1 :
本当にあった怖い名無し:
乙
スレ立て乙であります。
知識がないくせに、学ぼうとせず
自分の乏しい知識で、偉そうな事を言うのは
人として罪悪を犯している、智こそが人を人たらしむる物
自ら学ぼうとしない奴に、やさしく教える価値はない
誰しも、すべての知識を持っていないのは当たり前だが
知識もないくせに、知らない事を学ぼうと欲せず
ネットで聞いた程度の
耳学問をしたり顔で披露する奴は、知に対しての罪人。
コピペだよ
>>5 だから荒らすなよ、只でさえ怖い話が少ないってのに、
あと
>>6の奴、煽ってる奴も立派な荒らしだぞ、一緒に消えてくれ。
>>7 コピペも荒らしだと思う、荒らしなんてみんな居なくなればいいのにな
もう、全板をIP表示式にして欲しい。
と、雑談だけだと俺も荒らしの仲間になるので、へたくそな文章だが
知り合いから聞いた話
そいつは、いわゆるバサーで、その日も、いつも行く山の中のダムにボートを浮かべて
一人でバス釣りを楽しんでいたらしい、その日は少し曇っていての釣りをするには
最適の天候だったらしいのだが、なぜか全然アタリがない、ルアーを次々変えてみたり
ポイントも何度も移動したらしいが、それでも全く釣れなかったらしい、
そろそろ帰る時間が迫ってきたころ、最後にと一番のお気に入りのポイントに入ったら
そこでの第1投目に、ガツンと今まで味わった事の無いような手応えがあったらしい
釣れずに腐っていたそいつは、喜び勇んでファイトしたらしいんだが
ふと、瞬間的に我に返ったら、どうもおかしい、どう考えてもバスの引きじゃない
ジャンプも緩急もなく、只一直線にグイグイと引っ張るだけ、ひょっとして
鯉でも引っかけたのかと思ったがそうでもなさそう、なにより
鯉にしても引きが強すぎたらしい、ドラッグを閉めても糸は出て行く一方
何よりおかしいのは、障害物などに向かわずにダムの沖というか
深いところに向かっているし、しかもリールの糸の残量がかなり減っていたらしく、
どう考えても魚が潜って行くには深すぎたらしい、そのときそいつは、
コレは魚じゃないかも知れない、と思ってゾっとしたらしい、
それで無理矢理糸を引いて切ろうとしたけど、なぜか切れない、
とうとうナイフを出してリールの処から糸を切って
すぐさまボートのエンジンを吹かして、逃げるように帰ったと言っていた、
その後、そいつは二度とそのダムに行ってないらしいし、
釣り自体に行かなくなったらしい、怖いとか嫌いになったではなくて
何となく行く気にならなくなったという事らしいが、いまだにその引きが
なんだったのかは解らないと言っていた。
>>9 河童じゃ、河童の仕業じゃw
燃料投下は有難いが段落をつけるなり読み易くしてくれw
>>9 大鯉やら草魚のスレだと思う
もしくは亀
糸切らずに最後までやりとり頑張って欲しかった
スレ掛りしたら、同じサイズの魚の三倍は引く。
メーター級のコイの尾びれあたりにかかったら、普通のバスタックルじゃあ止めるのはまず無理。
ネッシー的な何かだったら素敵
>>10 すいません、文章を書くのが苦手で
釣り仲間の話がいくつかあるので、次に書くときは
もっと上手く書くように努力します。
>>11>>12>>14 仲間で集まったときに聞いた話なので、おっしゃるように
鯉・ソウギョ説、何かと混ざって放流されたビワコオオナマズ説
はてはマス類の3倍体説まで出ました、
ただ、ダム湖なので残念ながらUMA説は出ませんでした
ただ、そいつが言うには、そのダムって村が一つ沈んでいるそうで
当然墓地や社なんかも一緒に沈んでるんだろうな、と考えると
凄く気持ち悪かったそうです。
>>13 読みました・・・・釣りに行くのが怖くなる話ですね
幸い、そいつは帰ってきてからは何もないそうです。
16 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/13(水) 20:45:14.80 ID:nbgrGRLN0
妙見山って怖い名前だよな
ここも他のスレみたいに「
>>950あたりで次スレ立てて」とか書いといた方がいいんじゃないかなあ
地元の土建のおっさん達が、山の中でデカイ蛇見たと話していた
山深くに入ると、色々と不思議なものを見るのは確からしい
昔、山奥に住んでるジイさんと知り合いだったが、よく大蛇や山人の事を話してた
読みにくいな
>>15 釣り仲間の話wktk
俺も釣りするから聞きたくないけど聞きたいw
7月終わりから山小屋でバイトするよ!
