不可解な体験、謎な話〜enigma〜 Part75
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と言った所でIの話は終わった俺達は姉を助けに行ったんじゃとか言った後、Iに顛末を聞こうとしたが、知らないと言って笑っていた。
なんだよーと当時は二人でブーブー言っていたが、最近になってIの家に遊びに行った時にIの家が母子家庭である事をちらりとIのお母さんが言っているのを聞いた。そしてあの時の話を思い出し、あの男の子は実はIなんじゃないのかと思った。
考えているともう一つ気になる事があった。
Iは自分で今の家があるC県の出身だと昔から言っていた。
しかし驚いた時に「あきゃっ」といったり、酔っぱらった時のイントネーションがc県では聞いた事がないようなものだった。
酔っ払った勢いで一度だけ聞いたが、笑って否定された。
それ以降はその話は一切聞けないでいるが俺は今でもIが男の子だったんだと信じている。