ここ最近オカ板に書き込む人達の日本語能力が目に余るから立てました
実話、創作どちらでもいいので書き込んで下さい
日本語の間違いや整合性など、有志が添削してくれる事でしょう
基本的に有志の作品内容への感想、批評は避けてください
一人で無理ならオカ板全員で素晴らしい話を作りましょう
2 :
本当にあった怖い名無し:2012/05/27(日) 16:53:04.95 ID:PmnKIaH2O
2
単発糞スレ立てんな死ね
単発か糞スレかは今後の展開次第じゃない?
正直今どのスレでも書き込みの質が低下してて荒れてるから
ここに誘導して避雷針的に使えばいいんじゃないかと
スレ違い板違い勘弁して欲しいんですが
ちょっと教えて下さい。
最近テレビCMでウルトラブック?だかの
トラの着ぐるみが歌ってるのがあるじゃないですか
あのCMを見るとやたら恐怖心と不安感が出ます
多分音楽が関係していると思うのですが、
あの音楽のジャンル?というか種類ってあるんでしょうか?
知っている方が居ましたらお願いします
これは俺が消防時のときの話である
そのときはヂュル休みあいていて親には頭痛がいたいといった物だ
まあそんなこんなで親がバイトに出向いたらジュースでも飲んで優雅に午前のひと時を満喫しつつ通学してるバカどもとのささやかな優越感を味わっていた物だ
まあそんなこんなで昼になったわぇだが、
>>6 小学生の時の話
ある日、親に頭が痛いと嘘をつき、学校をずる休みした
両親は早くから家を出ていってしまうので、家には一人きりだ
登校する同級生達を二階から見下ろして優越感に浸ったり、いつもは母に怒られるためあまり飲めないジュースを思う存分飲んだり
今思えば、とりあえず子供ながらに思い付く一人の自由とやらを満喫したかったんだと思う
そして、気付くと昼になっていた
こんな感じか??
クソみたいなゆとりがよくする日本語の間違い
×ゆう ○言う
×永遠と ○延々と
×〜ざるおえない ○〜ざるをえない
×間違えなし ○間違いなし
×すいません ○すみません
×気おつける ○気をつける
使い方を間違っている
×一様 ○一応 <いちを、いちよう等と平仮名で間違えてる馬鹿まで居る
他にも有るだろうが面倒だ
言葉は移り行くもの・・・とかゆとりが自分を正当化してるのを見ると日本の未来に
暗澹たるものを感じる
間違い方がおかしいのから指摘してるのに間違ってる奴が多ければそれでいいじゃんっ
てどういう返しなんだかな
10 :
本当にあった怖い名無し:2012/06/08(金) 16:54:06.44 ID:ZIoAIV7e0
馬鹿の笑い話が添削の結果、ただの日記になることはありそう
11 :
呑呑 ◆d005eGRaX2 :2012/06/08(金) 17:41:33.96 ID:BqOmfFWV0
個性的な歌い手が「ボイストレーニング」を受けて凡庸な歌手になるのは良くある話で…
一応、本職のライターなんだけど元の文体をそのままにリライトしてみる
>>6 これは、俺が消防の時のことなんだけど
ある日、親に「頭痛が痛いんだけど、休んでいい?」って嘘ついてずる休みした。
親が出かけたら、もうこっちのもんだ。
優雅にジュースを飲みながら、一人の時間を満喫してた。
窓の外には真面目に通学している馬鹿どもがいるんだぜww
自分は優越感に浸りながらニヤニヤ。
そして、昼になったんだけど
個性と言えば免罪符になると思ってる奴は心の底からゆとり
団体行動が出来ない社会不適応の屑
俺は以前、恐ろしくも不可解な体験をしました。
少し長くなりますが投稿してみます。
新入社員の俺たちは研修で林間教室に行くことになった。
一つ屋根の下で暮らし、同じ釜の飯を食う。団体行動を学び、チームの結束を図るというもの。
嫌がる皆とは対照的に、俺は結構楽しみだった。
出発を控えた翌日、俺はスケジュール表や宿泊施設のパンフレットを見ていた。
地元の学校なども利用する、山を登った先にある意外と大きな施設だ。農村を活用した体験がウリらしい。
初日はお堅い講義に費やされる。食事は施設の食堂を利用し、風呂は大浴場。就寝部屋は男女別れてのタコ部屋だ。
しかし2日目からは班に別れてのバンガロー生活。食事はすべて自炊だ。
野外炊爨や田植えの体験、風呂はなんと五右衛門風呂。しかし、俺が楽しみなのはこういった体験ではない。
S子だ。入社時から気になっていた同期のS子がタイプで仕方が無かった。これでイッキに仲良くなれるかもしれない。
翌朝、バスが発車する駐車場へと向かう。当然、そこには見知った同僚や上司たちがいた。
俺はD輔の元へ向かう。同じ班だ。あまり好きではないが仕方が無い。まだ眠いのかブスッとしている。
乗車を待っているとS子が来た。親友のN美もいる。これで班のメンバーが揃ったことを上司に告げると乗車を許可された。
まだ誰も乗っていなく、奥から座るよう言われた俺たちはそのまま一番奥の連なった席へ腰を下ろした。
真ん中に座る形でS子と隣同士になったが、残念ながらおしゃべりなN美との会話に夢中のようだ。
前置きが長くなってしまったが、おかしいのはここからなんです。
バスは発車し、これから3時間走ることになる。
S子達の会話に上手く入れず、D輔は発車するまえに既に寝ていたので何もすることが無かった。
俺はN美に負け、睡魔にも負け、結局は寝てしまった…はずだっだ。
街を抜けて、物寂しい景色が広がり始め、峠道へ差し掛かった辺りまでは覚えていたが…
気がつくと俺は見知らぬ部屋のベッドの上にいた。木造…というかログハウスのような薄暗く狭い部屋。
なぜか背中や脚が痛む。混乱しそうになりながらも、必死に状況を理解しようとする。
幸い動けないほどの痛みは無く、俺は難儀そうに立ち上がると、とりあえずその部屋を出ることにした。
ドアを開けた先はやはりログハウスのような木造でやや広めの部屋。
木のテーブルを囲うように古臭いソファーが並んでいる。棚には食器類が並んでいた。
「誰かいますか?」
弱々しい声を出すも返事は無い。開け放たれたカーテンからは日の光でキラキラ輝く林が見える。
嫌な予感がした。俺はログハウスの様な建物を出ると、急いで辺りを見回した。
やはり、林の中に同じ形で木造の建物が並んでいる。
「バンガローだ…」
とにかく冷静になることを考えた。落ち着いて考えるんだと自分に言い聞かせた。