何か面白いことが起きたり面白い話聞いたりしたら報告にくるー!
山小屋のバイトとかどこで募集してるの?
タウンワーク?
>>23 ハロワでキャンプ場の管理人とか募集してたよ…
>>19 土建のおっさんが見たのは、蛇の胴体だけ
太さはドラム缶くらいで、木の間をズルズル進んで行く所だったらしい
>>21 15です。
時々見に来ますので、機会を見て書き込みますよ
文章は下手ですが
>>22>>23 最近は目を通していないからちょっとわからないけど
山岳雑誌の山と渓谷に従業員募集の広告がよくあったよ。
ちなみに長野や山梨の高原野菜栽培の夏季アルバイトの
募集も以前はかなりあったけど、最近は中国人が出稼ぎで
やるようになったらしいからこれはもう無くなったかもね。
ドラム缶サイズで思い出したけど、山道に転がってる一見丸太に見える生き物の話があったよな?
あれも蛇の一種なんだろうか
長い蛇は、今週のトリコでネタになってたな。
バイトがんがって!!
後輩の話。
彼は林道をバイクで走破するのを趣味にしている。
とある山奥の廃道を走っていると、行く手に太い木が倒れているのが見えた。
「やれやれ、スピードを出していたら転倒するところだった」
バイクから降りると、障害物を片すため手を掛ける。
彼の手が木肌に触れるや否や、倒木はビュッと飛ぶように移動した。
そのまま下生えの中に突っ込み、あっという間に見えなくなった。
低木がガサガサと揺れ、何か長い物がその下を移動していくのを教えていたが、
それもすぐに静まった。
呆気にとられたが、我に返るとバイクに飛び乗り、全速力でそこから逃げ出した。
「どう見ても木だったんですけどね。枝も伸びてたし。
アレって何だったんでしょう?」
本当に驚いたという顔で、彼は首を傾げていた。
知り合いの話。
夏祭りが終わった夜、村外れの山裾を一人歩いていた。
行く手の方角から、ズルズルと何かが擦れるような音が聞こえてくる。
やがて月明かりの下、音の主が眼に入ってきた。
道を横切って塞いでいる、黒光りする長い生き物。
蛇のように見えた。太さは彼が一抱えするほどもあったらしい。
尾の先の方は繁みの中に潜っていて、一体どれほどの体長なのかもわからない。
それが延々と山手の方に向かって這い進んでいる。
山肌を見やると、途中に穴が開いているようで、蛇はそこに這い込んでいく。
「この斜面、こんな太い蛇が潜れる穴なんてあったっけ?」
凝視していると穴の縁が見て取れるようになってきた。
小さく古びていたが、間違いなく鳥居だった。
「あ、これ、主様かも知れん」
確かここの主は大蛇だったと年寄りに聞いたことがある。
行き逢えば祟ることもあるという話だったので、慌てて踵を返すと別の道を辿って
家に帰ることにした。
翌日日が高くなってからもう一度そこに訪れ、例の鳥居を探ってみた。
鳥居の周りは何処にも穴など無く、とてもあの蛇が潜り込めるような隙間も無い。
「鳥居を抜けて通るってことは、神様の類なのかなぁ。
でもあまり厳かな感じは受けなかったなぁ。
何にせよ、祟られなくて良かったよ」
そう苦笑しながら、彼はこの話をしてくれた。
昔馴染みの話。
彼の母君は幼い頃、実家のある山奥で光る倒木を見たのだという。
何だろうと近よってみると、それは倒木ではなく大きな白い蛇だった。
大人がやっと跨げるほどの胴太で、全長はどれ位あるのか見当も付かない。
蛇体の端は、両方とも茂みの中へ消えている。
何故か怖いとは思えなかった。
しばらくズルズルと這う、白く明滅する蛇腹を眺めていたが、それ以上何の変化が
ある訳でもなく、そのうち飽きて帰宅したそうだ。
困ったのがその後で、母君は口がきけなくなっていたという。
