◆■◆アレイスター・クロウリーって…◆■◆

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1あなたのうしろに名無しさんが・・・
具体的にはどんなことやった人?
悪魔を呼び出したって本当なの???
2けいたろー:2001/05/12(土) 07:32
黄金の夜明け
魔術理論と実践

国書刊行会
3あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 07:35
遂にその名前がでてきたか〜!。て、今まで出てなかったの?
この人物抜きにオカルトとccさくらは語れまい・・・・・
4あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 07:50
↓まずはこれを軽く一読してみてはどうでしょう。
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/3051/magicalorder.htm
54よりコピペ:2001/05/12(土) 07:53
 アレイスター・クロウリー ( 1875-1947 ) は間違いなく今世紀最大の魔術師だといえ
る。更にもっとも有名 ( 悪名高い? ) な魔術師であり、魔術の世界に足を踏み込んだ者が誰でも一度は手にとるのがクロウリーの魔術の著作であろう。 また、彼はビートルズのジャケットに登場したただ一人の魔術師でもあり、魔術界きっての有名人である。インターネットの検索サービスなどで検索を行なうとCrowley, Thelemaなどのキーワードからは数え切れない程のホームページが検索される。その規模はGolden Dawnや他の魔術体系の比ではなく、クロウリーと彼が築いた魔術的宗教セレーマ ( Thelema ) が欧米ではもっとも巨大な魔術の潮流を形成していることが容易に確認される。彼の存在は20世紀の魔術界にもっとも大きく深い影響を与えている。
 他方、一般的な彼のイメージは決してクリーンなものではなく、多くの魔術関係者達から寄せられる賛辞とは裏腹に彼の思想や人生にネガティヴな反応を示す人が多いのも事実である。ここで、彼の魔術的な人生についての簡単な年表を見るよって、彼の辿った径を検証してみたい。
64よりコピペ:2001/05/12(土) 07:58
1875年  10月12日英国レミングトンスパにて生誕。
1887年  父、エドワード・クロウリー死亡。
1895年  ケンブリッジ・トリニティカレッジに入学。
1896年  最初の神秘体験。
1898年   ケンブリッジ大学を離れる。
       ジョージ・セシル・ジョーンズと出会い「黄金の夜明け」団へ参入する。
1899年  アラン・ベネットと出会い、魔術の研究に没頭。
       ボレスキン館を買い取る。
       「黄金の夜明け」団のリーダー、マサースと知り合う。
1900年  マサース、パリにおいてクロウリーを「黄金の夜明け」団の小達人へと
      イニシエートする。
       ブライスロードの戦い勃発。クロウリーはブライスロードに単身殴り込み。    
       メキシコへ旅立つ。
1901年   オスカー・エッケンシュタインとともにメキシコにて登山。
        チェイロンにてアラン・ベネットと再会、ヨガの修行に没頭。
        ディヤーナを体験、ヨガに対する確信を深める。
1901-2年 インド放浪。
1902年   K2へ遠征。
       パリ滞在
1903年   ボレスキン館へ帰還。
        ローズ・ケリーと出会い、結婚。
1903-4年  新婚旅行。パリ、ナポリ、カイロ、インドを巡り再びカイロへ。
1904年   4月の8,9,10日の三日間に「法の書」をエイワスより授かる。
1905-7年  クロウリー著作集を出版。
1905年   カンチェンジュンガに遠征。
1906年   家族とともに南中国を旅行する。
         愛娘リリス死亡。
       「アブラメリンの魔術」実践。
       「777の書」執筆。
1907年  魔術結社A∴A∴ 設立。
1908年  スペイン横断。ヴィクター・ノイバーグとともにいざモロッコヘ。
       パリにおいて「ジョン・セント・ジョン」作業を行なう。
1909年   A∴A∴の機関誌「EQUINOX」発刊。
       ローズと離婚。
       サハラ砂漠において「霊視と幻聴」の作業、パートナーはノイバーグ。
       神殿の首領の位階へ昇進。
1910年  レイラ・ワッデルと出会う。
       カクストン・ホールにて「エレウシスの儀礼」を上演。
74よりコピペ:2001/05/12(土) 07:59
1911年  「ルッキング・グラス」誌にまつわる裁判勃発。
       マリー・デステ・スタージズと出会い、「Abuldiz」作業を行なう。
1912年  「第4の書」第一部及二部を出版。
       セオドア・ルイスによってOTOの英国支部MMMの長に任命される。
1913年  モスクワ訪問。「グノーシスのミサ」を作成。
        「虚言の書」出版。
1914年  ノイバーグとともに悪名高き「パリ作業」を行なう。
       合衆国へと旅立つ。
1915年  カナダ、ヴァンクーバーのフラター・エイカドとともにMMMの作業に没頭。
       メイガスの位階に昇進。
1916年  ニューハンプシャーにて魔術的隠遁。
1917年  「インターナショナル」誌の編集者となり、めずらしく労働する。
1918年  「アレフの書」完成。
      ロディー・マイナーとともにアマラントラ作業を行なう。
      クロウリー版「道徳経」を作成。
      リア・ハーシグに出会う。
1919年  「Blue Equinox」出版。OTOの宣伝を行なう。
      リアとともに英国へ帰還。
1920年  シシリーのチェファルーに「セレーマの僧院」を設立。
       ジェーン・ウルフ僧院に滞在。
1921年  イプシシマスの位階へ昇進。
1922年  「麻薬常用者の日記」出版。
1923年  僧院にてラウル・ラヴディ死亡。
      ムッソリーニにより、クロウリーはイタリアから追放される。
       OTOの長セオドア・ルイス死亡。
84よりコピペ:2001/05/12(土) 08:00
1925年   ドイツ人OTOのメンバー、トレンカーの招待を受けウエイダ会議に出席。
       セオドア・ルイスの跡目を相続。OTOの三代目OHOに就任。
1926-8年 フランス、ドイツ、北アフリカを旅行。
1928年   若き日のリガルディーがパリにいるクロウリーの秘書なるため、渡仏。
1929年   クロウリー、リガルディー、ともにフランスから追放される。英国へ帰還 。
       代表作である「魔術-理論と実践」が出版される。
1930年  「アレイスター・クロウリーの告白」の最初の二冊が出版される。
1930-4年 ドイツ、ポルトガルを放浪する。
1936-8年 ドイツ訪問。
1937年  「神々の春秋分点」がOTOによって出版される。
1939年  「ヨガ八講」出版。
1944年   フリーダ・ハリスとともにトートタロットを作成。「トートの書」出版。
1947年   12月1日ヘースティングにて死亡。
       12月5日「最後の儀式」がブライトンで挙行される。
94からコピペ:2001/05/12(土) 08:05
 クロウリーの生涯は波乱そのものであり、魔術そのものでもあった。
彼は近代魔術の発展に大きく貢献する書物を数多く執筆、出版し、
その精力的な活動は正に人間離れした超人的なものであった。
また彼が1904年にエジプトのカイロで聖守護天使アイワスから受け取った新時代の宣言書である「法の書」は、
後のクロウリーのライフスタイルそのものとなり、そこから派生した魔術的宗教はセレーマ( THELEMA )の名で知られることとなった。
クロウリーの死後、OTOの四代目OHOに任命されたのは、ドイツ人のOTOメンバー、カール・ゲルマーだった。
彼の意志は主にクロウリーの本の出版作業にあり、OTOの拡大にはなかった。
実際、彼はOTOのイニシエーションさえも止めてしまい、OTOを低迷、休眠に導いた張本人である。
ゲルマーの死後、幾人かの魔術師がOTOの正統後継者である旨を宣言し、OTOの派権争いが発生する。
代表的なものはクロウリーにより直接OTOの第9位階に任命されたグラディ・マクマートリー率いるカリフェイトOTO、
英国の魔術師でクロウリーの晩年の秘書も勤めたケネス・グラントの率いるタイフォニアンOTO、
ゲルマーのA∴A∴の弟子であったブラジル人マルセロ・モッタの率いるソサエティOTO、
スイス人のOTOメンバーであったヘルマン・メッツガーの率いるスイスOTOらであった。
10あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 08:07
それではみなさんクロウリーについて大いに語りましょう。
11あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 08:12
ツェッペリンやストーンズが好きだったらどうしても耳に入ってきがちな人名ですな。
127スィー:2001/05/12(土) 08:35
>>11
ブラックサバスの名曲「ミスタークロウリー」もね。
オーミスタークロウリ〜♪
13ED:2001/05/12(土) 08:39
コロンゾンを召還した人だっけ?
14あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 08:49
>>13
コロンゾンってなに?悪魔?
15あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 09:00
>>14
(悪魔)って表現よりも自然界の力・エレメント・属性と言う事らしい。
それを・天使・悪魔と擬人化しているようだね。
16317:2001/05/12(土) 09:35
コロンゾンというのは、「深淵」の悪魔です。「深淵」というのじゃ「生命の樹」のビナーとケセドの間にある崖っぷちです。
魔術師は修行を進めることによって、生命の樹を上へ上へと登って行くわけですが、その途中に越えることが大変難しい関門があるんです。「深淵」はその関門の中でも最強クラスのものなんです。

当時、クロウリーはエノキアン魔術という独特の技術を用いて天使を召還していました。その天使というのは人間の意識中の「神性」に近い存在でして、それと会話することによって、一種の「悟り」みたいなものに近づいて行くわけです。
エノキアン魔術は30位階からなる天使の召還を行うわけですが、この時、クロウリーは次々と天使の召還に成功し、より高位の天使を次々と読んで会話し、奥義を授かってたんです。
しかし、上へ向かっているうちに、とうとう「深淵」の向こう側の天使を召還する番が来ました。しかし、「深淵」を越えるのは並大抵の作業ではありません。そこで、この「深淵」の主であるコロンゾンを召還し、これの本質を理解し、コロンゾンを屈服させる必要が出たんです。
そこで、彼は弟子のノイバーグと共に、コロンゾン召還を実践したわけ。

つまりコロンゾンってのは、別に人に取りついたり、悪魔崇拝の対象になるようなものではなく、魔術師が修行の過程で越えなければならない関門の擬人化なんです。
17あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 09:53
>>15さん>>16さん
お答えありがとうございました。
よくわかりました。

ところで結局コロンゾン召喚は成功したんでしょうか?
気になる・・・。
クロウ・リ……あ、いや(笑)
19あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 11:43
彼の死とHPLが関係あるそうですね
20317:2001/05/12(土) 11:47
>>17さん

クロウリーはコロンゾンの召還と屈服に成功したみたいです。そして、より高位の天使の召還にも成功し、奥義を授かったそうです。
これにより、彼は魔術師としての位階も上がり、「神殿の首領」を名乗ることが許されたとか。

この時のエノキアン魔術による天使召還について、彼は詳細な記録を残しました。
この記録は「霊視と幻聴」という本にまとめられ、これは日本語訳が国書刊行会から出ています。
もちろん、コロンゾンと交わした会話の記録も入ってます。
21 :2001/05/12(土) 12:28
>19
HPLって何?
てゆうか、聞かない方がいい?
22おばあちゃんの知恵袋:2001/05/12(土) 12:34
>>21
大丈夫。たぶん、ホラー作家、H・P・ラヴクラフトのこと。
23あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 12:38
でも、ドイツのヒトラーは
クロウリーやいろいろな
オカルト者を使ったけど、
アメリカの軍隊に負けて
しまった。
24 :2001/05/12(土) 12:43
>23
ヒトラーとクロウリーの接点てあったのか?
ムッソリーニ迫害されたというのは聞いた事はあるのだが・・・
詳しく教えてくだされ
>>21
恐らく小説家 ラブクラフトかと
26あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 12:48
クロウリーの本が
第1号、第2号・・・と発刊する
たび、
世界大戦などの戦争が
勃発する奇妙な関連性が
あった。
ヒトラーの「我が闘争」という本は
ほとんどクロウリーの本の
模写である。
ライバルとの抗争のとき悪魔を召還しあってころしあったとか聞いたけど。
28あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 12:54
最終的には、アインシュタイン(ユダヤ)
の核ミサイル2発で、
戦争は終結した。
B-29はミサイルなのか?
30あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 15:14
クロウリー版「道徳経」、読んでみたいです。
日本語で刊行されてますか?
>>28
軍事板いって教えを請うてこい
32あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 16:29
5y;45jy;werijhy:pt
33あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 20:49
マスターテリオンを名乗ったらしいぞ
34 :2001/05/12(土) 21:04
>26
いくらなんでもさすがにそれは無いじゃない?
初耳なので、誰が言ってたのかおしえて欲しい
35 34:2001/05/12(土) 21:09
あっ!ごめん。

>ヒトラーの「我が闘争」という本は
>ほとんどクロウリーの本の
>模写である。
此処の部分ね。


>クロウリーの本が
>第1号、第2号・・・と発刊する
>たび、
>世界大戦などの戦争が
>勃発する奇妙な関連性が
>あった。
というのは、
「○の書」の事を言ってるんだとそれはわかるんですが。
36あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 21:24
ネクロノミコンはクローリーの著書のパクリと言う説があったな。
37あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 21:26
法の書でしょ
別に伏字にするこたぁないと思うが。
38 34:2001/05/12(土) 21:28
だって怖いんだもん!
39あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 21:34
どうでもいいけどクローリーの本出してる国書刊行会のやり方ってなんか理解できない。
神保町なんかに行くとグランデや三省堂なんかで新本が異様な高値で陳列してあるけど
ちょっと離れた古本屋で同じものの新古本が半分から3分の1の値段で売っている。
これって高くて売れないからの在庫整理なんでしょ。
あまりにも購入者をなめ過ぎでない?
40あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 21:36
>>39
刷る数が少ないとどうしても高くなるんだよ。
同人誌がバカ高いのと同じ。
41あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 21:43
Mr.Crowleyのランディのソロは泣けるよ。
42あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 21:48
クローリーの肉声CD持ってます。
こわくて1回しか聞いてません。
43あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 23:00
>>20さん
ありがとうございます。
しかし悪魔と一体どんな会話したんでしょうね・・・。
44あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 23:04
水玉ギターのランディーローズですね
45あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 23:08
最初の方で「CCさくら」の話を出してきた人いるけど、
もしかして「クロウリード」ってこの人の事なの?
46あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 23:17
ソイ、ベイバロン、オーファルレ・・・
47あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 23:19
おいらポスター持ってるよ。
ランディ・ローズの・・・
48あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/12(土) 23:44
>45
おそらくモデルにしてるでしょう。
アニメの「ccさくら」はかったるくて見た事無いのでよく判りませんが、漫画本の方は少し読んだ事あります。恐らく「クロウリード」は「クローリー」をモチーフとしてる事は間違いないでしょう。それに気が付いてから私はccさくらはなるべく避けるようにしてます。尚、クローリーはその生涯の中で「性魔術」というものを手がけておりますが、おそらく「さくら」たん(;´Д`)ハァハァ・・・・ウッとやっている炉利達の性エネルギーは (クロウリーのある目的)の為に自動的に活用されていると思われます。
49あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/13(日) 00:15
>>48
あなたがクロウリー関連のことを、本人が死んでおり、
マンガ本であるにもかかわらず、さける理由はなんでしょうか?
それほどにも、クロウリーがきらいなの?
50あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/13(日) 00:45
>>49>>48はオカルト肯定派の臆病者と思われ。
そういえば、ギタリストのジミー・ペイジは館を始めとしてクロウリー関連物を
収拾していたな。
51あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/13(日) 00:53
つーかどう読んでも>>48はネタで笑うとこだろ?
なにマジレスしてんだ?
52317:2001/05/13(日) 01:00
>>21さん

ラヴクラフトとクロウリーとの間に直接の接点はありません。
ただ、ケネス・グラントがクトゥルー神話のクロウリーの魔術体系に、いくつかの類似点を見つけ、両者は無意識のうちに同じ物を幻視してしまったのではないか? と仮説を立てていますね。

ラヴクラフト自身は、自分は魔術については全くの素人で、せいぜいウエイトの「黒魔術と契約の書」を読んだぐらいだ、と自分で言っています。実際、彼の小説を読む限り、その通りだと私も思います。

ラヴクラフトは、クロウリーについて、友人宛の書簡の中で、一度だけ触れています。その中で彼はクロウリーを「神秘的な力を持っているふりをしている男」と評しています。
このことからも、両者にはあまり接点は無いと考えたほうが良いでしょう。
53317:2001/05/13(日) 01:01
>26さん

そのような事実はありません。おそらくクロウリーとゲルマーが「我が闘争」を読んで、ヒットラーは「法の書」をどこかで読んでその影響を受けたに違いない、と推理したという話しを混同されたのでしょう。

ナチと魔術との関係は、大袈裟に語られることが多いようです。ヘスやヒムラーがオカルテリィズムにはまっていたのは事実のようですが、ヒットラー自身はむしろオカルティズムに批判的だったと言われています。
54のりにゃんこ:2001/05/13(日) 01:05
↑????ジェニファー日本語ペラペラだよ〜
55317:2001/05/13(日) 01:07
失礼しました。
52の二行目は、「ただ、ケネス・グラントがクトゥルー神話とクロウリーの魔術体系との間に、いくつかの類似点を見つけ」です。
56のりにゃんこ:2001/05/13(日) 01:09
54のレスは間違いです!ごめんなさい!
うちのパソコンが、ちょっとバグって変な表示になってたの。ごめんね!!
57カツラ:2001/05/13(日) 01:25
ギブソンカスタムショップ製アイボリーホワイトのレスポールカスタム持ってます。
Mr.Crowleyのソロは弾いてて気分いいですよね。
そうそう、Crazy Trainのイントロのリフ、自分で作ったリフとまったく同じでビックリしました。
勿論曲を聴く前に作ったんだけど、自分で弾いててちょっと恥ずかしかった・・・。
でもランディ・ローズと同じリフを考えついたんだってことに気付いた時は嬉しかったなぁ・・・。
一応クロウリーつながり。
58あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/13(日) 02:10
クロウリーが著作して邦訳がでている本これしかみつからなかったよーん。
まだある?