まず携帯を探した。ポケットには無い。俺はバンガローに戻るとなりふり構わずテーブルや棚、引き出しなどを物色した。
「まてまて、バッグだ。俺のバッグ!その中にあるかも!」
自分に言い聞かせながらバンガロー中を探した。結局は携帯どころかバッグすら見つからなかった。
「クソ!何なんだよ!」
ただ、施設を案内する冊子を見つけることが出来た。そこには「緑の里 悠久」と書かれている。
確かそんな名前だった気がする。やはり俺は既に施設に着いていて、しかも…もしかしたらだが…初日は過ぎているのかも知れない。
「落ち着け…よく分からないが、とにかく何らかの理由で眠っていただけで、みんなは別の場所でスケジュール通り過ごしているのかも知れない」
「いや、それにしても、記憶が無いのは何故だ?…事故か何かか?…だったらなんで一人で、しかもこんなところで寝ているんだ?」
俺はバンガローに戻ると改めて室内を見渡した。
入り口を入るとまずリビングがある。その奥はキッチンだ。
リビングの左右にドアが一枚ずつある。二人用の寝室で、左が俺が寝ていた部屋。当然ベッドは二つある。
俺は落ち着いてもう一度それぞれの部屋を物色したが、やはり何かがおかしい。
俺たちの荷物は一つも無いし、生活感が全く無い。今だ利用者を待っている空き室の様だった。
しかも嫌なことに気がついてしまった。俺が着ていた服は、出発当時のものだったのだ。
「ということは今は初日?じゃあ何でバンガローに?」
初日は講義を受け、出された食事を食べて、風呂に入って寝る。それだけだ。しかも単独行動はしないはず。
俺はさっき見つけた冊子を取り出し、案内図を見た。このバンガローから林道を挟んだ先に、初日に泊まる予定だった施設がある。
「考えても分からない。とにかくここへ向かおう」
日にちも時間も分からないのは不安だった。腕時計をしないことを少し悔やんだ。
俺は落ち葉を踏みしめながら林を歩いた。どうってことは無い、地図通りに歩けばいいだけだ。
「ン?…なんだこれ?」
よく見ると地図には所々に印が描き込まれている。俺がいたバンガロー、施設の浴場やトイレ、あとは食堂に?印が描かれていた。
「誰がこれを?なんの印だろう?」
そう考えていた時、どこかでガサガサッという音が聞こえた。
動物が何かを漁っているのだろうか?ガサガサ………ガサガサ……と鳴っては止み、鳴っては止みを繰り返している。
俺は少しコースをそれて音の鳴る方へ向かった。
やや木の密度が濃い方へ進んでいくと、そこには太くて長い、真っ黒な物体がのたうち回っていた。
それは寝袋だった。誰かが中に入ってるのか、それとも動物なのか…
「誰か…いるんですか!」
無言だった…が、声をかけた瞬間に動きは止まった。言葉を理解したのだろうか?少なくとも人間だろう。
「出れないんですか?」
そう質問すると、理由は分からないが先ほどよりも激しく動きだした。
怖いとか不気味というよりも、俺は何かの事件で人が寝袋に閉じ込められているのだと思った。
近づいてよく見ても寝袋に異常は無い。俺は極力触れないようにしながら少しずつファスナーを開けていった。
中にいたのは、なんとN美だった。猿ぐつわをされ、両手両足を縛られている。顔は涙やよだれでグチャグチャだったが確かにN美だ。
「N美!どうしたんだ!大丈夫か!?何があった!?」
N美は見開いた目でカッと俺を見つめると、すぐさま狂ったように暴れだした。
「おい!落ち着けって!俺だよN美!…今ほどいてやるから!」
頭を振り乱すので猿ぐつわに手が出せなかった。腕は後ろ手で縛られているが複雑に絡めてある。
まずは足首を結んでいるロープを何とかほどいてやった。
脚が自由になった瞬間、N美は上手く身を起し走り出した。
「おッ!おい!待てよ!N美!」
N美は素足のまま林を全速力で駆けて行く。ふらついて木にぶつかりながらも、そんなことはおかまい無しの様だった。
「なんなんだよ!」
俺はN美を追った。どうやらバンガローの方に向かうらしい………が………N美の動きが…突然止まった。
「N美!」
動きを止めたことに安心し、俺は走るのを止め、歩いて近づいた。
「N美…大丈夫か?何があった!?」
N美は振り向かない。俺自身のことも早く聞きたかったが、とにかくN美の状態が心配だ。立ち止まったまま前方を見つめている。
「ンンンンンンン!」
突然N美が叫びだした!「何か」に怯えているのか?よろめきながら後ずさりしている。
「N美?」
N美はクルッと振り向くと、ハッと気が付いたような顔で俺を見た。そしてその顔はすぐに恐怖に引きつった。
あの時の顔は、そうは思いたくないが、俺を見た後の表情だったと思う。
N美は後方の「何か」と、前方の俺両方に全神経を集中させているようだった。俺の位置からはN美の進路を妨害したモノが何なのか分からない。
N美は俺と、後方の「何か」との間合いを図っているようだった。後方にも怯えながら、何故か俺にもそれ以上に怯えている。
「N美!」
再び声をかけた瞬間、ドン!という大きな音がした。N美の後ろの方からだ。地鳴りのような大きな音だった。
「な…なんだ?」
気が付くとN美はすでに走り出してた。今度は施設の方へ向かっている。
「あッ!待てよ!」
N美が何に怯えて立ち止まったのか気にはなったが、とにかく俺はN美を追った。それに何故俺を恐れるのかが分からなかった。
施設まではそれほど遠くない。林を抜けると白ぽい大きな建物が見えた。
通用口のようなドアが開いていて、N美はそこへ吸い込まれるように入っていった。
「待てよ!…クソ」
追って入るとその先には長い通路が続いていた。建物の中は暗く電気が点いていないらしい。N美が左に曲がったのが見えた。
通路の角かと思ったが、どうやらトイレに逃げ込んだらしい。追いつけると思って少し安心した。
トイレに近づいたころ、バタン!と大きな音が聞こえた。どうやら個室に入ったようだ。
見ると一番奥の個室だけ扉が閉まっている。
「N美!居るんだろ!出て来いよ!」
「俺だよ!分かるだろ!鍵開けろ!」
辺りはシーンと静まり返ったままだ。仕方が無い。俺は隣の個室に入り、便器を踏み台にして乗り移ろうと考えた。
その時またドン!という音が響き渡った。驚いた俺は尻餅を付いてしまった。
「またか!?」
N美が怖がっていた「何か」なのか?俺たちを追ってこっちに来たのか?