何か話そうとすると急に喉に物がつかえたようになり、言葉が出なくなるのだ。
家族らが焦っていると、様子を見ていた祖母が言った。
「主様を見たんだね、しばらくは口が使えないよ。
我慢していい子にしていれば、また元に戻るから」
それから二週間ほどして、やっと普通に喋れるように回復したという。
「あの時は本当に焦ったわ。
でも神様クラスの存在と行き逢って、障りがそれだけで済んだっていうのは、
凄く有り難いことだったのかもね」
おっとりとした顔で、母君はそう仰った。
遅ればせながら、
>>1さんスレ立て乙でした。
今後ともよろしくお願いいたします。
それではまた、別の夜に。
1乙する前に、まず自分の投稿かよ。自己満足厨の雷鳥は死ね。
>>36 乙でした。
>>37 文句ばっかいって自分は何もしない、昔の社会党みたいなやつだな。
雷鳥氏乙
雷鳥さん乙です
>>33 幻見せてるか擬態してるんかねぇ?
擬態ならタコ烏賊みたいに表面をウネウネ変化なのか
スレチだが擬態してる烏賊ってカラフルで綺麗よね
そういえば子どもの頃はよく見ていた蛇を
最近は山の中行ってもめっきり見なくなった。
鎌首もたげて田んぼとか悠々と泳いでたのに。
ガキの頃、無慈悲に青大将を一匹殺してしまったんだが
長いこと後悔してる。なんか知らんがあの蛇は殺すんじゃなかった
44 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/16(土) 06:43:18.16 ID:ECqKuV9u0
忘れろ
うまいこと言ったつもりのドヤ顔がむかつく。
47 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/16(土) 08:56:13.03 ID:CGOnVtnsO
サンカの情報ください
>>47 まずは目の前の箱でググるか、関連書籍を買えや。
天体観測スレよりコピペ
>山奥のダムへ星を見に行ってきた。めっちゃホラーで怖かった。
>久々だったから、満月舐めてた。フルムーンごめんなさい。
>空が明るすぎてかろうじて大三角がぼんやり見える程度で、双眼鏡で空を覗いてもこりゃイカン。
>月を覗けば、眩しすぎて一分も見てられない。裸眼で空を仰げば、なんか青空に近いぐらいに明るいし。
>地面に目を落とせば、くっきりと影が落ちてるし。
>おまけにエンジン切ってた車のラジオからはいきなり野太いおっさんのうめき声が流れ出すし。
>ちびるかと思ったぜよ。
おっさんを搭載した人力エンジンだったんだな。
>>48 アホか?
そんな簡単に手に入る情報だけで満足できるなら2ちゃんねるそのものが不要になるだろう?
山怖スレの住人だけが知っている、とっておきのレア情報はないのかと聞いてるんだよ。
山やってる奴ならサンカの1人や2人くらい会ったことあるんじゃないの?
会ったことないの?
じゃあオマエラには何も期待しない。
52 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/16(土) 14:10:45.65 ID:ECqKuV9u0
ネット上に何でもあると思ってるお馬鹿ちゃんですねw
とっとと消えてください
自分の説明不足を棚に上げ逆ギレ
ググレカスと言わないだけ
>>48は優しいと思う
嘘かホントか確かめにくい2ちゃんに期待とか…
本気なら自分で山間集落を訪ねて回るほうが確実だろうに
>>51 2ちゃんをなんか特別な存在だと思ってたのか…
よし、じゃあ改めてw グ グ レ カ ス
つか
>>51よ、そもそもアンタ、山嵩と山人の区別ついた上で言ってる?
大学はもう夏休みに入ったところが多いのか?
