生まれてから一番最初の記憶ってなんですか?
ベビーサークルの中から出してくれーって思った記憶。
そこから家族の様子を見ていた。
3 :
本当にあった怖い名無し:2012/11/26(月) 09:36:14.79 ID:SRsZ8Me30
全国一千万、単発糞スレファンの皆様お待たせ致しました
それでは本日も元気よく張り切ってご唱和ください
↓
単発糞スレ立てんな死ね
単発糞スレ立てんな死ね
単発糞スレ立てんな死ね
単発糞スレ立てんな死ね
単発糞スレ立てんな死ね
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単発糞スレ立てんな死ね
単発糞スレ立てんな死ね
昨日の晩飯の内容。
5 :
アメリカンジョーク:2012/11/26(月) 16:25:11.91 ID:2zA/hyOZ0
ボブとジョンとトムが一番古い記憶について話していた。
ボブ「僕はパパが『良くやったメアリー、元気な男の子だぞ』ってママを誉めていたのを覚えているぞ」
ジョン「僕はママが『あっ、また蹴ったわ。きっと男の子よ』ってパパに話してたのを覚えてるよ」
トム「僕はパパとピクニックに行って、ママと帰ったのを覚えているぞ」
「俺がまだオヤジの中にいた頃」ってのは落語だっけ
おかんの乳首噛んで怒られたこと
知り合いの3姉妹の家で天国やーって。自分がなんでこんなエロいのかずっと不思議
神社で甘酒飲まされた
1歳か?
ニュウって出てきた
11 :
本当にあった怖い名無し:2012/11/30(金) 18:56:42.74 ID:gQuLAe8V0
青姦中出し
プールにいって遊んでる夢をみて起きたのを覚えてる。
夢のほうが覚えてて、起きてから何したかは覚えてない
いちばん古くて、
両親の離婚で幼稚園中退のあいさつしに行った時のを
たまにうっすら思い出す程度。
特徴的な遊具(非常用滑り台←
みんな逆走したりして遊んでた)
があったから覚えてたけど
なかったら忘れてただろうな
15 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/05(水) 20:48:35.07 ID:9JyRjwUg0
テレビから流れてた歌
16 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/06(木) 05:51:03.08 ID:3nU8IxOwI
赤ん坊椅子につかまって頑張って立ち上がろうとしてる所
向かいの椅子に姉が座っててその向こうに電子レンジがあってその中に私のミルクが哺乳瓶に入った状態で温められている
姉に確認したら家具の配置とか全部あってたから夢ではないようだ
17 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/06(木) 08:06:58.69 ID:BdoOfKFb0
幼稚園の時、いじわるこ子に靴を持っていってあげると言われて隠されて、先生と一緒に靴を探したのが最初の記憶。
18 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/06(木) 08:12:28.62 ID:TxcldDGI0
単発糞スレじゃなくて良いスレだね。
ひいばあちゃんにカブトムシ踏まれたことかな
幼稚園のはじめのころだろう
19 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/06(木) 09:52:18.27 ID:590PT1Np0
一歳前くらいの冬かな
祖父母がまだ元気で家族みんなでコタツに入ってた
みんな楽しく会話してるので混ざろうとしたんだけどまだ言葉がしゃべれなくてもどかしくて泣いた
自分語りきっしょ
21 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/06(木) 18:03:55.34 ID:M7pNJWYc0
産道体験
22 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/06(木) 18:08:00.67 ID:8sLtrLCwO
お母さんのお尻かも。
ハイハイできるくらいの赤子で階段から落ちたこと
でも不思議なことに落ちた後泣いてる自分を上から見てるんだよね
