
12あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 00:40
フリークスが見たい
>>11
チョットワロタ
142:2001/08/02(木) 00:46
すんません
二十歳だけど知ってます・・・
同年齢の奴はみな知らんけど(笑
152:2001/08/02(木) 00:50
落語のオチみたいですよね
一度は生で見てみたいもんだ・・・
まだやってんのかな
靖○神社(ワラ
靖〇神社ってわりに節操ないのね…でも気がかり。
いつかチャレンジしてみたいが…夢に出そうでコハイ
10歳くらいの頃、親戚のオッサンに連れられて入った。
「カニ女」だった。両足とも親指以外が引っ付いていて【足袋】みたいな
足の女の人が、その足で桶を組み立てるだけだった。
当時、面白くも何ともなくて記憶にも残らなかったが、
ハタチを過ぎた頃突然思い出した。何故か胸が痛かった。

当年30。
18あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 01:12
エレファントマンの画像を見たことがあるけど、あれ本物だったのかな?
19あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 01:20
小学生くらいの頃、自分ちの父親が興味津々で
高台に乗っていたおやじの講釈を延々と聞いていた。
「今日は牛女だよ〜牛女〜何の因果か生まれ出でた恐怖の牛女〜」
って言うダミ声がすごく怖くって、父親の横でカチカチになってた。
そのすぐ横に小さいカーテンがあってほんのちょっと中が見えてた
やっぱり怖かった

高校生の時、友人とお祭りにいって初めて思い切って入ってみた
1さんが見たのと同じひょっとこのばあちゃんと蛇女、その他だった・・
本当に切なかった
身体障害者さんの集まりだったとは。。
20あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 01:23
小屋ではないが、昔テレビで指が6本ある人達が住む村を観た。
211:2001/08/02(木) 01:31
じわじわと皆様の記憶の淵から蘇る、あの遠き日に目にした
怪しげなる「小屋」の思ひで・・・

誰もツッ込んでくれなかったので、「ぺんぎバァさん」の補足を・・・
ぺんぎバァさん(正式名称ペンギンばぁさん)は四肢変形の上、
小人症との合併が見られた当時既に60を越えた老婆でした。

受験の息抜きに祭へ出かけた私と仲間(男女各一名)は
看板から想像した「ぺんぎん・・」とはあまりにもかけ離れた姿の
老婆を目にし、出し物が始まる以前に(入るんじゃなかった・・)と
心の中で思ったものです。

さて、ぺんぎバァさんの出し物とは、変形して逆関節になったヒザで
ひょこひょこと歩いてきたと思ったら、くるりと器用に逆立ちをし
おしりの部分にひょっとこの面を付け、踊る・・・、というただそれだけものでした。

お囃子のBGMに合わせて、淡々と無表情に踊るぺんぎバァさん・・。
そして黙って見つめる客達。。

間違ってもそこにはネット上で氾濫するフリークスの写真を
へらへら笑いながら見るような空気はありませんでした。
何とも言えないやるせなさと割りきれなさが胸を満たしていたのです。

そして、全ての出し物が終り、小屋を出た三人の足取りのなんと重かったことか・・・
息抜きのつもりが、息が詰まりそうな程、へこみまくっていました。
しばらく三人の中で「ぺんぎバァさん」の名前が禁忌となったのは
言うまでもありません。


追い打ちをかけたと言えば、「忍者犬VS学者犬」が見れなかったことも
痛かったです。
「忍者犬」が一体何をする犬なのか?は、あれから10年以上たった今でも
 私の中では大いなる謎のまま、なのです。。。。
22あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 01:34
何年か前にテレビで見せ物小屋をしている一家の密着を見た
今は客が少ないとか何とかで生活は苦しそうでした
23あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 01:36
プロレス小屋をやってる家族なら知ってる。
241:2001/08/02(木) 01:39
ちょっと長くなってすみませんでした。

>>19
全国を巡業しているので恐らく同じものを見たんですね。。。。
同じ体験の共有者がいたことは何故か妙な安心感を生みます。

さて、私の「見せ物小屋」話はもう少しありますので、
あとしばらくお付き合いください。

他にも皆々様からの情報、記憶の断片に残る風景など、
聞かせていただければ幸いです。
25めがまうす:2001/08/02(木) 01:45
一昨年の平塚七夕祭りに見せ物小屋あったな
入れば良かった
26あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 01:47
えっ!まだブルーな記憶があるのっ?
期待あげ
2730歳男性:2001/08/02(木) 01:47
福岡市東区で9月からある放生会(ほうじょうや)と呼ばれる
祭りには今でも見世物小屋がでてますね。
私も大昔に一度入ったっきりです(w
281:2001/08/02(木) 01:58
>>27
どんな出し物でしたか?
大昔ということは記憶もおぼろげでしょうか?
よかったら聞かせてください。

でも今でも各地でやってることはやってるんですね。
29あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 02:06
見世物小屋1度も入ったことがない
このスレ面白い
30あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 02:13
俺は昔田舎の神社で見たなあ。だけど、
多分東京、新宿、花園神社ではまだ出ると思うぞ。
時期は夏祭りなのかな?毎年見てるってやついるから。
そいつに言わせると、つまらんし、へこむけれど、
いつものおばちゃん元気かなあって、確認しにいくそうだ。
去年か一昨年は、へび食うおばちゃんが病気で出てなかったそう。

ちなみに見世物小屋の写真集「オール見世物」に口上が乗ってる。
「・・・見世物は、なくなります・・・きたきたきたきたーーっ!」
口上自ら、自分達の立場、世間の風評を理解しているよう。
でも、彼らにはれっきとした「芸能集団」という誇りがある。
見世物がなくなること=いち文化の消滅、だと考えている。
31あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 02:14
>>30
(・∀・)イイ! こというねえ。激しく同意
32あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 02:23
オレの死んだ親父はよくサーカスや見世物の話をしてくれたな。
で、最近の若いひとたちの犯罪とか精神病とかについて、
子供のころにトラウマがあってどうのこうの、っていうけれど、
こういうちゃんとした「闇」や「毒」っていうものに触れることが、
そもそも人間としては必要なんじゃないかって言ってた。
「芸能集団」か。彼らは、それを進んで引き受けたわけだね。
トラウマにして、心が痛くなって、逆に、感謝すべきなのかもしれない。
豊かな感受性とか、落ち着いた心とかの中に、闇がひそんでないならば、
それは、偽りの心だと思う。
無責任な意見だけど、ほんとうに、なくなってしまうのは、悲しいよ。
33あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 02:27
何でもかんでも「人権団体」がつぶしてしまう時代だからねえ・・・
運動会で手をつないでゴールする時代ですよ?(苦笑
34あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 02:36
なにげにいいスレあげ
35名無しのエリー:2001/08/02(木) 02:38
TVから変な声が聞こえてきてこわいんです!!
でも、誰もそんな声しないっていうし・・・
スレ違いだな?それ砂嵐だろ?
371:2001/08/02(木) 02:43
欧米の移動サーカス+フリークスショーも、行き場を失った人の
漂着の果てといったイメージや「境界線」上の世界みたいな
イメージがありますが、日本のそれは江戸の昔から果てしなく続く
人間の怨念や情念みたいなものが染みついてるようでたまらない要素でもあります。。
今となっては30の方が書いてくれた、いち「芸能」としての解釈も
出来るようそれなりに見識を深め、対処する術を身に付けているのですが、
子供の頃は目に入ったイメージでしか判断出来ないので、やはり
怖さやおどろおどろしさのみが先行してしまいがちですね。
親や世間は「禁忌」としての捉え方を子供に見せてしまう場合が多いし。
見せ物小屋を体験した子供が自分の中でどうそれを処理していくのかは
個人差があると思いますが、「異なり」で「同位」である人間を
考える小さなキッカケくらいにはなるとは思うのです。
ただ、果たして当の「彼ら」がそこまでを望んでいるかは分かりませんが・・・
38あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 02:45
>>30
その通りだ。
私の聞いた口上のおじさんも同じような言葉をおっしゃってた。
そのおじさんはこうも言ってた
「自分(出ている人)が自分で選んだ仕事だから悪い事をしているわけではないんですよ」
なんかもう10年も前の事ですが、おじさんの言葉焼き付いてるなぁ〜
>>33
某共産国家出身の御家族が、「あれは、変ですね。間違ってます」
と言って、首を傾げていました…
391:2001/08/02(木) 03:01
さて、「見せ物小屋」の是非論になると泥沼にはまりそうなので、
スレに立ち返ってお話を・・・

これも少し長くなるので御容赦を・・・
私が5歳の時、初めて連れていってもらった白○祭で見た
見せ物小屋は冗談でなくトラウマになっています。
(まぁ、最近ではトラウマという言葉も軽くなってはいますが)

売り物はなんと古典的な!「ろくろ首女」でした。
もう、怖さと好奇心で心臓が破裂しそうだった私は家族に連れられ
口上師が壇上で客引きをしている向こうにある、
怪しげで、しかも、見てはいけない、けど見たい、という心理の狭間を遮る、
舞台の幕の奥を凝視していました。
(もしかしたら幕の影から“ろくろ首”を見れるんじゃないか・・・?)