クロウリーの魔術日記 クロウリー,A.(アレイスター) 著
スキナー,S. 編 江口 之隆 訳 1997 \4,800 国書刊行会

魔術 理論と実践 クロウリー,A.(アレイスター) 著
植松 靖夫 ・ 江口 之隆 他訳 1997 \5,700 国書刊行会

777(ナナ・ナナ・ナナ)の書 キング,F.(フランシス) 監
クロウリー,A.(アレイスター) 著 江口 之隆 訳 1992 \4,272 国書刊行会

トートの書 キング,F.(フランシス) 監 クロウリー,A.(アレイスター) 著
榊原 宗秀 訳 1991 \3,301 国書刊行会

麻薬常用者の日記 キング,F.(フランシス) 監 クロウリー,A.(アレイスター) 著
植松 靖夫 訳 1987 \4,300 国書刊行会

法の書 クロウリー,A.(アレイスター) 著 江口 之隆 ・
亀井 勝行 解説 1983 \1,900 国書刊行会
59あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/13(日) 02:13
ついでにこんなのもあるよーん。

クロウリーと甦る秘神 キング,F.(フランシス) 監
グラント,K. 著 植松 靖夫 訳
60あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/13(日) 02:32
神保町で「法の書」を見掛けたんだけど、かなり安っぽいイラストで
一気に買う気が失せた。もっとマシなイラスレーター、例えばギーガーに
発注すれ!>国書刊行会
でも、刊行されると天変地異があるって宣伝してたけど何事もなかったね。
6148:2001/05/13(日) 07:59
クローリーをモデルにしている事は間違いないでしょうが、その後の書き込みは全部ネタです。ccさくらファンの方ごめんね。気にせず今日も一日頑張って(;´Д`)ハァハァ・・・・・ウッしといてください。
オタクがうるさい、最初から漫画板にでも話題ふれsage
63松田しのぶ009.mel0301.mel.iprimus.net.au:2001/05/13(日) 08:06
ほへ?
おためし・
松田しのぶ最悪
6663=64:2001/05/13(日) 08:11
>>62の松田しのぶちゃんってホンモノ?
ニセモンじゃないかと思って、いろいろやってみたけど、
IPのところがちがうんだよね。

急に、文の感じがかわったし、ほかのスレでも擦れてるけど
どうしたの?
67あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/13(日) 08:12
>>60
ワラタ。そのとーり。
>>66
んーーーどう見てもニセっぽいよな。>松田しのぶ
何か細工して同じホスト名になるようにしたんじゃないか
分かりやすいな。
「松田しのぶ」というのが誰かは知らないが、63と64はニセだな。

でもこんなの騙ってどうするんだろ。
なんか今リロードしたら「松田しのぶ氏ね」って
すげーわかりやすいスレが立ってるんだけど(藁
あのスレ立てる為に騙りがジサクジエンしたんだろーな
7163=64:2001/05/13(日) 08:17
>>66
いや、だから63と64は僕でためしたの。
レスの無駄遣いしてごめんよー。
でも、松田しのぶちゃんって前はもっと謙虚だったから、
偽物がでたとおもって、どうやったかためしてみたの。
ああいう風にでる方法って本人以外ないの?
72あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/13(日) 08:20
IPをボールドじゃなくす方法はあったよね、確か。
やり方忘れたが・・・。
>>71
なんか同じ串使ってる、とか「松田しのぶ」スレで
言ってるぜ。そしたらホスト名も同じになるとか?
俺もあんまり詳しくないからようわからんが
74317:2001/05/13(日) 09:49
>>21さん

黒魔術の娘,アレイスター・クロウリー 著
江口 之隆 訳 1991 \550 創元推理文庫

ムーンチャイルド アレイスター・クロウリー 著
江口 之隆 訳 1990 \680 創元推理文庫

神秘主義と魔術 アレイスター・クロウリー 著
島 弘之訳 1986 \3,800 国書刊行会

霊視と幻聴 アレイスター・クロウリー 著
飯野 友幸訳 1988 \4,200 国書刊行会

創元推理文庫のものは、小説です。
他に、

「現代の魔術師 クローリー伝」 コリン・ウィルソン著 河出書房新社

というのもあります。
そこそこの数が邦訳されていますね。
彼の残した著書の数は膨大なので、全集はまず絶対に無理ですが、「アレフの書」の邦訳は欲しいところ。
ちなみにクロウリーの文章は、かなりの悪文でして、確かに翻訳作業は重労働ですね…。
75317:2001/05/13(日) 10:15
>>60さん
>でも、刊行されると天変地異があるって宣伝してたけど何事もなかったね。

より正確には、「天変地異」ではなく、「戦争」ですね。ラー・ホール・クイトは、戦争と復讐と血を司る神でもありますから。
さらに、「法の書」の思想は「変革」でもありますから、革命や政変も関連ずけられるかも。クロウリー自身も「戦争」を仄めかしております。

しかし、このジンクスは、魔術師達の間では、あまり問題にはされていませんね。せいぜい冗談に使われる程度。
考えてみれば、地球のどこかで常に、戦争や紛争状態にある国があるわけで、こじつければ何とでもいえるわけで・・・。

「法の書」を出した国書の編集者(某ホラー作家)が、某SF同人誌で書いてましたが、あのジンクスは、「ベストセラーを作る実験」のために利用した、みたいなことを書いてましたね。
(このエピソードはSFファンや幻想文学ファンの間では、物凄く有名な話しなので、ここで書いてもいいでしょう)
実際、国書刊行会というマイナー出版社にしては、あの本は、そこそこ売れたそうです。
76あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/13(日) 10:23
>317氏
結局彼とコロンゾンはどんな会話をしたんでしょう?
77317の二乗:2001/05/13(日) 10:36
クロウリー「ボクに奥義を授けてぇ〜ん」
コロンゾン「おまえ、うざい。氏ね、この魔術ヲタ」

こんな会話じゃないのは確かだ。
78あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/13(日) 10:43
法の書ってどんな内容の本なんですか?
79あなたのうしろに名無しさんが・・・ :2001/05/13(日) 10:51
法の書は、クロウリーが自分の聖守護天使エイワス(読んでみれば解るが、
これの一体どこが聖守護天使なんだと突っ込みを入れたくなるほど悪者)
から受け取った啓示をクロウリーが記録したという事になっています。
他はクロウリー自身の身辺雑記や邦訳版オリジナルのクロウリー伝記などが
あります。
80 :2001/05/13(日) 10:59
>77
いや、ほんとかどうか判らんが昔読んだ本によると、結構そういう感じの会話だった様な気がするよ。それと、作業する上で弟子を媒体にしていたため反抗的なコロンzンが暴れて襲ってきたらしい。
81なんちゃって霊能者:2001/05/13(日) 11:04
ボクの友達に「法の書」を貸していた期間に、その友達が「大学で急に
知らないやつから、お前「法の書」読んでるだろう?、と声かけられた
んだけど〜」って相談してきたことがあったよ〜。
学内では読んでいたことがなかったし、それまで口きいたこともなか
ったとか言って、怖がってボクに「法の書」をつっかえしてきたよ〜。
ボクはその後で古本屋に売っちゃったよ〜。
82317:2001/05/13(日) 11:41
>77さん
>80さん

はい、確かにそんな雰囲気の会話でした。コロンゾンは、悪態と脅迫と誘惑の言葉をはきまくり、会話の論点をずらそうとしたりして、抵抗したそうです。
しかし、最後には、しぶしぶ自分の本質について語り、「本当の名前」を明かしました。
悪魔や精霊にとって、「本当の名前」を教えることは、全面無条件降伏を意味します。なぜなら、「本当の名前」を知っている魔術師の命令には、絶対に逆らえなくなるからです。

この会話やコロンゾンとの駆け引きはなかなか面白く、詳しく書いてみたくなりますが、かなり長文になっちゃいますので、ご容赦を。
厨房の頃、法の書の封印破って半年後に、三原山噴火してぶるったなあ。
ええと、15、6年前だな。家帰ってニュース見て、開いた口塞がらなかった。
古本屋で、たまに見ると、封印やぶった日付書いてあるやつがあるけど、
日付の下に矢印引いて、阪神大震災と書いてあったのを見た、
本人もびびって売ったと思われ。俺、2度びびった。こりゃまいった。
84317:2001/05/13(日) 21:23
>>78さん
>法の書ってどんな内容の本なんですか?

クロウリーの解釈によりますと、「法の書」の内容は以下のように要約できるそうです。

1.キリスト教に代表される(人間が神に従うだけの)「奴隷の宗教」の時代は終わり、「人間自身が神と化す宗教」の時代が始まる。

2.人間は、自分の中にある「真の意志」を発見し、それに従って生きなければならない(汝の欲することを成せ、それが法の全てとならん)。

これをもとにクロウリーが作った宗教が、いわゆる「テレマ教」ですね。
この「法の書」は、カバラの暗喩や暗号、寓意に満ちていて、内容を字義通り受け止めてはいけないそうです。
さらに、クロウリー自身も、「何を意味してるのか、よく分からん」って部分もあるそうです。

でも、仏教までもが「奴隷の宗教」とされるのは、特に禅宗の人達は、絶対に納得できませんよねえ(鉤爪で引き裂かれちゃかないません)。
85あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/13(日) 21:50
ニーチェの超人思想とにてるね。
ニーチェは好きなんだが、ヒットラーに誤用されたから
評判わるいけど。
86あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/14(月) 07:39
>1900年  マサース、パリにおいてクロウリーを「黄金の夜明け」団の小達人へと
>      イニシエートする。
>       ブライスロードの戦い勃発。クロウリーはブライスロードに単身殴り込み。

殴り込みってのがメッチャ気になるんですけど・・・(^^;
気性の激しい人だったんかね〜?
87あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/14(月) 07:46
ハゲっすわ
88ななしさ:2001/05/14(月) 07:55
法の書読んだ人いるんだ。
あれ難解すぎるわ。
90317:2001/05/14(月) 22:50
>>86さん
「プライスロードの戦い」の顛末とは、GD(黄金の夜明け)団の首領メイザースと、首領に反旗を翻した幹部達との抗争のことです。
当時、メイザースはフランスのパリに居たため、ロンドン本部の幹部達の反乱を鎮圧できずにいました。そこで、当時彼の弟子だったクロウリーが、メイザースの全権大使となってロンドンに乗り込み、幹部達の反乱を鎮圧しようとしました。要するにクロウリーが幹部達一人一人を査問にかけて、首領に従わない者を団から除名する、と言うことです。

当時ロンドンのプライスロードに、GD団は部屋を借りていました。そこには、団の重要な儀式用具や貴重な魔術書や論文やらが沢山しまってあったわけです。
クロウリーの反乱鎮圧の最初の作戦は、団の財産であるこのプライスロードの部屋を占領すること。彼は、半分力づくでこの部屋に乗り込み、そこを管理していた女性団員達を追い出し、錠前を交換。すぐに警官が呼ばれたけど、部屋の家主が不在であったために、法的に正当な部屋の所有者が不明だったために、クロウリーのなすがまま。
(この時、クロウリーはキルトを来て、腰には短剣、胸には馬鹿でかい金の十字架をつけ、顔には黒い仮面をつけるという、凄い格好だったとか)
しかしその48時間後、部屋の家主が帰ってくると、団の幹部達は家主の了解を得て錠前を交換。クロウリー、せっかく手に入れたプライスロードの部屋を奪還される。
91317:2001/05/14(月) 22:51
(続き)
そこでクロウリー、再度錠前の交換に赴く。またもや警官が呼ばれました。
クロウリーは、部屋に中の儀式用具や文書は団の首領であるメイザースの物であると主張。一方、幹部達は、これらは首領個人の物ではなく、「団」の財産と主張。すると警官は民事不介入と言うわけで、「裁判所に決めてもらいなさい」と言ってクロウリーを帰らせました。

そこでクロウリーは、部屋の中身の所有権を主張して、団の幹部達を相手取り、告訴。けど、弁護士に「勝ち目はない」と言われてしまい。告訴を取り下げ。
全てが面倒くさくなったクロウリーは、そのまま放浪の旅へ(無責任すぎ)。
一方、団の幹部達は、この一件で本当に怒ってしまい、リコールを起こし、首領のメイザースを団から追放・・・。

クロウリーによると、この戦いでは、呪い等も使用した「魔術戦」も同時に行われたとか。
92あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/15(火) 02:11
「法の書」ちょっと興味があるんですが、難しいですか? ('_`;)
たかが100年も生きなかったクロウリーって、そんなに凄いのか?
って、ナンシー関につっこまれそうだな.
94あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/15(火) 02:26
だれだかに「ホントに魔術なんてあるんか?」って訊かれて、クローリーが
おもむろに前を歩いてる紳士の後ろを、紳士の歩きを真似して歩いて、クロー
リーがステンと転ぶ真似をすると、その紳士が急に転んで、紳士はなんで転ん
だのか不思議そうに見回してた、とかいうキュートなエピソードがあったはず。
 ごめんなさい。眠いから日本語メロメロ。
95あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/15(火) 04:10
クロウリーって人間好きで冗談好きで、人間的には気の良い人物だったようだね。
晩年には長年の麻薬中毒を治そうとして苦労してたっていうし。生涯に渡って
色々むちゃくちゃな事やってきてるけど、やっぱりこの人も普通の人間だよ。
クロウリーはただの乱交好きのイカレペテン師ですよ。
97あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/15(火) 06:40
クローリー自身の難解な書物に比べて、平易に書いてある
コリンウィルソンの伝記は、クローリー研究者以外にもおもしろいですね。
あの本の中では、クローリーの品性、行動には否定的ですが
彼には少なくともある種の超能力はあった、としています。
98ムーンアダルト:2001/05/15(火) 07:37
すべての男女は星飛雄馬である。
99317:2001/05/15(火) 08:31
「凄い」の基準をどこに持ってくるかによって、評価は分かれるでしょうけど、彼の著書や生涯について調べれば調べるほど、好き嫌いはべつとして、少なくとも「ただ者」では無いってことは分かりますよ。

魔術以外の分野でも、K2初登頂への挑戦によって、登山史の本に彼の名は出てきます。
「月と6ペンス」で有名な文豪のサマセット・モームは、クロウリーと交流があり、彼から受けた強烈な印象を基に、彼をモデルにした長編小説「魔術師」(邦訳あり)を書いたり。
彫刻家のロダンも彼と親交があり、は、クロウリーの詩集のためにリトグラフを作成。
あと、ホラー作家やファンタジー作家等とも、付き合いや資料提供などもしてたみたいですし。

「春秋分点」を調べてたら、ロード・ダンセイニが寄稿してたりして、びっくりしたことも…。

もっとも、クロウリーに「ペテン師」の側面もあったことは確かに事実だとは思いますね。
でも、彼は活動において、その「ペテン」を主目的にしたことはありませんし、(だからと言って、それが功罪になるとは言いませんが)。
また彼の魔術活動はその殆どが大真面目で、単なる乱交では断じてありません(彼は確かに性魔術は実践しましたが、「乱交」なんてやっとことがあるのかな? ちょっと記憶に無いですね。後で調べておきますね)。

彼の印象は、あまりに強烈なので、彼が死んで50年以上たっても、未だに彼を熱狂的に崇拝する人がいるかと思えば、一面識も無いのにまるで蛇蝎のように嫌う人もいます。これも、少なくとも彼が「ただ者」では無かった証左だと思ったりもしますが。

ちなみに、魔術師の間でも、彼の評価は分かれます。クロウリーを嫌う魔術師も、結構いたりします。
100あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/15(火) 09:57
クロウリーも著書「魔術師の娘」
って、ストーリーがやばい。
101あなたのうしろに名無しさんが・・・ :2001/05/15(火) 10:35
ヒトラーのように、道を誤った天才ですね
10297:2001/05/15(火) 14:33
>>317さん、
大変お詳しいので、興味深く読んでしまいます。死の直前にフクロウに
なった、なんていうエピソードも実しやかに伝わっていますね。
確かに、平賀源内のように不運な天才、という気もします>>101さん
103あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/15(火) 17:01
漫画「タロットウォーズ」に出てくるクロウリーは
意地悪のホモにしか見えなかったけど、かなりすごい人だったようですね。
ところで「性魔術」って具体的にはどんなもんなんでしょう?
104>100:2001/05/15(火) 17:24
どうやばいの?
105317:2001/05/15(火) 23:18
実は私は、性魔術には、あんまり詳しくは無いんですが…。
「性魔術」を一言で説明するなら、「左道派タントラの西洋魔術版」と言ったところでしょうか。
要するに、セックスのエネルギーを魔術に利用しよう、という考え方です。
具体的にどのようなことをするのか? と言いますと、流派によってまちまちです。性を単なる「象徴」や「寓意」として使うだけの流派から、本当に「儀式的な性交」をしてしまう過激派まで、いろいろですね。

現在の性魔術には、実に多くの流派がありますが、いずれにおいても大なり小なり、クロウリーの影響下にあります。

もともとOTOには、クロウリーが入団する前から性魔術の教義はありましたが、彼はこれを独自のやり方で発展させ、大成させたわけです。それもかなりストレートな形で。

クロウリーが、GDの純粋な継承をしている魔術師や、ダイアン・フォーチュンの流れを汲む魔術師達から、今一つ受けが良くない理由の一つが、この「性魔術」を実践したことですね。
10697:2001/05/16(水) 03:32
チャールズマンソンに影響を与えていたのは性魔術の分野だけでしょうか?
107317:2001/05/16(水) 08:32
>>97さん