親から話してもらう前に自分から確かめて驚かれたから夢ではないとおもうんだけど
単に記憶違いかもしれんが
幼稚園の受験
25 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/13(木) 00:08:36.10 ID:FzDfMRDF0
生まれた瞬間。
今までの人生で一番怖かった。
どれが最初の記憶なのかがわからない
赤ちゃんの時お風呂で父に沈められたこと
ひたすら泣き止まない私を一瞬手を離したらしい
ずっと緑色に染まったお風呂に沈む記憶があって
父に確認済み
多分そのトラウマで水に潜った時の音が怖い
泳ぐ時は耳栓必須
母の実家へ行く途中の駅の風景・・
生後半年位らしい。俺が「そんなことあった?」と母に聞いたら驚いていた。
ただ・・変なんだよな。
その時の両親の会話を、生後半年の俺が憶えているんだ。道に迷っていた会話だったことを・・
母の体から出た瞬間
寒かったし痛かった(初産で難産で、頭が弁天様のようになっていた)
ポケモン見てた
31 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/25(火) 08:14:46.70 ID:+0qFxDMJO
おまえらよく覚えてるなーせいぜい幼稚園くらいだ
32 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/25(火) 10:13:12.95 ID:dXA0r1Zq0
1歳の頃、近くで家事があって大人たちが大騒ぎしてる記憶
消防自動車のサイレンが怖くて仕方なかった
今でも怖い
保育園の園庭で誰かに名前を聞かれ、答えた記憶。
たぶん2-3才。空が晴れていた。
34 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/29(土) 13:43:47.59 ID:NtQgvOrW0
手術台の明かり?のような複数の強い光
ただ俺別に帝王切開でも何でも無く普通に生まれてきたらしいんだが、そういう場合でも付けるのかな?
35 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/29(土) 16:59:42.23 ID:9B0I2NnI0
古い記憶は結構あるんだがそれが何歳の頃の記憶か定かじゃない。
明確にいつか特定できる一番古い記憶は4歳の誕生日に近所中のおばさんたちに
「僕何歳か知ってる?」とか聞きまくって「3歳でしょ?」と言ったら
「違うよ4歳だよ」とか言ってた記憶
邪魔臭いガキやな
>>35 私も同じです。親戚の伯母から「いくつ?」と聞かれたので
「4つ」と答えた記憶が明確にあります。
それ以前の記憶は映像などはぼんやりあるものの言葉の記憶がありません。
マーケットの中でひとり、親を待っていたら
知らないおばちゃんが人形を買ってくれた
親はびっくりしてたけど
じつは上司の奥さんだった
生まれてからなのかは知らないが、真っ暗で無音の場所で一振りの刀?を視ていた事
大五郎乙
41 :
本当にあった怖い名無し:2013/01/11(金) 15:25:32.33 ID:EFdLH5w00
テレビでマジンガーゼットを見る
42 :
本当にあった怖い名無し:2013/01/11(金) 17:06:29.61 ID:v0vbPTTI0
母親が写真撮るよーって言ってて必死にそれに映ろうとしてた
当時1歳ぐらいかなー
兄(当時4歳)は恥ずかしがってて、俺だけ映りたがってるのが恥ずかしくて、それをばれないようにしてた
なんでそんなん覚えてるのか自分でも不思議でならない
0〜2歳の頃だな。
今思い出せる事は爺ちゃんが俺を乳母車に乗せて電車を見に行ったり消防車を見に行ったりした事だな。
消防車のサイレンにビビって泣いたのを覚えてる。
あと20歳位まで、暗くて段々狭くなる道を泣きながら1人で歩いてて、終いには苦しくて堪らなくなったら突然煌びやかな世界に飛び出す夢を何度も見てた。
出産時の記憶を夢で見てたんだと思う。
1歳〜2歳の頃、若いおねーちゃんにだっこされて、
おねーちゃんのおっっぱい鷲づかみにして
「キャー」された事。
私は女です。
父さんに高い高いされたこと。あとで聞いたら1歳くらいのことらしい
喜んだり怖かったり強い感情を覚えておきやすいのかな
1歳くらいの時、若いおねーちゃん達に