そんな姿を見た祖父が「見てみるか?」と私の手を引き入り口へ
向かいはじめた時・・・・
                        (続きます)
40あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 03:08
アッ!オカ板らしくなってきた!
41あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 03:16
みんなーあつまれー
いい感じですよー
42あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 03:30
続きは明日?
43あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 03:37
うそっ!マジ?
441:2001/08/02(木) 03:57
(続き1)
開演時間が迫り、客引きのボルテージも最高潮に達したとき
やぐらに備え付けてあったスピーカーから流れてきた大音量の歌。

それは当時これまた絶好調だった時の山本リンダの「奇跡の歌」
この歌がもう、なんというか異様な歌で、イントロで恨めしく囁いた
と思ったらいきなりメロディは転調しまくりあとはジェットコースターの
ごとくアップダウンを繰り返し、意味不明の歌詞をリンダが
絶叫しまくる・・・・といった感じのもの。
451:2001/08/02(木) 03:58
(続き2)
※うろ覚えながら歌詞を抜粋
イントロ部
『信じるぅ〜〜〜、信じなぁ〜〜〜〜い、
 信じるぅ〜〜、信じないぁ〜〜〜〜い
 どっちなのぉ〜〜〜〜?(どっちなの?)
 ほらほら、奇跡が起きぃ〜〜〜〜〜〜るぅ〜〜〜〜〜』
※ここで転調
『ダメよダメダメ、ダメよそんなことぉ〜〜〜〜っ!!
(どんな人にも一度だけぇ〜〜〜〜)
 うそようそうそ、うそよそんなことぉ〜〜〜〜っ
(すごい奇跡が起こるものぉ〜〜〜)
 奇跡なんかはどこにもありやしないぃいいい〜〜〜っ・・・・』
461:2001/08/02(木) 04:00
(続き3)
極限まで緊張していた幼い心。目に飛び込んでくるおどろおどろしい看板、
耳から大音量で入ってくる気のふれた様な女の歌・・・・
三位一体の攻撃を受け、とてもじゃないけど、このまま小屋に入ったら
死んでしまいかねない、と子供心に思ったのです。

そう、私は入り口でギブアップしてしまいました。
結局熱望したろくろ首は見れずじまいだったのです。
私を伯母に預け、祖父達はさっさと小屋に入っていきました。
その後聞いた話では、ろくろ首は完全な作り物だったらしいのですが、
私にとってはそんなことは既にどーでもよく、
「奇跡の歌」だけが今でも見せ物小屋のまがまがしさと共に
脳裏にこびりついて離れないのです。。。。。

すみません、こんなオチになってしまって・・・(涙)
47あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 04:07
>>46
逝ってよし!
48あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 04:08
なるほどなー。いろんな意味で面白い(笑
49あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 04:11
>>47
抜群のテンポでした。
笑ったまま逝きます。
501:2001/08/02(木) 04:11
いや、本当に申し訳ない。
受け狙いでも何でもなくこれが正真正銘の結末だったもので。

キチンとした話もあるのでそちらは明後日・・・

引き続き皆様からのお話も募集しております。

ではご機嫌よう・・・(沈没)
5130:2001/08/02(木) 11:19
じゃあ、さらりとろくろ首のホントを教えよう。
ろくろ首はけっこうなべっぴんさん(っていうか温泉芸者さんみたいな厚化粧のひと)が、
黒幕の切れ目から顔を出し、高さが変わる台で首だけ上にあがっていく仕掛けね。
子供ながらに、「なにこれ」って思ってたし、べっぴんさんも、
ぼくらと目を合わせないようにしてた。
ちなみに>>46さん、東北?(w 山本リンダはまったく覚えにないんだけど・・・。
ヘビ女はナマヘビを食べるんじゃないよ。
生きた蛇を鼻の穴に入れて口から出し入れしてゴシゴシと
しごくんです。
その後は火のついた大量のローソクを口で消したり
神棚に供える榊のような葉っぱを食べたりした。

カッパの見世物もあった。結構、笑えるしろもので俺にとって
見世物小屋はノスタルジーはあるが、皆が言うように
そんなにブルーなものではなかった。
53あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 12:59
GWに大阪で見ました。前にあった見世物小屋スレ、なくなっちゃったかな。
生活のために自分から見世物小屋に入って芸を貫きとおした女性の感動的な
話が紹介されていましたよ。過去ログ見つけたら教えてください。自分も探します。
54あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 13:46
人権うんぬん言う連中がいるけど、
見せ物になってる人はイヤイヤやってたんだろうか?
収入得るためにやっていたとしたら、
はたしてどっちが人権を奪っているのだろう。
障害者プロレスってのもあるよな。
自分達を見世物にしてるようなもんだが
彼らはそこに自分達の生きる道をみてるんだろう。
56あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 18:10
私は小さい時に犬女を見ましたよ。
小さかったので、女の人が4つ這いで歩いてるだけにしか見え無かったけど
今、考えたら肘、膝から先が無かった人なのかも

小学校の時には見せ物小屋の前で鶏(多分死んでる)の首を噛み切ってる
おばさんとかいたよ。
気さくなおばさんで、友だちと私に色々と話しかけてくれた。
サーカスとか見せ物小屋の人たちって、子供の頃にさらわれた人たちだと
ばかり思ってたから、本当なの?って聞いたら笑って否定されました。

だって、遅くまで遊んでたら「人さらい」が来て、サーカスに売られてしまうって、ずーっと言われてたんだもん。
5719:2001/08/02(木) 18:36
ええと、自分が見た内容での「その他」のトコなんだけど
なにやら火を吹くオヤジだったかおばさん、着物らしい物を着た犬と
両腕が無いおばさんの演目でした。
おやじ→普通の火吹き(?
犬→カード当て、おもちゃのピアノをバンバン叩く(弾いてる?
おばさん→仰向け状態で鼓みたいな物を両足でぐるぐる回す
こんな感じだったと思います。
>>1
学者犬ってこのカードを当てる犬ではないでしょうか?
たぶん1さんと同じ興行を見ていると思います(地域は違えど
忍者犬というのは良くわかりません。
58あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 18:45
電撃ネットワークと通ずるものを
感じた・・・・・・・・・・
59:2001/08/02(木) 19:06
俺、今29歳。
岡山、四国方面だけど、一度も見たことない。
見世物小屋じたいをね。
60あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 20:26
今日も1は素敵なオチを、持ってきてくれるのか?
気体上げ
61カツオのたたき:2001/08/02(木) 21:08
ビ−トたけしの本に書いてあった見世物小屋の話からチョイス

死刑囚
 見世物小屋のなかに、檻があってその中にナイフ
 を持った男がはいっていた、近づくと『殺すぞ!!』
 と脅してきた。が、冷静に考えると死刑囚は
 こんなところにいるはずがないよな(笑

魚男
 小屋にプールみたいな水槽があってね。そこに人魚みたいな
 下半身着けた男が、タバコふかして客をまってる。
 客が来るとあわててタバコ消して水槽にもぐってた

狼男
 これはスゴイ。狼に育てられた男でね。檻の中で
 吠えてるんだよ。でも飴投げてやると、ちゃんと
 ゴミ拭いて食べるし、みかん投げてやるとちゃんと
 皮むいて食べるんだよね。

間接男
 間接を全部はずしちゃう。ただ片手の間接をはずすと、
 もう一方の間接をはずせなくなるのがマヌケで……。

痛点のない男
 とにかく痛くない。身体じゅう棒で叩いても笑ってるの。
 そいつに石を投げたらさ、頭に当たって
 “痛えな、コノヤロー”って怒られたけれども(笑)

ほぼ、本文のまま抜粋 
 
62あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 21:54
>>59
広島だけど。珍走団騒動で有名な祭り「とうかさん」では
毎年2件の見世物小屋が来てるよ。
63あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 22:11
花園神社はまだやってんじゃないの?
65あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/02(木) 22:40
今年の夏は、娘でも連れてくか…
661:2001/08/03(金) 00:56
お暑うございます。
とりあえず、レスから参ります。

