香港上海銀行が日本から撤退
2012年 2月 24日 22:02
【取材ニュース】 <戦争・紛争> <経済>
高橋清隆
香港上海銀行などを運営するHSBCグループ(本社・英国ロンドン)が日本から撤退することになった。
22日から同社ホームページとメールで発表している。同行の撤退は、近くわが国に経済的混乱を仕掛けることを示唆する。
ホームページトップ画面に「重要なお知らせ:HSBCプレミアサービスご提供中止について」と題する文書が掲載され、営業終了の日程が説明されている。
それによれば、最終営業日は名古屋出張所が4月27日、広尾支店や横浜支店など5店舗が7月31日。
8月1日以降も、日本橋HSBCビル(香港上海銀行東京支店)で限定的なサービスを継続する予定としている。
同様の案内は24日、1000万円以上の資産運用を支援する「プレミアサービス」会員にもメールで送信された。
HSBCは1865年に香港で創設された香港上海銀行が母体。
アヘンの売り上げを英国に送金するためで、設立時の役員には、ロスチャイルド、ベアリング、サッスーン、ジャーディン・マセソンなどが名を連ねている。
わが国で140年以上営業を続けてきた。
世界権力との太い関係が頻繁に指摘されており、米国のサブプライム問題のときも、あらかじめ1兆円以上の損失引当金を計上するなど
周到な準備をしていたことが分かっている。
http://www.janjanblog.com/archives/64226