58 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/16(土) 18:37:25.66 ID:vEXm7PRlO
殆ど休みに入ってんだろ
2ちゃんねるにカキコミしてないでホルモーでもしてくれよ
59 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/16(土) 23:58:55.57 ID:6Rfz5Ejm0
61 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/17(日) 00:15:29.56 ID:MUFknBoi0
51の人気に嫉妬したぜえw
>>59 ええと、ない。それはないよ。彼奴らは人の革を被った悪魔。
もうすぐお盆だね。
みんなはご先祖様お迎えに行くの?
お盆て8月15日頃じゃねーの?
帰って来ないだろ
あれはただの親戚が集って楽しく過ごす為の理由付けみたいなもんだし
第一仏教でも神道でも無いのにやるとか意味が分からん
だからといって粗末にするもんでもないから一応やるけどな
66 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/17(日) 09:06:17.53 ID:gXEkapsx0
盂蘭盆会って仏教じゃないの?
仏教だよ
地域によってお盆て違うらしい
新暦でやるところもあるし8月の頭ごろにやるところもある
うちの方は8月12日の夕方に墓参り行って16日の昼に「仏様が帰る」から
お盆の飾りとかを片付ける
あの時期は一年で一番暑くて、頭が朦朧としてぼ〜っとする
人間はそういう時、夢うつつな感じで幻覚や妄想を見やすい。
だから、お盆の時期は皆で休んでご先祖様を祭りましょうということじゃないかな。
もともとの仏教に先祖崇拝はないね。日本のお盆は儒教と仏教が結びついたもの
うちの町と隣町でお盆の日が違うから、町単位で違うのかと思ってた
お釈迦様は、僧侶は葬儀にかかわってはいけないって話をしてるんだが、
今の坊主共にはビジネスチャンスにしか見えてないんだろうな…
71 :
顔 ◆3EgJTOI8PA :2011/07/17(日) 22:50:30.22 ID:OUzRVx+M0
こっちだと8月13と14と15がお盆だ。
しかもただ墓参りするだけ。そんなに特別でもねぇなぁ。
でもやっぱお盆だから「海」と「法体の滝」で泳ぐなと言われるな・・・
まぁ 法体の滝 は常に泳ぐなと言われてるし、熊もおぼれ死んだところだから
泳ぎたくないが・・・
>>71 お盆に泳ぐなってのは、丁度水難事故の多い時期だからお盆を絡めて警鐘してるだけだけどね
京都は、10日にお寺に迎えにいくけど、おかえりは五山の送り火のシャトル舟でセルフ。公共交通機関利用、エコです。
ご無事にあちらにご帰還されますように。舟のウンチャンが安全運転でありますようにと。
他府県で嫌われ者の凶ナンバーやしね。帰路でなすびやキュウリの間に割り込みとかありそう…。
しかし昔は盆に泳ぐと帰ってきた亡者達に足を引っ張られるとか言われて親に怒られたし
実際に肌寒くなってクラゲが出たりして物理的に泳げなくなってたんだよな
今はどうなんだろ
>>74 今でもお盆の辺りでくらげ大量発生だよ
もちろん地域にもよるだろうけど
>>74 そ、クラゲに刺されるし事故の多い時期
危ないから亡者の名前を使って警告してきたわけだよ
>>75 やっぱお前、社会党大好きなんだなw
チョンって日本の昔話とか古来からの建築物とか
自分にない物に異様な敵意向けるけど
普通の人間はそういう物に敬意を払う物だって教え溶いてやるからよく覚えとけ。
オカ板なのに現実的な見方しかしてない人はつまらん(´・ω・`)
泳いでて引かれてしまう話は結構あるよね
>>79 なんでもオカルトにしちゃうのはもっとつまらん
引かれるって話はあるけど、お盆と関係無くスポット的な話じゃないか?