>>51
はい、私も後にろくろ首の出し物がそのような仕掛けになっていると
知りました。見せ物小屋の演目は大別すると「フリークス」と「仕込み」ですよね。
今みたいな何もかも情報筒抜け時代となってはろくろ首みたいな
ギミック系のものは通用しないでしょう。
今流行りのイリュージョンマジック程金や技術をあてがっては
採算もとれないし、風情もぶち壊しになりますから(藁

>>52
へびを器官に通す、技能系と単なるゲテモノ系があるようです。
「蛇おんな」
私達の時は、その場で皮を剥いて頭を取って血を飲んでいました。
とても爽やかに・・・
67あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 01:11
青森の弘前では桜祭りに見世物小屋がきていた。
まだきているのかはわからないが。
口上やってる横には看板があって、
もう全国で見世物小屋は2件しか残っていない、
最近牛女が亡くなったとかいてあった。
出し物は蛇女だったと思う。
681:2001/08/03(金) 01:29
>>67
牛女って看板にはでっかく描いてあるのに、出し物では絶対出てこないんですよね。
「件」の話のようにポピュラーでネームバリューのある牛女の存在ってのは
 見せ物小屋にとっては客の掴みの為に欠かせないものなんでしょうか?
「〜最近亡くなった・・」ってのが胡散臭くてまたファンタジーを掻き立ててくれます(藁
69あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 01:32
エーンカキコ出来ない
70あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 01:45
九州の祭りにも来てました。
私は実際には見た事ないんですが(母親がダメだと言ったので…)
『蛸女』というのがあったのは覚えてます。
呼び込みの声(?)で「あっちへにょろにょろ、こっちへにょろにょろ…」
と言うのが忘れられません。
入り口付近に頭の2つある赤ん坊の写真があったのも覚えてます。
71あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 01:47
結局、差別スレってことなん?
72あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 01:50
消えゆく運命にある文化のロマン
を慈しむスレだと思うな
73オモイデス:2001/08/03(金) 01:50
不意に書けるとは…お恥ずかしい

こんばんわ、1さん
今夜もセピア色のモヤのかかったような見世物小屋のお話楽しみにしてます。
そして、昨夜のようなオチも…
74あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 02:02
>>52
蛇女は鼻から口に蛇を通すだけの時もありますが
蛇を噛みちぎる(食うのではない)時もあります。
蝋燭も口で火を消したり溶けた蝋を口に流し込むだけの時と
思いっきり火を噴いてくれる時があります。
>>67 >>68
牛女さんが亡くなったのは本当らしいですよ。
ぺんぎん女さん=牛女さんでしょう。
私が行った時は牛女さんがお面をけつに乗せ踊りましたから。
膝関節が逆なので四つん這いになった姿を牛と形容してたと思います。
75見せ物小屋で牛女みたぞ。:2001/08/03(金) 02:03
小さな中年のおばさん(普通の顔で眼鏡だった)が出てきた。
足の関節が逆に曲がるのが、子供心に気持ち悪かったな。
どっかのスレで、そういう病気を説明してるレスを見て、納得した。
76あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 02:07
>>71
身障者が自ら生活の糧を得る為見世物になるのは良いと思う。
それを話題にするなら差別にならないと思いませんか?
77あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 02:11
>>76
悪いっていってないよ
正当化しなくてもいい
78あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 02:12
>>76さんも>>71さんも
マタ〜リとノスタルジーの怪しげな世界にはまりましょうよ。
7976:2001/08/03(金) 02:46
ごめんなさい。
801:2001/08/03(金) 02:47
じわじわ各地からのレスが上がってきて嬉しいかぎりです。

ええーと、「差別とは?」という話になると途方もなくなりますので、
あくまで「見せ物小屋」という失われつつある日本の心象風景みたいなものを
語っていこう、とかようのように思っております。

で、当時(今から10年程前)何組くらいの「見せ物」巡業が
あったのかは定かではないのですが、
>>74様の説(牛女=ぺんぎバァさん)が正しければ
やはり、片手で足りる程の数しかなかったんでしょうね。
確かに、看板にでかでかと牛女の絵が描かれていたにも
かかわらず、メインのそれが出てこなかったのはやはり
上記の説が正しかったのかもしれません。
先にも書きましたが私は単に牛女が一番メジャーでインパクトのある
煽りでしかない為、出てこなかったんだなと解釈していましたが、
逆関節の小柄な老婆からは「牛」のイメージが遠すぎた上、
口上師もそこらへんのことは触れていませんでしたし、
客のツッコミもなかったので、うやむやになってしまったんですね。。。
それと、ぺんぎバァさんは決して四つんばいにならず、
最後まで不自由な足で立って歩いてましたから尚更「牛女」とは
思わなかったんでしょう。

まだまだ異説、体験談、または埋もれた過去レス御存知の方は
書き込みくださいませ。。。。
8171:2001/08/03(金) 02:47
悪気なかったの
ごめんね
82あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 03:31
見世物小屋の人は祭りのシーズン以外は何してるんだろ?
83   :2001/08/03(金) 04:02
基礎練とかしてると思うヨ
841:2001/08/03(金) 04:14
ちょっとレス遅れましたが
>>57
〜着物らしい物を着た犬
も、もしやそれは忍者犬!?

ああ、一体忍者犬ってなんなんでしょうか?
ファンタジーです。
見れなかっただけに、とてもファンタジックな想像をかき立ててくれるのです。
どうしても頭の中に大学帽(四角いつばにふさが付いてるヤツ)をかぶった学者犬と、
三重上野の市議が着ていたようなコテコテの忍者衣装に身を包んだ忍者犬が
浮かんでしまいます。
しかも「VS」って、一体何を対決するんでしょう??
忍者犬は消えるのでしょうか?
三匹くらいに分身したりするのでしょか?
学者犬はどんな高度な計算をしてくれるのでしょうか?
単位ももらえるんでしょうか?

引き続き、忍者犬の情報を切に募集しつつ沈没します。

それではごきげんよう。。。
85あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 04:21
そういえば鹿取先行のCMやってないな
私が見たのは今から10年くらい前
某地方都市(キャイーン天野・中島悟の出身地)で花見があったんです
彼女と花見に行くと、どこからか怪しげな和太鼓の音が・・・
「ドンドンドンドン・・・・・」
まさに人を引き寄せるような音でした
その音にまんまと引き寄せられた私たちの視線の先には
おどろおどろしい看板が
看板には「ヘビ女・化け猫女(他は忘れました)」の文字と、その絵が描かれていた
興味半分で中に入ると約50人程のギャラリーがすでに待っている
口上師の挨拶もそこそこにヘビ女登場
たぶん死んでるとは思うけど、生ヘビでした
8786の続き:2001/08/03(金) 04:52
続いて化け猫女の登場
ドロドロに溶けたロウソクをペロペロと舐め始める
途中あまりの熱さに舐めるのをやめたら、口上師のムチが!
顔中溶けたローソクだらけになる化け猫女

続いて??女の登場
誰かも書いてたけど、ヒザの関節が逆になっている女が逆立ちをしてクルクルと回る
まさに「ヘッドスピン状態」でした
8886の続き:2001/08/03(金) 04:58
続いて異様に腕が短い人による「裁縫ショー」でした
器用に雑巾らしきものを縫っていた

一回のステージは20分くらいだったと思います
すべての人が小人で、60前後の女性
拍手する観客は一人もおらず、ただ呆然と見ているだけでした
見終わった二人は会話も少なくなり、ナゼか気まずい雰囲気になっていった
見てはいけないものを見てしまったような罪悪感
この先見せ物小屋があっても絶対に入らない!と思う反面
入場料によって、その人達が生活しているかと思うと、どう対応したらいいのか悩みます
8986の続き:2001/08/03(金) 05:00
>>86
生ヘビ女はヘビを食べたんです
抜けてたみたいです(笑
901:2001/08/03(金) 05:26
>>86
具体的なレスありがとうございます。大変興味深く拝見しました。
愛○、岡○では春の花見の時期に見せ物小屋が来るんですね。
ここでもやはり「ぺんぎバァさん」は活躍してたんですか・・・(ちょっと感動)
それにしても蝋燭舐めて化けネコとはヒドイですねぇ(藁
妖怪の化けネコとかは行灯の油とかじゃなかったでしたっけ?
「裁縫SHOW」は切ないですね。見るほうとしてはちょっと・・・。