ドン!………………ドン!…………ドン!……ドン!
音が近づいてくる!地面から突き上げてくるようなもの凄い衝撃だ。
音がトイレの前まで来たのが分かった。俺は慌てて起き上がると急いで個室のドアを閉めた!
すると、影が…今でも鮮明に思い出すが…真っ黒い影がゆらめきながら進んでいるのが見えた。
個室の上の隙間から見えるのだ。天井まで伸びた黒い影が。その影が…ゆっくり、ゆっくりと動いて、そして…
俺が居る個室の前で止まった。
そして天井まで伸びた影がさらに伸び、個室の中に入ってきた。ドアの下の隙間からも影が入ってくる。
「ひッ!う…あぁぁ…ぁ…」
恐怖で身動き一つ取れなかった。影はあっという間に俺を取り囲んだ。そして…俺の身体をあちこち這い回った。
殺されると思った。しかし…影は以外にもすぐに引っ込んでいった。
そしてあっという間に元の形に戻ったかと思うと、またゆらゆらと動き出した。
「あ…」
今度はN美がいる個室へ向かっている。程なくして影の動きが止まり、またさっきのように先端を延ばし始めた。
糸のように伸びた無数の影が、隣の個室に入っていくのが見える。
静かだった…本当に静かだった。幾つかの音を除いては…。
N美は大丈夫なのか?猿ぐつわをしているとはいえ、声が全く聞こえてこない。
俺は考えたくなかった。隣の個室で起こっていることは知りたくなかった。
硬いものがへし折られる様な音、何かが強引に引きちぎられる様な音が延々と響き渡っていた。
赤黒い液体がトイレの床を染めたいった。ぶよぶよした塊がそこら辺中に飛び散らばっている。
俺は便器に座り込んでガクガクと震えていた。
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」
緊張が頂点に達し、俺は個室を飛び出した。夢中で走り出した。何処をどう走っているのか分からなかったが、とにかく必死に走った。
途中何度も転んだと思う。あてもなくただ走った。
「はぁ、はぁ、はぁ」
施設の中はかなり暗くなっている。もう夕方だ。俺はいつの間にか食堂に立っていた。また脚がガクガクと震えてきた。
俺は暫くその場に座り込んでいた。頭は真っ白で何も考えられなかった。
「奴」は追っ手は来ていない。少し落ち着いた俺は喉が渇いていることに気づき、水を求めて厨房の方へ向かった。
「よぉ」
突然のことで俺はキョトンとしてしまった。厨房にD輔がいたからだ。
「D輔!お前居たのか!ははッ!よかった〜!」
嬉しさのあまり俺はD輔に駆け寄ろうとした。生意気な男だがこの状況だ。その時…
「B君!彼に近づいちゃダメ!」
突然後から声をかけられた。しかもその声は俺がよく知っている声だ。
「S子!?」
やや息を切らし、険しい表情をしたS子がそこにいた。
「D輔君から離れて!お願い!」
「えっ!?なッ…何言ってんの?」
「説明している時間が無いの!私に付いて来て!」
もう嫌だ。訳が分からない。N美は俺を恐れていたし、S子はD輔を警戒している。
「S子もD輔も、今の状況説明してくれよ!一体どうなってるんだよこれ!」
「N美が!N美が死んだんだ!殺された!影に…デカイ影に殺されて…あんな…うぅ」
「えっ…N美が…!?…そんは…」
S子は何か複雑な表情をしている…すると、D輔が思いも寄らないことを口にした。
「そうか!やったか!ククク!いいぞ!その調子だ!」
「はっ?D輔?」
「ふはは!そうだ殺せ!もっと殺せ!いいぞ!S子だ!次はS子だキハハ!」
D輔が何を言っているのか分からなかった。
目を見開いて、口元はニヤッと上がっていた。
そしてよく見ると、D輔の手には包丁が握られている。しかも、刃の方を握っている。当然血が滴っている。
「次ってなんだよ!ふざけんな!なんで俺に向かってそんな事言うんだよ!俺じゃない!影がやったんだ!」
「D輔君の話を聞いちゃダメ!早くこっちへ来て!」
「フヘヘ…行かせねぇよ…」
D輔がゆっくりと近づいてくる。その動きはどこかぎこちない。
いっそう強く包丁を握り締めているらしい。手はブルブル震え、大量の血が流れている。指が切り落とされそうだ。
「クッ…来るな!」
「ヘヘ…なんだよ?あぁ?俺が怖いのか?」
「来るなっつてんだろ!」
「何ビビッてんだよ。俺だよ。仲間だろ?」
「お前なんか仲間じゃない!」
俺はS子のもとへ駆け寄ると彼女の手を取り、また走り出した。
すると背後から絶叫が聞こえてきた。
「うぐぁあああああああああ!」
振り向くとD輔が自分の腹を包丁で刺していた。ニヤついた顔でこちらを見ながら。
「な…なに?どうしたの!?」
「見るな!振り向くな!」
S子の腕をグイッと引っ張ると、俺は走る速度を上げた。
相変わらず何処を走っているか分からない。
俺は片手でポケットをあちこち探った。しかし、いつの間にかパンフレットを失くしてしまったようだ。
「出口分かる?」
息を切らしながら必死についてくるS子へ尋ねる。
「ごッ…ごめん!私もわかんない!」
それにしても妙だった。広すぎる。何も無い通路が無意味に続いている。窓も無く、時折角で曲がるも、また同じ風景だ。
「キャッ!」
俺が急に立ち止まるので、S子はバランスを崩してしまった。
「あっ…ごめん」
俺はちょっとまの抜けた感じで謝った。
「ううん、大丈夫。どうしたの?」
「ほら、あれ」
「あっ」
通路の先にはエレベーターがあった。
「突き当たりにエレベーター?なんか変ってるな」
「そうだね。なんでだろう?」
とにかく状況を打破したい俺はエレベーターに乗ることにした。
というか引き返したくなかった。影が追ってきているかもしれない。
乗り込むと「1F」のボタンの他には「B1F」しかない。
「おかしくないか?地下一階だけ?ここ2階建てだよね」
「これ従業員用とかじゃない?地下に倉庫って作り自体は、割とあったと思う」
「ああ、なるほど」
なんとなく納得した俺はボタンを押し、続けて「閉まる」ボタンを押した。
「ねぇ、施設は暗いのに、このエレベーターは明かり点いてるね」
「そういえばそうだな…そもそもなんでこの施設、明かり点いてないんだろ」
そういえば俺はなぜバンガローにいたのか。S子に聞かなければ…。
「そうだ、S子」
そう言ったか言わないかで、地下へはすぐに着いてしまった。物々しくドアが開く。
………最悪だ。真っ暗だ。いや、当然か。
「これは…無理だな」
「真っ暗だね。電気のスイッチない?近くの壁探そうよ」
S子は意外と落ち着いてる。俺もしっかりしないと…と思った。
2人で壁を探った。少しずつ左右の壁づたいに歩く2人。エレベーターから数メートルも進めばもう闇の中だ。
1階へ戻るか?いや、またあの影には会いたくない。D輔も人間とは思えない。腹を刺しながら笑ってやがった。
「S子、無理しなくていいから」
「うん、大丈夫。なにかあった?」
「いや…それらしいものは…」
そんな会話を遮り、またあの音が響き渡った。
ドン!
