−−本当の犯人は誰か。
「秘密のカギは船長と1等航海士が握っている。バラスト水のポンプを担当する機関長も秘密を知る位置にいる。
しかし本当の殺人犯は船上ではなく陸地にいる。仁川港で貨物を過剰積載し、満載喫水線をごまかすためにバラスト水に
手をつけた人物だ。セウォル号は規定より貨物を2000トン多く積み、運送費8000万ウォン(約800万円)を追加で手にした。
船のことを知らずお金に欲を出した人物が本当の殺人犯だ」
−−乗客に「船室から出るな」という案内放送があったが。
「小さな船は乗客が片方に寄れば転覆する。しかしセウォル号のように大きな船は違う。乗客の重さをすべて合わせても50トンの
コンテナ1本分にもならない。とにかくライフジャケットを着用させて甲板に出さなければいけない。セウォル号の船長が
本当に船長かどうかも疑問だ。事故直後にブリッジで清海鎮(チョンヘジン)海運の本社と直接交信した人が実際には力を持つ人物だろう」