あ、実は沈没したのに再浮上したのは
>>84
「〜学者犬は・・・単位ももらえるんでしょうか? 」と書き込んだ後、
学者で単位?学生犬ならこのボケでいいかもしれないけど
学者ならせめて論文・・、と書くべきだったヨ、
などと、一人でダメ出ししたせいであります。
(く、くだらない・・・)

お見苦しいところをお見せしました。それでは・・・
91あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 05:26
同一演題(?)にもかかわらず微妙に出演者の技が違うのは、
同一人物が様々な技(?)を持っているのか、それとも別人なのか。。。
気がかりなところですね。
92あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 05:31
1さん、私の期待に添ってくれますね。
ヤッパアンタイイヒトダヨ。。。
9374:2001/08/03(金) 05:36
この見世物小屋の看板や芸人さん達の写真は
カルロス山崎著「オール見世物」という写真集に載ってるそうです。
私の記憶が正しければ昔「GON」という雑誌にも記事が載ってました。
それとやはり牛女さんは亡くなってました。
94あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 07:56
『SIDESHOW』っていうHPすごくよくできててびっくりします。
95名無し:2001/08/03(金) 10:13
俗な話になるけど、入場料はいかほどだったですか?
96小学3年製:2001/08/03(金) 11:37
ここにいる人たちは、なんかみんな好きだわ。
世間のじゃなくって自分の道徳を持つ事ってほんとに大事だと思う。
ボクが住んでる地域では10年程前から見せ物小屋が
来なくなっちゃたらしいんだわ。だけど親がまだ若かった頃は、
よく来てたらしくて他に楽しみのない地域だったから
大人気だったんだって。
97774RR:2001/08/03(金) 12:38
俺も見たことある。内容は>>52とほぼ同一。
10年位前の正月、大阪は住吉大社にて。
98あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 12:52
>>95 「お代は見てのお帰り」。1700円だっけ、700円だっけ?
「納得しなかったら払わなくていいよ」って言われたんだけど、
火吹き女さんの熱演にきちんと対価を払うべきと思ったので
払ってきましたよ。
自分が見た小屋は人手不足と高齢化で、今年いっぱいで閉めるそうです。
99あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 13:18
サァサァ 寄ってらっしゃい 見てらっしゃい
この子の可哀想な姿を 親の因果が子に報い
生まれいでたるこの姿〜(あとは見せ物の紹介)
100あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 14:46
100!
マターリ育ってるスレだね。1さんの人柄ゆえか。

>>99 あの口上も芸のひとつですね。全部聞けなかったのが心残り。
101ゼンジーふかふか:2001/08/03(金) 15:05
見せ物小屋は見たいけど見られないんですが、お正月に「お化け屋敷」
の小屋が神戸は生田神社境内に建ちます。
内容も、もの悲しさを感じさせてなかなか粋なのですが、入り口でずっ
と喋り続けているおばあちゃんの、立て板に水を流すような口上は
まさに一級の芸術品です。
ずーーと聞いてたんですが、同じようなことを繰り返し喋ってるよう
で、一度も同じ表現やフレーズを使わないのですね。
殆どその口上にお金を払った気で入場しました。
10274:2001/08/03(金) 15:40
>>95
俺が入った小屋は500円だったと思う。
他にお化け屋敷もあったけど同じ値段だった。
103ぐの付く人:2001/08/03(金) 16:36
私は見せもの小屋を見た事は無いのですが、今日このスレを発見して興味深く思い最初のレスに戻り、読み返していたのですが(iモードで見ている為なのか?)NO.37ぐらいで画面がとまり、続きを読む事が出来ませんでした。それで、もし宜しければ牛女さんのお話を教えていただきたいのですが。。。
104人さらい:2001/08/03(金) 18:29
私は20年前、10年間ほど台湾で過ごした。
中国大陸が開放経済を行う前、華僑との繋がりを持ちたいのなら、当時は台湾か
香港しか選択肢がなかった。当時の台湾は60歳以上の台湾人は皆日本語を解し、
50年続いた日本統治時代を懐かしく語る人が少なくなかった。
それは、台南は西螺というところで、そんな日本語を解す台湾のお年寄りから聞
いた話。
日本統治時代は本土(日本)からいろいろな商売人が台湾を訪れ、渡海した日本
人相手の商売を始めた。
勿論、日本の神道も台湾へ持ち込まれ、日本固有の祭りも本土と変わりなく行わ
れた。祭りは香具師達を呼び、これまた変わらぬ市がたつ。見世物小屋も本土と
何ら変わりなく興行を行う。
ただ、これら本土と相変わらぬ祭りの風景の中で、ただひとつ、本土とはかけ離
れた部分がある。
それは、見世物小屋で”見世物”を生業とする「者」達の異形さ加減と、その異
形を束ねる社(または”団”とも呼ばれるそうだ)の暗澹たる様子である。
「そんなに言うことを聞かない子は、人攫いに攫われて、サーカスに売られるよ」
こんな言葉を親から言われる世代は、この板にはもういないかもしれない。
でもね、人攫いはいたし、攫われた子もいたし、サーカスにも売られたんだよ。
「欠けた皿を高い金はたいて買う奴は骨董趣味の客しかいないよね。
でも、さぁかすは”欠けた皿”しか買わないんだよ。
わざと欠けさせないと、値打ちがないんだ。
意味は御分かりか?
欠けさせるのも仕事の内、全部割れたら意味がないから、それ専門の仕事する
ひとがいたよ。
意味は御分かりか?」
西螺の停車場でカナカナの鳴く声を聞きながら、お茶卵を半分こして差し出し
たお礼に、こんな話を聞くなんて・・
見世物小屋と聞いて(見て)、あの日の西螺の思いでが蘇りましたよ。
10556:2001/08/03(金) 19:04
>>104
かつての日本には、「誘拐犯」ではない「人さらい」がいたんですよね。
私のイメージとしては、タイガーマスクのミスターXかな
106あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 19:30
>>104-105
人さらいは誘拐犯よりずっとオカルトなイメージがありますよね。
私は丸尾末広の漫画の世界をイメージします。
そういえば彼の漫画には見世物小屋の話もありました(少女椿だったかな?)
1071:2001/08/03(金) 19:34
お晩でございます。今日も叉里、叉里と参りましょう。。。

>>103
私のレス、がいちいち長いせいでしょうかね?(藁 >iモード表示の件

その後の牛女に関しては各地の他の皆様からレスにより
どうも私が見た「ぺんぎバァさん」が「牛女」らしい、という所まで判明しました。
細かい点につきましてはスレ進行と共に明らかになるのではないでしょうか。

で、でも37あたりで表示が止まってしまうってことは
このレスも読めないんじゃ・・・・??
108あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 20:28
>>99
あ、たった今同じこと書こうとしました。
さっきママンとラーメン屋に行ったついでに
見世物小屋のことを聞いてみました。
で、その内容

親の因果が子に報い 生まれいでたるこの姿〜
ダルマ少女(?)あいちゃんだよ〜

という口上で、小人みたいな人が出てくるらしいんですが、
その内容がストリップァだったそうです。

ママン曰く
やっぱり他の方々と同じ気持ちで出てきたそうな。
109あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 20:38
今は本当に見世物小屋が無くなったよね。俺の子供の頃は
夏になるとお化け屋敷と見世物小屋をみるのが楽しみだった
後空気を入れるとピョコピョコ跳ねる蛙のゴム人形?
夏の楽しみだった。今は人権問題とか絡むから大手を
振ってできないだろ
11074:2001/08/03(金) 20:41
111あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 21:01
中部地区情報頂戴ってやはり今どきないかな?
112あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 21:07
>>109
人権問題以前に後継者が居ないらしいよ。
>>111
110に無かった?
1131:2001/08/03(金) 21:13
>>104-106
『人さらい』という話が出たことと「SIDE SHOW」というHPを
アップしていただいたことに合わせて少々・・・

私にとって「人さらい」といった昭和初期のセピア色で寂しげな裏路地のイメージを
思い出させてくれるのはなんと言っても小川未明です。
ちなみに(桑原 三郎 編「小川未明童話集」岩波文庫660円)には、
ずばり「牛女」という短編も収められております。
(その話、私は読んでないんですが・・・)
新耳袋で「件」の話はいくつか出てましたが小川未明が書いていたとは知りませんでした。
1141:2001/08/03(金) 21:18
フリークス(異形の方)と見せ物小屋におけるイメージの比較は
こんな感じになるのでしょうか?(あくまで私個人の考えです)