「かわいー」って言われてだっこされて、
そのおねーちゃんの胸がでかかったので、つかんだら
「キャー」と言われた。
ちなみに私は女です。
47 :
本当にあった怖い名無し:2013/04/10(水) 09:17:52.06 ID:4pEIVsw/0
2歳で、テレビのマジンガーゼットを見ていた記憶
「風に揺れる竹林をバックに、能面が振り返る」
「車を運転している白い女のミニスカートがふわりとめくれる」
いずれもTVの画面
赤ん坊なのにスカートの中のフトモモをみてなんだかムズムズした
大人になって調べたら前者はNHKの「樅の木は残った」のOP
後者は丸善石油のCMだった オー!モーレツ
49 :
本当にあった怖い名無し:2013/04/11(木) 11:17:00.46 ID:LMvvADV/0
まだ生後1年も経ってない頃だと思う
自力で立てない、しゃべれない頃
父と母が毎日喧嘩していたのを聞いていた
そんな小さい頃でも話しの内容はなんとなく理解できているんだよね
まだ立てなかったから一歳前後かな
どこかの雪山の公園にあったトンネル状の遊具にハイハイして入ったのが一番古い記憶
雪の冷たさが印象に残っている
金魚に餌をやるつもりで、水槽をパンでいっぱいにした挙句、
それをひっくり返したのが最初の記憶
たぶん、二歳くらいだろうと思う
その次の記憶は、↑の一件で死んだ金魚を埋めたとこから
掘り起こしてきて、親に気持ち悪がられたこと
なぜかもう生死の概念を理解していて、死んだものがどうなる
のか、ものすごく気になっていたことを覚えている
うわぁ…
53 :
本当にあった怖い名無し:2013/04/11(木) 21:53:21.35 ID:Eek4b73D0
庭を歩き回っていて、ひまわりか何かに毛虫がたくさんいたこと
遠縁の家の近くの児童館に行ったこと。おやつのお皿のうれしい気分。途中の道
幼稚園で「いま4歳になれる?」と威張られて悔しい気持ち。3歳の記憶なんだろうな
この頃の気分はとにかくもどかしい
54 :
本当にあった怖い名無し:2013/04/11(木) 22:44:34.42 ID:rNuFoChvP
秋田のなまはげに脅かされて
「おじちゃんなんでしょ?わかってるから!」って涙ながらに言ってたことを覚えてる
多分3、4歳ぐらい
幼稚園に入園する前日か前々日に兄に蟹ばさみで左足を折られたこと
そして入園してから暫くは片足にギプス巻いたまま通ったことぐらいか
満3歳の七五三
ゆらゆら揺れるかんざしが嬉しかった
千歳飴を手にしてやや引きずって歩いた
その後クソ親父にパチンコに連れてかれたいらん記憶まで…
57 :
本当にあった怖い名無し:2013/04/14(日) 12:53:02.02 ID:KVAw1YrOO
母親から出てる最中の分娩台の天井からのライトと、看護婦さんと目が合った気まずさで泣くのを一瞬忘れた時。
1歳の時に両親に連れられて、父方の納骨堂にお参りした記憶。
建物をある程度覚えていて、話したら恐らく父方のだろうと言われた。
夜、空を見上げて月を見てた。
「お月様」が言えなくて、なんども両親に直されていたことか、電気屋さんが、ラジカセを届けに来たことか、
字が読めるようになって、嬉しくて、ウルトラマンの本を音読していたことのどれか。
全部入園前なので、3歳以前なんだが、どれが一番最初かは分からないなあ。
3、4歳の頃、友達の家に行って遊ぼうとしたのに行ってみたら友達がいなかったっていう記憶。中には入れたのに。
立って歩けるようになった頃
平屋の家なので、部屋と外の段差が30cm以上あって
怖くて降りられなかった
つまんねー人生だなって思った
62 :
本当にあった怖い名無し:2013/04/21(日) 23:14:38.28 ID:Thr+Q4fL0
3才。てんとう虫の柄の服を着てたこと。
お気に入りでもなんでもないが。
63 :
本当にあった怖い名無し:2013/04/21(日) 23:48:10.57 ID:iTw3oscTO
頭の上に庇があって目の前でちっちゃな人がいったり来たりしていた。
両親に話したら、青くなっていた。オリンピックでサッカーを見に行ったらしい。
二歳半ころ。
64 :
本当にあった怖い名無し:2013/04/21(日) 23:55:30.60 ID:qCnNqzrm0
授乳中に額に蚊が止まったところを母がひっぱたいた拍子に
ブッ!とか母乳を吐き出してしまったあたりかな?