なんでもって訳じゃないし現実的な見方に納得できたり感心する事もあるから程よくで(´・ω・`)
海川のそういう話コピってこようと思ったがどこで見たっけな…
>>74 内陸だけど年寄りからお盆の間はプールや川もダメって言われてたな
プールぐらいいいじゃんと思ってたが
>>71 お前まだいたのか
その意味ないコテトリやめろって言ってるだろ気持ち悪い
海や川や水辺に、盆時期に集まるモノが生きてる人間を引っ張ると考えらているのは確か
漁業関係なら、盆に絶対に漁に出ないのは周知のことで
盆時期に、海のクラゲだけならこんなことにはならないし、
単なる事故死もあるだろうが川で溺死が増えるのも事実
>>83 馬鹿に構うな。雷鳥も顔も、嫌がる人間が居ても自分の欲を満たす事しか考えん奴らだ。
黙ってNG登録しとけ。
>>84 水難事故が増えるのは、やはり時期的なものだろうね
あと、漁に出ないって事が多いけど、供養の為に漁に出る地域もある模様
そもそも、お盆の定義や時期も地域や時代で違うしね
とにかく、心静かに先祖を敬う、いい風習だと思う
家族の団欒にもなるしね
お盆の時期は意外と水も冷たいから知らず知らずの内に体力も奪われるんだよ
で、足が重くなったのを引っ張られたと勘違いするんでしょう
後は水の流れも結構変わるからね
普段と同じ感覚で泳いで溺死、と
>>74 お盆の海にはモッコが出るよぉ〜 by諸星大二郎
89 :
顔 ◆3EgJTOI8PA :2011/07/18(月) 16:56:25.98 ID:x/d8gFXL0
お盆に泳ぐなの理由
・死者に足を引っ張られる
・神様系統に生け贄と勘違いされて食われる。主様・異鯉・ミズチ・大鯰など・・・
・科学的に、山の万年雪が一部溶けて、増水+低温化するから
・お盆の日は水・合わせ鏡はあの世の入り口につながるらしいから
と言うのを聞いたりしたが、お盆に限って死者でるな。去年はお盆じゃなかったが
俺の母校の生徒が海でおぼれ死んだし・・・
>>87 昔の人は、霊的なものには今よりも畏敬の念を持っていたり怖れていたりしていたからね。
「危ないから行くな!」よりは「霊に(ry!」の方が効果があったんだろうね。
>>89 お盆じゃないんかい
お盆は時期的に若者や子供の水難が増える
川の増水も起きやすいし
名前ないと、自分があげた話だって証明が出来ないし、
コテでまとめて読みたいって時とかに便利だろうし、
名前あった方がいいと思うんだけど、
名無しにこだわるって方がしつこいと思う。
人の話を自分の手柄にしたいだけじゃないんかと。
某画像掲示板でちょっと話が出てたんだけど、お盆かかわらず
『泳いではいけない浜』『引っぱられる浜』って言われている場所は、
呪いとかじゃなくて離岸流のせいだ、っていうの。
これじゃスレチなんで。
去年の夏に県境のキャンプ場で、溺れた子供を助けようとして
行方不明になった若い会社員がいたんだけど、今年の春も終わる頃
その方らしい死体がダム湖に浮いたと新聞に載ってた。
着用していた水着で、その人らしいと分ったそうなんだが…
命日が来る前にお家に帰れてよかったなあ、と思った。
そういや、お盆に川や池で泳いではいけない、って話は聞かないねぇ。
うちの地方だけかな?
どっか他の地域ではそういう話あるのかしら?
>>93 お盆は、海に限らず水に近づくな!と周りは言われてたけどな。
因みに、先祖代々東京の俺は言われた事はない。
これは、事のはじまりは、お盆は遊びに行かずにちゃんと先祖を家で供養しろよ!って事じゃない?
お盆中は帰ってきてるんだからね。
>>94 やっぱり水難事故防止の為だろうね
お盆は休みなうえに里帰り等の時期となる
ちょうど、川は水温が下がってきて増水する場合も増える時期
梅雨が開けて気候が安定し、水温も上がる7月に比べると、
気温は暑いけど海川が荒れやすい8月半ばは要注意なんだろうね
むしろ今の子供達には科学的に説明してあげたほうがすんなり受け入れるだろうね
理由が科学的だろうが、心霊だろうが、凸するオスガキは絶滅しないからねー
淘汰されてもされても、時と場所を越えて受け継がれる無謀好奇心
それはオスガキの本能だから仕方ないね・・・w
上手く生き残ればそれが何か新しい物見つけるかもしれないしねw
>>12 メータークラスの鯉の尻尾に水深15Mくらいでスレがかりして一時間くらい格闘したよ
当時ゴムボートでかなり引っ張られてビビった
>>92 コテトリ付けてる奴って、みんながみんな、まとめサイトに転載ありきとして投稿してんの?