〈日本〉異形の生まれ→国土の狭さから来る共同体との軋轢→疎外
    →情念、怨念を含んだやや精神的圧迫感を伴う人生

〈欧米〉異形の生まれ→個人として生き抜く為の共同体からの離脱→
    ジプシー的果てしない放浪→望郷、しかしどこかあきらめと
    むしろすがすがしさも有り

〈中国、東南アジア〉異形の生まれ→広い共同体国家の構造の中で、それなりに機能
          →特異性が珍重→ある意味隷従しつつも存在を許される生きる。

・・・・とこんな感じになるんでしょうか?
>>104の方のレスで行けば
中国を含む大陸アジアでは、何がしかの権力の為に感情など抜きに異形体を
作り上げてしまう、(だるま女)の話に代表される人間の闇の部分の方が強く
感じられてしまいます。
日本の893なら小指の先で勘弁してもらえる所を、向こうは青竜刀でうむを言わさず
腕一本ですから。。。。やはり、感覚が若干違うのかもしれません。
115ぐの付く人:2001/08/03(金) 21:41
>>1さん
なんとかロムってますよ。正確には38の某国なんたらかんたら以降が見れない!(3回チャレンジしましたが、無理でした) でも次から次へと色々な、話が出て来るから面白いです。 5月か6月にフジTVの「ザ・ノンフィクション」という番組で、昔サーカスで働いていた人達の現在を放送していました。『FNSドキュメンタリー大賞』でも、知らなかった世界をかいま見れたりするのですが、見せ物小屋の人達の過去と現在も見てみたいなと思いました。(そっとして置いた方が良いのかも、しれませんが)
116あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/03(金) 22:41
こんばんわ1さん。今夜はお早いお越しで。
ジワジワと育っていくこのスレ。。。貞子チックでタイヘン良いですね。
『狂気まで紙一重』と言った感じの切ない怖さ〈ちょっと言いすぎですかね?藁
自分の想像力だけで、どんどん怖くなっていくこのスレがとても好き。
と言うわけでアゲマス。
117赤い蝋燭:2001/08/03(金) 22:51
>>113 小川未明の童話、切ない話が多く、おれもなにげに好きだ。
子供ができたら一緒に読んでみたいと思っている。
でんも「牛女」は「件」とは関係ない話だよ。
1181:2001/08/03(金) 23:36
>>117
え?全然繋がりの無い話なんですか?未明の「牛女」、、、、
全ての牛女話(見世物小屋のソレも含む)は件に繋がると思ってただけに
ちょっとショックです。
119赤い蝋燭:2001/08/04(土) 00:52
>>118 夢(?)を壊してすみません。

岩波の小川未明童話集、部屋の本棚の中から探し出しました。
『ある村に、背の高い、大きな女がありました。(中略)そして、大女でやさしいところから、
だれがいったものか「牛女」と名づけたのであります。』
「牛女」切ない話ではあります。読んでみて下さい。

未明の童話、言葉使いは古いけど時代を感じさせない内容だ。
このスレを好きな人は、一度読んでみると良いと思うよ。
120あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/04(土) 01:00
牛女さんが亡くなったことは前スレ(?)に出てきていたよ。
121あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/04(土) 01:07
脳梗塞だったかな?名古屋で入院してたんだっけ?
12267:2001/08/04(土) 01:28
>>120
そのスレあるの知らなかったです。読みたい…
看板には脳梗塞と脳卒中が混ざったような表記がしてあって
どっちだ?としばし悩んだ記憶があります。
1231:2001/08/04(土) 01:34
>>119
はいはい!わかりました。民話としての「うし女」なら
うちの郷土民話集にもありましたよ。(と、いうか全国的にポピュラーな話か?)
妖怪色の強く、おどろおどろしい兵庫の「件・牛女憚」とは趣がことなり
標準を外れて生まれてしまった者が背負う宿命の悲しさがほの見える切ない話でしたよね。

でも、こうして見ると見世物小屋の牛女というのはむしろ
民話・うし女の方に繋がりを見れそうでこれまた興味深いものがあります。

未明の童話は裏路地の寂しさや夕暮れの切なさがノスタルジックに
描かれておりとてもいい感じですよね。
124あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/04(土) 02:42
当方、24歳です。
兵庫県南部にある西宮市(甲子園のあるトコ)のえびす神社で1月9日から
行われる祭りに子供の頃に行っておりました。
その一番奥まった所に、毎年同じ見せ物小屋が来ておりました。
「牧場?でさわやかに笑っている一組の男女の件」
「手足の先がタコになっている女の人」
この二つの看板はしっかりと覚えています。
記憶の片隅に蛇女、猫女の看板もあった気がしますが…。
件はもしかしたら、牛女さんなのかもしれませんね。

結局、親にねだっても見させてもらえず、引っ越してからは祭りにも行かなくなり
見せ物小屋自体には入った事がありません。
最後に確認したのは10年前。いつもの変わらない看板で出店していました。
ただ、その時は店先に出し物の見本的な感じなのでしょうか
テーブルの上に人の生首(タネは簡単なミラーマジック)をだしておりました。
その時、「タネがある」という事にすごくがっかりした覚えがあります。

話はちょっと変わりますが、昔に愛川きんやが司会をしていた
世界の不思議人間大集合みたいな番組がありましたね。
12567:2001/08/04(土) 02:52
>>124
SIDESHOWの目玉が飛び出す人のようなのもでていたし
小人とか巨人とか、今考えると見世物小屋のカテゴリに
属するような人がたくさんでていましたね。

牛女の看板は確かに男女ペアのものでした。
126あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/04(土) 03:16
>>122 検索したら、何度もオカ板以外にもスレが立っては消えていたみたい。
前スレ6月頃まではあったような気がする。倉庫でhtml化されてないかなー。
1271:2001/08/04(土) 03:20
とりあえず、拾い集めてみました。
見世物小屋へ行った経験のある方もそうで無い方もどうぞ。。。。

【見世物小屋リンク1】

ttp://www11.big.or.jp/~brainx/tora/mise.html

※見せ物小屋の貴重な看板絵が少し置いてあります。
 私が見た牛女の看板は間違いなくコレでした!!(ちょっと感激)

http://www1.neweb.ne.jp/wa/higusumi/japanisch/moyoshimono/misemono.htm

※御大水木しげる翁の見せ物見聞記。見世物学会の存在も記述。
 白黒で画質は悪いが「ろくろ首」演目の貴重な写真あり。

http://www.win.ne.jp/~juji/z_misemonogoya.html

※府中市の大国魂神社の見世物小屋における個人の随筆。
 やけに細かい口上が記されているが、小説も書いているので多少の脚色もあるのか??
 「蟹娘」の記述あり。

http://www.geocities.co.jp/Milano/1515/gentoh/all_misemono/all_misemono.html

30、93様も教えてくださった
貴重な「オール見世物」(オール吉本にあらず)の表紙を拝見できます。
本の内容についても詳しい記述があり、購買意欲が沸きます。今でも入手可能なんでしょうか?
1281:2001/08/04(土) 03:23
あわわ、直リン貼り付けてしまった・・・

【見世物小屋リンク2】

ttp://www03.u-page.so-net.ne.jp/pc4/onioni/kininaru/saikin2.html

※花園神社における個人の見世物小屋体験記。
 この人が見た「蛇女」は技能系+ゲテモノ喰い系両方を見れたようで、
 お得な体験をしています。(藁
 牛女(私が言うところのぺんぎバァさん)に関しても記述。
 やはりお亡くなりになられているようです。。。。

ttp://www.win.ne.jp/~juji/s_yakusoku.html

※見世物小屋を背景にした短編小説。全くのデタラメでは無く、それなりに
 取材なりをして書いたと思われる記述もあり。

ttp://www.members.tripod.com/~patrash/genba/misemono.htm

※京都・八坂神社での見世物小屋のプチ取材記。
 見世物小屋の怪しげな外観が写真で確認できます。

http://www.asahi-net.or.jp/~pf8k-mtmt/misemono/misemono.htm

アマチュア写真家が撮った見世物小屋のモノクロ写真。
貴重な「へび女」の演目の一枚があります。三重津市にて(ちょとナツカシヒ・・・)
1291:2001/08/04(土) 03:27
またやってしまった・・・・・
慌てて書いたせいでリンクが中途半端になってしまい
申し訳ありません。。。
130体験談転載:2001/08/04(土) 03:27
その1
 どこまでも続くみたいに思えた露店の列に、突然、異質な空間が。
 それは見世物小屋。「お代は見てのお帰りだよ」と呼び込みの声、開幕を
知らせるベルがうるさい。見上げると、畳ほどもある、おどろおどろしい絵
が天幕を飾っている。いったいなにが見られるんだろう、怖い、でも見たい、
見たいって言ったら変に思われないかな。
「見たいんだろう? 入るぞ」
 フリーズしていた自分の手を引いて、連れはさっさと入り口をくぐった。
見透かされたな。というか、フリークスもの大好きだって知られてるからな
あ。などと内心で混乱しつつ、天幕の横木の、観覧席のいちばん高くなった
場所に座を占める。雨でぬかるんだ茣蓙には、座れそうになかった。

