マリーセレスト号

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1名無しさん
定説はどうなってるの?
2名無しさん:2000/01/09(日) 22:33
子供のころオカルト本を読んで信じ込んでいた事件が
ほとんどトンデモだったとは。(デニケンや黒沼健ね)

この事件はコナン・ドイルも言及しているから、
少なくとも事件そのものはあったんだろうね。
3トンデモ本:2000/01/10(月) 04:03
 なんか、トンデモ本自体書いてるヤツが、ちょっと怖い感じ・・・
 なんでもかんでも、そういう目で見れば見えるって!
4オカルト本:2000/01/11(火) 10:42
 なんか、オカルト本自体書いてるヤツが、ちょっと怖い感じ・・・
 なんでもかんでも、そういう目で見れば見えるって!
5実際にあったことですよね:2000/01/12(水) 17:05
原因はわからないのでしょうか?
(UFOといったようなSFチックなものではなく)
6何のこと:2000/01/12(水) 17:16
だか分かりません。誰か易しく説明して!!
7名無しさん:2000/01/12(水) 17:28
たしか漂流していた船が見つかり、中を調べてみたら
乗組員が誰もいなかっった。
船には争いのあともなく、まるで直前まで人がいたかの
ように食べかけの食事などが残っていた。。

ってやつじゃないかな。
8>7:2000/01/12(水) 17:48
レスをどうもです。6より。
9名無しさん:2000/01/13(木) 00:54
航海日誌とかにも異常はなかったんだけど、船長の個人の日記だか
何かに重要な事が書かれてたんじゃなかったっけ?
10知りたいので:2000/01/16(日) 23:15
age
11ヴェイチモ号:2000/01/18(火) 00:11
なんて、幽霊船話もありますね
12名無しさん:2000/01/18(火) 06:16
知りたい〜
米軍の戦艦の奴もなかったっけ?
求ム詳細
13練馬変態倶楽部:2000/01/18(火) 22:19
本当は最後まで人が乗っていたんだけど、保険の関係で無人で漂流していたことにしたとかいう説があります。
乗員が減ったのは争い事か病気で死亡したとかだったと思います。
14日本だと:2000/01/18(火) 23:12
良栄丸事件ってありますよね。
1588SR:2000/01/19(水) 09:35
民間の船の話は、13さんの言うように、大抵が保険金目当ての作り話か、海賊に襲われたものが多いです。
特に昔の(西洋の)海賊は、女は連れ去り男は皆殺しですから。
マリー・セレストは保険金目当てらしいですね。

ちょっと考えればわかるんですが、何日も何ヶ月も漂流していたなら、食事が食べかけかどうかなぞわかりはしないのです。
口をつけた食べ物は、特に北の方でなければすぐに腐ってしまいます。

米軍戦艦は聞いたことないですが、キューバとかヨーロッパの小さい軍艦では乗員がもろとも消えた話はよくあります。
殆どが下級兵士の反乱という話です(上級士官を殺すと、帰港したら死刑。だったら船を捨てて海賊に、ってやつです。)
そのような話でなければ、徹底的に調査が行われます。敵国の襲撃だったらしゃれになりませんから。
16えー:2000/01/19(水) 10:04
子供の頃に読んだ本の内容を思い出しながら書いているのですが、

@ある事情で乗組員の数が足らなくて、別会社から乗組員を借りていた。
 マリーセレスト号の乗組員の大半が別会社の者だった。
A航海中、船長の娘が死亡し、その遺体の保存について元の乗組員と
 別会社の乗組員との間でトラブルが発生した。通常は海に荼毘するが
 船長は塩漬けにして陸地に埋葬したかった。
B船長の奥さんが嵐で横滑りしたピアノに挟まれて死んだ。(と思う)
C娘と妻の死で正常な判断が出来なくなった船長は海に身を投じる。
 更に先のトラブルから元の乗組員たちも別会社の乗組員によって海に
 放り込まれて殺害される。※この辺りの記憶はあいまい。
D別会社の乗組員と元の乗組員の生き残りのコックだけとなったマリー
 セレスト号はそのまま航海を続けるが、ある日、他の船によって発見
 される。
Eが、実はこの船は乗組員を貸し出していた別会社の船で、事件の発覚
 を恐れた(当時、船員の反乱は大罪)会社は、発見時、マリーセレス
 ト号には誰もいなかったと発表した。残った乗組員は元々自社の人間
 だし、コックには大金を積んで口止めしたので、事件が発覚すること
 はなかった…。

