航海中の船が遭難しました。
以下はその時の遭難者たちの会話です。
A「クソッ、何でこんなことに…」
B「私達どうなっちゃうんだろう…」
C「嘆いていても何にもならない。まず状況の整理から始めよう。」
D「食料は保存食が4.5キロあるぞ。」
C「1人1日75グラムに制限すれば、あと、えーと…」
E「あとちょうど10日ね。」
C「10日か、微妙なところだな。」
B「エ!?ちょっと1日たったの75グラムって本気?」
D「いつ救難されるか分からないんだ。なるべく残しておいた方がいい。」
A「おいおい、それよりも問題は水だろ?
こんな海の真っ只中で、どうやって飲み水を確保するってんだ?」
C「そんな長い航海の予定じゃなかったから、飲み水ももうほとんどないな。」
D「幸い調理用のガスコンロがある。これを使って海水を蒸留しよう。」
B「ちゃんと生きて帰れるのかなぁ。」
A「チッ、誰か死んでくれねえかな。そうすれば食料の配分も増えるのに。」
E「そんなこと言わないで。皆で生き残る道を探しましょう。」
C「そうだ、希望を捨てずにがんばるんだ。」
・・・・・・・・・・・・
彼らが救出されたのはそれから1ヶ月も後の事でしたが、A、B、C、D、Eの5人は無事生還しました。
さてどうして生き残ることができたのでしょうか?
ただし、彼らの食料などに関する発言は、どれも妥当なものであるとします。