なるほどな、自己顕示欲の塊らしい逸話だわ。
俺はFOMAだけど、NG登録出来るブラウザ使ってるし
コテトリは有り難いが
NG登録出来ないブラウザ使いの人や、そもそもブラウザを知らん人も多い。
そういう人達にとっては、コテトリはうざく感じる場合もあるだろう。
「顔」は新参だけど、「雷鳥」は過去に何度も揉めてる。
ここの住人が雷鳥専用スレを作って、隔離しようとした事もあったが
雷鳥信者が雷鳥を褒め讃えるから居座ったまま。
雷鳥は相当面の皮が厚い奴だ。
だからアンチに嫌われてるんだよ。
少し長くなるけど、分割して書いていいかい?
アンチに嫌われるww。
嫌ってるから、アンチなんだろ。
これは俺が2年前実際に体験したこと。
大学時代の友人A・Tと3人でG県の山間部に1泊2日でフロードバイクツーリングに
出かけたんだ。俺はまだ独身だが、他の2人は結婚して子供もいる。家庭もちで
バイクに乗り続けるというのは家族がよっぽどでないとかなかなか難しく、
今までに何度も誘っていたのだがなかなかスケジュールが合わず、気づいたらお互いもう
40に手が届こうという年齢に。
たまにメールをすれば「3人でまた走りたいな」なんてバイクの話題は出ていたが、
このままでは「またいつか…」みたいな社交辞令で終わりそうだったので、
今回は俺が強引に2人のスケジュールを合わせてやっと実現した旅だった。
102です
久しぶりに気心の知れた仲間とのツーリングという事もあって気分は最高だった。
最近3人目の娘が生まれたAはこの日のために新調したウェアで自慢げに自分の
よき父ぶりを話していたり、3人の中でも一番腕のいいエースライダーだったTは
手入れを欠かさない自慢の愛車に久しぶりに火を入れる事ができご満悦な表情。
俺はというと3人の中では一番バイク経験が浅く、いつも2人に強引に誘われて
走っている時も2人に付いて行くだけで必死という感じだったが、今では俺が一番
バイクに乗る時間が取れるというのは皮肉と言えば皮肉だった。
102です
お互い仕事を抱えた身だし、本格的に山へ入る事も久しぶりな事。
そのため最初は「久しぶりのバイクだから」とか、「最近腰が痛いから無理はできないよ」なんて
やけに年寄りじみた事を言い合っていた俺たちだったが、最後のコンビニを出発して
段々と山に分け入り未舗装道路を小一時間ほど走破した頃にはバイクの勘も少しずつ戻り、
3人でモトクロスレースに参戦していた時の興奮や思い出に包まれ知らず知らず
アクセルを開ける手にも力が入っていった。
102です
その時走っていたG県とN県の県境を走る林道は日頃の仕事や些細なストレスを完全に
忘れさせるだけの迫力と魅力があり、初秋の晴天にも恵まれた俺たちは、
時間を忘れて枝分かれする何本もの大小の林道を夢中で散策していた。
しかし楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、まもなく日没の気配。
20歳代の頻繁にツーリングに出かけていた頃だったら慌てないように
早めにテントの設営地点を探して日が傾いた時にはテントサイドで
酒を飲みながら夕食作りに取り掛かっている頃だが、今回はやっと互いの仕事や
家庭の事情を調整したツーリング…
そんな事情もあってか他の2人も時間が惜しく、なかなかスロットルを戻す気にはなれなかった。
102です
地図で確かめてはいないのでハッキリとした場所はわからないが、標高や周りの山並みから想像するに
わずかにN県に入ったあたりと思われる場所に差し掛かった時には、西の空は
残照を残すのみとなり辺りは暗くなり始めていた。
こうなると路肩の視界も急速に曖昧になる。折り合い悪く路面も
ガレ始めた(路面が土ではなく拳大の石で覆われた路面の事)ため、
ライディングテクニックが未熟な俺は軽い恐怖を感じていた。
しかし強引に2人を誘った立場もあり、さすがに俺から泣き言を言い出すのも
