これはペンです読むの予習必須だね
エンタメの読み方で純文読んじゃったツマンネレビューがいかに溢れていることか
去年から、確定申告の長い順番待ちで、怪談本を読んで過ごしている。
今年は怪談実話系・魔だった。去年は雨宮さんの『風怨』だったが。
魔の「X島の怪談」は、大学の調査実習の雰囲気によく似ていて懐かしかったw
調査地で、いろいろと話を聞いていく様子は、けっこうああいう感じなんだよなあ。
さずがに、変な話が立て続けに出たり、得体の知れない人に会うというのはないが。
今年はいまんとこ良かったのは饗宴4と澤村かな?
あとは部分、部分で見れば評価出来る面はあるけど一冊の本として
見るといずれもイマイチ強くは推せないな。
もちろん、饗宴4も澤村も年間ベストというほどのもんでもないけど。
955 :
本当にあった怖い名無し:2013/03/05(火) 23:59:11.21 ID:yeYdo5PtI
饗宴4でよかったネタは何?
X島の怪談はこれぞフィールドワークって怪談だよね
円城のは目を「盗まれた」ような感じがした
非怪談作家も割と面白いの書くんだね
やっぱ同じような面子ばっかりだと飽きも来る
>>948 感覚が狂っていく話なんだろうなぁ
とは思ったんだけど
「誤字」のラストで編集者が出産したあと平常という事を
作家が涙を流して笑いながら言ってるオチの意味がわからないんだよね。
「子兵」も機械と人間の認識の狭間で〜の話かな?と思うんだけど
オチの妻のトンチンカンな応対に何の意味があるのか分からないんだよ。
怪談にオチが必ずあるものと思って読まなければいい
オチがなければ怪談じゃ無いのか
それとも「〜〜さんは不思議そうに首をかしげた」「以来あの場所には行かないそうである」とテンプレ怪談なら納得できるのかね
>>959 オチを求めているわけじゃないんだよ。
単純に意味が分からないから
恥を忍んで聞いてるんだよう。
だから意味を求めることが無意味だって……
アンチテンプレが意図だろうよ
「誤字」はそのまんまの意味でしょう。
難しく考える方がおかしい。
聞き手が何か変な物を産んだのかと勘ぐった質問をしたから
笑って「子供だよ」って答えたんでしょ。
「子兵」は妻と夫のズレが主点じゃないの?
夫が見えているものと妻が見えているものが違うから、結末で話がかみ合わなくなってる
だが、読んでてここまで不安にさせられた怪談は初だ。
この時点で術中にはめられちゃってんのか?
他の人の意見も気になるし、違う落ちの解釈があったら教えて。
誤字は何度読んでも、そのまんまだと主運だけど、違う?どうよ?
>>961 そういった木で鼻をくくったようなレスを求めていないんだよ。
回答になっていないよ。
結局、あなたも意味を分かってないから
さっきから、そんな、あやふやなレスをするんだろう?と逆切れしてみる。
申し訳ないが。
だから読んでそのまんまじゃないの?
>>964 人によって読み方なんてそれぞれだし、喧嘩腰はよくない。
で、この話なんだけど視える人が著者で、周りが視えてないから話がかみ合ってないってことではないの?
>>962 そのまんまの意味か…だったら正直、面白くない話だ。
大した事無い話をもったいぶって高尚に仕立て上げてるだけな気がする。
>>966 3つの作品が独立していた場合はそうかもだけど、著者のこと調べてみたら、入れ子構造で話作ったりする人らしい。
3つをつなげて1つの話と考えると、もっと何かありそうだよね。
子供の話とか、考えてみると意識を子供として産んだとか、最後の落ちに繋がる子供が2話目で生まれてるとかって落ち?
前スレで出ていた「夢十夜」も意味がありそうで、夢の話だし、理由が分かればたいしたことないのかも知れない。
わかんねえなあ。だけどリアルで幽霊見ても理由とか化けて出る理由なんて実際簡単にわかんないかもって気づいた。
因果なんて簡単に解明出来ないよ。
間違った
×前スレ
○前レス
>>967 う〜ん…そこまで考えなきゃいけないなら
存分に文芸でやって欲しいところだけど
何故、実話系に出張ってくるのか?と思う。
正直こうして意味が分からなくてイライラするのは不愉快だ。
ちなみに「夢十夜」は好きだよ。
一話一話が凄く幻想的で印象に残る良い話だ。
つーか、あれは実話系ではないしね。
…つまるところ
円城が実話系で書いていることに怒りを感じるんだよ。
それは依頼した編集者のセンスじゃないの?
