不可解な体験、謎な話〜enigma〜 Part79

このエントリーをはてなブックマークに追加
436本当にあった怖い名無し
数ヶ月前に体験したことなんだが…。
仕事が終わって、九時くらいに電車に乗ったんだ。
その時は特に疲れてて、うとうとしてた。ハッと目を覚ますと
電車が停止してた。なんかきゅうに「ヤバい!降りなきゃ」と思い、ドアが閉まる寸前にホームに飛び出した。
そこはいつも降りる駅じゃなく、何かひと気のない駅。
駅のホームにはきれかかった電気がブブブ…チカチカいってる。
よくみるとホームはがたがたで、ところどころ雑草が生えていた。
「廃駅か?なんでこんなとことまってんだ?」と思いつつも恐怖が強くなる。
ボロボロになってる駅の看板をみると「がんだら」と書いてある。
次の駅は「かたす」と「きさらぎ」になっててどっちも、普段は聞いたことがない駅だ。
一応、友達に聞くためにiPhoneで写真をとるが、カメラが起動しない。
電波は一応つながってたんで、友人に電話。数回のコールのあと、無事友人が出るんだが、
声がうまく聞き取れない。最初、電波が悪いのかと思ったんだが、声は聞こえるんだよね。
ただ、意味がわからない。『おまえらやけじゅむぁらうら』 とか言ってるの。
そこで俺は気づいた。これ、友人の声じゃねぇ。つーか、電話じゃなく背後から……!?
びびって背後を見るが、誰もいないんだ。電話はいつのまにかきれてる。
マップを見るが、最初は埼玉あたりになるんだが、北海道になったり、愛媛になったり、ぐるぐる移動してる感じ。コエー!!!うひょーってなもんでびびりまくりの俺様状態。
すると、遠くで太鼓や笛みたいな音が聞こえる。だんだん、近づいてくるようだ。
駅のホームの奥の暗闇から、赤い光が幾つか近づいてくる。
「よかったー。人だー」と安堵しまくったのは言うまでもないよ。
近づいてきたのは、なんか古臭い着物をきた村人たち。赤い提灯の光に照らされて、連中の顔は
一層不気味で無表情。
「あのー…」と声をかけても無視wwwww
ふざけんな、と思ったが、チキンな俺はそんなことも言えなかったね。

まとめ管理人さんへ
このタイトルは「存在しない駅 がんだら駅の怪編」にしてくださいね!