私はマンソンについては、性魔術以上に、ド素人ですので、間違ってるかもしれませんが。
彼は、クロウリーの思想を、クロウリーの著書からではなく、友人のボビー・ボーソレイユの話かハインラインのSF小説「異星の客」から知ったのでは無いでしょうか?(つまり二次情報)
ハインライン自身は、否定気味ですが、これはあきらかに「法の書」の思想の影響下にありますから。これによって、彼が性魔術と言うより、一種の超人思想を誤解ないし曲解したと言うことではないでしょうか?
いや、彼の反社会的思想の材料の一つにクロウリーを借用した・・・ということではないでしょうか。

ただ、マンソンが「ヘルタースケルター」のことを云々してビートルズ・ファンがえらい迷惑したように、彼のせいでクロウリーの系統をひく魔術師達もえらい迷惑をしたのは確かです。
108あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/16(水) 11:52
オウムがダライラマを、定説のおっさんがサイババとの関係を強調していたように
権威付けによく利用してしてるね。
109あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/16(水) 13:09
法の書にクロウリー自身は詳しい注釈をつけてないんですか?
110317:2001/05/16(水) 23:54
もちろん、クロウリーは「法の書」については、色々と注釈を書いてます。
残念ながら、未訳の物が多いようです。
ちょっと捜してみたところ・・・

ファルコン・プレス社から出てるリガルディ編の「Law is for All」という本には、「法の書」全文と、それへのかなり詳しい注釈が収録されていますね。
同じくファルコン・プレスのリガルディによる「春夏分点」の重要な文書を集めたアンソロジー「Gems from the Equinox」の第二章にも、「150の書 法の書解題」が入ってますね。

内容についての要約等はご勘弁を…。
111317:2001/05/16(水) 23:55
>>103さん

「タロットウォーズ」とは懐かしいですね。確か「ハロウィン」誌に連載されてた漫画でしたっけ?
あれのクロウリーの描かれ方は、ちょっとあんまりだったような気も。

クロウリーはゲイというより、「基本的に女好きだけど、男もちょっと好き」という人だったようです。
いわゆる「パリ作業」は、ゲイの性魔術実験も含まれてました…。
112あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/17(木) 02:36
法の書を啓示したクロウリーの守護天使とは如何なる世界の住人なんだろう?
113あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/17(木) 02:55
>112
絵を見た事あるけど、頭のでっかい宇宙人みたいだったよ。
114317:2001/05/17(木) 08:34
守護天使については、様々な解釈がありますね。
文字通り、魔術師に神から使わされた天使だとか、肉体を捨てた高位の大先輩魔術師だとか…。

でも、よく言われるのが、「人間の意識の内にある高位の自我」ですね。仏教で言う「仏性」にあたるものです。

つまり、人間は誰もが心の中に「神の破片」のような物をもっているわけです。しかし、普通の人間の場合、それは物凄い量の煩悩の中に埋もれていて、出てこない。
そこで、魔術の修行をすることによって、その埋もれた「神の破片」と接触して、それを引き出す。
これが「聖なる守護天使との会話」である、と。
要するに守護天使と言う存在は、人間と独立した霊的存在ではなく、人間の意識の中にある「神様」のことである、と。もっとも、それが「善悪を超越した神」なのか「善神」なのか「悪神」なのかは分かりませんが・・・。

私はこの説が、正しいんじゃないかとも思ってますが・・・。

クロウリー自身は、霊的な存在だと思ってたみたいです。この辺り、私も勉強不足で、よく分かりませんが。
113さんがおっしゃってる絵は、クロウリーによると、「1919年に霊的に接触した地球外の知性体「子羊」の肖像」だそうです。国書刊行会の「魔術の復活」に収録されております(本当にグレイにそっくり!!)。これこそが、エイワスだともよく言われてるみたいですね。
115あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/17(木) 08:52
グレイの元ネタはクロウリーだったのか!
116あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/17(木) 13:04
クロウリーはいいからメイザースの書いた
アブラメイリンの本どっかで見られないの?
117あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/17(木) 16:01
>317
国書刊行会の元編集者で、現在ホラー作家って、
朝松健氏ですよね?
118あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/17(木) 16:05
クロウリーは登山家で、
ヒマラヤなどの山を
食料より、自分の著作本を
たくさんカバンにつめて、
登った。
119あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/17(木) 16:06
アメリカのクローリー研究家のケネス・アンガーの
研究書も、日本では出版されてませんよねぇ。
120あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/17(木) 19:38
121あなたのうしろに名無しさんが・・・ :2001/05/17(木) 21:25
>>120
そこのページって、いつも2ちゃんに植鈴されてっけどさー
なんかあるの
122317:2001/05/17(木) 21:32
クロウリーがボーレスキン館で実践したアブラメリンですが。

この「アブラメリンの書」の日本語訳は、私の知ってる範囲では二種類存在します。
どちらも完訳ではありませんが、魔女の家から出てるやつなら、今でも入手は可能と思います。。

原書はWEISER社からペーバーバック版が出てます。

あ、メイザースが書いたんじゃなく、英訳したんです。14〜5世紀頃にへブライ語で書かれ17〜8世紀頃にフランス語に訳されました。それをメイザースがパリのラルセナル図書館で発見し、英訳しました。
・・・ということは、日本語版は三重の翻訳??
123317:2001/05/17(木) 21:33
ケネス・アンガーの本、読みたいですね。
かなり前に、彼の魔術をテーマにした映画が日本で上映されたことはあったそうですが。
124あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/17(木) 21:49
Do what thou wilt shall be the whole of the law.
125あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/18(金) 07:14
ケネス・アンガーですか。ロンドンでスコーピオ・ライジングという映画を見たことが
ありますが、何故か映画館は爆笑の渦でした。クローリー研究家とは知らなかった。
126あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/18(金) 20:13
age
127317:2001/05/18(金) 21:55
ケネス・アンガーが撮ったクロウリーの思想をテーマとした映画としては、
「快楽宮殿の落成式」
「わが友なる悪魔の召還」
等があるそうです。いずれも1950年代のアングラ映画で、当時から評価も高かったそうです。

日本でも、映画マニアの人達による上映会が、東京や京都で何度か開かれたそうです。
残念ながら、私は観たことはありません。でも、平凡社の「イメージの博物誌4 魔術」に、上記の映画のワンシーンが収録されていますね。

ケネス・アンガーは、クロウリーがイタリアに作った「テレマの僧院」の廃墟を調査し、クロウリーの描いた壁画を見つける等の業績もあるみたいです。
128あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/18(金) 22:59
獣の数字666=テリオンを統べるもの、彼はマスターテリオン。
なんで「オカ板はダメになった」スレに書かない?
なんで糞ネタでスレッド立てたがる?
・・・オカ板より貴様が駄目だ。

=============終了===============
130イーさん:2001/05/19(土) 00:39
そうか、そうか、ありがとな。
131あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/19(土) 05:10
かってに終わらせるな、厨房!!貴様が無知なだけだ!!>>129
>>129
いや、意味わからないから。
133317:2001/05/19(土) 09:11
ケネス・アンガーは、「テレマの僧院」の調査の模様も記録映画にとってるみたいですね。WEISER社から「Aleister Crowley Scrapbook」って言うクロウリーの写真資料や彼が存命中の新聞記事やらを集めた本があるんですが、その本の映画の章に、それが紹介されてました。ケネス・アンガーは壁の漆喰を引き剥がして、その下にあったクロウリーが描いた絵を、楽しそうに示してました。
ちなみにこの本には「快楽宮殿」のシーンも入ってましたけど…。牧羊神に扮装した筋肉男がポーズとってた。どういう映画なんでしょ?

クロウリーの描いた絵画も、結構載ってましたね。いわゆる「抽象芸術」ってやつですか? 正直、うまいんだか下手なんだか、よく分かりません。
魔術史家のフランシス・キングが言うには、「クロウリーは下手な画家でしかなかったが、深い色彩感覚と力強さを持っていた。そのためニューヨークの個展では、そこそこ成功した」みたいなことを書いてますね。
クロウリーの絵は、日本の文献では、平凡社の「イメージの博物誌4 魔術」や国書刊行会の「魔術の復活」等で見ることができます。

考えてみれば、クロウリーの最後の業績である「トートのタロット」作成でも、これを描いたのは弟子のフリーダ・ハリスでしたが、クロウリーの筆も入っているそうです。それに、原案のスケッチを描いたのもクロウリーでした。
このタロットには、ボツになった絵もいくつかありまして、小型版の「トート・タロット」にはそのボツになった「魔術師」が二枚も入ってますね。未確認ですが、他にも未発表のボツ絵があると聞いたことがあります。どんなカードなのか、見てみたいですねえ。
134あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/19(土) 10:13
>>133
持ってますよ、ALEISTER CROWLEY THOTH TAROT DECK。
10年以上前に水道橋の奥野かるた店で入手しました。
そこはマニアックな品揃えで、ダリのタロットカードも買いました。
今は本棚の肥やしになってます(w

元祖クロウカードということで、ヤフオクで売れないかな。
135あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/19(土) 11:23
法の書
サイケなハードカバーで封印があって片方が赤いなんか走り書きで
もう片方に日本語の翻訳が載ってるのもってます。

日本語でよめるやつってこれだけですか?
136あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/19(土) 11:45
このスレをざっと読んでみて思ったんだけど、
クロウリーの思想は単純に悪魔崇拝と云うだけでは
とてもかたづけられない物のようですね。
137あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/19(土) 11:54
真・女神転生2にクロウリーが出演してますよん。
弱いけど。
138あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/19(土) 13:28
>>136
悪魔崇拝だったら、悪魔協会のアントン・ラヴィの方かな。
139317:2001/05/19(土) 13:34
>>134さん
最近、あのお店ではタロット見ませんね…。むしろ、ちょっと行ったところにある書泉のほうが??
あの当時は、トートの入手はかなり困難でしたが、最近はちょっと楽になったみたいですよ。
なんか、トートのロシア語版、スペイン語版なんてのまで出てるとか。そのうち日本語版も出たりして。
140317:2001/05/19(土) 13:35
>>135さん
あれだけだと思います。
「法の書」はクロウリーの最初の妻ローズが自動書記で書いたものです。そのもと草稿がそのまま入ってます。

エイワスが言うには、「法の書」は世界じゅうのあらゆる言語に翻訳されて出版されなければならない。しかし、必ずこの草稿も収録せよ、と命じています。
エイワスによると、この文字の形、書体の中にも奥義が隠されているからなそうです。
141317:2001/05/19(土) 13:36
>>136さん
これもよく受ける誤解なんですが、クロウリーは悪魔崇拝者ではありません。
と言うより、悪魔崇拝をする魔術師は殆どいません(18世紀の貴族の遊びや、「セトの寺院」に代表されるラベイの悪魔教会の系列をひく流派のような、ごく一部の例外を除いて)。
GDやフォーチュン系の魔術師には、敬虔なキリスト教徒も多いです。

確かに、クロウリーはキリスト教を嫌っていました。

しかし、クロウリーの考えでは、悪魔崇拝で言う「悪魔」と言うのは「キリスト教の教義に出てくる悪魔」にすぎない。「みなさん、怖い悪魔がいます。その悪魔から身を守るためにもキリストを受け入れなさい」とか「キリストの教えを受け入れない者は悪魔の使徒です、やっつけましょう」とか。
要するに、悪魔と言うのは、穿った見方をするなら、「キリスト教の悪魔」とは、「キリスト教株式会社の営業部」の一部門にすぎないわけです。
つまり、そんな物を崇拝したところで、結局それはキリスト教の掌の上で踊ってるだけ。
本当に、キリスト教と戦うのなら、それよりももっと優れた宗教を作って、それを根絶してやることだ。
そのキリストより優れた宗教こそが「テレマ教」なり。

…これがクロウリーのキリスト教に対する考え方です。
142呪いのHPからの使者:2001/05/19(土) 13:37
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=occult&key=989913836&ls=50
ですが、西洋魔術について造詣のある方がいないんで、こちらに投げました。
143138:2001/05/19(土) 14:20
悪魔教会というか、セトのなんとかの代表者名の読み方は、
ラビ? ラヴィ? ラベイ?
144あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/19(土) 14:28
神も悪魔も罵倒して、己の誇りと意地を通した男ですね、クロウリーは。
145あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/19(土) 14:34
アレイスター・クロウリーとマルキ・ド・サドは
人間的に近いタイプだったのかも。
146あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/19(土) 15:28
クロウリーのことを知るには、
「黄金の夜明け団」関係のことを知らねばならない。
147あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/19(土) 16:43
朝松健も忘れずにね。
148あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/19(土) 16:51
文化史としても面白いから、ぜひ続けていってください。
個人的にはエリファス・レヴィなんかの話も希望。
149あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/19(土) 23:31
そういえば「高等魔術の教理と祭儀」の邦訳版って、
A・E・ウェイトの翻訳を元にしてるんだよね。
なぜ、クロウリー版のほうを使わないんだろ?

ちなみにA・E・ウェイトとは、
黄金の夜明け関係の最下層にいる人物。
クロウリーやその他のメンバーから
散々馬鹿にされまくってた。
150あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/20(日) 04:15
タロットが大ヒットしたからじゃない?>>149
151あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/20(日) 09:05
>>138さん

なんて読むんでしょうね? Laveyですが、私は何にも考えずにラベイと読んでました・・・。

彼は、クロウリーの弟子を自称しておりますが、これはあきらかに権威付けのためで、そのような事実はありませんね。
ちょっと彼の「Satanic Bible」を斜め読みしてみたんですが・・・
彼の教義は、一種の快楽主義の肯定でしょうか。従来の道徳観を否定して、他人に(あまり)迷惑をかけないレベルでのエゴイズムを実践しよう、と言うところでしょうか。
魔術師のように「自分を高めるために霊的な修行をする」というのではなく、「生きることを楽しもう」と言うのが目的ですね。
彼は、悪魔を崇拝しています。しかし彼は、自分の崇拝する「悪魔」とは「キリスト教の悪魔」とは全く別の、もっと大きな概念的な、一種の象徴である、みたいなことを言ってますね。
・・・そのわりは、例の「Bible」にはキリスト教の悪魔への祈りが出てきますが・・・。

また、彼はオカルトについては、ちょっとドライな見方をしているようにも感じます。
どうも、彼は、魔術の効果について、あんまり信じてはいないようなのです。GD等の儀式魔術に関しても、「神秘めかしたたわごと」とまで言ってます。
なら、どうして彼の「悪魔教会」では、黒ミサ等の儀式をやるのか? いわく、「人間には幻想が必要であるからだ」。うーん…。

ちなみに「セトの寺院」は、ラベイの「悪魔教会」の分派です。ラベイの、この魔術に対するドライな考え方に反発した元会員達が作った団なそうです。

また、ラベイの弟子のブランチ・バートンの著書は、日本語訳されております。
青弓社から出てる「悪魔教」です。
152あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/20(日) 09:06
クロウリーの「高等魔術」は読んだことありません・・・。
どっちが優れてるんでしょう?

クロウリーとウエイトはかなり敵対してました。
でも、クロウリーが魔術に興味を持つ一つのきっかけを作ったのも、ウエイトだったりします。
クロウリーは、ウエイトの本を読んで、彼に質問の手紙を書いて送ったり・・・(煙にまかれたような返事しかもらえなかったらしいですが)。

でも、魔術師としての実力を見るなら、両者は確かに比べ物になりませんね。クロウリーの方が遥かに上。

あと、ウエイトは1899年にGDの内陣入りしてます。最下層どころか、立派な幹部です。
馬鹿にされてたどころか、彼が「聖黄金の夜明け団」を組織して分派を作った時、彼について行った団員も、幹部を含め結構います。

ただ、ウエイトは魔術の「実践派」と言うより、「理論派」でした。そのため、「実践派」からの受けが良くなかったと言うのが正確なところでは無いでしょうか。
ウエイトは多数の著書がありますが、そのほとんどは実践に利用できる本ではありませんね。
有名なライダー版タロットにしてみても、占い用に特化しすぎて、魔術には使えないのも事実・・・。

さらに彼の評価が低い理由として、ウエイトはイギリス在住のアメリカ人で、カソリック教徒でした。これは、当時のロンドンでは、しばしば差別の対象にされる不利な立場でした。これもあったやもしれません。
もう一つ、彼の文章は凄い悪文です。クロウリーと同じ位・・・いや、もっとひどいかも?? 彼の悪評の原因の一つは、この超読みにくい文章に苦しめられた恨みもあるんでは?

それでも、魔術の歴史紹介については、業績もありますね。レヴィの本の英訳は勿論、また薔薇十字団に関する著書は、彼と激しく敵対していたクロウリーですら、認めてたりしますし。
153317:2001/05/20(日) 23:16
151、152と調子に乗って飛ばし過ぎましたか? すいません。
クロウリーはエリファス・レヴィの生まれ変わりを自称してましたが…。

>148さん
レヴィはどちらかと言えば、実践派というより、「理論派」の魔術師だったようです。もっとも、かの「アポロニウスの召還」のような有名な魔術実験も実践してはいますが。
反権威、革命的と言う点では、クロウリーに似ていたかも?