円城が持ち込みしたり書かせてくれって言うとは思えないし
>>970 うん、だろうね。
東雅夫氏の好みなんだろうね。
でも、だったら幻想文学カテを作って
そこで存分にやって欲しい。
でも実話かも知れないんだよな
円城の目から視た現実や体験の可能性もあるし
今木がついたんだけど、最後の妻ってあの人形ネタに繋がるんじゃない?
やっぱり分かんないから、ここで逃げます
>>972 あの人形ネタって何だよ!
結局、円城の話は「裸の王様」になっているんじゃないの?
あの人形は、円城塔の妻が田辺青蛙だから連想しただけ
やっぱり素人だと読み方が不十分になるね
最初に他の人が言ってたように不穏さを楽しむだけの作品かもだし
文章力は本業が純文のジャンルだけあって、抜群だから、その手の作品として読み直してみます
余計な解釈ずびませんでした
いろんな解釈を楽しむのも
読書の醍醐味だし
自分はこう思うというのを
書いてみるのもいいことじゃないの
面白かったよ乙!
976 :
本当にあった怖い名無し:2013/03/06(水) 19:13:37.83 ID:SkQp5t9FI
FKBの円城作品はまだ実話らしさを兼ね備えていましたが、怪談実話系は幻想的要素が強すぎるのが傷のようですね。
なので幻想小説として読んでみました。
こうした文章では「読解」に当っての決まりやら道筋やらがあるものではないと思います。
あまり込み入った解釈やらなにやらに振り回されず、怪奇世界ならではの奇想の妙味を、もっぱらご自身としての感じ方最優先で味わわれればよろしいのではないでしょうか?
正解はひとつではないのです。貴方には貴方なりの読解がまたあるものと信じます。
己の感性を信じることが純文学の楽しみ方の一つかも知れません。
MFは怪談実話という言葉の重さを考えて、今後は怪談本を作って欲しい次第です。
幻想怪奇小説として秀でた作品を、怪談実話として出すのはいささか乱暴ではないでしょうか。
977 :
本当にあった怖い名無し:2013/03/07(木) 06:00:32.44 ID:R/7e7M+M0
>>973 あなたの怒りは何となくわかります
それとしたり顔でこのスレで文芸語ってる人達も
実際は円城怪談の「キモ」はわかってないのかも
もちろん私もわかってないクチ
まあ幻想系、不条理系なんだろうと思っておけばいいのでは?
ぶっちゃけ、書いた本人も「真実」を理解してなかったりして
見聞きしたつかみどころのない「怪異」を文芸路線で
書いてみただけなのかも知れませんね
>>976 他人様を素人呼ばわりするどっかの文芸かぶれさんとは
違って大人な意見ですね
その辺が落としどころなんでしょう
「幻想怪奇小説として秀でた作品を、怪談実話として出すのはいささか乱暴ではないでしょうか。」
このご意見、すごく同意です
sageすみませんm(_ _)mぺこり
コピペ
743 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/07(木) 01:41:12.12
大学の読書会で円城塔を読みましたが、この人がそのまんまで単純な話を書くわけがないと思います。
プロットを図で書いてから文章に起こす人なので、怪談も同じ手法で書かれていると考え、語るのも見ているのも、幽霊ではなく架空の数学的構造体の思考を疑いましょう。
メタフィクションをさらに設計図そのままに抜き出したボルヘスの系譜にある書き手です。
メタフィクションを実話系と捉えても可であるならば、この作品は怪談実話系に含まれていても納得出来ます。
ただ読んでいて怖くはありませんでした。
どちらかというと、結論を言わせてもらえば怪談実話系SF作品ではないかと思われます。
典型的なメタフィクション的仕掛けには次のようなものがある。
小説を書く人物に関する小説。
小説を読む人物に関する小説。
表題、文章の区切り、プロットといったストーリーの約束事に抵触するストーリー。
通常と異なる順序で読むことができる非線形小説。
ストーリーに注釈を入れつつストーリーを進める叙述的脚注。