アッハッハハハ…とか母の笑い声も覚えてる。
1、2歳の頃、まだできていない我が家を階段じゃない所から2階に上がった事、引越しの初日に荷物がなくて居間でみんなで寝た事。
引越しの日は曾祖父の葬式だったり、3歳の頃麻酔なしで顔を縫った事など大きなイベントは覚えていない。
不思議なのは、自分に母の子供の頃の記憶がある事。
もっと不思議なのは、姪は生前(胎内や前世ではない)と未来の記憶がある事。
雲の上に白い服を来た子供が20〜30人
その中に魂を選別している真っ白いジジイが一人。ジジイは
一人で心配そうに雲の下を見つめていた。私はジジイが心配そうに
するのを可哀想に思って同じように雲の下を覗きこんでもう一度
ジジイの顔を覗きこんだ。そしたらジジイは5秒ぐらい私の顔を
見ながら少し同情にも似た悲壮な顔をしてこう私に告げた
「下の争いの様子を見て来なさい」
そして思いっきり突き落とされてジェットコースターのように
産まれて来た。自分は帝王切開で産まれきて初めて見たのが手術台
の光だった。その次に見たのが医者と看護師の顔。腕に抱きかかえられて
児湯につけられた時の気持ちよさを今でも覚えている。
産まれた当日。
親戚達にベッドを覗き込まれた。
ここで一端記憶が途切れて、次に覚えているのが自分の父親が
ビデオカメラを向けて寝ようとしている私を無理やり起こして腹立たし
かった事。この時、人間は他人の嫌がる事を理解できない存在で
こんなどうしようもない存在の集まりだからこそ私はジジイに
こさせられたのかとも思った。でも「笑わなければこの人達に捨てられる
ぞ」という強い内在的脅迫があった。むしろこちらの方に感情を支配される
方が強かった。楽しいから笑うというよりも笑わなければならないという
義務がそこにはあった。
次に覚えているのが天満宮での初宮参り
なぜか御神体の方が見えた時、「ああもうジジイの所へ帰れるのか」と
安堵した事を覚えている。なんで「あっちに行ったら帰れる」と本能的に
思ったのかは今でもよくわからない。
70 :
本当にあった怖い名無し:2013/04/22(月) 13:50:54.85 ID:IOYwY6U10
小1の時、
帰り道でクラスメイトから車道に突き飛ばされ
車に轢かれそうになった記憶。
未だにヒザと額に傷が残ってる。
幼稚園に入る前、母親とイチゴ摘みをしていた記憶が最古かな
NHKニュースの夢
無表情だからか、怖くて悪夢だった
73 :
本当にあった怖い名無し:2013/04/22(月) 20:37:03.93 ID:+8eOgPCs0
何かうちの階段から派手に転げ落ちて、両親の前でわあわあ泣いてる記憶
ベビーバスで体を洗ってもらってる時の水面の波打つ光
75 :
本当にあった怖い名無し:2013/05/26(日) 01:11:20.33 ID:tDGUZmT0O
>>65 > 不思議なのは、自分に母の子供の頃の記憶がある事。
> もっと不思議なのは、姪は生前(胎内や前世ではない)と未来の記憶がある事。
詳しく!