彼もなかなか破天候な生涯を送った人のようです。本名アルフォンス・ルイ・コンスタン。1810生〜1875没
最初はカトリックの司祭になるべく神学校に入学。25歳の若さで助司祭に任命される等、優秀な成績をおさめる。しかし、ある女性と恋におち、それがきっかけで聖職者を辞める。それを聞いた母親が、ショックのあまり自殺すると言う悲惨な結果に。
その後、彼は社会主義運動や女性参政権運動に関心を持ち、身を投じる。そして革命家として活動。その結果、政府に睨まれ二度にわたる投獄を経験する。
しかし、ナポレオン帝政が始まると、政治への関心を失い、やっと魔術への関心を深める。
その後、英国薔薇十字協会等とも付き合いながら、魔術の研究。主な魔術関係の著書。
「高等魔術の教理と儀式」(日本語訳あり)
「魔術の歴史」(日本語訳あり)
「大いなる神秘の鍵」
「大いなる秘密」(WEISER社より英訳がペーパーバックで)
「カバラの神秘」(WEISER社より英訳がペーパーバックで)
「精霊学」
「寓話と象徴」
など
154あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/21(月) 04:31
>>134 どこでも売ってるよ
テレマ教って現在はどんな活動をしてるんですか?
なぜ、HNが317なんですか?
157317:2001/05/21(月) 22:30
>>155さん
>テレマ教って現在はどんな活動をしてるんですか?

多くの人は地下に潜って、黙々と修行してるようです。
クロウリーの教えを忠実に受け継いでる人もいれば、様々な改良を加えている人もいますね。
ともあれ、布教活動に熱心な人は、あまりいないようです。「やる気のある奴が来るのを待ってる」って感じでしょうか。
また、基本的に魔術師は、自分が魔術やってることを周囲の人間には秘密にしたがる場合が多いので、余計目立たないんでしょうね・・・。

テレマ教をもっとも純粋に受け継いでるのは、やはり現在も活動中のOTOでしょう。
でも厳密に言いますとOTOそれ自体は、もともとは「テレマ教の団体」ではありませんでした。クロウリーが入団する前からOTOは存在してました。
もともとOTOの魔術体系は、テレマ教とは別の体系です。しかし、クロウリーは、人間が神と化す具体的な手段として、OTOの体系を利用しようとしたために、両者の間に融合が起こったと言ったところです。
あ、もちろん、彼はOTOの体系だけではなく、もう一つ別の要素であるGDの体系もまた、取り入れてますね。

もともと西洋魔術の最終目的は、「守護天使との会話」による、「神との合一」なわけですから。
158あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/21(月) 22:35
>>156さん
特に意味は無いです(もちろんゲマトリアではない)。
単に、ここで一番最初に書きこみした時の発言番号を、そのまま使ってるだけです…。
159317:2001/05/22(火) 21:03
>>120さん

亀レスですが。
これって、トートのタロットを用いたイメージ・トレーニングですね。
魔術やってる人は勿論、タロット占いをやる人が行うべき基本訓練です。
いわゆる「視覚化」の訓練と、パスワーキングの練習になるでしょう。

惜しむらくは、シンボリズムの解釈が行われてない(あるいは、書かなかっただけ?)ことでしょう。
160あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/23(水) 15:27
ところでクロウリーのネス湖畔の別荘を買ったミュージシャンって、
ジミー・ペイジだったっけ?
一説によると、ジョン・ボーナムの死因も
ジミー・ペイジの黒魔術の影響という噂も
161あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/23(水) 21:45
ネス湖畔かどうか知りませんがペイジはクロウリーの屋敷を買ってます。
影響ってなに? それよりもマーク・ボラン死因のほうが怪しい。
162317:2001/05/23(水) 23:06
>>160さん
私はL・ツェッペリンについては、ドドド素人ですが・・・。

ジミー・ページに間違いありません。彼はクロウリーや画家魔術師のオースティン・オスマン・スペアに、かなり強い関心を持っていたそうです。
彼はクロウリーが、かのアブラメリン魔術を実践したネス湖の湖畔にあるボーレスキン館を購入したとか(今では手放したらしいですが)。
その他にも彼は、クロウリーが使った魔術道具や絵、肉筆の原稿などもコレクションしてたとか・・・。
他にも、ケネス・アンガーのクロウリー思想をテーマにした映画の音楽を担当したり、魔術書専門の本屋に融資したりしたとか。

ボンゾの死についても、黒魔術に絡んだ噂は、確かにありますね。
(私は、眉唾だと思いますが)
ボンゾは、1980年9月25日にジミーの自宅のベッドで死体となって発見されました。享年31歳。
公式発表では、泥酔して嘔吐し、その嘔吐物が喉に詰まった結果の窒息死。
しかし、そのボンゾの死んだ日、ジミーの家から謎の黒煙があがったとか。その日、黒魔術の儀式が行われてたんじゃないかとか。
無論、こうした噂について、ジミーは、きっぱりと否定しています。

ちなみに、彼の友人であり、クロウリー研究の先輩にあたるケネス・アンガーは、「確かにジミーはクロウリーに傾倒していた。しかし、魔術師としては、まるっきり未熟だ。」と言ってるみたいです。
163あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/24(木) 00:28
>>141さん
>これもよく受ける誤解なんですが、クロウリーは悪魔崇拝者ではありません。
教えてください、それでは、クロウリーとは何者ですか?
164泉重千代:2001/05/24(木) 01:24
たった百年も生きへんかったクロウリーって、そんな凄いのじゃてのぉ?
165317:2001/05/24(木) 08:19
>>163さん
> 教えてください、それでは、クロウリーとは何者ですか?

彼は様々な側面を持った人間でしたが…。ここで話題になってる部分に絞りますと、
彼は「魔術師」です。
日本では、魔術師イコール悪魔崇拝と言う誤解が確かにありますね。
でも、魔術師は悪魔を崇拝したりはしません。14世紀の悪魔召還のマニュアルである古い魔術書にさえ、「魔術師は悪魔に命令する主人であって、魂を渡してはならない」とはっきり書かれてます。

では、魔術師と言うのはどのようなことをするのかと言いますと、流派によって若干の違いはありますが、最終的には「修行して、神と一体化する」と言うことです。
その修行の一環として、悪魔を召還することもあるってことです(コロンゾン召還のときみたいに(16のレス参照))

クロウリーの思想については、84のレスを参照してください。

キリスト教を信仰しながら「神との合一」を目指す魔術師もいれば、無宗教な立場で「神との合一」を目指す魔術師もいます。
クロウリーの場合、反キリスト教的な立場をとりながら「神との合一」を目指していたので、このような誤解を受けたのでしょう。何しろ、反キリスト教の立場イコール悪魔崇拝と言う誤解は、海外でも根強いようですし・・・。
166317:2001/05/24(木) 08:20
>>164さん

「凄い」の基準をどこに持ってくるかって問題だと思います。

例えば、アインシュタインは100年生きなかったけど、科学者としては凄いですよね。
ミケランジェロも100年生きなかったけど、芸術家としては凄いですよね。
チンギス・ハーンも100年生きなかったけど、(評価はともあれ)国の為政者としては凄いですよね。

それと同じで、クロウリーも100年生きなかったけど、「魔術師」としては凄いわけです。
魔術の目的は、長生きをすることでは無いのですから。
167あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/25(金) 11:35
>>42
俺もモッテルヨ 苦労リーの肉声CD
エノク語と英語で呪文と詩のだろ?
最後の馬鹿っぽい歌には藁他
168あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/25(金) 12:03
エイワスとのやり取りってどの本に載ってますか?
探してるのですが品切れや絶版、未入荷(地方なんですよ)
で困ってます。
皆さんはどの著作がお好き?
169ななしさん:2001/05/26(土) 01:02
あぶらめりんあげ
170317:2001/05/26(土) 19:38
>>168さん

クロウリーが「法の書」を授かった経緯は、日本語版の「法の書」の解説、およびフランシス・キング著で国書刊行会から出てる「アレイスター・クロウリーの魔術世界」に出ています。

最初の妻ローズと新婚旅行中のクロウリーはエジプトに立ち寄り、ここでも魔術実験。この時、ローズは一種のトランス状態に陥り、エジプト神話や魔術には素人なはずの彼女が、エジプトの神の名前や、お告げのような言葉を口にし始めた。
興味を引かれたクロウリーは、トート神の召還を行ったところ、ローズは神がかり、「ホルス神がクロウリーを待っている」、「クロウリーはホルス神を怒らせたので、彼を召還して謝るべきだ」とお告げ。そして、ホルス神への祈りの方法を伝えて来た。
クロウリーは、そのお告げに従い、ホルス神を召還したところ、一つの霊的な声がクロウリーに聞こえて来た。その声こそラー・ホール・クイトの姿を取ったホルス神であり、クロウリーの守護天使にして「秘密の首領」の一人、エイワスだった。
そしてクロウリー(妻のローズじゃなかった…)は、その声の命じるまま、自動書記に近い形で「法の書」を書き上げた。
・・・そうです。
171317:2001/05/26(土) 19:41
>>167さん

私はそのCDをカセットに落とした奴しか持ってませんが。
そのCDが出る前、レコード版しか出て無かった頃の噂ですが。
その噂によると、クロウリーによるエノク語の「召還歌」は、再生するたびに不吉なことが起こるなんて噂がありました。
でも、これって、思いっきり「眉唾」であります。私も何度も再生したけど、別に何も起こりませんでした。「死霊のはらわた」じゃあるまいし、ですね。
172素人:2001/05/26(土) 20:20
なんか、クロウリーよりも317氏のほうが凄いような気がしてきたぞ
>>171
2.3回聴いたけど、じゅもんと詩はど〜でもイイよな内容とおもたよ。
ラストトラックのヴィヴ・ラ・フランス(だったっけ?)は逝けてるとおもふ。
「フランスまんせ〜」って意味かな?
腕を振りながらてきと〜な詞をつけて歌うとタノシイ。
P・ブルックが自伝のはじめの方で言ってるように、
苦労リーって単に愉快なおっさんのようにおもふ。デス。

317さんはえらく物識りな方のようなのでお尋ねしたいんですが
I・リガルディの本で魔術とW・ライヒを絡めて書いてある本をご存知ないですか?
7・8年前に見かけて、うろ覚えなんですが前書きに、
リガルディがクロウリーの弟子をやめたあとアメリカでカイロプラクター(だったかな?)
をやりながらライヒアンになってうんぬんとあったのを買いそびれ、
書名も忘れてしまいました。薄めのペーパーバックだったと思います。
ご存知でしたら教えてくださーい
おねがいしまーす
よろしくねー
174173:2001/05/27(日) 00:57
あ、173=167デス
書き忘れましたスマソ
175371:2001/05/27(日) 01:25
>>173

「黄金の暁会/最後の覚え書き」イスラエル・リガルディー著、魔女の家BOOKS

ではないでしょうか?
176173:2001/05/27(日) 02:00
>>175
うわあ
すばやいレスありがとうございます!
邦訳が出ていたんですね!
さっそく捜しに逝きます。デス。
177あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/27(日) 02:05
371さんってもしかして・・・御本人?
178173:2001/05/27(日) 02:16
>>177
何のこと?と思ったらそうか
371を逆にすると173ナンダネ!
スゴイ!偶然です
ねらったわけでもないのに!
苦労リーのタタリか?
179177:2001/05/27(日) 02:32
>>178
いえいえ、そういう事ではなく
371さんのクロウリーや魔術関係の詳しさからもしやホンモノのクロウ・・・
と、一応オカルトっぽく言ってみただけだったんですが分かりにくかったっすね(^^;
180あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/27(日) 20:59
age
181317:2001/05/28(月) 08:34
>>173さん

371さんに先を越された317です。
その本はおそらくFalcon社から出てたリガルディのインタビュー「An Interview with Israel Regardie」だと思います。371さんのあげられた「最後の覚え書き」には、この本の重要な部分がうまく要約、まとめられていますね。
リガルディの肩の力を抜いたトークが楽しめます。

同時に、この「覚え書き」には、リガルディの激しさが分かる論文も入ってますね。
これは同じくFalcon社の「What you should Know about Golden Dawn」からの抜粋ですね。
この中で、彼はエリック・ハウやR・G・トーレンスへの、かなり手厳しい批判がありますね。思うに、これってクロウリーVSウエイトの現代版って感じもしないでも無いです。すなわち、「魔術師・実践家」VS「歴史家・理論派」と言う対立構図。

ドイツ本部や秘密の首領うんぬんに関する議論については、真相は藪の中でしょう。両陣営ともその主張の論拠の殆どは、状況証拠による論争ですからね。でも、ハウの方がちょっと説得力があるかもしれません。なにしろ、ハウは例のSDA書簡を筆跡鑑定の専門家に調査させ、その報告を論拠の一つにしてます(ドイツ人なら絶対するはずのない明白な文法上のミス等)。これは大きい。
でも、それじゃ、おおもとの「暗号文書」は誰が書いたの? って問題もあるわけで、GDの起源を全て捏造だってことにしてしまうのも、やっぱり納得できません。

ハウがフォーチュンの「神秘のカバラ」を評価してない点についても、魔術師の考える「実践カバラ」と、ゲオレム・ショーレム博士等に代表される「ユダヤ教ラビの思索的カバラ」の、どちらの視点に立つのかって問題もあるわけで、それだけのことでハウを批判するのもって思ったりしますし・・・。

ともあれ、個人的には実践家も理論派も、お互いの立場を認め合った方が良いとも思ったりしてますです。 
182黒瓜:2001/05/28(月) 15:23
苦労痢といえば
ビールでしょう
そういやクロウリー版のタロットって20年前で4〜5000円したな。
184317:2001/05/28(月) 20:59
>>183さん
>そういやクロウリー版のタロットって20年前で4〜5000円したな

それが今では3800円ほど。

でも、トートのタロットは綺麗なカードですからね。
仮に今でも5000円だったおしても、買う価値はあると思ったりしてます。
185183:2001/05/28(月) 21:20
>>184
そうなんですか。
あれは確かに見てるだけでも美しいですね。(ちょっと不気味だけど。)
でも、肝心の占いの方は全然当たらなくて(相性が悪かったみたい)、
どっかいっちゃいました。
186317:2001/05/28(月) 22:50
>>183さん

私もトートとは相性があまり良くなかったりします。描かれてるシンボルが多すぎるため、かえって判断に困るんです。そんなわけで、トートは主に鑑賞用・・・。50年以上たっても、未だに古臭さを感じさせないあのデザインは凄いです。

占い用としては、やはりライダー(ウエイト)ですね。小アルカナが絵札になってるのは、本当に親切設計。
でも、ライダーは魔術には使えません。

魔術用は、やっぱりマルセイユかリガルディのゴールデン・ドーンですね。
187あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/29(火) 16:20
スレ違いだけど、タロットの木に片足で逆さ釣りになってる男の絵って、
北欧神話のオーディンがルーン文字を作るための苦行の姿だって、
なんかで読んだけど、本当かな?
188317:2001/05/29(火) 21:26
>>187さん

私も北欧神話のその話しを聞いた時には、真っ先にこのカードのことを思い浮かべました。事実、北欧の神々を崇める魔女術の人達は、このカードはオーディンの文字発明の苦行と解釈してますね。

でも、タロットの解釈は、やはり十人十色ですね。
古いタロットとなりますと、足から船のイカリをぶら下げられたり、金貨の袋を持たされてるのもあります。これは当時の処刑法を描写したもので、単なる刑死人ですね。

ちなみに魔術では、やはりカバラと結び付けます。「つられた男」は生命の樹でいえば、ゲブラーとホドを結ぶ23番目の径「メム」に対応します。これは「救済者の教義」および「水」を意味します。すなわち「一度死んで復活する」ということで、ある意味、苦行や自己犠牲を意味しているとも言えるでしょう。
(西洋魔術のシンボリズムでは、「水」はこの「死と再生」と大いに関わり合いがあります。「水」はイニシエイションである洗礼で使用されますし、オシリスは殺されて水の中に投げ込まれた後、復活します)

さらに、この男は、両腕で逆三角形を作り、両足で十字を組んでますよね? これは三角形を頂いた十字架の記号を作ってます。これは天上界の光である十字架が、地上に降りてくる(逆三角形)ことを意味します。これも「救済者」ですね。
つまり、自己犠牲による「死と再生」による救済者、ってところでしょうか。ライダー版でも、男の頭部に後光がさしてるのも、そのためです。
18942:2001/05/29(火) 23:01
>>167
クローリーの音源について。
自分が知ってる限りでは2種類CDが出てます。
クローリーの白黒写真のやつ(これはレコード版もありました)と
まっ黄色がベースカラーのやつ。自分のは後者ですが現物が見つかりません。
恐くてどこかに封印してそのまま忘れ去ったらしい(w
前者はCurrent93という名前のユニットが復刻したはず。音源が同じものかはわかりません。
あとFur Ilse Kochというノイズ・コンピレーションLPにクローリー名義で
1曲入ってました、こちらはハープシコードの伴奏付の別音源でした。
これはさんざん聞いてしまったけどけどなんともありませんでした(w
え〜!?トートタロットすごく使い勝手いいよ。
相性の問題はあると思うけど、占いでも他人占ったらほぼ100%当たるよ。
少なくとも過去のことは。
カード内のシンボルじゃなくて、絵柄から引き出される自分のイマジネーションを大事にすると、トートタロットはすごいパートナーになる。

トリップ(失言)するにも良い。
初体験がトートだったけど、ビジョンってあんなにはっきり見えるんだ、って驚いた。
当時の俺は、ビビってドアの前で引き返したけど。
191あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/30(水) 04:18
クロウリーはルーン文字やタロットカードについて、
どう考えてたんでしょうか?
192317:2001/05/30(水) 07:42
>>190さん
やっぱり相性の問題なんですよね。トートこそ最高に実用的って方も非常に多い(逆にライダーとは合わないって方もいますし)。
私の場合、イマジネーションを引き出す元となるシンボルが多すぎるって感じるというか、質の異なる複数のイマジネーションが出てくるので、それの整理統合で苦労しちゃうんです。
もっとも、シンボルの解釈にこだわりすぎって話しもあるかもしれませんが・・・。

