ほんのりと怖い話スレ その91

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546本当にあった怖い名無し
ある日、チャットでTRPGするオンラインセッションをしようって話になって、
数名が集まった。その中の一人が「良いネタがある」と言って、クトゥルフのマスター、
それをしてくれる事になった。話はとある猟奇殺人事件で、殺害された人の家族から、
憎い犯人を捕まえてほしいと言う依頼を受けて調査を始めるが。なんか人肉食らしい?事から、
パーティはその犯人を追跡して、やがて踏み込んではいけない洞窟の中へと降りていく展開。
HPラブクラフトの「壁の中の鼠」を拡張したモノっぽかったが、話はすこし違ってた。
犯人はあちこちに手記を残していて、それを手がかりに探すんだが、闇の怪物とかが現れて、
なかなか思うように行かない。それでも手に入る手記は何か、彼がどうしてもやらないといけない、
そんな事に気づいていくと言う記述で。それがどうも、世界中の経済的破綻らしい?と言う事になる。

結末的には、破滅を回避する事は出来ずにリーマンショック発生、犯人にも逃げられる、と言う、
まあ王道と言えば王道の展開でオチになったんだが。セッションが終わってプレイヤーの一人が、
「なんか、リアルだったね」と、そう書き込んだら。マスターはそれで「だって実話だから」そう返事が。

それで、そのマスターは応答しなくなった。アカウントも消えて、もう誰かも解らない。その後、
チャットメンバーはもうTRPGやる気無くなって、ただダベるだけになったんだ。
それが今の卓ゲーすれだなんて誰も言ってない。