 「舞台」は思ったよりも狭い。広くもない小屋なんだから、予想してしか
るべきか。客席から向かって左側には机があり、結構な年齢の女性がひとり。
机には、白い普通のローソクが山になって置いてある。榊(だと思う)が一
枝。机とその周辺には、白い灰か、ロウの燃えカスが一面に飛び散っている。
火の芸をするのだと一目で分かる。火噴き女の横、小屋のすみには、もじゃ
もじゃの白髪頭をした女性。所在なげに佇んでいて、この人がなにをするの
かは見当がつかない。

 向かって右側には板張りの場所があり、椅子やらラジカセ、奇術の道具らし
いものが置いてある。小屋全体を、けだるく、さみしい空気が支配している。
すすぼけた調度のせいだけではない。見世物という演しもの自体が、この時代
に存在しているのがミステリーだ。2001年、平成13年ではなかった。あ
の中だけは、昭和なのではないか、そんなふうにしか思えなかった。
131体験談転載:2001/08/04(土) 03:29
その2
 呼び込みとは別の、はきはきした男性が舞台に出、口上をはじめた。
「このサンガのおねぇちゃんは秋田の山奥に生まれ、電気もガスもない生活の
中で、恐ろしい獣を避けるために火を使う術を身につけました…」記憶に頼っ
た記述はこんなふうだ。どうせ嘘ばかりなんだろう、東北生まれとか、一片の
真実が含まれてるのかも知れないが。ぼんやりと聞いていると、「親の因果が
子に報い」という呼び込みが、外から切れ切れに聞こえてくる。「…生まれた
我が子を見た母親は失神し……アメリカの学会が驚いた…母親は産後の肥立ち
が…」、いったいそれは誰のことなんだ? いま舞台にあがっている二人の女
性のことか。舞台の口上よりも、猛烈にそっちが聞きたくなった。出て行くわ
けにはいかないから、仕方なく、目の前のおっちゃんの声に耳を傾ける。

「獣を避けるには、ローソク1本じゃ、こころもとない。何本も束ねて使いま
す」火噴き女は、ごくごく淡々とした態度で、ローソクに火をつけ始める。客
席にも、おっちゃんにも、なんの関心も持たないような冷めた目をして。まず
1本点火。炎を口に含み、火のついたまま引き出す。相当熱いだろう。別のロ
ーソクに火を移す、2本め、3本め。どんどんローソクは増える。客が息をの
む気配。片手で持ち切れないほどの本数になり、唇にやっと収まるかというロ
ーソクの束、ロウが溶けてさかんに炎があがるのを、こともなげに口に出し入
れする。「はい拍手してあげてください。拍手してあげてください」

 ローソクの束を机にこすりつけて火を消し、やはり淡々と、口の端や舌に残
るロウをかき落とす。おっかない呼び込みのわりに、ただのおばちゃんに見え
る。芸は過酷だが、どのへんが親の因果なのか、見えないところに障害かなに
かあるのかも知れないが、全然わからない。
 火の芸クライマックスは、溶けた蝋涙を口に貯め、二度三度と火を噴く。ど
よめきがあがる。十数人の客は「拍手してあげてください」と言われずとも拍
手。飛び散った燃えカスは、この芸の結果であったのだ。
132体験談転載:2001/08/04(土) 03:32
その3
「山の中はなにもありませんから、なんでも食います」口上は続く。
 火噴き女は、細長いものを手に取り、一端をローソクにかざす。苦しそうに
尾を丸める、それは頭を切られてなお生きている、ヘビだった。さきほどと同
じように、遅滞ない動作で、ヘビを口にくわえた。
「ヘビの生き血をすすります〜」尻尾を持ち、血を絞り出す動作。ヘビは生き
てはいたが、切り口から血が滴るほどではなかった。おそらくは血抜きしてあ
ると思うが、気持ちよくはない。前歯を立て、一片の肉を食いちぎる。咀嚼し
、飲み込む…
 辛い芸だなあ。「はい、拍手したげてください」。看板に言う「ヘビ女」と
は、この人のことだったのだ。ヘビ食ってるのを「ヘビ女」とは言わないよな
あ。ぼんやり思う。ふと気付くと、すみに座っていた白髪のおばちゃんが、お
っぱいを丸出しにしている。紅い腰巻きひとつで立ったり座ったり。なにか芸
をするでもなく。あとで、昔、通り抜けで見世物小屋に入ったことのある人に
聞いたら、当時はニシキヘビを巻いてみせたらしい。もう、大蛇はいなかった。
いたのは網袋に入ってもつれあう、細くて小さいヘビのかたまりだけだった。
133体験談転載:2001/08/04(土) 03:33
その4
 ちいさなアクシデントがあったらしく、すみのほうで、一座の団員と思われる
男性が、女性を怒鳴りつけている。怒鳴ってるほうも怒鳴られてるほうも、みん
な年配。いったい何があったのか、気になったが顛末は不明。そんな出来事もわ
びしさに拍車をかける。
 火とヘビのあとは、大学生くらいのお兄ちゃんがジャグリング。お手玉や箱や
ナイフを投げる芸。それなりに達者だが、話芸ができているわけではなく、素人
っぽい印象。どんな経緯で、見世物小屋で芸をやってんのだろう。舞台の真ん中
に大きな桜の木があって、よく見えなかったりもした。

 口上によると、今年いっぱいで一座をたたむとのこと。来年ここにきても、小
屋はない。満足したわけではないが、好奇心は予想と違ったかたちで満たされた。
来なければよかったとも思いはしない。規定の700円を支払う。「ほんとうに
終わってしまうんですか」言葉を飲み込んだ。そんなこと、もう、聞いても仕方
がないのだ。
 外にでると、「通り抜け」の公開も終わる時間。頭上の絵にはシートがかけられ、
呼び込みの声も聞こえない。激しくなりはじめた雨のなか、押し黙って帰路につい
たのだった。
134体験談転載:2001/08/04(土) 03:37
長文転載すみません。
今年の春、造幣局通り抜けに出ていた小屋の内容です。
135あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/04(土) 03:49
何年か前、牛女さんと蛇女さんの二人が健在だった時
確かにニシキヘビはいました。
ただ蛇女さんとのカラミはありませんでした。
小屋から出る時ニシキヘビを触らせてもらいました。
13656:2001/08/04(土) 09:48
そういえば、思い出したことがある
母に聞いた話なんだけど、小さい時にサーカスの人から蛇を貰ったことがあるそうだ。
ただ、戦時下だったので、親に殺されてしまったそうだけど
(いや、本当は当時料亭をやっていた親が蛇酒にする為に貰ったに違い無いと私は思っている)
舞台で蛇を飲み込むような芸もあったらしい

「サーカスに売られたら、酢を飲まされて、狭い箱に入れられて・・・」
実はサーカスをよく知る母のおどし文句
今時の子供は言われないんだろうなあ・・・
137あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/04(土) 11:35
>>128
凄いものありましたね。子供の頃はただ怖いだけとしか思えなかったけれど
今、リンク先を見ると心の中の片隅で懐かしいものがこみあげてきたよ。夏だね〜〜
見世物小屋に行きたいぞ
138あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/04(土) 19:54
今日人に見世物小屋の話をしたら「何それ!?」と怪訝な顔をされました。
やはり大多数には受け入れられないものなのでしょうかね。
「人権とかでやばいんじゃないの」「いけないことだよ」という返答でしたが
やはりタブーなのでしょうか。
もうその人には話さないでしょうが寂しい気持ちがしました…
1391:2001/08/05(日) 01:25
これは、私にとってリンダの歌がトラウマになってしまった例の白○祭の話なんですが、
私の祖母(84才)が子供の頃(尋常小学校低学年)に見て、大変不思議な出し物があったと
聞かせてくれました。
地面から1mくらいの細い棒が立っており、その先から放射状にちょうどクモの巣の
ようにロープが張ってあり、その真ん中(棒の先)に人の頭があったそうです。
その首は張りぼてや人形の首では無く、間違いなく生きてる首で、
相方?の差しだす食べ物を食べたり、歌を歌ったりしていました。
で、何か仕掛けがあるはずだと、子供ながらに一生懸命に観察したのですが、
ついぞ、その仕掛けが分からなかったくらい、よく出来た「首」の出し物だったと言います。
(客とその首はそんなに離れていなかったので、鏡を使ったトリックでは
なかったんじゃないか、と祖母は述懐しておりますが)