あと、パスワーキングもされたんですね。
193317:2001/05/30(水) 08:02
>>191さん

クロウリーの本で、ルーン文字に触れている所は、私は見たこと無いですね…。

タロットに関しましては、クロウリーのみならず、魔術では非常に重要な道具です。占いは勿論ですが、瞑想の道具として欠かせません。
クロウリーによるタロットの本、「トートの書」は国書刊行会から出ています。

あと、ルーンも魔術に利用できます。シンボルとして興味深いですし、瞑想にも応用できるでしょうし。
私はルーンについては、今はなきAquarian社から出てたトニー・ウィルスの「Runic workbook」を、ちょこっと流しただけなんで、実はド素人なんですが・・・。
ただ、私が思うに、ルーンを好んで使用しているのは、魔術師よりも魔女術の人に多いような気もします(違ってたら、すいません)。例えばシークス・ウイッカとか。
194あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/30(水) 15:46
タロットでインディアンのビジョンクエストみたいな事が出来るんですか?
195あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/30(水) 16:37
トートの、「節制」の絵がとてーも好き。
占いはしないけど東急ハンズで衝動買いしたなー。
196173:2001/05/30(水) 16:40
>>189
おや どちらの物でもないようです失礼しました
自分のは
The Call of the First Aethyr (Enochian)
The Call of the First Aethyr (English)
The Call of the Second Aethyr (Enochian)
The Call of the Second Aethyr (English)
La Gitana, The Pentagram, One Sovereign For Woman, The Poet, At sea, Fingernails, The Titanic, Hymn to the American People on the Anniversary of their Independence, Collects from the Gnostic Mass, Vive La France.
という内容で、タイトルはALEISTER CROWLEY
レーベルなのかわかりませんが背にELEVENとあります。
197317:2001/05/30(水) 21:29
>>196さん
おお、貴重な資料ですね。

The Call of the First Aethyr (Enochian)
The Call of the First Aethyr (English)
The Call of the Second Aethyr (Enochian)
The Call of the Second Aethyr (English)
この部分が、いわゆるエノク語の「召還歌」です。エノク語と英語の対訳ですな。

あとはクロウリーが自作の詩を朗読してるものです(魔術とは無関係です)。クロウリーは詩人を自称してましたから。

One Sovereign For Woman(女をソブリン金貨で)
The Poet(詩人)
At sea(海にて)
Fingernails(指の爪)
The Titanic(タイタニック号)
La Gitana(ラ・ジターナ)
The Pentagram(五芳星)
Hymn to the American People on the Anniversary of their Independence(アメリカ独立記念日賛歌)
Collects from the Gnostic Mass,
Vive La France(ビバ! フランス)

クロウリーは、1942年ロンドンの自宅で、「詩の朗読」のアルバムを4つ録音したと聞いております。1978年に1枚目(La Gitana, The Pentagramを収録)がレコードで発表されましたが、当時はさっぱり売れず、後の三枚はお蔵入り。このお蔵入りになった三枚は、コレクターの手を転々としながら、CDの時代に入ってから発表されたそうです。

エノク語の召還歌は、上記の詩の朗読とは別に、クロウリーが一般に発表するつもりの無かった代物で、長らく「まぼろし」とされて来たものですね。

私はカセットに落としたのしか持ってないです。CD欲しいけど、もうGETは絶望でありましょう。
198あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/05/30(水) 23:28
age
19942:2001/05/31(木) 05:43
>>197
ちょっと調べてみたらeBayではこういうのが繰り返し出品されていました。
約20ドルです。他にも何種類かのCDが定期的に出てくるようです。
いづれもCD-Rの可能性が高そうですね。
あと約10ドルでComplete Worksというたぶん全テキストを詰めこんだと思われる
CD-Rが、これも繰り返し出ているようです。

CROWLEY,ALEISTER-666 (2CD) 146972.
Spoken word release encompassing the only known recordings of
the infamous Satanist & black magician, with music by his Band Of Pain.
The original recording is believed to have been made circa 1920 on wax cylinder.
20 tracks including 'Every Man And Every Woman Is A Star', '666-418-93',
'The Scourge The Dagger And The Chain', 'The Pentagram' & more.

Track Listing:
1.Every Man And Every Woman Is A Star
2.Love Is The Law-Love Under Will
3.Sigil Of The Master Therion
4.666-418-93
5.The Scourge, The Dagger And The Chain
6.Aning Ning Ning
7.Osiris Risen
8.The Call Of The First Aethyr (Enochian Version)
9.The Call Of The First Aethyr (English Version)
10.The Call Of The Second Aethyr (Enochian Version)
11.The Call Of The Second Aethyr (English Version)
12.La Gitana
13.The Pentagram
14.One Sovereign For The Woman
15.The Poet
16.At Sea
17.The Fingernails
18.The Titanic
19.Hymn To The American People
20.Excerts From The Gnostic Mass
21.Viva La French Republic
2001:2001/05/31(木) 06:56
200!
う〜ん・・・ここまで育ってくれて感無量(T-T
317さん他どうもありがとう!
201317:2001/06/01(金) 00:01
>>199さん

情報ありがとうございます。思ったより、安いんですね。
202317:2001/06/01(金) 00:02
>>30さん
>クロウリー版「道徳経」、読んでみたいです。

激しく亀レスですが、やっと見つけたので。
クロウリー版の「道徳経」はWeiser社より、「Tao te ching」と言う題で出てますね。しかも、クロウリーはKo Hasuanなんてペンネームを使ってます。
しかし、口絵で老子の扮装をしているクロウリーが笑えます。老子というより、「布袋さま」。

だいたい、こんな感じです。

クロウリー英訳
The Tao-Path is not All-Tao. The Name is not the Thing named.Unmanifested,it is the Secret Father of Heaven and Earth,manifested,it is their Mother.

原文
道可道、非常道、名可名、非常名、無名、天地之始、有名、曼物之母

書き下し文
道のいうべきは、常の道にあらず。名のな名ずくべきは、常の道にあらず。名なきは、天地の始めにして、名有るは、万物の母なり。

・・・よく分かりませんな。
203317:2001/06/01(金) 00:16
>>194さん

魔術においては、パスワーキングと言いまして、タロットはビジョンを見るための瞑想の小道具として用いられます。
リラックス法で気分を落ち着け身体を弛緩させ、呼吸法で整え、タロットのシンボルを見つめて視覚化し、それを「扉」に見たてて、そこへ自己を突入させますと、そのタロットに対応する「生命の木」の径(パス)のシンボルと関係のあるビジョンが見える・・・ってとこですか。
自己暗示による幻視だって言われればそれまでですが、訓練すれば誰にでもできるようになります。
204久しぶりにこの名を…:2001/06/01(金) 02:46
トトのタローも、今ではポピュラーになりましたよね。
版元がベルギーのカルタ・ムンディからスイスのミュラーに移った頃から、印刷・
紙質も良くなって、実用に耐えるようになったし。
ちなみに限定版で出された初版のトト・タロー、ひょんな事から10年程前にロンドンで
見つけましたけど、2-3回使ったら、擦り切れそうなシロモノです。

あと、法の書の話題がいくつか出てますけど、あれ、まだあの俗悪な装丁のまま出て
いるんですか?最初に発売されたとき、あまりの装丁のひどさに書店で1時間悩んだ末、
英語力に自信がなく、原書だけだと不安なので買っちゃいましたが。
205あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/01(金) 02:57
過大評価されてるけど、
オウムの昔版みたいなもんでしょ
206317:2001/06/01(金) 09:12
>>204さん

1969年にOTO団員のL・マクマートリーによって出された初版ですか!! 見てみたいです!! 聞くところによると、あれは質が悪くて原画の美しさをだいぶ損なっており、当時はかなり批判されたそうですけど、現在はむしろプレミアがついてるってことは無いでしょうか?
(L・マクマートリーはクロウリーによるタロットの本「トートの書」の1944年の初版本の出版に寄与)

現在、私達が手にしているのは、クロウリーの弟子で、魔術書のコレクターとしても有名なジェラルド・ヨークの尽力によって、原画から写真版が作られ、それを元に出版されたとか。
(ヨークの魔術への功績は、他にも散逸しかけていたGD関係の文書を集め、ヴァーブルグ学派で有名なウォーバーグ研究所に寄贈したこと等、多数)
207317:2001/06/01(金) 09:34
>>205さん
クロウリーが無差別テロしたとか選挙に出たとかは聞いたことありませんが。
テレマの僧院や後期のMMM(旧OTOイギリス支部)が、両親からの遺産を食いつぶし赤貧に喘いでいたクロウリーの集金機関として利用されていたのは、確かに事実ですね。
また、一部クロウリーの弟子達の中にも、かなり狂信がはいっちゃって、人生に悪影響を及ぼしてしまった人がいたのも事実。
でも、これらはクロウリーのごく一部の側面にすぎません。それだけを見て、短絡的に「オウム」と「レッテル貼り」をすると、本質を見失います。
もっともこれは、短絡的にクロウリーを賛美する態度にも、同様に言えることですが。

クロウリーの評価ってのは、知れば知るほど難しくなって来ます。「過大評価されてる」、「過小評価されている」の両方の意見があります。
正直、私もクロウリーは、かなりジコチューな側面を持った人だったと思っています。
彼の伝記も何冊も出てますね。クロウリー自身による自伝の「Confessions」とか。リガルディによる「The Eye in the triangle」とか(続く)。
208317:2001/06/01(金) 09:35
(続き)
また、彼にはいわゆる「悪意を含んだ伝記」も出版されています。有名なところでは、やはりクロウリーの遺産管財人でもあったジョン・サイモンズの「The Great Beast」でしょう。これは、確かに名著であり、他では見られない貴重な情報に溢れていますが・・・。同時に著者は、あきらかにクロウリーを嫌っておりまして、彼のマイナス面を強調しすぎている嫌いがあります。
リガルディはクロウリーと喧嘩分かれしましたが、その彼ですら、この本のクロウリー評価は「悪意がすぎる」と考え、上記の「三角形の中の目」を執筆させることになったそうです。

現在知られているクロウリーの悪評の殆どは、上のサイモンズの「野獣」の中の悪い部分だけを取り出した物です(あるいはファラーのノイバーグ関係の本?)。
サイコップの顧問でもあり、擬似科学の糾弾でも有名なM・ガードナーの凄まじいクロウリーへの悪意は、おそらくこれの典型でしょう。

一方、コリン・ウィルソンのクロウリー評もまた、サイモンズの「野獣」の立場を継承していると言って良いでしょう。
けど、こちらはクロウリーの良い所を見ようという努力もありますので、まあまあと言ったところでは。

私が取りあえず推奨する伝記は、日本語でも読めて、悪意も崇拝も避けているフランシス・キング著の「アレイスター・クロウリーの魔術世界」(国書刊行会)ですね。
209あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/03(日) 03:18
皆さん、ジョン・ディー博士はご存知ですか?
210あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/03(日) 04:05
法の書の、暗号を解こうとした人はいるのか?

おれっちはいろいろいじったら、「ARK」って出てきて、辞書引いて
それらしい単語にうなったけど(藁)
211317:2001/06/03(日) 10:30
>>209さん
ジョン・ディー 1527年生〜1608年没
少年時代から哲学や論理学、数学に天才的な才能を持つ神童として知られ、15歳でケンブリッジ大学に入学。23歳で講師となる。24歳の若さでヘンリー八世によって、宮廷学者に任命される。
占星術の腕を見とめられ、イギリス王室に出入りすることになる。蔵書家としても知られ、大英博物館の創立にも大きく関わる。
しかし、同時に彼はイギリス王室の権力闘争に巻き込まれそうになったり、教会に睨まれ宗教裁判にかけられそうになったりした。また、彼の学問は必ずしも当時の学者達に受け入れられたわけでもなく、彼の生涯には不遇な所も多かった。

彼は、ドイツの魔術師コルネリウス・アグリッパの著書から大きな影響を受け、天使召還の魔術研究に熱中する。
彼自身は、霊と交信する能力は弱かった(無かったわけではない)ので、霊視能力の強い霊媒を雇って、それを仲介にして召還した天使達と会話した。
最初の霊媒はバーナバス・ソールと言う青年。しかし、彼は宗教裁判にかけられるのを恐れて、すぐに逃げ出してしまう。
次に雇ったのが、かのエドワード・ケリー。彼は強い霊媒の才能を持っていたが、同時に胡散臭い詐欺師でもあった。彼の協力により、ディーの召還魔術の研究は飛躍的に進んだが、同時に彼の虚言にも振り回されることになる(夫婦交換のスキャンダル等)。

ケリーを通じて、天使や精霊達は、様々なお告げを伝えて来たが、その中でも最も有名な物の一つが「エノク語」と呼ばれる未知の言語。ディー自身は、エノク語の完全な解読には失敗したが、後世の多くの魔術師によって研究が進められ、最近になってからはロバート・ターナー達のパソコンを用いた研究によって、飛躍的に解読は進んだ。この霊力を帯びた言語を用いた魔術が、いわゆるエノキアン魔術(続く)。
212317:2001/06/03(日) 10:31
(続き)
ディーとケリーは、天使のお告げにしたがって、有名な大陸旅行に出る。ローマ教皇に睨まれながらも、ポーランド王や錬金術狂いの神聖ローマ皇帝ルドルフ二世らに謁見し庇護も受けるが、教会の執拗な攻撃を受け、最終的にはイギリスに逃げ戻らざるを得なくなる。
この頃、ケリーとは決別。ディーは息子のアーサーやバーソロミュー・ヒックマンなる霊媒を使って、召還魔術の実験を続けた。しかし、この頃イギリス王には魔術嫌いのジェームズ1世が即位していたことも手伝って、ディーは社会からは殆ど顧みられることは無くなっており、貧窮のまま死去。
しかし死後、ヘルメス哲学者達によって、再評価がなされ、魔術師達からはもっと高い再評価を受けている。

主な著書は、「リベル・ロガエト」、「天使の書」、「エノクの書」、「ナルヴァーゲの書」。
他にも彼は膨大な論文、魔術の実験記録を残したが、残念なことに、ごく一部分しか活字にはなっていないそうです。私もディーの書いたものとしては、Heptanglebook社の「The Enochian evocation」という断章的な物しか読んだこと無いです。思うに、ディーの魔術体系は、カバラより錬金術の影響が強いように思いますね。
また彼の交霊日記を復刻した大冊も出てますが、某オカルト店で八万円という価格を見て、あきらめたことも。

彼に関する日本語の文献としては、「ジョン・ディー エリザベス朝の魔術師」(平凡社)。またエノキアン魔術については「高等エノク魔術実践読本」(国書刊行会)があり。
213204:2001/06/05(火) 03:27
>>206
編者の名前は出てませんけど、印刷が合衆国国内、発売元が例のSamuel Weiserと
なってるやつです。後の、ベルギーで作られるようになったやつに比べても、紙質
と印刷は相当悪いです。また、カードの縁取りの模様もありません。薄い空色の無地
の縁がついてます。
買ったお店(地下鉄Northern線・Angel駅近くの古いカード専門に扱っている骨董屋)
の親父が「これ、トトの初版だよ」とか言ってたんですがね。
214あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/05(火) 11:09
クロウリーはネズミに
イエス・キリストとマジックで
書いて、
目を潰したり、腹を切ったりする
黒魔術者だ。
215あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/05(火) 14:11
>>214
マジ?ネズミたんかわうそ。
216あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/05(火) 14:23
ネズミだけでなく
3千人の人間にも
同じようなことをした。
217あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/05(火) 14:26
イエスの名のため
死んだものは
天国の扉を開けてもらえます。
218317:2001/06/05(火) 21:41
>>214さん
すいません。聞いたこと無いです(そもそも、あの時代にマジックインキって既にあったんですか?)。でも、この手の「悪ふざけ」もしくは「パフォーマンス儀式」は、クロウリーだったら、確かにやりかねないですね。単に私が忘れてるだけの可能性も、きわめて大。
同時に、彼に関わるデマでも似たような話しは膨大にありますので、そのまま信じてしまうのにも、ためらいを感じますし。
できましたら、情報源を教えていただけませんか? 彼の伝記資料は膨大な量なんで、このようなエピソード1つを、一人で探すのは事実上、不可能でして・・・。

あと、仮にクロウリーがそのようなことをしたとしても、イコール黒魔術とは、必ずしもならないのです。その理由については、後ほど機会がありましたら、ご説明いたします。

>>216
もっと聞いたこと無いです。そもそも、その3000人ってのは、具体的にどのようなことをされた人達なのでしょう? 詳しく教えていただけないでしょうか?
クロウリーは、いわゆる本当の意味での殺人を犯したことは一度もありませんし、弟子にしてみても3000人はいなかったはずですし・・・。そもそも、その数字はどこから出てきたのでしょう?
219317:2001/06/05(火) 22:04
>>214さん
分かりました。
確かにクロウリーは、そのような儀式を実行しております。1916年のアメリカでのことです。ただし、生贄にされたのはネズミではなく、カエルです。
これは、「テレマ教の教義によると」、人類にとって有害であり滅ぶべき「奴隷の宗教」であるキリスト教を攻撃し、呪うための儀式でした。
この儀式についての評価は、魔術師によって意見は分かれます。正統派のGDの魔術師、フォーチュン系の魔術師から見れば、確かに「黒魔術」でしょう。
さすがに私も、こればっかりは黒魔術だと言われても仕方ないと思います。