上の階から響いているようだ!しかも近い!
「なに!?なんの音!?」
「影だ!N美を殺した大きな影!俺たちを追ってるんだ!」
ドン!
今度はこの階か!?いや、エレベーターだ!この階に止まっているエレベーターの上に降りてきたんだ!
「や…やばい、逃げろ!S子!早く逃げろ!」
「えっ…!そッそんな!B君どうするの!」
S子は恐怖と驚きの混じった表情をしている。
「いいから!…奴は何故か俺には何もしなかったんだ!だから俺が時間を稼ぐ!早く逃げて!」
「そんな!なにそれ!大丈夫なんて保証無いよ!一緒に逃げよう!」
「無理だ!すぐ追いつかれる!行くんだ!」
S子の顔は涙でクシャクシャになっていた。ブルブルと震えながらも俺の気迫に押されたのか、また少しずつ進みだした。
ドン!とまた大きな音がした。
続けてガン!バキ!メキ!ドスン!と轟音が響いた。
エレベーターのドアは閉じているが、中の明かりが窓から漏れている。その明かりが黒い影に遮られ、フッっと辺りは闇に包まれた。
それでもかすかに明かりが見える。ゆらめいたり、点滅したりしている。奴が中で動いているようだ。
俺はS子が歩みを止めないよう再び叫んだ。
「S子!俺は大丈夫だから!先に行って!そして何とかして明かりをつけてくれ!」
かすかに返事が聞こえた気がした。
辺りはシーンと静まり返っている。心臓の鼓動がうるさいくらいだ。立っていられないほど脚が震える。
何分が経過しただろう。エレベーターのドアが開いたとは思えない。それとも俺が気がつかなかったのか?
奴は何処だ?まだ中か?それともいつの間にか通路に出たのか?でも明かりは遮られたままだ。ドアが開けば一気に明かりが漏れるはず。
そこまで考えて俺は思い出した。そうだ、そうだった!奴は影を伸ばしてくるんだ!
俺は闇雲に両手を振り回した。すると手が何かに当たった。なんとも言えない感触だ。
やはりそうだった。既に影が伸びて通路を進んでいたんだ!
「くそ!行くな!」
俺は何処にあるかも分からない影を手当たり次第にかき集めた。しかしそれらはするすると腕を抜けていく。
それでも噛み付いたり、飛び乗ってみたりしてとにかく暴れた。暫くもがき続けていたがこれではラチがあかないと悟った。
俺は暗闇に向かって走り出した。真っ暗闇に向かって走るのは独特の恐怖感があった。
途中恐らく奴の伸びた影だろう、何度もぶつかった。何度も躓いた。
暫く走るとゴン!と何かに衝突した。目の前で火花が散ったようだった。壁にぶち当たったのだ。何とか転倒せずに耐えた。そして見た。
明かりだ!左手に、やはり長い通路の先のようだが、明かりが見える!部屋の明かりが通路へ漏れている!
S子があそこにいるのか!?俺はその明かりを目指して再び走り出した。近づくにつれ周囲も明るくなってくる。
影はそれほど早くないのか、いつの間にか追い抜いたようだった。
まぶしかった。目が慣れるのに暫く掛かった。
「ここは…浴場か?」
浴場は1階にあるはずだが…どういうことだ?しかし今はそれどころではない。
入り口付近は土間のようになっている。ここでスリッパを脱ぐのだろう。奥は脱衣所らしいがS子の姿は無い。一気に駆け抜けて浴場へ入った。
俺は凍り付いてしまった。そこには2〜30人、いやもっといただろうか。浴場は人で一杯だったのだ。
不気味なのは皆服を着たまま突っ立って、そろって向こうを向いていた。微動だにしない。
「いッ…イヤ!助けて!」
「えっ!?」
人だらけで見えないが、奥にあるらしい浴槽の方で声が聞こえる。
「S子か!?おい!S子ー!」
「B君!?…助けて!」
俺は突っ立っている連中をかき分け、声がするほうへ向かった。すると、この気味の悪い連中がS子を水の中へ沈めようとしている!
「ふざけんな!てめぇら!何してやがる!」
俺がそう叫んだ瞬間、奴らが一斉にこっちを向いた。心臓が止まりそうだった。そこには俺の知っている顔が幾つもあったからだ。
全員ではないが、一緒に林間教室へ向かった同僚たちが混じっていたのだ。
「あっ…?お前ら…!?えっ!?…主任も!?なんで…」
状況が理解できなかった。こいつらは何者なのか?何故みんなと一緒にいるのか?しかもS子を襲って…いや、殺そうとしている!
「B君!助けて!」
俺はハッと我に返り、連中の中をもがきながら進んだ。ようやく浴槽にたどり着き、S子の頭を押さえつけている男をぶん殴った!