76 :
本当にあった怖い名無し:2013/05/26(日) 02:24:52.61 ID:JDcZ/5LnO
自分の場合、事実確定なのは2歳の時、レモン型の大きな風船みたいなので兄と夢中になって遊んでたこと。
うろ覚えで事実か怪しい記憶は、ベビーベッドにいるときだけど。
77 :
本当にあった怖い名無し:2013/05/26(日) 02:56:11.00 ID:5SiWtv5r0
>>69 白いジジイ宛に、この世の争いの定期報告をお願いしますね。
78 :
本当にあった怖い名無し:2013/05/26(日) 03:43:38.53 ID:aUpuT/jrO
北斗の拳が始まるのでお父さんを起こしに行かないといけない…
っていうのが最初の記憶
79 :
本当にあった怖い名無し:2013/05/26(日) 12:57:05.06 ID:7+UpwerSO
口にガムテ
何者かに貼られた
80 :
本当にあった怖い名無し:2013/05/26(日) 19:11:32.34 ID:uPInhzv6I
どれが最初の記憶ってのは確かではない
でも離婚した父から電話掛かってきて
母が「そんなことを言っても、もう信じられない」とか
言ってたのは何となく覚えてる
で5歳くらいの記憶は割と鮮明に覚えてるわ
2歳のときに、なんか着物みたいなのを着せられて、その年を祝う儀式?をやった記憶。
叔母さんに抱かれて泣いた覚えがある。
自分はここに生まれてくるはずじゃなかった、早く帰りたいと
天井まで行ったのにそこから動けなくなった記憶。
こんな所にいても意味が無いのに、でももう仕方ないんだなと思った。
自分自身は多分ベビーベッドの中にいた。
でもこんな気持ちもそのうち無くなる、忘れてしまうはずだし
親とか周りに言ってはいけないと分かっていたので、自分の中だけで
絶対忘れないように憶えていて、今に至る。
赤ん坊は親を選んで云々ってのは、当てはまらない人もいると思うよ。
83 :
本当にあった怖い名無し:2013/06/03(月) 08:07:13.96 ID:Z8wrfkr80
従兄弟は母親の中に居た記憶があるって言ってたな、冗談や嘘を言うような性格じゃないから
本当だと思うけど、たしか三島も同じ事を言ってたよね 従兄弟は凡人だけど
最初の記憶は、どこかで寝ているシーン。
周囲にいろんなひとがいて、
「本当に行くのか?」
「苦労するんだぞ」
ってみな心配して止めている。
どうやら、これから生まれるらしい。
そこから、ずっと下へ沈み込んでいって永遠とも呼べるような長い落下。
やっと落ち着いたと思ったら、くらいどこか。
自分の身体もないような状態で、ただ寂しさに泣いていた。
あまりに激しく泣いていたので、多分誰かを呼んでしまったのだと思う。
「いい加減に泣きやめ! 目がさめるのが早い!」
という若い男の声が聞こえた。
声、というより怒声だったかな。
彼の言うことによれば、ここは彼が居て良い場所ではないらしい。
他者に会えて安心した私は、とりあえず眠ることにした。
>>84 あまりにも長いので、続き。
ところが、私はまた目が覚めた。
そして泣きわめいて、あのひとを呼んでしまった。
ややうんざりした様子の彼は、また私をどなりつけた。
そんなことが何度か続いたある時、彼は自分が死んだときの光景を見せてくれた。
くらい海での海難事故のシーン。
彼は、力強い泳ぎで泳ぎ回り、同じ船に乗っていた遭難者を片っ端から引き上げ、
そして投げ出された丸太にしがみつかせていた。
外に誰もいないか泳ぎ回っていたとき背後から
「俺も助けてくれ」としがみつかれた。
水泳をやったことがある人なら判るかも知れないが、これはとても怖いことだ。
「判ったから一旦放せ。助けてやるから」
彼はいくどもそう言ったが、背中にしがみついた男はまったく放さない。