しかし、クロウリー(およびテレマ教の魔術師達)は、これを黒魔術だと思っていなかったのは確実です。
クロウリーの「黒魔術の定義」は、「聖守護天使の知識と交渉の達成を目指して行う修行・作業より逸脱した行為」なそうです。
要するに、魔術師は、「神との合一」を目指して修行するわけです。しかし、この「修行と関係の無い魔術」を実行してしまうと、それが黒魔術になってしまうのだと言ってるわけです。逆に言うのなら、「修行の一環」であれば、それはカエルを生贄にしてキリストを呪うようなことをしても、黒魔術では無いわけです。クロウリーの定義では。
何しろ、クロウリーは、反キリスト教の立場を取りながら、「神との合一」を目指していたわけですから。
220317:2001/06/05(火) 22:23
つけたし
クロウリーによると、その「尊い犠牲」となってくれたカエルの霊は、霊的に進化し、クロウリーを守る精霊の一つになったそうな(都合が良すぎますねえ)。
221あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/06(水) 16:14
>>317さん
パスワーキングには、そのまま目が覚めずに死んだりとか、
植物人間化してしまう等の危険はないんですか?
222にこうき:2001/06/06(水) 16:45
オカルトなんて馬鹿のする事
信じるてるんだね、馬鹿ども
http://dreamcity.gaiax.com/home/nikoniko_ukiuki/
223あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/06(水) 21:06
確かウィルソンの本だったと思うけど
クローリーとグルジェフは生涯に一度合っていて
グルジェフ側のコメントが紹介されていましたよね。
逆にクロウリー側のものは残されてないのでしょうか?
また同様に、彼は激動の時代を生きたわけですけど
同時代の人物、ヒトラーやナチス幹部、スターリン、トロッキー
ムッソリーニ、チャーチル等へのコメントは残っていないのでしょうか。
これらの人々がオカルティストの視点にはどう映っていたかって結構おもしろそうなんですが。
224あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/06(水) 21:20
確かウィルソンの本だったと思うけど
クローリーとグルジェフは生涯に一度合っていて
グルジェフ側のコメントが紹介されていましたよね。
逆にクロウリー側のものは残されてないのでしょうか?
また同様に同時代の人物、ヒトラーやナチス幹部、スターリン、トロッキー
ムッソリーニ、チャーチル等へのコメントは残っていないのでしょうか。
もしあったら結構おもしろそうなんですが。
>>223-224
多重書き込みすみません。
二回書いて二回ともErrorというはじめてみるページが出たので
てっきり書けていないと思ってました。
まさかクローリーたんの呪いか。
226317:2001/06/07(木) 08:22
>>223さん
グルジェフとの会見については、私も確かに何かの本で読んだ覚えがあったのですが、思い出せません。すいません。両者は、ほぼ同時代のオカルティストですからね。合っていても不思議ではないですよね。

クロウリーとヒットラーには、ニアミスがありますね。クロウリーの熱心な弟子だったフラー大佐は、ヒットラーの個人的な友人だったと言う事実があります。
また、クロウリーとゲルマーは、ヒットラーの思想中に「法の書」の影響がある、と信じていたそうです。もっとも、これは否定されていますが。
そして、クロウリーは在米中に、ドイツのシンパの新聞社のライターとなって、ドイツ賛美の記事を書いていたことがあります(しかし、クロウリーが言うには、「自分は決して愛(イギリス)国心を捨てたわけではない。わざと馬鹿げたドイツ賛美の記事を書くことによって、親ドイツの連中を貶め、イギリスを応援していたのだ」そうな。)
さらに、「春秋分点」を読んでると、あきらかに彼はユダヤ人に対し、差別感情があったことが分かります。しかし、これは彼が積極的な差別主義者であったと言うよりも、単に時代の子供だった結果と見たほうが良いでしょう。

しかし、クロウリーは必ずしもファシズムに賛同していたわけではありません。ヒットラーの超人思想に部分的な共感をよせたって程度のようです。
むしろ、次第に反ファシズム的な態度を強めて行きます。
ムッソリーニ政権下で、テレマの僧院を潰される。
OTOドイツ本部も、ナチスの迫害を受け、潰される。ゲルマー自身もゲシュタポに拘束され拷問を受けました。これがきっかけとなってゲルマーはアメリカに亡命。
クロウリーもロンドン空襲を経験する。
このようなことが重なりましたから。

ナチス側は、クロウリーには全く興味が無かったようです。ナチスとオカルティズムとの関係は、針小棒大に語られることが多く、また事実無根の噂もあります。
しかし、ナチスとオカルティズムとの関係については、凄く正確に書かれた本が日本人の手によって書かれています。
「聖別された肉体」 横山茂雄 白馬書房
です。
227317:2001/06/07(木) 08:24
>>221さん
スレ違いになりそうなんで、簡単に・・・

少なくとも私の知っている範囲では、そのまま死亡したり目覚めなかったって例は、今のところ聞いたことは無いですね。
しかし、精神にダメージを与える危険性は否定しきれません。リガルディが定期的にサイコセラピーを受けろ、とアドバイスしてるのも、おそらくこのためでしょう。。
あと、パスワーキングと言うのは、人によっては深い催眠状態に陥ることもありますので、窒息などの事故はあり得ますね。
228あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/07(木) 10:13
ところでデニス・ホイートリーの「黒魔団」シリーズって、
黄金の夜明け団関係の隠語が使われてますよね。
あれって、復刊されてます?
229あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/08(金) 05:37
しかしGBGというオーダーの本では(クロウリーの弟子、ルイス・カリングのことよ)
逆五暴星で儀式をしてたような・・・・・・。
精神性の問題からしても決して健全ではないと思うよ。
聖守護天使や光への意思を持った修行者は
とりあえず距離をおくべきところもあるとのでは?

ところでパン崇拝って悪魔崇拝をどうしても感じてしまう。
気のせい?皆さん、特にクロウリー信者(俺もそうだよ)
の皆さんはその辺り、どうなんざんしょ?
230としえ:2001/06/08(金) 14:15
深夜エジプト博物館666号室でクロウリーの妻に魔霊を降霊させて
書いたのが、あの本さ
231あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/08(金) 14:23
クロウリーが
現在のIT時代にうまれていたら
どんな魔術で召喚するのだろう。
232317:2001/06/08(金) 20:53
>>228さん
作者のホイートリーは、この小説を書くために、クロウリーと合って取材したって話しは、あまりに有名ですよね。
魔術戦を描いたエンタテイメント小説の草分け的作品でしょうか?

平井呈一大先生の邦訳で「世界恐怖小説全集」に収録されたのが初出。
その後、国書刊行界の「ドラキュラ叢書」に入れられて復刻されたと思います。
さらにその後、同じく国書から「デニス・ホイトリー黒魔術小説傑作集」の1巻として復刻でしたね?

この「黒魔術小説傑作集」は、全然売れなかったらしいです。函入り布貼りの豪華本の全5巻7冊組みが、神保町にゾッキで四千円で出てたのを見た時は、哀愁を感じました。
充分、面白い小説なのに・・・。

この「黒魔術傑作集」が最後の復刊だったと思います。
今でも、古本屋で捨て値で売られているのを、結構見ますので、捜してみては?

ちなみに、この「黒魔団」は、漫画化もされてたはずです。中貫えり(でしたっけ?)により、ちょっとコメディも入った少女漫画で、角川から出てたと思います。
233317:2001/06/08(金) 20:56
>>229さん

私も最初、GBGのことを噂で聞いた時、随分と酔狂な連中もいたんだなーと呆れたりしたんですが。
LLEWELLYN社から出てるカリングの著書や、魔女の家から出た邦訳本を見て、彼らは大真面目だったんだな、と自分の偏見をちょっと反省しつつ、感心したのを覚えてます。
これは、いわゆる左道派の極端な例でしょうね。逆転したシンボリズムに、おもいっきりストレートな「性魔術」。
「法の書」を聖典としていることからも、テレマ教の宗派の1つですね。

それでも、目指すところは光の右手の魔術と同じ。
実際、GBGの体系は、表面上は過激ですが、その基礎部分はOTOとGDの体系を融合させたものですね。
もう一つ興味深いのは、「易」を、かなり取り入れていることでしょうか?

クロウリーの弟子だったアメリカ人のC・F・ラッセルが、免許皆伝を受けた後、「コロンゾンクラブ」なる団を1931年にシカゴに設立。それを母体として出来た魔術結社が、このGBG。しかし、1937年に閉鎖宣言を出し、38年には活動停止。しかし、1969年にカリングの手により、ロスで復活。
その後のことは知りません・・・。

ともあれ、私も逆五芳星の儀式は、ちょっと遠慮したいですね。
234あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/08(金) 20:56
LSDの使徒、故ティモシー・リアリーさんが
クローリーの生まれ変わりを自称していたようですが
他に彼の生まれ変わりを自称してる方はいますでしょうか?
235あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/08(金) 22:46
317さん「黒魔団」のコミックの詳細希望!タイトルは?

それと、>>233の、逆転のシンボリズムを使用しながらも
それでも目指すところは光の右手の魔術と同じ・・・ってとこが
よく解からないんですが・・・・・・・?
魔女の家の本ではGBGはクロウリーの信仰した神々の召還を
小五蒡星の儀式で実践してたけど、
それってその神々が黒魔術になじみやすいのでは?
と思ってしまったんですが・・・。

>>229さんのパン崇拝ってどんなものなのでしょう?
ご存知の皆様、詳細希望
236あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/09(土) 01:48
クロウリーが考案した儀式にも逆五芒星を使うものがあります。
リベル・レグリ(レグルスの書)という一種の五芒星儀式の次第書です。
現代のOTOの有力メンバーのひとりであるロン・ミロ・デュケット氏は
故リガルディー氏にその意図を尋ねたそうです。
すると次のような返答が。
「さーねー。クロウリーは逆五芒星を忌み嫌う黄金の夜明け団員たちに衝撃
を与えたかったんじゃないかね。わたしは正立の五芒星を推奨するぞ。」

デュケット氏は著書の『テレマの魔術』のなかで逆五芒星について
仔細に分析しています。煩雑なので詳細はここには書きませんが。
ひとつには「旧来の逆五芒星は物質が精神に勝利することを表すが、
レグルスの書におけるそれは精神の物質への降下を表している」
ということです。
これは、人間のうちに煌々たる星のごとき神的本質があるという
テレーマ的/グノーシス的思想に関連すると思はれ。
237あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/09(土) 04:31
修行者の神的本質上の問題で、
精神が物質に降下したらだめじゃん?
テレマの魔術って日本語で読める?
238あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/09(土) 04:57
日本語に訳したら読めるぞ
239317:2001/06/09(土) 07:10
>>236さん

WEISER社から出たLon Milo Duqquette著の「The magic of Thelema ―― A handbook of the rituals of Aleister Crowley」ですね。
そういえば、確かに第5章にそんな記述がありましたね。
残念ながら邦訳はされておりません。

さすがに逆五芳星は使ったことはありませんが、あの「一筆書きが出来る六芳星」は試験的に使ってみたことはあります。でも、あれって、ちょっと練習しないと綺麗に描けなかったりして。
240317:2001/06/09(土) 08:15
>>235さん

パン崇拝につきましては、私はよく知らないのですが、ちょっと無理して書いてみます。
(実は私の奉じてる流派はクロウリー系では無かったりするんです・・・)

パンは、しばしばキリスト教以前のヨーロッパ土着の多神の民族宗教の代表として扱われます。キリスト教の蔓延により、こうした宗教が消滅したことを、「偉大なるパンは死せり」と表現したりするわけですが。
パン崇拝は、こうした「異教の復活」をも意味すると思います。
また、パンは、「大自然の象徴」でもあり、自然への畏怖も象徴します。深い森や山奥などに入ったとき、原因不明の恐怖感を感じることがあります。伝承では、こうした恐怖をパンの仕業と考えていました(これが「パニック」の語源です)。
こうした考え方は、魔女術のペイガニズム運動とも関わってきたりしてると思うんですが。

もう一つ、パンはサチュロスのように、発情した好色な神と考えられることもあり、「性魔術」との関係も??
241あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/09(土) 10:49
>>240有難うございます。
昔、マガジンに「死のホワイトマジック」
という鏡リュウジさん監修のコミックがあって、
その中で主人公が悪魔を退けるのに
十字を切りながら(これってキリスト教の影響だよね?)
「nnnnnnnnnng GGGGGGGggggg オオ イオ パン。
邪悪のものよ、聖なる十字架の前に消えうせろ」
といって悪魔払いをするシーンがありましたが。
ええ、パン信仰って悪魔信仰じゃなかったの?と、驚いた覚えが・・・。

この儀式について知ってる方。詳しいやり方や、
ソース、参考文献など希望。
242ABRAHADABRA:2001/06/09(土) 23:07
G∴B∴G∴では逆五芒星の象徴体系が理解されないままに
使用されていたことは明らかです。Liber Vに関してはデゥカット氏の
本に従うのが懸命だと思います。Thelemic Magical Circleの象徴体系
についてまとまった解説が出たのはCollege of Thelemaの機関誌
「In the Contonuum」Vol2. No5.に出たソロールMeralの文書を除けば、
彼の著作が最初のはずです。ただし、Liber Vの実践に関しては、
Rodney Orpheus(ドイツのOTO支部、Makhashanah Lodgeのマスター)
が書いた「ABRAHADABRA-A Beginner's Guide to Thelemic Magick」が
大変有益な情報を含んでいてお薦めです。G∴B∴G∴は現在消滅
していますが、一部の流れはカリフォルニアのO.T.A.へ受け継がれた
模様です。
243236:2001/06/09(土) 23:27
オジー・オズボーンは超有名曲「Mr. Crowley」で
「みすたあ・くらうりいい」と歌っているように聴こえるのだが
オレの耳がおかしいんでしょうか?
それともやっぱクラウリーと発音してる?

クラウリーと発音するのはfoullyみたいだからダメ、
holyのようにクロウリーと発音すべし、とされてるんですが、
やっぱ一般の方々はクラウリーと発音されているんでしょうか?
英米圏では。
244ABRAHADABRA:2001/06/09(土) 23:37

OTAの機関誌「The Seventh Ray BookII」に掲載された文書
(COLLEGIVM AD SPIRITVM SANCTVM OF THE ORDO
TEMPLI ORIENTIS OF C.H.S.,INC.)の内容を信用するとすれば
1976年の冬至においてOTAの指導者であるCarroll Runyonは
ルイス・T・カリングよりOTOの設立許可を受領したとの事です。
Runyonがカリングに師事していたことは事実ですが、フランシス・
キングが述べているようにクロウリーがラッセルないし、カリングに
認可を与えたという事実はないと思います。とはいえ、カリングは
OTOのアガペー・ロッジNo.2のイニシエートであり、晩年のクロウリー
のシンパの一人であると同時に第9位階の保持者でもありました
から、当時の米国テレマ界の重鎮の一人であったことは確かです。
カリフォルニアのOTOは、同じくアガペー・ロッジのイニシエートで
あったグラディー・ルイス・マクマートリーによって世界的規模の
OTOに成長し、現在も活発に活動しています。

OTAが1970年代に出版した団の宣言書には、明確にルイス・
T・カリングの名前と「黄金の夜明け」団、及びゲーティアを中心
としたグリモワールの影響を受けている旨が記されています。
恐らくRunyonもカリングの書いたG∴B∴G∴に関する著作に
大きな影響を受けた若者の一人だったのでしょう。G∴B∴G∴は
オカルト・リバイバルとクロウリー再評価の波を召還した重要
な本ではありますが、今日では忘れ去られた1冊となってしまいました。
245236:2001/06/09(土) 23:42
>>241さん

「イオ パン」というのはクロウリーのパン賛歌に出てくる文句(ギリシア語)
ですね。邦訳では「パン万歳」と訳されておりますよ。

テレマの体系では、パンは大いなる全一者を意味し、アイン・ソフに対応するらしいです。
「イオー・パン」はパン神の召喚句とでも言うべきでしょうか。

>>317さん
>>242さん

Thanx!!
246知恵の七柱:2001/06/09(土) 23:43
チャールス・マンソンって彼の信奉者じゃなかったっけ。著書の冒頭で「電話や無線などの近代技術も立派な魔術だ」というようなことが書いてあってびっくりしたことがあります。また彼の監修した「黒魔術のTarot」は素晴らしいと思います。
247317:2001/06/10(日) 00:53
>>242,244さん

なるほどなるほど、そういった経緯があったんですか…。ご教示ありがとうございます。
OTAって、オルド・テンプリ・アシュタルテですよね? 名前しか知りませんです・・・。
248317:2001/06/10(日) 00:54
>>235さん
>「黒魔団」のコミックの詳細希望!タイトルは?

「終末は魔都ロンドンで(前・後)」 中貫えり デニス・ホイトリー原作
 角川書店 ASUKA COMICS

おそらく、今でもGET可能と思われます。
249あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/10(日) 06:21
>>248さん
有難う!さっそく立ち読みに行ってきます。
250あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/10(日) 06:22
詳しい日にちや線はあえて明記しないけど、夜の九時すぎ。
その日は割合空いてたけどなんとなく座らないでドア際に立ってたっつーかおまんこ!!
ふと見るとその車両のちょっと離れたところで座席に座ってる女の子二人が、
その隣にいる中年のおっさんと何やらひそひそ喋ってたっていうかおまんこ!!!
どうやらその三人は向かいのシートをちらちら見ているようだったので確かめてみると、
そこには足を通路に投げ出し、ぐったりと横になって寝ている人間がいた。
しばらく観察しないとわからなかったがどうやら女らしいからおまんこ!!!
ジーンズの前の部分が黄色いシミになって広がってた。
さらに注目すると寝顔がちょとおまんこ!!!
口半開きなんだけど歯が妙にギザギザしてて汚くてもちろんよだれ垂れてて、
その眠り方も尋常じゃない感じ…なんか薬とかやってそうな。
まさか死んでるんじゃ?と思ってびびったからおまんこ!!!!
そのうち身を起こそうとしているのがわかってほっとした。
でも起こそうとしても持ち上がらないって感じだった。
でかい駅について、ちょっと混んできてもまったく起きないけどおまんこ!!!
乗客もただならない雰囲気に誰もその近くに座らなかった。
そのうち終点についたんで俺はかなり気になったけど降りた。
最後に後ろ振り返って見たらやっと起き出してたっぽかったけどそのまま乗ってて、
しかもちょっと席移動してたのでおまんこ!!!!!!!!!!