男はあっけなく吹っ飛んだ。俺はS子を抱え上げた。
「大丈夫か!?」
「うっ…うん。でもこの人たち…」
「あぁ」
連中は同僚たちのほかにも沢山いたがどれも知らない顔だ。しかもぞろぞろと新たに浴室に入ってくる。
不気味だった。力無くダラッっと立っていて、揃って無表情だ。皆俺たちのほうをジッーと見ている。
その時、ドン!という衝撃が床から伝わってきた。
来た。ついに…来やがった。
その音を合図にするかのように連中も一斉に動き出した。俺たちに襲いかかり、浴槽に沈めようとしてきたのだ。
「キャァ!」
「やめろ!」
連中をかき分け奥へ逃げるも、そこは狭い浴槽だ。すぐに角へ追い詰められた。
俺はS子を強く抱きしめながら震えていた。S子も同じだ。ボロボロと涙を流している。
またドン!という音が聞こえる。さっきより近い。S子はあきらめの表情を浮かべながら言った。
「B君…ありがとう、ここまで助けてくれて…私…」
俺も同じ気持ちだった。もう逃げようが無い。終わりだった。
「S子…ごめん、こんなことになって…」
2人は泣きながら抱きしめ合っていた。連中の無数の手が俺たちを水の中へ沈めた………。
これで俺の恐怖の体験は終わりです。
その後俺は病院で目を覚まし、自分に起こった出来事の真実を知りました。
つまり俺はあの施設にもバンガローにも行っていなかったんです。
峠を走っていたバスは、運転手の居眠りによる事故で崖から転落するという大惨事を起していたのです。
そして生存者は俺とS子、他の同僚が2人とたったの4人、運転手を合わせて26人の死亡でした。
結局あれは夢だったんだろうか?入院中あらためてパンフレットを見てみると
俺が見た施設やバンガローとパンフレットの写真は所々似てはいるのですが、やはり違うものでした。
しかし気がかりなこともあります。というのは奇跡的に腕の骨折だけで済んだ同僚に話を聞くと
N美は転落時車外に放り出され、その後遅れて降ってきたバスのタイヤに叩き潰されたのだとか…
D輔はバスがガードレールに突っ込んだ際、破損した金属片に身体を真っ二つにされたと聞きました。
俺が夢で見た彼らの死に様に似ていなくも無いんです。考えすぎでしょうか?
ちなみに彼は他の同僚の死も目撃していて、その光景が頭を離れないそうです。どれもおぞましい死に方だった様です。
それに後で知ったのですが、あの峠では過去に二度、大きな事故が起きているそうです。
何十人と亡くなっている場所だそうです。浴場で見たあの不気味な連中はもしかして…などとつい考えてしまいました。
肝心の俺とS子ですが、事故現場から少し離れた沢のほとりで発見されたそうです。
お互い致命傷こそ無く重傷を負っていましたが、救護も早く命拾いしました。俺たちは抱き合うようにして倒れていたそうです。
その後俺たちは退院し、それぞれ新しい人生を歩み始めましたが
S子と俺はお互いが気になり、自然と会う様になって今までずっと付き合っています。
もし…もしですが、機会があれば、俺はあの施設へ行ってみたいと思っています。この目でちゃんと確かめたいんです。
その時はS子も連れて行こうと思っています。
以上で投稿内容は終わりです。
長文失礼しました。
添削お願いします。
文体の統一
一人称視点の固定
描写不足
緊迫した場面で会話文を多用しない
特に目についたのはこんなもん
内容は、、、
とりあえず実体験推奨スレへの投稿は自重しろ
>>28 レスありがとうございます。
部分的にでも添削をしていただけると思ったのですが
その価値がないほどの駄文でしたか?
長かったから一個づつココとココが〜ってやらなかっただけだよ
それにこんな長文書けるなら、推敲するポイントだけ挙げれば自分でわかるかなと思ってね
あとさっき忘れてたけど、改行は上手に使いましょう
>>30 確かに手間を掛けてしまいますね。
ポイントを上げて頂きましたが、思い当たる点はあります。
有難うございました。
>>31 よかったら、書いたスレのリンクでも貼っといてよー
>>32 もうちょっと勉強して新しいのを書きます
そうしたらまたここへ投下します
スレが残ってればね
34 :
本当にあった怖い名無し:2012/06/28(木) 09:30:09.03 ID:GQP/G2iaQ
じゃあ保守しておこう
35 :
本当にあった怖い名無し:2012/07/01(日) 22:18:41.17 ID:bnpbGUoe0
自分も保守するー
約束通り投稿します。
完成度は……自分としてはダメですね。
37 :
1/6:2012/07/02(月) 00:19:35.37 ID:/NjDRsE90
俺には毎年、一緒にキャンプに行く友人がいた。名前は『A』ってことにしておく。
そのAとファミレスで飯を食いながら 「今年もそろそろ計画立てようぜ」 と話し込んでいた。
色々案を出し合い、最後には新潟県のとあるキャンプ場に決定した。それぞれの分担を決め、その日は解散した。
途中は何も無いので端折ります。
それで、いきなりで悪いけど、キャンプ始めて2日目の夕方。
信じられないくらいの夕立に襲われた。バケツをひっくり返したような……とはまさにこのこと。
急いでテントに避難する俺とA。
「勘弁してくれよ」
Aはテントに入ってきた泥水を掻き出しながらそう嘆いていた。
俺は雨ざらしの飯盒なんかを回収するため雨の中に突入した。
水分を吸った衣服が一瞬で重くなる。泥に足をとられ、むせ返る熱気に気分が悪くなった。
回収し終わって身を起した時、雨と蒸気で白く霞む視界の先に、うっすらと人影が見えた。
「あれ? 他にも誰か居たのか?」 と思った。
穴場とはいえ、決して無名などではない。まぁ俺が気が付かなかっただけかな、と思っていると――。
「キャァアア」
女の悲鳴が聞こえた。
身体も冷えてきていてアレだったが、さすがに無視は出来ない。
大事では無いだろうと思いながらも、先ほど人影が見えたところに行ってみる。
38 :
2/6:2012/07/02(月) 00:20:13.21 ID:/NjDRsE90
しかし、そこには誰も居ない。あるのは黒い大きな岩だけ。
「そういや、でかい岩があったな」
岩の周囲やそこから見えるいったいを見渡したが、人の姿は確認できない。
狐に化かされたような気分でいると、あることに気が付いた。
岩の上部にぽっかり窪みができていて、そこに赤い液体が溜まっている。
「おいおい、なんだよこれ」
気味が悪い。あまり関わりたくないと思いつつも、好奇心の方が勝ってしまう。
俺は岩に近づき、その上部をよく観察してみた。
岩の高さは120cmくらい。幅は170cmの俺が両手を横に伸ばしても少し足りないくらいだった。
窪みは直径で2、30cmほどだった。
ものすごい雨なのに、赤い液体が薄まる気配は無い。
少しドロッとしているように見えるし、波紋や飛沫ではなく、下からボコボコ沸いているかのように泡立っている。
