【UMA】近くの川で変な生き物を見つけた

>>151　>>153

　これは先週一週間、“アイスランドワームモンスター”という呼称で、
普段はUMAになんて興味のない人のブログ等でも
とりあげられるほどの大騒ぎになった案件だな。
　当然、オカ板のもう一つのUMAスレでも言及されている。

「593 ：本当にあった怖い名無し：2012/02/07(火) 16:15:24.24 ID:uRagT6Kv0
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52065572.html

伝説のUMA「アイスランドワームモンスター」を撮影することに成功？」

　詳しいことは上記の不思議系総合サイト/カラパイヤさんの記事に譲るとして、
私も在野の生物学者として、私自身の分析をこの場を借りて開陳してみたいと思う。

　まず、雪降り積もる真っ白な川を遡行する、この細長い物体だが、
worm(蠕虫)という呼称に反して、全体的に大きく滑らかな動きからして、
外骨格の虫ではありえない、また甲殻類でも頭足類でも軟体動物の類でもなく、
要は無脊椎動物ではなく、明らかに脊椎動物の動きである。
　そして背骨が横に揺れる（蛇行する）動きから、魚類、両生類、爬虫類のいずれか
であると推測される。しかし、それらは皆、変温動物であり、VIDEOのような極寒の状況で、
活発に活動できるとは到底思えない。
　例外として大型の回遊魚のように運動を維持することにより体温を保てるものや、
ワカサギのように低い水温でも活動できるものがいることから、考えられるとしたら、
魚類、その中でも形状からしてウナギ、ウミヘビの類か･･･。
　確かに深海に潜む原始的なウナギ類なら低い水温に耐性があるかもしれないが、
良識的に言って夜行性のウナギ類が白昼の水面を長時間移動するとは思えない。

　それに何より気になるのは、この生物らしきの推進力だ。水面下に手足やヒレが
隠れているというのなら別だが、単に紐状のヘビのような生物であるとしたら、
尾部を左右に激しく打ち振り、それと連動する全身の動きで推進力を得るしかないのだが、
この生物らしきの動きはひどく緩慢で、とてもVIDEOで見られるように、流れる川を
遡行するような強力な推進力など得られるはずがないのである。
　それに良く見ると、この生物の動きは尾部が全身を押し進めるというより、
明らかに頭部の方の動きが迅速で、つまり頭部が全身を牽引しているかのようである。
良識的に考えて、先ずそんな脊椎動物など存在しはしない。　　

　ここで下の画像をご覧いただきたい。
　http://or2.mobi/index.php?mode=image&file=23248.jpg
　これは私がこの生物のVIDEOの輝度を上げ、拡大し、コマ送りにして
止めた静止画像であるが、赤い矢印の下に注目していただきたい。
　頭部の両脇にまるでラッセル車が雪を掻き分けて進む際に生じるような形状の、
実に不自然な水飛沫が（頭部の左右別れて）上がっているのがわかる。
　つまりこれは、頭部の下に船の舳先のような形状のなにがしかが存在し、
この物体の推進力、つまり動力、もっとはっきりモーターと言ってしまってもいい、
が頭部の下に隠されていることを意味している。
　はっきり言ってしまえば、これは船のラジコンにラバーとビニールを被せただけの
ニセモノである。
　雪が降り積もって水面下が窺い知れぬことを悪用した、とんだインチキなのである。

　おまけに撮影時のカメラ・ポジションやアングルがどうにも不自然である。
　冒頭では眼下に雪の積もった樹木も見え、この川がかなり大きいことが窺い知れる。
　アングルからすると撮影者は橋の上から撮影しているのか。そしてズームアップすると、
何の迷いもなく、首尾よく、この生物らしきの頭部やその動きをアップで詳細に捉えている。　
　まるではじめから、この物体の動きや進行方向を知悉しているかのようなカメラワークである。
実際にこの物体は撮影者に向かって、ほぼまっしぐらに進んでくるのであるがｗ。
　これはもうインチキの臭いがふんぷんたるものである。いわく、蛇の道は蛇、
この私自身が普段から同様のインチキに手を染め、インチキに腐心しておるからこそ、
理屈ではなく、肌や神経で直接、本能で直接嗅ぎ取れるインチキ臭さ、インチキ臭なのである。
　おーい、みんなー、今世間で注目を浴びているアイスランドワームモンスターはインチキだぞーっ！
　インチキもインチキ大インチキだぞーっ、気をつけろーっ、みんな騙されるなーっ！

　インチキだ、いんちきだっ、どう見てもインチキだ、ふざけやがってっ！
　売名行為かVIDEOの版権・使用料目的か、それとも単なる、
いかれたノボセ者なのか知らないが、こんな不届きで人騒がせなインチキ野郎がいるから、
俺の真面目な学究VIDEOまで世間様から胡散臭い目で見られるようになるんだよ。
　インチキや捏造の類はもうたくさん、いい加減にしてほしいよ、本当に･･･。
　ところで、世のUMA動画はそんな心無いインチキばかりとは限らない。
　>>154にリンクが貼ってある、不思議系総合サイト/カラパイヤさんのページだが、
ここには世界中で注目を浴びた燦然たるUMA動画やUMA記事の数々が居並んでいる。
　その中で《カテゴリー：UMA・未確認生物》の最新記事『アイスランドワームモンスター』から
8つ目の記事、それは真に注目するに値する正真正銘のUMA動画である。
　ぜひ一度ごらんいただきたいものである。

　あっ、カラパイヤじゃなくて、カラパイアだった、失敬失敬。