けっこう温室育ちぎみの工房の俺にはカルチャーショックだったしおまんこ!!!!!
こういうことってよくあるの??
それ見てから、なんか電車のシートとかふかーく座れなくなったし。
特にシートがおしっこくさいときってあるからおまんこ!!!!!!
それだったんだなーと…。
とにかくおまんこ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おまんこ!!!!!!!!!!!!!!!
あああああああああああああああああああああああああああひいいいいいいいいーーーーーーーーーーーーーーーーー
おまんこ!!!!!!!!!!!!!!!!おまんこ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
251あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/10(日) 06:22
頭がおかしいな・・・・・・・・・・
252ABRAHADABRA:2001/06/10(日) 09:05
317さん

ただし、カリングの没年が丁度76年ですから、Runyonの宣言は
カリング亡き後の彼の魔術的遺産をRunyon自身が継承するという
宣言書的要素の強いものであったと思われます。OTAに関しては
御指摘通り、Ordo Templi Astartesです。
253317:2001/06/10(日) 11:41
>ABRAHADABRAさん
ご教示ありがとうございます。
ゲルマー没後のOTOの歴史につきましては、あまり、と言うより殆ど知りませんでしたので、凄く嬉しかったです。
彼の没後にも、新たな魔術技術の開発、新しい教義の開発、新団の設立、分派、教義を巡っての論争、果ては裁判を含めた抗争まで、興味深い話題のてんこ盛りだと思いますです。
難解で、ややこしいですが、自分ももっと勉強していきたいなーと思ってます(流派が違うだろって話しもありますが…)。

しかし、「ゲーティア」ですか。いつの日か、いずれ挑戦してみたい技術です。
これを実践したいと口にしますと、とやかく言われますが、やっぱ「悪魔を呼び出して命令する」ってのは、魔術好きの人間にとって、ある種の憧れだってことは否定できないとも思ったりしてます。
254317:2001/06/10(日) 11:43
>知恵の七柱さん

マンソンにつきましては、107のレスを見てやってください。

思うに、ある意味、あの事件は起こるべくして起こった事件なのかもしれません。生涯を通じて反権威、「常識」を破ることを実践し続けたクロウリーの名前が、偶像破壊を求める人々のシンボルにされるのも、当然の成り行き。ですから、時には、反社会的な破壊的カルトに祭り上げられるのも、その副産物でしょうから。
(日本でも某破壊的カルトが、カバラ用語を標榜してて、正直迷惑に思ってます。世間ではカルトは全て悪だって偏見がありますよね。カルトにも健全な団体はいくらでも有るのに…)

あと、「悪魔のタロット」って、「トートのタロット」のことですよね??
何度も言いますけど、クロウリーは悪魔崇拝者ではありませんよお…。
255ABRAHADABRA:2001/06/10(日) 12:40
317さん>

実はグラディー・マクマートリーはカール・ゲルマーとは折り合いが
悪かったのです。実際のところゲルマーはクロウリーにOTOのOHO
に任命されたことを少なからず迷惑がっていたふしがあります。
これは彼がケネス・グラントに送った書簡の中に記されています。
ゲルマーはOTOの位階の儀式については大して理解していなかった
可能性が大きいのです。このことから、ゲルマーがOTOの増員計画に
対して積極的になれなかったのは当然のこととも思えます。
マクマートリーが台頭するのはゲルマーの死後です。この時彼に
共鳴したのが旧アガペー・ロッジNo.2のイニシエートであったソロール・
メラルやソロール・グリマウド(ヘレン・パーソンズ・スミス)らでした。
むしろゲルマーが没したからこそ、マクマートリーのOHO宣言が
可能になったと私は考えています。分派、新興テレマ結社の台頭、
裁判、悪口合戦・・・・、これらのゴシップ・ネタは今でも事欠きませんね。
ゲルマーはある意味可哀想な人なんです。真面目な人だったとは
思いますけど・・・・。
256フランス万歳:2001/06/10(日) 14:04
>>254
某破壊的カルトってザイXXXィアとか古○帝○軍とか言っている基地外のことですか?
健全なカルトって例えばどんなのが?
O沼の縊死すとかですか?
257317:2001/06/10(日) 20:46
ABRAHADABRAさん>
そういった事情があったのですか…。ゲルマーの名を聞きますと、大戦後にOTOの再建に努め、未発表品を含めたクロウリーの重要な著作物をいくつも世に送り出した、等などの華々しい業績。そして、ナチスの弾圧にもめげず魔術を捨てず、ケネス・グラントとの決別など、激しい部分も持った人ってイメージが強かったんですよね。でも、やはりOHOみたいな重大な責任を背負うとなると、しんどかったわけなんですね…。

あと、マクマートリーが、例のクロウリーからの「五代目OHOになれ」の指示をゲルマーの存命中に秘密にしてたのも、そういう事情があったと考えればすっきりするわけですね。納得…。
(彼の魔法名はハイエムナスでしたっけ? 冗談きつすぎ…)

ともあれ、無責任な部外者の視点から見ますと、仲良くすればいいのにって単純に思っちゃうものですが、強い信念と義務感を持った人間どうしがぶつかり合うと、どうしても抗争は起こっちゃうもんなんでしょうか…。
258あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/10(日) 20:50
age
259317:2001/06/10(日) 21:09
>>256さん

いや、そうじゃなくって、クロウリーの「アレフの書」の話しをしたら、あそこの信者扱いされたことありまして。

それだけッス。
260あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/11(月) 13:25
 へへ
ミ・。・ミ みゃ!
 (nn)〜
---------
 うえいとのたろっとは、どうしてまじゅつにむかないにゃ?
 だれか、おちえて。
 
261あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/11(月) 13:55
もしポールシフトで地球の文化が
消滅すると、悪魔も
一緒に消えたら、
悪魔も自然の一部と考えられる。
>>260
かわいい〜〜
↓こちらにも似たような疑問を持ってた方が
いたような気がしますよ♪
(流れを止めてごめん下さいませ)

http://salad.2ch.net/test/read.cgi?bbs=uranai&key=977564888&ls=50
263317:2001/06/11(月) 21:34
>>260さん

やはり一番致命的なのは、小アルカナが絵札にされてしまっていることでしょう。
これでは「パスワーキング」に使えないのです。タロットの小アルカナは「生命の樹」の各セフィラに対応しておりまして、瞑想する時に、そのセフィラに対応するシンボリズムを幻視することになるのです。しかし、その前に修行者は、タロットのシンボリズムを正確に視覚化しなければなりません。ここで「剣の5」を例にとってみましょう。マルセイユ版では左右に剣が二本づつあって交差し中央に剣が一本ありますね? ここで修行者は、こんな図を視覚化させます。「二本の輝く手が左右でそれぞれ二本の剣を上向きに持ち、3つめの手が左右の剣を区別するかのように中央に一本の剣を上向きに持っている。そして1つの薔薇の花を散らしている。上と下には水瓶座と金星のシンボルがある」そして、その光景の中に自己を突入させると、あら不思議。そのセフィラに関係のある様々な光景が幻視されるのです。
小アルカナが数札であるのなら、その札をじっと見つめて、それを頭の中で、先の光景に変化させるのは容易です。
しかし、ウエイトみたく絵札にされちゃうと、それが出来ないのです。まあ、ウエイトの絵柄もそれなりに各セフィラのシンボリズムに近づけようと言う努力はありますが、カバラの解釈を直情的に漫画化したってだけで、瞑想する者の便宜を全然考えてくれてないのです。でも、占いには良いですね。だから「占いに特化しすぎた」カードなんです。
(先の光景を読んで、「あっ」と思った方は通でしょう。そう、「ゴールデンドーン・タロット」は逆に瞑想用に特化したタロットなんです)

(続く)
264あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/11(月) 21:35
(続き)
次に、大アルカナで「死神」と「太陽」の図の改変も、上記と同じ理由で使えないのです。瞑想する時に視覚化させなければならないシンボルは、「太陽」の場合、上に太陽の顔があって左右に子供が二人いて三角を形作った光景、これが「法則にしたがって決まっているシンボル」なんです。このシンボルが壊されてしまっては、瞑想の媒体として使えないのです。
(ここで、BOTAのタロットを思い出してください。これはウエイトのタロットを、瞑想にも使えるように修正したものなんです)

次に、「剣の王様」が正面を向いてるとまずい理由についてですが。
魔術をやる人は「開錠法(openning the key)」と呼ばれる特殊な占法を行うのです。これは「逆位置を採用しない」など、独特のルールがあったりするんですが・・・。
その中で、人物札が左右のどちらを向いているか? がリーディングの判断で必要になってくるのです。しかし、ウエイト版では「剣の王様」が正面を向いて、この占いへの協力を拒否してくれているので、使えないんです。
この「開錠法」の具体的なやり方は、かなり長いので省略。Falcon Press社の「The Compleat Golden Dawn System of Magic」の第9章に、やり方が書かれてます。
265371:2001/06/12(火) 00:26
>>263

要するにウエイト版はGDの象徴を使ってはいるが『GD魔術には』使えないタロットという事なのですね。

・・・って事はGD魔術をやらない人には関係の無い話、だと思って良いのですね?
266あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/12(火) 02:34
1900年に来日してるのは何が目的ですか?
267あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/12(火) 05:53
ええっクロウリーって来日してたの??
268317:2001/06/12(火) 08:18
>>265さん
おっしゃる通りだと思います。
瞑想の時に用いるシンボルは、流派によっても異なります。クロウリー系の魔術師の方々は、トートのタロットで瞑想をしておられますし。
(でも、さすがにどの流派でも、小アルカナが絵札にされてしまってるカードは使えない、と言う場合がほとんどなようです)

あと、「普通の占い」では、逆にウエイトは一番ではないかと思っています。
実際、私も普通の占いでは、ウエイトを愛用しております。
269317:2001/06/12(火) 08:19
>>266さん

主に観光でしょう。鎌倉の大仏さんや江ノ島の弁天さんを見物してまわったようです。あと、日光や、吉原にも行ったんじゃないか?? って噂も。

クロウリーの自伝の「Confessions」によると、気まぐれで鎌倉の坊さんに、お寺で修行できないか? って質問したらしいです。

そして、クロウリーの日本評は、国書刊行会から出てる「神秘主義と魔術」に、「天道」という題の文章で収録されております。結構手厳しい内容ですが、結構あてはまってる部分も多い。
日本人は、試験に合格するコツを心得てる者を頭が良い、と考えている・・・みたいな。
270あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/12(火) 09:48
>>260
かわいい〜。あげ!
271あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/13(水) 07:17
age
272知恵の七柱:2001/06/13(水) 22:23
>>317さん
Tothのtarotでした。これを手に入れたのが二十数年前でしたので、失念しておりました。ありがとうございました。
273あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/14(木) 18:24
クロウリーは20世紀の最も献身的な悪魔崇拝者として名高い。
ある時、イエス・キリストという名の蛙に洗礼を施し、
ゆっくりと十字架に掛け、その苦しむ様を楽しんだ。
さらに150もの儀式殺人に参加し、犠牲者は通常、
銀のナイフで殺された。犠牲者は大部分が幼児、子供で
あったという。彼の告白によると、「メキシコに
おいて私は666の獣として知られていた。
ある時、スコットランド位階フリーメーソンの
最高指導者、偉大なアルマダ公爵の子孫、
ドン・ヘスス・メディナという老人に会った。
私のカバラの知識は当時の水準からも高く、
彼のできる範囲内で最高位のイニシエーションを
授けるに値すると考えた。私の限られた滞在期間に
おいて特別の力が与えれ、私は急速に昇進し、
当国を去るまでに最高の第33位階にまで進んだ。」
これにて今世紀最大のサタン崇拝者がフリーメーソン第33位階であった
事が確認できる。
274317:2001/06/14(木) 20:43
>>273さん

この文章、私もどこかで読んだ覚えがあるのですが、思い出せません。
確か、陰謀史観の関係の本だったような気がしますが、どうでしょう? あるいは、滅亡予言関係の本でしたっけ?

内容的には、もちろん誤解と間違いだらけ。
過去のレスを参照してみてください。前半部分に関する反証は書かれてます。
後半部分は面倒なんでパス。

けど、常識的に考えますと、中世の封建領主ならともかく、20世紀に150もの儀式殺人なんかやったら、即効で逮捕されちゃうわけで、どう考えても、そんな事あり得ないですよねえ・・・。
275あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/14(木) 22:23
クロウリーの小説「ムーンチャイルド」が
手早くわかりやすくクロウリーの魔術観がわかると思います。

質問ですが、クロウリーがよく使う「ヌイト」とか「テリオン」とかの
神名はどこからもってきたのでしょうか?
やっぱエジプトデスカ?それとも創作?
276236:2001/06/15(金) 00:52
Nuit:夜空の女神。エジプト神話のヌト。
Hadit:ヌイトの配偶者。カナーン神話のハダドから?
Therion:ギリシア語で獣。ヨハネ黙示録の大いなる獣。
Babalon:緋色の女。ヨハネ黙示録に出てくるバビロンの大淫婦。

法の書を伝えたアイワスはエジプト神話や新約聖書を知っていたと思しい。
つーかクロウリー自身が知っていた(^-^)
彼らの姿はトートのタローのなかで目にすることができます。
277あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/15(金) 07:07
クロウリーは人身御供を実際にやった事ないの?
278317:2001/06/15(金) 18:26
>>277さん

もちろん無いです。当時、クロウリーはイエロー・ジャーナリズムの格好の標的にされていた有名人でしたから、そんな真似をすれば、速攻で逮捕でしょう。

あと、彼はブラックユーモアなジョークを好んでましたので、その手の冗談は、口にしてます。一部に、これを真に受けてしまった人がいたのも、どうやら事実のようで、これが「伝説」を生んだ遠因かもしれませんね。

ただ、彼は「形式的に」自分を生け贄にする儀式は、やったことがありますね。
279あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/15(金) 21:30
テリオンじゃなくてセリオン!
280あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/16(土) 08:37
age
281あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/16(土) 13:24
  へへ
ミi。iミ
〜(nn) みなさん、ありがとうございました。
ぺこぺこ
282あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/16(土) 13:26
>>281
えがズレてしまった。すみません。後は皆さんの
魔術的想像力でカバーしてください・・・・・・。
283ABRAHADABRA:2001/06/16(土) 13:44

クロウリーのメソニック・キャリアについて。

彼がメキシコで授与されたと主張するスコテッシュ・ライトの33位階は正規のAASR
(The Ancient and Accepted Rite of Masonry-古式公認スコティシュ儀礼)からは
決して承認されるものではありません。また1904年にパリのアングロ・サクソン・
ロッジNo.343(Grande Loge de France傘下のロッジ)で受けたイニシエーションも
UGLE (United Grand Lodge of England) からは認められないものです。皮肉な
ことに英国人であった彼は、世界を巡ってメイスンリーの高位階を得たものの本国
英国では決してメイスンであるとの認可を受けることができなかったのです。

とはいえ、クロウリーはそれらの儀式をよく知っていました。ドイツのセオドア・ルイス
からOTOの高位階を授けられた時も件の儀式文書はメンスンリーのそれとそっくり
でした。クロウリー以前のOTOは、英国薔薇十字協会がそうであったように、マスター・
メイスンの位階を授与された者にのみ、その門戸を開放していました。ルイスは
英国に居住していた時にUGLE傘下のPilgrim Lodge No.238において正規のイニシ
エーションを受けています。初期のOTOの儀式にはテレマ的要素は混在していません
でしたが、クロウリーの渡米時代にOTOのアガペー・ロッジNo.1のメンバーが「OTOの
儀式群はあまりにメイスンリーのそれと酷似している」と申し出たため、クロウリーの
手によって改変されることになったのです。
OTOの第1、第2、第3位階は、それぞれメイスンリーの「徒弟」、「職人」、「親方」の
位階に対応しており、第7位階は古式公認スコティシュ儀礼の最高位である33階級に
相当します。クロウリーによるOTO儀式の改変は1914年頃より1940年代まで
続いたといわれていますが詳しい部分は不明です。
284ABRAHADABRA:2001/06/16(土) 13:57
@Thoth Tarot in the Star Ruby Ritual.

Golden Dawnのイニシエートが入団後最初にマスターする小儀式がL.B.R.P.で
あるのと同様に、我々ThelemiteはLiber XXV Star Rubyを学ぶ。この儀式で
我々は神殿のバニシングを行なうと同時に牧神PANを召喚し、N.O.X.の術式に
則って円環を完成させる。ドイツ、ハンブルグのMakhashanah Lodgeのマスター、
ロドニー・オルフェウス、Frater Hermes Eimiは主著_ABRAHADABRA_の中で
四方に召喚するThelemaの神々のイメージはトート・タローの大アルカナを参考
にして構築すべし、という記述を残している。

東=セリオン。偉大なる獣はタローの11番目の鍵である「Lust」
の中に見出される。666=反キリスト。光の方角たる東に
  偉大なる力を召喚せよ。テスたる「火の蛇」の力、Lion-Serpent。

北=ヌイト。無限の星々たる無限空間。
  ここで我々は偶像を崇拝することを拒否しなければならない。
  何故ならば彼女は全き「無」であり、如何なる形態にも拘束
  されないからである。しかし、我々はタローの17番目の鍵
  である「The Star」を以ってヌイトの一つの姿を見るであろう。

西=ババロン。偉大なる獣に跨る「緋色の女」もまた11番目の
  鍵である「Lust」に見出される。全ての欲望を享受せし女、
  聖者の血で満たされた聖杯を掲げる処女たる売春婦。

南=ハディート。無限小の点たる精髄。タローでは20番目の
  鍵である「Aeon」に登場する。翼の生えた光球。ハディートも
  また形を持たず、ヌイト同様、未顕現の宇宙原理である。

かくして逆周行は完成し、光は無へと帰る。N.O.X.の数値210を考察すれば、
この言葉の意味は明白となる。2は二者。そが1として結合し、0へと帰る=210。
光の収縮、根源への回帰。
285ABRAHADABRA:2001/06/16(土) 13:59
@Thoth Tarot in the Star Ruby Ritual 2.