「気持ち悪いな」
俺は落ちている小枝を拾って、その窪みの液体を探ってみた。結構深い。
そして、手に伝わる感覚で分かった。思った通り、この液体は岩から?湧き上がっているようだった。
しばらく小枝で窪みの底ををかき回したりしてみたが、これといった変化も新たな発見も無い。
「いい加減風邪ひくぞ」
そんな風に自分に言い聞かせ、釈然としない思いを残しつつも自分のテントに戻った。
39 :
3/6:2012/07/02(月) 00:21:12.01 ID:/NjDRsE90
すると、Aが居ない。
「お〜い! A! どこ行った!」
叫んでも返事は無い。
「まいったな。どこ行ったんだ」
俺はとりあえずテントに入って服を脱ぎ、身体を拭くと、厚手の服に着替え暖を取った。
鼻水が滴ってくる。震えも出ていた。
「まぁ、すぐ戻ってくるだろう」
俺は毛布に包まり体力が消耗しないよう横になった。
ふと気が付くと辺りは暗くなっていた。少し肌寒いが雨は上がっている。
「いつのまにか寝ちまったのか」
俺はテントを出ると、周辺にライトをあてながら見渡してみる。
Aはまだ戻っていない。念のため携帯を取り出すも、しっかり県外になっていた。
「こりゃ、まずい事になった」
こんな時、いったいどう行動するのがベストなのか……。
そんなことを考えていると、またあの声が聞こえてきた。
「キャァアア」
間違いない。今度は静まり返った空間にはっきりと響き渡った。女の悲鳴だ。
「何か事件が起こっているのか!?」
俺はライトを片手にテントを出ると、声のしたあの岩の方へ向かった。
40 :
4/6:2012/07/02(月) 00:22:07.50 ID:/NjDRsE90
しかし、あの時と同じで誰も居ない。しかも今度は真っ暗なので余計に視界が悪い。
周囲の草木がざわざわと音を立て、俺の恐怖心をかき立ててくるようだった。
「なんなんだよ……何が起こってるんだよ」
俺は泣きそうになっていた。夢であって欲しいと思った。
ビクビクしながら岩の周辺を歩き回っていると、聞き覚えのある声が微かに聞こえた。
「……すけ……て……」
「!?」
「たす……けて……」
Aの声だった。Aの 「助けて」 という声が聞こえてきた。
「Aか! おい! どこにいるんだ!」
「ここ……だ……。は……やく」
俺は耳を澄まし、Aの声を探した。その声はどうやら下の方から聞こえてくる。
「まさか……違うよな」
そう思いながらも、俺は岩の下へライトを向ける。照らし出された岩と地面の隙間で何かが動いた。
何かが土を掻くように動いている。
それは、人間の手だった。
俺の脚からフッと力が抜けた。尻餅を突いた。
驚きと恐怖で一杯だった。その光景からは目が離せなかった。
41 :
5/6:2012/07/02(月) 00:23:18.15 ID:/NjDRsE90
岩の下は穴のようになっているのか、隙間の奥は真っ黒な空間が広がっている。
俺は震えながらライトの光をそこに当てた。
すると、Aの顔が浮かび上がってきた。泥だらけだったが確かにAだった。
「A……か!? そこに……いるのか?」
声を振り絞って問いかけた。
ほんの少しの間、沈黙が続いた。
そしてAがゆっくり口を開き、ぎょろりとこちらを見据えると、こう言った。
「キャァアア」
女の声だった。
理解不能だった。あの顔は確かにAだ。最初の助けてという声もAだった。
だが俺の目の前で叫んだAの声――それは間違いなく女の声だった。
Aは驚く俺を見つめ、表情の無い顔でまた叫んだ。
「キャァアア」
42 :
6/6:2012/07/02(月) 00:24:20.24 ID:/NjDRsE90
俺は急いでテントへ戻り、毛布を頭から被ってうずくまった。
わけが分からない。
Aは岩の下敷きになっているのか? アレは本当にAなのか? それとも他の女なのか?
俺はただ震えて、目の前の出来事から目を逸らすことしか出来なかった。ひたすら夜明けを待った。
心身ともに疲労していたからだろうか。いつの間にか眠ってしまった。
――朝日で目が覚めた。清々しい朝の空気だった。昨日の出来事が嘘だったかのようだ。
俺はまたあの岩のところへ行った。
そして改めて観察する。すると、あの窪みには赤い液体は溜まっていなかった。下から液体が沸いてくるような、そんな穴もなかった。
岩の下も、とても人が入れるような隙間は無かったし、あったとしてもどうやって岩を動かすのか?
俺は急いで帰り仕度を済ませキャンプ場を出た。そしてその足で警察へ行き、行方不明者の届出を出した。
あの岩のことや、女の声のことは話さなかった。現実的考えてありえないことだから。
頭がおかしいと判断されれば、疑いが俺に向けられると思ったから。
なにか中途半端で申し訳無いが、これで俺の体験は終わりです。
この後は何も無かったし、Aはまだ見つかっていません。
俺が見聞きしたものは幻覚だったと言われればそれまでです。でも俺は確かに見たし、確かに聞いたんです。
ですが何も説明することが出来ないことも事実です。
後日、あのキャンプ場や周辺の山等について調べてみましたが、これといっておかしな話はありませんでした。
自分の中でもどう解釈すればいいのか……毎年この季節になると思い出してしまいます。
あれから十数年、何度もあそこへ足を運びましたが、同じような体験は今のところありません。
Aはまだ 「行方不明者」 のままです。
>>37 長い
せめて3スレ以内に
1本目の初っ端3行+1行は不要
1本目で夕方なのに、変事のあとの3本目で「辺りは暗くなっていた」とか矛盾
「まいったな。どこ行ったんだ」「いつのまにか寝ちまったのか」とか不要な描写大杉
『こんな時、いったいどう行動するのがベストなのか……。』
三点リーダー2連続は行儀いいけど、無用な台詞や感情描写を削るのがベスト
44 :
6/6:2012/07/02(月) 11:49:41.73 ID:/NjDRsE90
>>43 前置きなしにいきなり入るのって唐突過ぎないですか?
まずAという名称、非常に仲がいいことを示唆、そのシーンの結び、の3行なんですが。
どうすればいいでしょうか?
季節を書いて無いのはミスでしょうが、普通夏を連想してもらえると思いました。
夕方は結構明るいはずですが。時間帯を書くべきだという意味でしょうか?
岩のシーンでも日が落ちていないことは伝わると思いました。
「完全に日がが落ちた」とかの方がいいですか?
心情をセリフで書くのが不要なんでしょうか?
一応一人称で書いているつもりなので、心情を書かないわけには行かないと思うのですが?
むしろ小説風に書くほうがここでは毛嫌いされると思っていました。
「いつのまにか寝ちまったのか」これは不要では無いと思います。
セリフではなく、文章で説明しろということでしょうか?
