2013年の接近
世界時2013年2月15日19時25分(日本時間16日4時25分)、
2012 DA14は月周回軌道の内側に入り込み地球に最接近する。
最接近距離は地球の表面から2万7700kmである。
この規模の小惑星が月軌道の内側に入り込むのは40年に1度程度の出来事である[4]。
衝突するとは考えられておらず、地球そのものには全く影響は無いが、
静止軌道よりも内側に入るため、人工衛星に衝突する可能性は残されている[3]。
しかしNASAによれは、その確率は非常に低いという[5]。
日本では明け方の空に7等級の明るさで見えるため、肉眼で見るのは不可能であるが、
手軽な観測機器があれば観測可能である。しかし、移動速度が1度あたり1分、
満月を30秒で横切る程度の早さであるため、視野にとらえるには事前の準備が必要である[4]。
2012 DA14はこれ以降も地球に最接近するが、2013年の最接近で軌道が変化するので、
2012 DA14が実際にどのような軌道をとるかは、接近前での予測が難しい[2]。
http://ja.wikipedia.org/wiki/2012_DA14