という話がありました。
だからどーしたと言われるとツライのですが。
1788SR:2000/01/19(水) 14:12
これは、相当脚色されているような(^_^;)
出典がわかれば私も知りたいです。
マリーセレストからは金目のものが全くなくなっていて、船は船主に戻り、なくなった金目の積み荷は乗組員不在で保険が下りた。
というのが私の聞いた話なんですが。
(でも、マリーセレストの乗組員が生存していたことは確からしいので、怪奇現象ではないことははっきりしているらしいです。)
18豆知識:2000/01/19(水) 15:06
この話しをネタにして処女作を書き、小説家デビューしたのが、かの有名なコナン・ドイルです。
19>米軍戦艦:2000/01/19(水) 16:43
フィラデルフィアエクスペリメントですか?
うろ覚えですが、確か軍艦を見えなくしてしまうという極秘実験を
したところ、実験後乗組員が全員死亡(消えて?)いたとかいう
話しだったと思いますが、この事ですか?>12さん
映画にもなりましたよね。あと200Xでも検証していたと思います。
20フィラデルフィアエクスペリメント:2000/01/19(水) 17:30
いまでも UFOなどと絡めて語られる有名な事件。この話は、1943年にフィラデルフィアの海軍ドックで駆逐艦「エルドリッチ」に対して行われた実験を指している。

 実験は、どうやら「魚雷に探知されないようにするため船体を消磁する」というものだったらしいが、戦後になってアジェンデという男が「船体に磁場をかけた途端、時空が歪んでエルドリッチに様々な怪現象が起こった」と言い出した。テレポートしたとか、異次元に飛ばされたとか、乗組員が全員発狂したとか。もちろんそのような事実が生じたことを示す証拠や記録はないし、後年になって、創作だったとアジェンデ本人が明かしたという。(もちろん、この“告白”そのものが陰謀のせいだという説も、当然ながらある)

 ところで,SFファン以外にはあまり知られていない魅力的な説をご紹介しておこう。それは,この話の出所が,1943年当時,フィラデルフィア海軍ドックに勤務していた3人の海軍技術者に違いないというものである。

 当時,彼らと同じ職場にいた誰かが,3人の会話を漏れ聞いたとしよう。彼らの会話には、驚くなかれ「時空の穴が・・・超光速ジャンプの・・・エネルギーフィールドで・・・」といった単語が頻出するのだ。見ると,海軍技術者達が真剣な顔で議論をしている。「こっ、これは、もしや海軍が極秘に開発中の新兵器の話かっ」と思ったとしても無理はないだろう。その人が、後にアジェンデ氏にそのことを話した結果、この話が生まれたのだ・・・。

 ちなみに,その3人の技術者とは、「ロバート・ハインライン」「L・スプリング・デイ・キャンプ」「アイザック・アジモフ」である。彼らは、1943年当時、まさにフィラデルフィア海軍ドックに勤務していたのだ!もしこの説が正しいなら,フィラデルフィア実験こそ,最も偉大なSF作家3名の共同制作という「最高に贅沢なSFバカ話」ということになる。
21名無しさん:2000/01/19(水) 18:10
強い磁気かけてそういう不思議な現象が起きるんなら、とっくに誰かが発見してるよ。
リニアモーターカーだって磁力で浮いてるけど、なーんいも起きないよ。
陰謀で隠されているんなら話は別だけど。
2212:2000/01/19(水) 19:21
>19さん&情報くれた人
そうそう、それです。
しかしマリーセレストにしてもエルドリッチにしても普通の裏があるものですね〜
あと海の謎としてはバミューダートライアングルくらいかな?
アレも科学的な定説あるのだろうか?潮の流れとか?
23はバミューダートライアングル:2000/01/19(水) 21:23
あれも大嘘
昔角川文庫から出ていた「バミューダ海域の謎」ってそこで蒸発した船や飛行機について1隻、1機ごと克明に調べ分析した本に書いてあったが船に関して言えば、沈むべきして沈んだ船ばかりだそうです。ボロ船なのに
荷物積みすぎていたとか、そんな理由だったと思う。飛行機にしても同じような理由だったはず。またそこで行方不明になったと別の本に書いてあったものでも、実は別の場所での話し(太平洋とか)だったとかで、そういう物を除外していくと、結局あそこで行方不明になった船や飛行機って他の地域とそう大差ないそうです。
245です:2000/01/20(木) 00:15
解説ありがとうございます。
事実は小説より奇なり、ではないですが、SFっぽい解説より、保険云々や反乱といった真実の方が、よほど興味深いですね。
ところでゴルゴ13でもマリーセレスト号っぽい話がでてきているのですが、どうも練馬変態倶楽部さんや88SRさんの話を作者は知っているような話の展開です。
25る>16:2000/01/20(木) 00:42
この話はL.J.Keatingが1929年に出した本によるものです。
純然たるフィクションなのですが、
豊富な資料をネタにした本だったので
ほとんどの人が真実だと思ったらしいです。
ただ、マリーセレスト号と、
たまたまマリーセレスト号を発見した船の船長はお互い友人同志で、
家族ぐるみのつきあいをしていたことは本当らしい。