なぜ不要なのか教えてください。
『こんな時、いったいどう行動するのがベストなのか……。』
行方不明者が出たのに、なにもしていない。どうすればいいか迷っている――という意味の描写をセリフで書いてみました。
このセリフのほうが簡潔だと思いました。
セリフであることが悪いのではなく、そもそも不要という意味ですか?
感情を重視するタイプの文章を書いているので、それを否定されると何もいえないですね。
むしろこういった文体で書くなら〜という視点でアドバイスして頂きたかったです。
45 :
本当にあった怖い名無し:2012/07/03(火) 06:15:32.15 ID:ZGoGwOPT0
>>44 > 前置きなしにいきなり入るのって唐突過ぎないですか?
「長年のキャンプの友Aと、その年は新潟のキャンプ場に行った」で十分
> 夕方は結構明るいはずですが。時間帯を書くべきだという意味でしょうか?
山間のキャンプ場が舞台だぞ お前キャンプしたことないだろ
> 心情をセリフで書くのが不要なんでしょうか?
事実を書け フィクションでもフィクションとしての事実で話を進めろ
心情で「怖かった」って書けば読者も怖がってくれるなら、
世の中のライターも構成作家も存在してねえから
> これは不要では無いと思います。
不要。おかげで2行無駄だし「ふと気がつくと」で寝ていたことは自明
> セリフであることが悪いのではなく、そもそも不要という意味ですか?
いらねーと言ってる
> 感情を重視するタイプの文章を書いているので、それを否定されると何もいえないですね。
過去の名作ホラーストーリーが感情描写で共感得てるのか?
長いから切れっつってんだよ
そのために無駄な感情描写捨てろっつってんだよ
オナニーならチラ裏で
ダメ出しされたくなかったらこんなとこ来ないで直接どっかに投稿して恥かけよ
>>37 親友Aと毎年キャンプに行っていた。その彼と新潟のキャンプ場に行った二日目のこと。
土砂降りの夕立に見舞われた。テントに避難した俺達は、俺が食器を回収に出、奴はテントに
入り込んだ泥水を汲み出すことになった。ダッシュで出た俺は、一瞬でずぶ濡れになる。
罵りながら手に荷物を持った俺は、雨粒と跳ね返る水滴があげる水飛沫のなかで、何者かの影を見た。
あれ? 他に誰かいたっけ、と疑問に思ったとき。
「きゃーーぉーーーぁ」
女の悲鳴。何事だ、と人影に近寄った。
でも、居たと思う場所にあるのは黒い大きな岩だけだった。
周囲を見ても、誰も居ない。勘違いにしてもおかしいな、と思いつつ、ふと岩の上を見た俺は、妙な事に気づいた。
岩の窪みに赤い水が溜まっている。
土砂降りなのに、一向に溢れそうにもならないし、下から泡まで吹いている。
手を突っ込むのは嫌なので、足元に転がっていた枯れ枝で突いてみる。結構深いようだ。
暫く突いたりかき回してみたが、変化は無い。
ずぶ濡れでそんなことをしている自分が馬鹿馬鹿しくなり、テントに戻る事にした。
テントの中は無人だった。Aを呼んでも返事も返らない。この雨の中どこにいったのか疑問
に思ったが、とりあえず着替えて毛布に包まった。
着替えても、冷えてしまった体が震える。毛布で暖をとりながら、俺はAが戻ってくるのを待っていた。
眠っちまったようだ。テントの外は闇となり、雨はやんでいた。
慌ててライトを持ち、テントから出る。周囲を照らしてみても、Aの姿はない。
心配が怯えに変わった。携帯で警察に通報を、とおもったが圏外だ。
怯えに動揺が加わった。
何をどうしたらいいんだろう。焦りながら考えていた俺は、飛び上がりそうになった。
「きゃーーーーーーーのーらぁゆーーーーー」
さっきの、あの女だ! 岩のほうから聞こえた!
一瞬躊躇ったが、ライトを握り締めて表に出た。ビビリながら岩に向う。ライトが照らす周囲以外は
暗闇だ。草むらが風に吹かれて音を出す。風だとわかっていても、暗闇が恐怖を増した。
Aが横に居てくれたら、と心細さが愚痴になって俺の口から零れた。
屁っ放り腰で岩の周囲を探り歩く俺の耳に、Aの声がかすかに届いた。
「・・・…けて……たすけ――」
慌てて怒鳴るように呼びかける。何処にいる!おい!
「ここ……はやく、たすけて」
岩の下から声が聞こえるような気がする。まさか、どうやってあの岩の下に?また、怯えが俺に取り付いた。
ライトを当てると、岩と地面の隙間に動く人間の手が照らし出された。
手だ、と解った瞬間、俺の腰はぬけた。だるい。力が全く入らない。震えるライトの光が、地面を掻き毟る
手を照らしていた。その奥は空隙があるようだ。その奥に、Aの泥だらけの顔が照らし出された。
「お…おまえ、だよな?」
震えた声をようやく搾り出した俺に、Aがじっとこっちを見つめた。
何故答えないのか。疑問に思った瞬間
「きゃぁぁぁびてぃしょぉぉぉーーん」
あの女の声。Aの口が動いたのに、聞こえたのはあの女の声。
頭が真っ白になった俺に、Aはもう一度叫んだ。
あの声で。
四つん這いでテントに逃げこんだ俺は、毛布を頭から被って小さく身体を折った。
Aだけど、あいつはAじゃない。あの声がまた聞こえそうな恐怖が俺に取り付いた。
毛布を被ったまま、叫び続ける。聞きたくない。あの声は聞きたくない!
目が醒めた。テントを陽の光が貫いて、見慣れた内部を明るく照らしていた。
気絶しちまったらしい。喉は痛いが、朝だアメ。
恐々と頭を出す。誰も居ない。異常もない。Aだけ居ない……。
嫌々、岩を見に行った。赤い水もないし、岩ノ下に隙間もない。でも、指で泥を掻き毟った
ような後だけ残っていた。
携帯電波を捕まえられる場所に急いでおりた俺は、警察にAの件を通報した。
気付いたらいなくなっていた、とだけ説明した。
あれから十数年、Aの消息は今も不明だ。
俺なりに調べてみたが、あの場所にまつわる因縁話も出てこない。
彼の家族にも、俺の体験は話せなかった。
ここで、フェイクを交えて吐き出させて貰う。
俺は奴を見捨てた。罪の意識は高まる一方だ。
人称は難しいから嫌いだぁー!