憚れたが実はこのとき他の2人も切り上げるタイミングを見計らっていたらしく、
程なく先頭を走っていたエースライダーのTがクラクションを3回鳴らして
停止の合図を出したときは正直ホッとしたのを覚えている。
102です
連投ですみませんでした。
もしよければもう少しカキコしようと思いますがどうでしょうか。
レスが無ければまた明日のこのくらいの時間にまた来ます。
お時間あるなら、ぜひ続きをお願いします
C
102です
レスありがとうございます。
もう少し書き込みします。
懐中電灯で地図を確認するとメインルートと山頂に向かって延びるピストン林道(道が途中で無くなっており入ったら戻らなければならない林道)
の入り口と思われる分岐場所だった。ここで場所が曖昧なのは辺りの地形が薄暗くてわかり辛くなっていたのと、
ピストン林道らしい細い筋があるのだが地図には載っておらず、似たような地形だと多分ここだろうという位にしか
判らなかったからだ。メインルートは谷間に向かう下り道でまだまだこの先ガレ場が続きそうな雰囲気、
一方のピストン林道はゆるやかに山頂に向かう登り路だが土と小石の締まった路面に変わっており
地図には載っていないが滝の様なサラサラという水音も幽かにしていた。
102です
下りのガレ場はフロントタイアを取られたら即転倒につながるため神経を使うし、路肩が曖昧になっている
ガードレール無しの下りをタラタラ走るよりは少し登っても締まった路面を安全に走り、
開けた場所があればすぐテントを設営する方が安全だろうというのが3人の共通意見だった。
またよく見るとこの分岐点には小さな石柱が建っており地図には載っていないが昔は人の往来があった路かもしれない、
たまに山中にある夏の降雨がある時だけできる小さな沢があるかもしれない。そうこう考えている間にも辺りはどんどん
夕闇に包まれておりもはや地図は役には立たない。
薄暗くなった山の中でバイクのヘッドライトだけを頼りに俺たちは登りのピストン林道に入っていった。
102です
この時俺は少し違和感みたいなものを感じていた。視界がやたら霞む感じがするからだ。
古いゴーグルを使っていると表面に細かい傷が付いて、ナイトランの時によく霞む事はあるが、
今感じているのはそれとは少し異質な感じがしていた。
妙に周りの景色が判りづらい感じと言ったらいいのだろうか。
暗くなっていたので当たり前だと思われるかもしれないが本当に真っ暗だとヘッドライトに映し出される景色は
スポットライトの様に陰影が強調されてむしろクッキリと見える事が多いのだがここは違った。
また止まって確認していないのでなんとも言えないが辺りに生えている木々の植性も
微妙に違っている様だった。
102です
今まであったのは常緑の針葉樹だったのに比べてこの林道に入った途端に落葉種
の広葉樹に変化していたからだ。路面に落ちている落葉も先ほどのメインルートと比較すると
広葉になっており、少しきついコーナーになると葉っぱに乗るのかリアタイアが滑る様な挙動
を感じる。後で話し合ったところ、不思議な事に3人が3人ともこの林道に入った時に少し
違和感を感じていたらしい。少なからず感じる違和感の中を慎重に走っていたこの時に、
俺たち3人にアクシデントが2つ発生した。
102です
先頭を走っていたTが何でもない右コーナーの入り口で転倒をしたのだ。
3人の中で一番ライディングテクニックに秀でているTが転倒するのは非常に珍しい事だった。
常に先頭を走るTはレースではなく後ろに仲間がいるツーリングの時は絶対に無理はしない、
後続を巻き込む様な転倒を先頭のライダーは起こしてはいけないと常々言っていたそのTが
平凡なコーナーに差し掛かった途端に転倒したのだ。
これは珍しいアクシデントだが、ここで後続していたAにもアクシデントが発生した。
ヘッドライトが突然消えたのだ。舗装路を走るマシンにはあまり起こらないが未舗装