食べかけの食事、航海日誌の謎の記述等はすべてネタ、
保険金がらみでしょう。

2688SR:2000/01/20(木) 10:33
>20
確か、エルドリッジは運河を通っていたので後年とは航海所要時間が異なるのも誤解を招いたんでしたね。
それにしても、ハインラインにアジモフとは、私的にはこちらの方が興味津津です。

>23
図書館員の人が調べた有名な本ですよね。
検証していく途中で、遭難して消えたはずの人が存命してて電話で話したとか。
確かずいぶん前に手に入れたので、うちに帰ればあるな、まだ。
27練馬変態倶楽部:2000/01/20(木) 14:52
88SRさん

>>23
>図書館員の人が調べた有名な本ですよね。
>検証していく途中で、遭難して消えたはずの人が存命してて電話で話したとか。
>確かずいぶん前に手に入れたので、うちに帰ればあるな、まだ。

あの本は翻訳が福島正美だけど、彼は実は南山宏批判のために訳したとかいう話しもあります。
28>23:2000/01/20(木) 15:14
懐かしい!
角川が超自然ミステリーばかりのジャンルを新設した時のことですよね。
デニケンなんかのヨタ話に交じって出版されていたので以外に感じました。
UFOの検証をした本も出てたと記憶しているんだけど。
2988SR:2000/01/20(木) 15:49
おー、それも興味深い。
南山さんも、昔は真面目だったのにね、矢追さんみたいに変っちゃって。
福島さんは好きだったなあ。
日本のSFの重鎮だったのに...
30名無しさん:2000/01/20(木) 18:28
忘れてはいけない。
旧大日本帝国海軍の巡洋艦「畝傍=うねび」消失事件。
明治時代に英国で建造され、我が国へ納品回航中に喜望峰付近で行方不明。

31>30:2000/01/20(木) 18:45
それって遭難って言わない?
32名無しさん:2000/01/21(金) 09:23
喜望峰は難所だからね。
33練馬変態倶楽部:2000/01/21(金) 10:10
それ以前にそんな軍艦買うなよ。欠陥品だったんじゃないのか
34我輩:2000/01/30(日) 03:17
>29
 南山さんを矢追さんと一緒にしては気の毒です。
 矢追さんは、今はもうぜんぜん信じていなくて、UFOなんてどうでも良いと思ってるとしか思えないけど、南山さんは今も本気で、少なくとも自分で創作をすることはないし、そういう人にすごく批判的でもあります。
 当たり前のことなんだけど、最低限のモラルはある方なんですよ (あ、この言い方だと…… (^^;)。
35皆様へ:2000/05/17(水) 02:50
ありがとうございます。
実は私、子供の頃に学研の本でこの事を知って
未だに凄く怖く思っていたんです。特に、船長の
日記が「…我が妻ファニーが」で途切れてるってとこ。
一つ安心できました(ちょっと淋しいけど)。
36はに
話を蒸し返すようで悪いんですが、そのL.J.Keatingの本にある
>実はこの船は乗組員を貸し出していた別会社の船
という話は初めて聞きました。
マリー・セレストはいわく付きの船だったらしく、最初「アマゾン」
という名前で登録され、船長の急死や他船との衝突などを経てその
時の船主の手に渡り、改名されたという記憶があります。
船底に銅版を貼ったり改修もその会社で行なわれているので、他社
の船だという話は意外でした。
コリン・ウィルソン(充分怪しい人だけど)の本の裁判の描写では
保険目的では割に合わないとあります(船が船長のブリッグスと
社長のJ.H.ウィンチェスターの共同所有だったから)
ウィルソンは、発見時に救命ボートや航海用測定機が無くなってい
たことから、積みにのアル コールが爆発すると誤解した乗組員が
あわててボートに乗り移り避難したが何も起こらず、帆に風を受け
たマリー・セレストが遠ざかる、乗組員は半狂乱になってオールを
漕ぐが追い付かない。そんな推理がありました。

なんかこれも怖くて好きです。