彼は、三回海に引きづり込まれた。
彼は、二回力強い足で海面に出て、「一度放せ。助けるから」と説得した。
背後の男は「いやだ、いやだ」と言って手を放さなかった。
どうやら、最後に「ひとりで死ぬのは嫌だ」と言って彼を道連れにしたらしい。
>>85 彼にとって、話すのがつらいことだったかもしれない。
この話を聞いてから、彼は少しだけ私に優しくなったような気がした。
そういえば、周囲の世界も少しだけ窮屈になっていたかもしれない。
同時に、時間が迫っている。そんな感じがどこかでしていた。
「もうすぐ、お前の相手をするひとがくる」
彼は、そう言った。
「早く来ないかな」と言ったら「馬鹿」とひどく怒られた。
それからしばらくして、そのもう一人はやってきた。
とても優しいひとだった。
私がとても可愛いらしい。
しばらく、彼とそのひとと私で過ごしていた。
私は、もう少しでまたどこかへ行かなければならないらしいと、うすうす判り始めた。
この環境が気に入り始めた私は、むずかり始めた。
年を取ったひとは、私がどうなるかを調べると言ってどこかへいき、やがて嬉しそうに戻ってきた。
私は、かしこく美しくなるらしい。
それがどういう事か判らないが、それは良いことらしい。
だからついでに聞いてみた。
「私は幸せになるの?」と。
そのひとは答えなかった。
>>86 もう、時間がないらしい。
それは、このくらい世界の狭さが教えてくれていた。
しばらく考え込んでいた若いひとが、
「判った、俺がついていってやろう」と言ってくれた。
とても嬉しかったのを覚えている。
やがて、暗かったはずの世界が赤く(と言っても視覚があった訳ではない)なった。
どうやらその時らしい。
頭の中が真っ赤に染まる。
とても痛い。
あの二人がやってきて、
「馬鹿、眠っていなかったのか」と言う。
どうやら、意識があってはならないらしい。
「眠れ、眠れ」
彼らの声に従い、なんとか眠ろうとする。
だが、本当には眠れていない。
頭の芯で、耐え難い痛みを感じながら永遠のような苦痛を耐えた。
>>87 私は、生まれたらしい。
最初に見たのは、暴力のような光の洪水。
年相応に太った白衣を着た男が慌てている。
外にも何人ものひとが忙しく働いていた。
どうやら、お湯が用意できていなかったらしい。
白衣の初老の男に怒鳴られるながら、
中年のやはりやや太った女がたらいにお湯をいれる。
沸騰したお湯をそのまま。
本能でいやがり、泣きわめく私。
それでもおしりからつけられる。
すぐに白衣の男が、熱湯だと言うことに気が付いた。
どなられた中年の女は、こんどは水を入れすぎた。
たらいのお湯はまったく冷たくなっていたのだ。
いい加減時間が経ってから、やっとお湯が足された。
心地よい温度の中、頭の中は過剰な音と光でひっかき廻されている。
奇妙に興奮して、ここがどこかが全く判らない。
どうにか寝かしつけられていると、あの二人が見守っていることに気が付いた。
これが、私の覚えている最初の記憶。
この辺にしないと、全生涯を語りかねないので、ここまで。
>>88 私も「本当に行くの?苦労するよ」と
言われた。
でもそれからの記憶はない…いいな、自覚持つと覚悟は決めやすい。
私も無茶をお願いしたのだろう…。わがまま言ってゴメンと ありがとうをここに書いておく。
>>84-88 ものすごく引き込まれた。
>暴力のような光の洪水
なんという的確な表現なんだろう。
正にこの通りで、ものすごく怖かったのは覚えてる。
もしよかったら別スレで、見守ってるお二方の事や
他にも書きたいと思う何かがあれば書いてはもらえないだろうか?
>>84-88 私も何か思い出せるきっかけになるかもしれません。
書ける範囲でぜひお願いしますm(__)m
別スレってどこでしょう?