いずれにしても、「ギミック」系の出し物には違いないのですが、
これまた、ファンタジックな想像をかき立てる出し物と言えるのではないしょうか。


・・・と、このスレを書く前に既に>>124様が「生首」の出し物について
書かれておりましたね(藁
しかも、はっきりと「ネタばればれで悲しかった・・・」と。
確かにあの手の出し物はミラーのギミックなんでしょうね。
祖母が見たのも間違いなくそうだと思います。でも祖母の記憶の中では
子供の頃に見た不可思議な想い出として今も鮮明に生き続けているようです。
1401:2001/08/05(日) 01:27
さて、私の体験談におきましてはこれにて全て終了で御座います。
あとは粉も出ません。(藁
引き続き体験談をお寄せいただきたいとは思いますが、昨今
見世物小屋を見たことがない人が多い時代、話は集り難いと思われます。
あとはじわりじわりと倉庫の中に埋没していくことでしょう。

何かネタを見つけたら持って参りますので
それまではしばらく停視させてもらいます。
それでは御機嫌麗しゅう。。。。

※尚、忍者犬の情報につきましては粘り強く募集しております!
141124:2001/08/05(日) 02:54
ミラーマジックの生首はスペースの問題なのか
人の通る所と生首テーブルとの距離が2mもなかったのです。

「磯にいる振り向き蟹男」の看板もあったの思い出しました。
125さんが見た見せ物小屋とは同じ所みたいですね。
1さん、ご苦労さま
わたしは見たことないんですよね
↑の方に放生会のことが書かれていたので、
行ってみようかと・・・
でも臆病だからなー(w
143あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/05(日) 08:35
ウーン、昨夜は接続できなくて、イライラしてるうちに1さんの体験談は
全部出きってしまったのですね。暫くの間のお別れですね。
お疲れ様でした。
私もネタを探してお祭り探訪に出かけてみます。
見事、忍者犬に出会えたときはここに報告にきます。ではごきげんよう。
144あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/05(日) 12:57
わたしは見世物小屋を見たことがなかったんですが
昨日母に、ここで知ったことを話したら
懐かしそうに、遠い目になってました。
(母が小さかった頃は昭和20〜30年代)
母も「イイ子にしないと見世物小屋に売るよ」といわれて
育ったそうです。
145あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/05(日) 14:08
見せ物小屋見たことある人っていいなあ。
俺も見てー。
146しろ猫:2001/08/07(火) 05:27
☆★☆★☆★☆★ 消





















まだまだ倉庫逝きには早いですよage
148蒲原祭り:2001/08/11(土) 02:28
私の見た見世物小屋の人。

ヘビ女)
白い着物、顔も白塗りで髪はボーボー。
最初に火を噴いて、死んだ鶏の首に噛り付いてた。子供ながらに「どこがヘビなんだろう?」と疑問に感じてた。
ろくろっ首女)
狭い箱に入って、日本髪風のカツラと着物を着た体は作り物。
太鼓に合わせて、ニヤニヤ笑いながら首を上下に動かす。子供目に見ても首は布だった。
司会の人?が「わかる人にはわかります。わらかない人は家に帰ってお父さんお母さんに聞いてね〜♪」と明るく話してたのが救われた。
人間ポンプ)
かなり昔のテレビ「ビックリ人間?」に出てたという新聞の切り抜きや写真がイヤミなくらいベタベタと貼ってあった。
で、その当時のテレビの参加賞なのか?番組名入りの赤いボロボロのTシャツを着てたのが印象。
ま、名前の通り、金魚とかお金を飲み込んで出すという芸でした。
白熊男)
本日の出し物の所に「白熊男」と書いてあったのに最後まで出なかった。
で、オヤジに「出なかったね?」って聞いたら、人間ポンプの人が白子だったから、兼用してたんじゃないか?
というオヤジの意見で納得した。
蛸女)
中は鏡のついた箱に入って、着物の裾からぬいぐるみ風の蛸足が・・・
でも蛸足だから、まともに立てないらしくて、天井から下がったロープに捉まり、
一生懸命切なそうな顔して立って見せようとする老婆の姿に感動。
天才犬?)
犬が足し算とか、言ったものを取ってくるとか?その程度だった。
でも、犬に命令していた女の人は、ヘビ女だったのは忘れない。

今思うと・・・オヤジもよく付き合ってくれたな〜〜♪
当時、500円だったような?オヤジにすればかなりの奮発だったのだろう。
149あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/11(土) 02:39
私もむかーーーーしヘビ女見ました。
正確に表現するとヘビ女役を演じてるオッパイの垂れたバーサンでした。
まだ小学生だった自分はヘビ女をどうしても見たくて
最終回で最前列でしつこくかぶりついてたら
垂れ乳バーサンが仕方なく現れたのでした。
150あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/12(日) 04:13
age
151あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/12(日) 04:14
キャハハハハー
152医学生:2001/08/12(日) 04:16
ろくろっ首って確か放送禁止用語だよね。これって見せ物小屋からきてるんだろうか。
外出だったらごめん。
153あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/12(日) 04:51
>>152
えっ、そうなの?ろくろ首って妖怪の名前TVなんかで紹介出来ないの?
初耳!
154フェレット飼い:2001/08/12(日) 05:52
6年ぐらい前の靖国神社の御霊祭りで、生まれて初めて入りました。
結構人が多くて後ろの方だったのでいまいちわかりませんでしたが、
カッパの太郎ちゃんなる出し物があって、
いかにも電気じかけっぽいカッパのおもちゃみたいなのが、
水を張った舞台の上に首だけ出ていて、
カッパを歌った童謡にあわせて動いているのを、
司会進行役?のバアサンが調子を取っていた。
1200円ぐらい払ったけど、カッパの太郎ちゃん以外は、
まるっきり忘れてしまうようなちゃちい内容で、
昔ながらの情念とかそういうのがなかった気がする・・・
155ときょ:2001/08/12(日) 06:35
猫娘・・・
という看板につられて興味本位で入ったことがありました。
数年前・・どこかのお祭りだったかな。東京の雑司が谷だったかもしれません。

猫娘は・・・手足の長さが同じくらいで四つん這いのおばさんでした。
156ぐの付く人:2001/08/13(月) 06:50
私は、見せ物小屋を見た事無いけども、ここで読む限り「猫娘」も「蛸女」も、かわいそうだな。 五体満足に生まれただけでも、親に感謝しなくちゃね!それから、以前カキコしてあった小川未明の童話集「新潮文庫」からも、出てましたよ¥400でした。
1571:2001/08/15(水) 23:17
お久しぶりで御座居ます。
相変わらずお暑い日が続いておりますが如何お過ごしでしょうか?(大きなお世話ですな)
とうの昔に倉庫落ちしていたかと思いきや御親切な方が無理矢理揚げて
くだすったようで(涙)・・・といいつつまたがっちり下がってますが・藁)
御好意に甘えて夏の間くらいならスレが立ってもいいかな、、、なんて思ってみたり・・

まずはレスと分かったことを2、3点
>>148
私がぺんぎバァさん等を見たのは・・・ずばりその祭です。。。
でも、出し物の内容がかなり違いますから、興行主の違う一座と思われます。

現在単独で見世物興行が打てる一座は2つだけで、そのうちの一つが
「安田興行社」入場料だいたい大人800円である、と。
※尚、人間ポンプ故・安田里美さんら、年老いた見世物小屋芸人の
素顔と生きざまを淡々と描いたビデオ作品「見世物小屋」があるそうです。
「見世物小屋」
1997年/ビジュアル・フォークロア製作配給/120分/ビデオ作品
監督/北村皆雄 撮影/明石太郎、高橋慎二 音楽/姫神 語り/麿赤兒

