これは中学生時代に俺が盲腸で入院していた時の話し。
俺が入院していた大部屋には偶然にも俺と同じ年代の中学生が二人もいたんだ。
中学生にとっては暇な入院生活、派手なオナヌーも出来やしない。手術日違えど退院する日は一緒とばかり時間を掛けずに仲良くなった。
そんなある日、仮にAとしておこうか。そのAが「あのさ、この病院って幽霊でるらしいぞ」と言ってきたんだ。
ありがちな幽霊話だ。俺もそうだが、もうひとりのBもマル勝PCエンジンを読みながら適当に聞き流していた。
「でな、その幽霊ってのが巨乳の美人な女子高生らしいんだ」
って瞬間、俺かぶりより。Bも読んでる雑誌を放り投げてかぶりより。若いっていいよな簡単なフレーズですぐに臨戦体制に入れる。
で、改めて聞くとこうだ。
午前4時44分に男子トイレの洋式便所の前に立って下半身の服を脱ぎドアノックして「お願いします」と言いながら開けると便器の中から巨乳の美人女子高生が現れていいことをしてくれるらしい。
今聞けば凄いバカらしい話だな。どんなに信じたって便器の中からアバンチュールが訪れる訳がない。しかし、若き青臭い厨学生だった俺たちは下半身に熱い血流が迸るの感じつつ本気で信じてしまった。
AとBと俺は満場一致でトイレでアバンチュール作戦と称し午前4時44分にトイレへ集結。いざ作戦決行と相成った。
「いいか?」
Aが俺とBに聞いてくる。俺たちが頷くとAが下のパジャマを脱いだ。
俺もBも下のパジャマを脱ぐ。フルティン三銃士、深夜のトイレに降り立つべし。準備万端、Aが三人ともフルチンなのを確認すると「お願いします!」とドアノックしてからトイレの扉を開けた。
そしたらトイレの中に…
いたんだよ!
寝ぼけた婆さんが!!
男子トイレで用を足していやがった!
三人揃って大絶叫!事もあろうにBが先頭のAをトイレの方へ蹴り飛ばしてドアを閉め真っ先に逃げやがった。俺は俺で半分、腰が抜けて這いつくばりながら逃げる。
Aはトイレから
「ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああーっ!!!ごめんなさいごめんなさい!おかぁさぁーん!」
と断末魔の叫びとションベン大噴射する音が。
そして一番可愛そう&今でも申し訳ないのは寝ぼけた婆さんで念仏唱えてガクブルしていた。
と言うか瞳孔が開き掛けて、もう全自動マッサージ機並のガクブルだったらしい。
その後は当直の看護婦さんと警備員と医者の先生にまでめたくそ怒られる始末。いやはやね青春だったね
正直スレ違い
よくよく考えたら霊出てきてねぇや(:´Д⊂)正直、すまんかった反省します。
んじゃ口直しにこれを投下するわ
俺のじーちゃんの話。正確にはうちのオカンから聞いたじーちゃんの話しだな。
うちのじーちゃんは第二次世界大戦に志願して参加、南方戦線に従軍して生還してきた男で戦後は実家の八百屋を継いで生計を立てていたそうな。
ある日の夜中、オカンが自分の部屋で寝ていたらじーちゃんが寝ている部屋からじーちゃんの怒鳴り声と何かをひっぱたく音が聞こえてきたんだと。
何事かと思いじーちゃんの部屋へ行ってると部屋の中でひとり、マウントポジションの様な姿勢で拳を振り回している。
「とーちゃん(爺)、なにしてるんだっぱい」※方言
ってオカンが声を掛けるとじーちゃんが跨がってた辺りから黒いモヤモヤしたものがヒュッと逃げるんじゃなくて文字通り、ヘナヘナしながら天井へ抜けていったのを見たんだと。
それでオカンがじーちゃんに話を聞くと
「俺が寝てたらよぉ、金縛りになってぇ目を覚ましたら知らん顔の男が跨がって首を絞めてたんだっぱい」
だそうで、男に気づいた瞬間に右拳でこめかみを一閃。強烈な一打を喰らわし怯んだ隙に体勢を入れ替えてフルボッコ。そりゃもう新兵を扱き倒すぐらいの勢いでやったとの事。
「とーちゃん、そんなん得体の知れんもん殴って怖くないんかい。罰当たるんでない?」
ってオカンが聞いたら
「んなもん、コンソリの定期便に比べたら怖くもね」
と答えたそうな。ちなみにオカンも俺も未だにコンソリの定期便って意味がわからん、つか何か笑えるとこないな。
悪いが改行してくれんか
>>609 運送業、倉庫業だとコンソリ=混載。
同一貨物だと荷揚げ荷卸しといった荷捌きは楽なんだけど、
コンソリだと手間も時間もかかるから、人足から本当に嫌われる。
手間も時間もかかるのに、手当一緒だからね。
しかも、定期便だと、トレーラーコンテナだったりして量も多いんだ。
もし、爺様が南方戦線で輜重兵(兵站担当)だったとしたら、
そりゃ死にたくなるような思いをしたんじゃないかねえ
度々、すまん。これ以上駄文で迷惑もかけられんで素直に引っ込んでます(;Д:)
>>609 面白かった。トン
しかし新兵は、クビ締めた霊をしばく勢いで扱かれるのか…
戦争のない時代で良かった…
何スレか前にクリオネみたいなじーさまの話を書いた者ですが、またちょっと変な体験したんで投下させて下さい
4年程付き合ってくれてる相方の部屋に週末たまに泊まって、朝ジョギングして帰るんですがね…
夜にシャワー浴びたついでに歯を磨こうと思って、洗面台に置いてる4年間(週末だけ)愛用の歯ブラシと歯磨き粉持って浴室に入ったんだ
頭・身体洗ってバブシャワーぬりぬりしてから歯ブラシに歯磨き粉つけようとして歯ブラシみたらホコリついてるわ黒い汚れついてるわきったねぇんだこれがw
「さすがに買い替えんとな…」なんて思いながら、歯ブラシに歯磨き粉つけて歯を磨いたら、歯ブラシかためのブラシだから痛てぇwww
(普段はふつうの歯ブラシ使って磨いてた)
その後、顔も洗って全身キレイにして、歯ブラシは元にあったとこに戻して、朝までぐっすり寝たんだ。
朝ね、相方に「お前、なにか隠してる事あるやろ」と…
自分:( ゚д゚)?ポカーン
相方:「お前、昨日の晩、歯磨いてないやろ?」
自分:「いやいや、ちゃんと自分の歯ブラシで磨いたよ(((゚Д゚)))」
相方:「あの歯ブラシなら何日か前に捨てたで」
自分:∑(ー言ー;)
その後、洗面台に自分の歯ブラシはなかった。
歯ブラシが最期の別れをしに来たのか、もしグドラ様化してたなら奉って置きたかった…(´・ω・`)
>>606>>608 昔あった「霊体験だ!!と勘違いした恐ろしい話」スレを思い出したよ
あれも結構笑えるスレだった