前にどこかで書いたかもしれないけど投下します、
私の前職は葬祭関連の仕事だったのですが、初出社した当日にご遺体を納棺して来いと言われ、
喪家の自宅に行って無事納棺して斎場に移動、お通夜式も滞りなく済み、帰宅したのです
が
どうやら故人を連れて帰って来てしまいました。
私は霊感があまりなく分からなかったのですが、
妹は霊感が強いので、その日私が連れ帰ってきたのが分かったらしく、
背の高いおじいさんと猫を見たそうです。
その晩に妹は枕元で猫がうろうろする気配がして目を覚ましたのですが、
猫が家で飼ってる猫達と毛色が違い真っ黒だったので「あれっ?」と思ったら近くにおじいさんがいたそうです。
そのおじいさんは妹の蒲団が捲れているのが気になったらしく、ぽふ・・・ぽふ・・と布団を直したあと黒猫を抱き抱えて消えました。
妹も別段怖いと感じずそのまま寝たそうですが、朝起きると蒲団がきっちりなっていたそうです。
後日その話を聞いて驚きました、その故人は背が高く特別大きい棺に納棺していました(初めての仕事でしたのでよく覚えていました)し、
猫に関しては初盆の祭壇を作る時にご自宅へ伺った際、故人が猫と一緒に写ってる写真が飾られていました。
まあ一番に思ったのは、なんで自分の通夜なのに人ん家きて23の娘の蒲団直してんだ・・・と。
いい方じゃないか
几帳面なおじいちゃんだったんじゃねw
23歳のお嬢さんならお孫さんと同じくらいで気になったとか
死んだら先に逝っているペットにもあえるのかねえ