万年一次落ちのワナビずら。
「きゃーーーーーーーーーーーぃーん」
>>49 乙
読ませる文章のお約束はしっかりできてるんだから、
あとは題材と運をきっちり掴めば入賞も夢じゃないよ
ガンガレ!
51 :
本当にあった怖い名無し:2012/07/21(土) 13:25:47.13 ID:MKC6DuG3Q
>>43 3スレ以内なら余裕で入るだろ
単行本でもそこまで長くないぞ
なんだと思ったら3「スレ」かよw
54 :
本当にあった怖い名無し:2012/07/23(月) 19:27:20.51 ID:RUNpQE0U0
>>53 そりゃ2ちゃん初の大長編だ
相当な過疎板でやんないと終わる頃には最初のスレ落ちてるな
55 :
本当にあった怖い名無し:2012/08/06(月) 22:17:48.66 ID:SUJ/2hD+Q
ワロタw
56 :
本当にあった怖い名無し:2012/08/21(火) 23:29:21.17 ID:+rtPP6UT0
てす
57 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:3) :2012/09/09(日) 20:22:40.44 ID:flUpCgqWQ
いちおう保守
職場の人妻OLちゃんとどうしてもやりたい
子供産んで36歳くらいなのに細くていいケツして超可愛い顔してる
毎晩妄想でセックスしてる
どうにかしてやりてえなあ
59 :
本当にあった怖い名無し:2012/10/02(火) 00:03:11.25 ID:68muTQ/7O
ある日、左手にアザっぽいのが出来た。アザとゆうよりは、ひっぱたいたら赤くなる感じのが少しずつ左手の甲に広がっていった。
最終的に、蜘蛛の巣が手の甲を覆い小指の下の手首辺りに蜘蛛みたいな形になっていた。
それは一週間ぐらいそのままだった。
『蜘蛛』
夢の中で魂の記憶みたいなものを蜘蛛の糸で隠されていたのを見たし、目覚めた瞬間にもサッカーボールぐらいの蜘蛛の幻が見えて、
何か封印のようなものが解けた気がしていた。
ブログに手の甲の写真をupしたが、蜘蛛に見えるという人はいなかった。
一人、「白髪の爺の横顔と違う男の後ろ姿が見える」とコメントをくれた。
アザの形ではなく、手の写真を通して霊視したらしい。
その人は鬱で通院中だったが、掃除はするし園芸もするし、私は鬱ではないだろうと思っていた。
でも言えなかった。違う答えを用意できないから。
鬱という答えを貰って安定を保っている人に。
色々見たが、何も解明できないまま現在に至る。。。
>>59追加
そういえばupした手の甲の写真を見て「罪の罰として手の甲をえぐられた跡」とか何かコメントくれた人もいた。拷問だったかな。
そういう夢も見たことあったから腑に落ちた。
前世の浄化だと言っていたその人も、鬱やパニック障害で通院中だった。
ついでに自己添削
───
最終的にアザは、蜘蛛の巣が手の甲を覆い小指の下の手首辺りに蜘蛛がいるような形になっていた。
今のオカルト板の惨状はどうにかならんの?
お祈りスレと陰謀論スレ、それと公然の創作オカルト話。
オカルト話は創作でもいいけどそれは暗黙のルールだったじゃん?
声に出していっていいことじゃない。
この板オカルトに関する事がほとんどないよ。どうなってんの?
62 :
本当にあった怖い名無し:2012/11/17(土) 00:05:20.46 ID:HkbdDlbVP
オカ板の幼稚園化が着実に進行しているようですな。
俺は創作はあまりないんだが。
良スレ
65 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/28(金) 21:07:39.28 ID:e9p8X4ZL0
良スレ
66 :
本当にあった怖い名無し:2012/12/30(日) 23:17:15.17 ID:4QtAePAy0
67 :
本当にあった怖い名無し:2013/02/01(金) 12:07:53.48 ID:/9xvRfXL0
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
このレスをみたあなたは・・・3日から7日に
ラッキーなことが起きるでしょう。片思いの人と両思いになったり
成績や順位が上ったりetc...でもこのレスをコピペして別々のスレに
5個貼り付けてください。貼り付けなかったら今あなたが1番起きて
ほしくないことが起きてしまうでしょう。
コピペするかしないかはあなた次第...
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
68 :
本当にあった怖い名無し:2013/02/01(金) 12:58:00.02 ID:ns5WbVJzO
とりあえず、生ね。
69 :
本当にあった怖い名無し:2013/03/19(火) 22:18:53.55 ID:EOfQZe26P
あ
ほ
71 :
本当にあった怖い名無し:2013/05/01(水) 23:14:41.39 ID:NFwZHSRj0
俺は今、会社で無視されている。
原因は自分でも痛いほどわかっている。
先日、同僚の彼女とデートに行った。
会社でムードメーカー的な彼女は誰からも好かれている。
でも、そのデートの帰り道に彼女は事故で死んだ。
電柱にめり込んだ助手席はぐちゃぐちゃに大破し、
彼女も同じ様に。
俺だけが助かり、すぐに職場に復帰したが彼女を奪った恨みのせいか、
哀れみのせいか俺に話しかける人などいない。
彼女に花を手向けようと事故現場に足を運び、
そっと手を合わせる。
その時、聞き覚えのある声が聞こえた。
「ずっと一緒でしょ?」
>>71 聞き覚えのある声が人気者彼女なのだろうが、脈略なさすぎ
一回目のデートで事故った訳ではないのか?
それと、語り手は死んだってこと?
引きずりこまれかけてるってこと?
74 :
本当にあった怖い名無し:2013/06/05(水) 16:20:31.93 ID:TniXPCJM0
ある時代二段ベットが流行った時期があった、私は下で妹が上で寝ていた
私は金縛りにあい、ベットの下から手が出てきた。
あと少しで霊界へと引きづりこまれる所でした。
二弾ベッドがはやった昔の話だ。
妹は上段に、私が下で寝ていた。
とある夜、私は金縛りに遭った。目だけ動かせるのに気付いて
怖々と周囲を見渡した。
妹の静かな寝息が上から聞こえる。無性に腹が立ってきた。
私は身動きも出来ずに怖い思いをしているのに!
視界の片隅に動くものを見つけた。
怖いから見たくないのに、何故か注視してしまう。
ゴキブリだった。飛び起きた私は上段に頭を激突させた。
夜中に相応しくない轟音が部屋に轟いた。
寝ぼけ眼の妹が上から覗き込んだ。
「おねーちゃん?」
涙をたたえた眼で見上げた私に、妹は暫く固まっていた。
「ごめんね」
妹が謝った何故かその瞬間、私は満足した。