で、牛女の見世物があった多田保夫さん率いる
「多田興行」は興行主の多田さん死去により一座の終了となった、コト。
158関連リンクです:2001/08/15(水) 23:19
再びそこら辺で拾い集めてみました。興味のある方は覗いてみてください。

ttp://lib1.nippon-foundation.or.jp/1998/0416/mokuji.htm
一見、「日本財団事業成果ライブラリー」などとかたっ苦しい感じですが、
多くのモノクロ写真と共に貴重な記述が随所に見られます。必見!!
(ちょっとHPの量が多くて私もまだ全部見てません)
以下幾つか抜粋。
特に「見世物小屋遊心 人間ポンプ一座」の項目では
ぺんぎバァさん=牛女であるところのナミさんの姿が・・・(涙)
ナミさんは行く先々の小屋でなぜか親方が死んでしまうので、
「太夫元(興行主)喰い」「太夫元殺し」との異名が囁かれていたとか。
しかも「賢犬ポス号」という犬以外に学者犬「タコ」の存在も確認。
(残念ながら忍者犬は確認できず・・)
「早川興行」のネエさん(蛇を食べる方の蛇女)もすでに亡くなった模様。合掌。。
159あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/16(木) 00:43
終わらないで!
1601:2001/08/16(木) 11:58
たまにお昼に揚げてみたり・・(藁

本来ならこっちを先に探してみるべきだったのでしょうが・・・
2ch内関連過去スレのログです。けっこうあったんですねぇ
でも、どれも長続きしてないのは年代的なものが大きいのかな。。。
体験者でなければ懐かしむことも出来ない。
しかも今現在見世物小屋一座は高齢化、メンバーの死去等で
二組しかないので、尚更存在に触れる機会も少なくなる・・
切ない話です。

http://yasai.2ch.net/middle/kako/984/984236036.html
「祭りの見世物小屋の思い出 」
http://mentai.2ch.net/soc/kako/964/964975820.html
「見世物小屋」
http://piza.2ch.net/occult/kako/966/966325761.html
「子供の頃、蛇女を見た! 」
http://mentai.2ch.net/drama/kako/988/988034823.html
「B級文化「見せ物小屋」について語ろう」
161あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/08/17(金) 06:39
昔は親に捨てられたり売られたりした人ばかりだったの?>見世物小屋
1621:2001/08/19(日) 21:16
>>161
先天性の奇形でなくとも事故で四肢を欠損したことでのちの人生を
見世物に委ねざるを得ないコトがままあったようですね。
時代背景を鑑みればいたしかたのないことだったんでしょうか。
余程家庭が裕福でない限り困難な病理に対して治療も出来ず
また日本特有の「世間の目」から身内により否応なく隔離されてしまう。
今みたいに人権や福祉が声高に叫ばれていながらその実むしろ見て見ぬふりの
「隔離的コミュニケーション」をとっている現在と
一時は40近く見世物小屋があり、ある意味
社会から排斥された人達の受け皿があった昭和二十年〜三十年の頃と
どちらが「見世物小屋の芸人」さん達にとって良かったのかは
私にもわかりませんが。
(メディアに活路を見いだした乙武氏のような人も、時代が違えば
 人生の選択肢は限りなく狭かったに違いありません)
参照
ttp://www5b.biglobe.ne.jp/~satokiti/bunkobon.htm
163 :2001/08/19(日) 21:45
そういえば昔、わざと近親相姦して
小屋用の身障者を量産するって話あったなぁ。

江戸川乱歩の長編じゃなくて・・・まあ、もう見つからないだろうがね。
1641:2001/08/19(日) 22:12
>>163
どうなんでしょう?その手の話は。
口上の売り言葉として使用されていたと
>>158に紹介した「日本財団事業成果ライブラリー」の中にありましたが。
「ジャングルの中で獣と交わって出来た半獣人・・・」みたいな類いなんでしょうね。
無理に近親相姦しなくとも食料事情、衛生環境、の悪かった昔では
障害を持って生まれてしまう方は多かったでしょうから。
165 :2001/08/20(月) 17:31
>>163
そういうの、痛烈に覚えてるよ。

見世物小屋の入り口のトコロで新聞記事みたいのが貼ってあって
「因果応報」って題名で近親相姦によって産まれた奇形児の写真が
何十枚もあったなぁ・・・子供の俺にはコワスギタ・・・・。

>>164
橘外男という作家がそんな話よく書いてたみたいですね。
1661:2001/08/22(水) 22:10
最近、私の庭スレと化してます(藁
チョト淋しい、夏の終・・・

>>165
これも>>158に貼ったリンク先に書いてあったんですが、
昔は写真どころか、ハルマリン漬けで容器ごと陳列していた
一座もあったようです。。。。
おどろおどろしさ、まがまがしさを客に訴えるにしても
ダイレクト過ぎますよね。(今では世間の声が許さないでしょうが)
167 :01/08/26 12:17
age
168あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/08/27 12:46 ID:8rf4VE66
毎年、大阪の造幣局の桜の通り抜けで「見世物小屋」でてますよ。
確か、600円くらいだったかな・・・
169 :01/08/29 13:52 ID:s/WJCY0k
agettaraage
1701:01/08/31 23:05 ID:uH1asiME
8月も残すところあと一時間。
スレタイトルに「夏」と入れた以上、これで自力挙げは最後にします。
最後はあまりレスも付かなくなりましたが、何かと調べるうちに
意外な事実も判明したり、しなかったり・・・(w

2chも運営がどたばたしているので過去ログがいつまで残るかどうかも
わかりませんが、「見世物小屋」に関してはそこそこ濃い、資料性のある
スレになったんじゃないでしょうか?(じ、自画自賛・・・)

「忍者犬」のことだけが心残りですが、暇があったら30代板あたりで
聞いてみようかと思ってます。
171おまけ関連リンク:01/08/31 23:06 ID:uH1asiME
ttp://plaza4.mbn.or.jp/~chansuke/freak_j/freakbook_jh.html
見世物小屋・大道芸に関する書籍の紹介です。高いものから手に入れやすいものまで
アホのようにあります。大学生でこのジャンルを論文にする方には良い資料になることでしょう。
ttp://www.adachi.ne.jp/users/daidoken/tosho-kan.htm
こちらも関連書籍の紹介です。多少ダブっています。
ttp://www.jc-shizuoka-bc.gr.jp/old/1998jcb/kyaraban/gotenba/hana3.htm
ある、見世物小屋の写真・・・らしいのですが、これが今風なんでしょうか??
別の意味で切なくなります。
ttp://www.asahi-net.or.jp/~ah9h-ski/tajyo/topix/sak9807/9807_b2.htm
ねぶた祭での見世物小屋レポート。ここも何か近代的なかほりが・・・
172おまけ関連リンクその2:01/08/31 23:07 ID:uH1asiME
ttp://pws.prserv.net/jpinet.iwaigei/misemonogoya.html
ここが上の様な楽しく近代的な見世物小屋をやってるところなんでしょうか?
ttp://www.tanken.com/misemono.html
現存する正統見世物小屋の貴重な写真が数点あります。
ttp://homepage1.nifty.com/webwebweb/performance.html
文章による短い解説があるが興味深い。
(蛇女の分業解説と江戸時代の見世物小屋に関する記述)
http://www.linkclub.or.jp/~hari/hanashi/misemono/misemono.html
中国での見世物小屋体験記。写真と解説付き。貴重です。
173あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/09/02 17:08 ID:F9RY6Qkw
十年位前、ココで皆さんが書き込まれているのと同じような見世物小屋に入ったのですが、
(お面をつけて踊る牛娘、鼻から口に蛇を通す女性←蛇の名前は『チョロ松』!触った記憶が…)
その中で最後に、『チョロ松』とは別の、べらぼうに大きな『蛇』を会場にはいったみんなに
口上のおばちゃんが触らせながら退場した記憶があるのですが、同じ経験をした方いらっしゃいます?
記憶違いではないと思うのですが…
174あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/09/02 17:21 ID:t.5q7BlM
>173
135でも書いたけど俺も触らせてもらったよ。
何mあるか判らんけど結構大きかったと思う。
175 :01/09/02 22:33 ID:r79uD18Y
小屋の張り紙とかに書いてある「〜人間」とかは
中にいなくて(やっぱり?)、
劇団の方(たいてい高齢)が体張って何か芸をやるってのが
ほとんどだったYO!
176 :01/09/02 23:23 ID:ot0h.Xmo
俺の上司(39歳)が小さいころ、大国魂神社の見世物小屋で
「人間の頭がついた犬」を見たと言っております。
本人いわく「絶対に見間違いじゃない」と言い張ってるんですけど・・・
いないですよねえ、そんなの。
177 :01/09/04 00:15 ID:pCGTPU0Q
なにかトリックがあったんでしょうね。

(写真で見たとか)
178 
age