Aeonのカードは「啓示のステーレー」の変わりに儀式に用いることが可能である。
何故なら、そこにはヌイトが天を支え、ハデートが下方におり、ラ・ホール・クイトが
中央にて鎮座している様が描かれているからである。我々はこの札をKiblahと呼
ばれる聖なる東(ボレスキンの方角)に置くことができるのである。

" Get the stele of revealing itself; set it in thy secret temple --
and that temple is already aright disposed -- & it shall be your
Kiblah for ever. It shall not fade, but miraculous colour shall come
back to it day after day. Close it in locked glass for a proof to
the world."

正にThoth Tarotには魔力が備わっている。
286あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/16(土) 14:40
マスターはすごい。
メタルスレイダーグローリー?
288あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/17(日) 07:41
>>284
スタールビーの儀式とかって何のためのものか、全然判らなかったので
参考になりました。でも神殿のバニシングってなんでしょ?
 でもパン信仰って何だか引っ掛かるんですよね。サタンとの同一視もあるみたいだし
特に光の収縮、光の回帰ってものすごく興味があるんですが
考え様によっては、学研から出てた「魔術」に載ってる
一流の黒魔術師の行為=時間の逆送、根源的原始宇宙への回帰により
全てを,神も自分すらも存在的に否定していくってのに似てますね。

とはいえ魔術の究極的な目標のような気もするし・・・・・・。
なんとか、クロウリー系以外で、同じような目的を持った儀式や修行法はございませんか?
289317:2001/06/17(日) 09:21
>>283
なるほどなるほど。それでクロウリーはメイソンリーの位階を得る必要があったわけですな。
考えてみれば、OTOは確かテンプル騎士団の末裔をなのる団であり、フリーメーソンリー系の団でしたからね。
初代OHOのケルナーも二代目のテオドール・ロイスも高位のメーソンリー団員だったと聞いておりますです。
聞くところによると、テオドール・ロイスは、メーソンの認可状を乱発していた英国のフリーメーソンの大立者の一人ジョン・ヤーカーから、19世紀に休止状態になってたメイソンの亜流団体「メンフィス・アンド・ミズラム」の認可状をもらい、それでOTOを擬似メイソン団体としたそうですよね。

こんな会話、一部の方しか理解できないかもしれないので。
・・・ここで、「知ったか」の恥かきを覚悟の上で、OTOの位階について僭越ながら、「注釈」してみますと・・・。
OTOの位階制はGDとは違います。OTOは全部で「9階級」からなっております。
クロウリー以前とクロウリーのOHO(OTOの最高指導者のこと)就任後では、だいぶ変更が加えられてますので、ここはクロウリーによる改変後の物を書きますね。

0階級(ミネルヴァル)、1階級(人)、2階級(魔術師)、3階級(魔術師のマスター)
ここで修行者は主にメーソン的なことについて勉強します。

4階級(エノクの高貴な聖柩の同胞)、5階級(薔薇十字の公王)、6階級(光ある精霊のテンプル騎士団員)
ここで、薔薇十字思想や錬金術哲学思想について勉強します。

7階級(最も光ある大君主)、8階級(イルミナティの完全なる司祭)、9階級(グノーシス派の聖なる奥義伝授者)
ここでやっとOTO独自の教義が学べるそうです。そう、あの「性魔術」も。

あと、この他に各国の王(支部長)として10階級が、最高指導者のOHOが11階級にあたるとか。
290236:2001/06/17(日) 10:34
ライプツィヒに神智学協会を設立したフランツ・ハルトマン。
英国でフリーメンソンリーに参入したテオドール・ロイス。
彼らが中心となってスコティッシュ儀礼とメンフィス&ミツライム儀礼
を折衷したグランドロッジが発足。
その内部組織としてカール・ケルナーのOTOが統合された。
ということらしいです。
ルドルフ・シュタイナーも神智学がらみでそこに関わってくるわけですね。
あとはクロウリーが3代目OHOとなってからはみなさんご存知の通り。

これは何年も前に『ユリイカ』の占星術特集かなんかで読みました。
たしか大戦前のドイツにおける薔薇十字運動に関する文章だったかなあ。
その当時、図書館で読んだだけなので記憶があやふやです。

OTOの歴史を研究しているドイツ人のウェブサイトがあって内容に圧倒されますが、
あの膨大な英文を丹念に読む気にはなれない・・・
291317:2001/06/17(日) 10:45
>>288さん
>でもパン信仰って何だか引っ掛かるんですよね。サタンとの同一視もあるみたいだし

んと、>>245さんが解説されておりますパンと、後世にサタンと同一視されたパンとは、全く別のシンボルとして考えるべきではないでしょうか。

私の場合、パンと聞きますと、ギリシャ神話の「酒好きで女好きで音楽好きな、陽気なおっさん」ってイメージの方が強かったりするんですよね。
でも、パンは、同時に獣性や本能の象徴とも考えられ、「パニック」の語源にもある通り、自然への畏怖も象徴してましたし。さらに、「異教の代表者」とされたのに加え・・・
そこへもって、「角を生やした下半身が獣」と言う「外見」から、他宗教を認めない迷信深い一部キリスト教徒達から、サタンと一緒にされちゃったのでしょう。

白状しますと、私がパンのまがまがしいイメージを感じ取ったことは、あまり多くないですが確かにあります。それは、アーサー・マッケンの怪奇小説「パンの大神」ですね。
ちなみにマッケンは、あのウエイトと友人で、「聖黄金の夜明け」の団員でした。
マッケンとウエイトの「往復書簡集」なんてのも、海外では出版されてるとか。
292あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/17(日) 11:04
OTOについてはここで情報入手可能です。

http://www1.odn.ne.jp/phoenix/index.html/
293あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/17(日) 11:05
チンポコラブ、フェラチオラブ。
294あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/17(日) 11:17
クロウリーがよく叫んでたIO PAN (イオパン)にはちゃんと意味がありますよ。
PANはギリシャ語でALL=「全」を意味しますから。Iは男根、Oは女陰、その
結合が「全」だと言ってるワケです。これはクロウリーの宇宙公式0=2の
別バージョンです。イオパン!!! 悪魔主義とは違います。
295あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/17(日) 13:04
皆さん、ご丁寧にレスを有難うございます。
私もクロウリーは大好きなのですが・・・、特に、法の書にあった江口氏らの文章で
惹かれるものを感じない人は、一人布団で寝て,元素周期表を暗記するだけの人生を
歩むべしと思ってるくらいよ。
 だけどね、一度強烈に潜在意識に植え付けられたものはしょうがないじゃない。一生、抜け出せないかも。
悩みまくったわよ、その頃! 法の書のコピーなんか凄かったしね(当時、中学生でしたな)夢の中にぎーがのあの絵が出てきて

因みに手元にある朝松健氏の著作によると・・・・・・、

2本の角は白洋宮の攻撃的な力を表し、・・・サタンと同一視され、卑しい退行的生
という表象が付け加えられた。・・・さらに家畜の繁殖を助けるイヌウス神の性格が混じり、
複数化してサチュロスとなり、その場合パンには次のような象徴が付け加えられる。
ー欲情と愚行と低迷。

初心者には怖いのよ!! これだけで充分!気をつけようと思ったわよ私は!!!

で、私は拙いオツムで考えましたね。危ない象徴を抜きにして、同様の効果が期待できないかと・・・。
どうでしょ?>>294さんIO PANの象徴ならIAOでも変わりになるじゃありませんか?
ならない? なって・・・(希望的観測のつぶやき)
そんな感じで、なんとか>>284のテレマの神様や儀式も、他の安全な象徴で代行?出来ないかしら?
はあ、はあ、興奮したわ。 クロウリー信者の方、怒らないで哀れな初心者の為に御一考お願いします。
296ぴーなっつ:2001/06/17(日) 15:27
「第三の書」ってどれくらいヤバイのかね?
297あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/17(日) 16:28
>>295さん、
クロウリーに関して先入観で凝り固まっているように思えますね。朝松氏の
記述は小説でしょう?無視した方がいいと思いますよ。恐怖心があるのならば
クロウリーのMagickは実践しない方がいいと思います。IO PANとIAOとは勿論
置換不可です。残念ながら、テレマの儀式の象徴を他のもので代行することは
困難です。魔法円に召喚するテレマの神々がいて始めてThelemic Magickが
成立するんです。「黄金の夜明け」の魔術などいかがでしょう?
幸運をお祈りしております。
298317:2001/06/17(日) 18:04
>>295さん

パン神の起源について、ちょっと調べてみました。パンはもともとアルカディア地方の地方神でした。それがマラトンの会戦で、ギリシャ軍とペルシャ軍が戦った時、パン神がペルシャ軍に「パニック」を引き起こし、ギリシャに勝利をもたらしたと言う噂が広まりました。
これがきっかけでギリシャ人達はパンを崇めるようになり、アクロポリスにパンの神殿を建てました。こうして、パンはギリシャ神話に取込まれました。さらにギリシャ語で「全て、全宇宙」を意味する言葉がPanであり、同音語であったことから、「宇宙そのもの」を象徴する、とも考えられたそうです。
ね? 悪魔崇拝とは関係ないでしょ?

あと、朝松氏の小説は、話し半分に聞きましょう。
あの人は確かに専門家なので、もっともらしく聞こえますが、フィクションはフィクションです。
富士五湖がヘブライ文字に似ていて、これをエノク語の発音で読み上げたら邪神が召還された・・・は、大笑いしちゃいました。

あと、クロウリーの体系が、どうも苦手って方は、結構いますよ。
実際、フォーチュンの系列の魔術師達は、「初心者のうちは」クロウリーの著書を避けるように指導されることが多いようです。
彼らはクロウリーの著書には、はかり知れない価値があることを認めながらも、初心者は道を踏み外す危険が大きいと考えているからです。
しかし!! これは「あくまで」その人達の「個人的価値観」であって、無論クロウリー系の人は、そうは考えていません。
(ともあれ、お師様の下についたら、取りあえずは指導に従った方が絶対いいと思いますが)
私個人も、例えば「777」は、駆け出しの頃から、随分とお世話になりましたし。

結局のところ、これは「好み」の問題で、優劣ではありません。

クロウリーの体系が苦手なら、フォーチュンの体系でも、GDの体系でも、他にいくらでも道はあります。
そして、最終的に目指すところ、行き着く所は、みんな同じです。
299317:2001/06/17(日) 18:30
>>295さん
>クロウリー信者の方、怒らないで哀れな初心者の為に御一考お願いします。

私の流派はクロウリー系ではありませんが・・・。
魔術をやるには、何はなくとも、リラックス法、視覚化、呼吸法です。この三つができなければ、そもそも何も出来ません。
これはスポーツでの腕立て・腹筋みたいなもんです。
どの流派にするかは、取りあえずこれを習得してからでも遅くは無いと思います。

「魔法入門」W・E・バトラー著 出帆出版

これを、読んでみてください。
300あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/18(月) 19:52
IO PAN!!
301怪盗スタールビー:2001/06/18(月) 21:20
初心者にとっての危険について。

そーゆーのは特に感じたことのないばか野郎の初心者です。
ご参考になるかどうか・・・。ならなかったらご勘弁を。

具体的に、クロウリー流の術式ないしは修行法に潜む危険について。
「ノックの数が10ではなく11だから危ない」なんてのもありますが、
今回はIO PA〜NNNNNN!!について。
パンがいわゆるサタンでないことは、上で317さんがご指摘の通りですが、
それにしても、潜在的に危険なエネルギーを開放しようとする危険な行為である
との誤解が、修行者の間に少なからず蔓延しているのではないでしょうか?
私は、これをちょっと残念に思います。

なるほど、東洋系の修行なんかでも、充分準備の整っていない修行者が
<クンダリーニの蛇>(=危険?な潜在エネルギー)を上昇させることは、
厳しく戒められています。
しかし、スタールビーは、物理的・肉体的にそれを上昇させる技法ではありません。
従って、物理的・肉体的危険を伴うんじゃないか、との心配は無用です。
それどころか、いつか物理的にそれを上昇させる日が来るかも知れない
(来ないかも知れませんが)などと空想しつつ(願いつつ?)、
<アストラルに>それを行うのは、今の自分にとって大変重要な課題です。
恐怖心はありませんが、もちろんフザケながらやることもありません。

いずれにせよ「優劣の問題ではなく好みの問題」ということに尽きるので、
少しでもためらいのある方は、やらないに越したことはナイと思いますが。

だがしかしです。クロウリー流は、意外や初心者にとって
とっつきやすい面もあるように思います。
例えば<サイン>が写実的なので、カタチからイメージがつくりやすいこと。
あ、これはホントに個人的な感想でっす。

失礼致しました。
302あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/19(火) 23:37
>>295です。
皆さん様々なアドバイスや励ましをご丁寧に戴きまして有難う御座いました。
こんなに沢山の方々にこんなにも親切なレスを付けて貰えるとは思ってなかったので
感激してます。
 確かに私には何らかの誤解?偏見?が根強く影響してると思います。
まぁ、トラウマのようなものだとは思うんですが、法の書のコピーや
クロウリー著作集のギーガの絵が当時中学生だった私にはキツかった・・・。
 しかしよく考えたら、あのコピーって朝松氏が考えたんじゃ・・・、
魔術師が書いた小説はそれ自体が非常に重要な経典なので軽視しないようにと
言う文章をよく見かけるので、専門家の朝松氏もかなり参考にしようと思ってたんですが
この文章もよく考えれば朝松氏の文章かもしれない・・・、確か。
 氏の作家としての「狙い」なんでしょうか?それとも本当にトンデモな方なんでしょうか? 全く・・・、プンプン。
引っ掛かった私は怒ればよいのか、氏の作家としての手際を誉めればいいのか判りません。
あぁ。そうか引っ掛かった私が悪いのね(何か納得できない)。
 ということはクロウリーやフォーチューンの小説はどうなんでしょう?
これからマッケンも、ホイットニーも読み込もうと思ってたのに・・・・・・。
やっぱりフィクションとして読むべきなのかな。まぁ、作家や作品の内容で判断すべきでしょうね。
                              ーーー続きます。           
303あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/06/20(水) 00:12
>>295 続きです。
 しかしね。私はクロウリーは大好きなんですね。とりあえずはやりたい放題の人だったかも
知れないけれど、時折見せる優しさや訳のわからないパワーとお気楽な無邪気さには
人間的な魅力を感じてやみません。何より、トートの書を読んだとき、この人は本物の天才だと
思ったくらいよ。何か評判は悪いけど・・・・・・。
 でも、とりあえずは基礎からがんばってみて、時が来たら自分の傾向もセンスもある程度、判明
してくると思うので、それまで一般的なカバラを勉強してみたいと思います。
(でもフォーチュ-ンは邦訳が少ないですね、ウィリアム・グレイも。原書でがんばりますか。英語苦手なのよね)
その時、テレマ系が向いてないと思ったら、スッパリあきらめますね(でもトーとタロットはやめないかも)。

 皆さんが、ここに書き込まれた事は凄く勉強になりますのでこれからも皆さん、色々な事を書いていただけたらと
思っています(特に経験談や失敗談,注意点が聞きたいです)。
あと、本を推薦してくださった方もいらっしゃいますが、解からない個所や内容など、これから
質問させていただきたいと思うんですがクロウリーとはずれてくるのでスレ違いになるかも
知れませんが、(流れも壊しちゃうかも)宜しいでしょうか?中央の柱の事とか、
経験者の方たちに聞きたいこと、けっこうあります。ご迷惑なようなら別なところに移動しますね。

最後に、元はと言えば私のわがままに付き合ってくれ、色々と調べてくださったり、
有益な助言や親切に励ましてくれた皆さんにもう一度感謝致します。
本当に嬉しかったです。有難うございました。
304317
>>302さん

こうした専門家が書いた小説は、事実とフィクションがないまぜになってますからねえ。
けど、有益な情報が含まれてるのも事実なわけで・・・。
実際、弟子に、こうした小説を読むことを薦めてる魔術師も多い。クロウリーもそうでしたよね。

ここで小説を書いてる魔術師を思いつくまま挙げてみても、クロウリー、フォーチュン、ブロディ・イネス、レヴィ、パピュス、リットン、ジェラルド・ガードナー・・・沢山いますね。

思うに、どこまでが事実でどこまでがフィクションなのかを「見極めるのも勉強」なわけで、それが狙いの一つなのかもしれません。

小説読んで見ると、意外な部分も分かってきたり。例えばフォーチュンと聞きますと、ド正統派の「健全な隠秘学」の代表選手みたいなイメージがありますが、彼女の小説には独特の異教趣味があったりして、興味ひかれますね。
ともあれ、こうした小説読む前に基礎知識は、しっかり付けておくのが無難とは思いますが。

あと、グレイもいいですが、ナイトも。特に「A practical guide to Qabalistic symbolism」の邦訳は、絶対ほしいところ。まあ、ナイトの英文は比較的読みやすいですけど。