著者が登場する小説、監督が登場する映画やドラマ。
ストーリーに対する読者の反応を予想するストーリー。
ストーリーの登場人物に期待される行動であるがゆえにその行動をとる登場人物。
自分がフィクションの中にいる自覚を表明する登場人物(第四の壁を破る、とも言う)。
フィクション内フィクション。
カフカやベケットの線上に円城がいる。
ちょっと前に芥川賞とってた「きことわ」を最初に読んだときと近い印象だった。
1行1行の意味は分かるのに繋がると何か分からなくなる文章。
文豪怪談の合間に混じっててもおかしくないのかも知れないけど、実話系じゃないですね。
怪談実話系魔は守山東がよかったです。
森山な
名前間違えるな。
>>980 「第四の壁を破る」ってかっこいい表現だなw
『チョロ怖』のエンドレスの夢の話を思い出した。もっともこちらは破る
ことができないのが怖いが。
>>981 森山さんの作品は、中岡俊哉さんの怪談本をうまく小説化すると、ああいう
感じになるんだろうなと思った。
円城がどうだろうが怪談実話系魔が一冊の本としてみたら駄作であるのは
事実だけどな。
どこが?
かなり最近の怪談本の中じゃ割といい感じだったけど。
面子が書き慣れてて、安定してとからかな。
意外性のある書きても入ってたし、岩井の手抜き怪談の他は満足。
評価が迷うのは、円城よりも朱雀門だろ。
虚と実のあわいを愉しむのが怪談なんだし
色んな書き方があっていいじゃn
西浦和は相変わらずリアルで怪談撒き散らしてるな
水子を人に押し付けて歩くなよ
>>985 君の言うとおり確かに差は歴然だ。
円城なんかよりやっぱアホーガンよのほうが断然面白い。
ここ「実話」怪談のスレだよね?虚とか認めていいの?
それを言うなら怪談実話だって
780 名前: 名無し物書き@推敲中? Mail: 投稿日: 2013/03/08(金) 12:04:59.40
つまり殿下粘着の正体は
昔殿下と仕事してたけど
今は切られた誰かの逆恨みってこと?
781 名前: 名無し物書き@推敲中? Mail: sage 投稿日: 2013/03/08(金) 12:10:46.12
俺だってコンテストに入賞しているのに、なんで黒木ばっかり・・・
俺だって怪談の本を出しているのに、なんで円城やザックが・・・
782 名前: 名無し物書き@推敲中? Mail: sage 投稿日: 2013/03/08(金) 12:55:32.95
俺俺詐欺キタコレ
「怪談実話」、安っぽい大衆雑誌みたいな名前だな
東雅夫は、そんなに実話怪談と差別化はかりたいのか
虚実を問わないなら幻想文学でやってりゃいいだろ
実話怪談って糖質とかDQNのたわごとだろwww
幽霊とかって、どんだけアホ
>>992 自ら無知を露呈していて恥ずかしい野郎だな。
差別化? 馬鹿か。
日本語としてどちらが正しいか考えてみろ。
昔は必ず怪談実話とか恐怖実話、猟奇実話とかって書かれてたんだよ。
ちなみに極道実話なんてのもある。
実話怪談というのは便宜時に作られた言葉で実話ナックルズとかと同じノリ。
最初に聞いた言葉が怪談実話だったんだろ
ヒヨコの刷り込みと同じで、そっちが正しいと思ってしまうんだ
もうね、アホかと
スレッドも最後なので確認したいけど、2012年の怪談本ベストの
ラインナップは660?それとも663?
997 :
本当にあった怖い名無し:2013/03/10(日) 00:57:58.58 ID:RURByZ8c0
999 :
本当にあった怖い名無し:2013/03/10(日) 03:56:12.86 ID:e7BJC7GO0
そうどーすれどーしんすれへ
1000 :
せんこ ◆ALDuc1GHMs :2013/03/10(日) 08:39:08.07 ID:A34uZ8VY0
1000
1001 :
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千本目の蝋燭が消えますた・・・
新しい蝋燭を立ててくださいです・・・