のダートを走るオフロードマシンは振動が激しいため、時々ヘッドライトの線が切れたり
ソケットの接触不良が起きてライトが消える事がある。
転倒とヘッドライト消滅・この2つがほぼ同時に発生したのだ。
102です
先頭を走っていたTは「何が起きたのか全く判らなかった、絶対に枯葉に乗ってコケたんじゃない。
まるでオイル面に乗った様にというか…とにかく何の衝撃もなくやられた、
気が付いた時は転倒アングルでもう立て直す事は諦めたよ。
綺麗にこける事ができただけでもラッキーだ。旅先で怪我しちゃったら面倒だからな。
それにしても…」と納得できかねる表情で転倒したバイクを起こした。
ヘッドライトと左右のバックミラーが割れており、バックミラーステーが
あらぬ方向を向いている他はバイクにもライダーにも大きなダメージが無かったのは
Tの言うように不幸中の幸いではあった。
102です
リアタイアが滑る事はオフロードを走っている時はよくあるのだが、
ライダーに怪我は無いのにヘッドライトと両側のバックミラーまで割れるというのは
レアな現象だと言えた。それにヘッドライトが割れたのは以降の夜間自走をかなり
制限される事を意味していた。
102です
そして後続のAはというとヘッドライトが消えて突然前が真っ暗になった事から
最初は自分が転倒したのかと思ったらしい。
ハンドルに衝撃を感じてTが消えたのがほぼ同時だったからだ。
何とかパニックブレーキでフロントタイアがロックする寸前で停車に成功したので
もらいゴケをせずに済んだと笑って話していたが、消えたヘッドライトを懐中電灯で
確認したAの表情はにわかに硬くなった。
Tが巻き上げた飛び石でヘッドライトが割れたと思っていたAだったが、ヘッドライトの
カバー自体には異常がないのに中の電球だけが粉々に砕けていたからだ。
走行中の振動でソケットが緩み、電球が中で踊ったために割れたのだろうとAは結論づけたが、
これまた不可解なアクシデントに首を捻っていた。
102です
3台中2台のバイクのヘッドライトが切れた状態でこのまま走るのはさらに
危険が増すため俺たちはここら辺でテントを設営できる場所を探して
そこに泊まろうという事になった。
この場合で一番戦闘能力が高いのはTだがヘッドライトが壊れていて自走できないし、
俺のバイクを貸しても良かったが転倒したばかりで無理はさせられない。
同様にAのバイクもヘッドライトが点かないため自走はできない。
よって斥候は必然的に一番未熟な俺が行く事になった。
腕に自信がないためもうすっかり暗くなった夕闇の単独林道走行に不安を
感じずにはいられない。それにこの林道はただでさえ違和感を感じているのも
その不安に拍車をかけていた。
102です。
突然植性の違うエリアというだけでなく、何とも表現できない違和感。
沢の音は林道の入り口と比べるとやや大きくなった印象を受けるが
まだ滝は姿を見せない。
相変わらず辺りは妙に霞むような雰囲気…そんな中俺は一人テントを設営できる
スペースを求めて荷物を二人に預けてバイクで走り出した。
この後俺はこの二人とはまた違う現象に見舞われる事となる。
連投ですみません。
もう少し続けてもよいですか。
最後までお願いします
あまりにも長すぎて読む気失せたw
面白い。支援。
102です
都合の良い場所に出る事ができたら良いのだが、あまり遠くなる様なら諦めて
戻り、転倒現場で気分が悪いがテントを張ろうと思って出発したが、コーナーを
3つ4つ曲がったところで突然周囲の山肌が迫ってきたかと思うと林道はそこで
途絶えており、木々が開けた広場の様な場所に出る事ができた。
当初の予想通り林道は突き当たりで袋小路になっているが、そのドンつきが
5メートル程の落差がある小さな滝になっており、小さな滝つぼといったら大げさだが
水溜りのようになっている所がある。
その滝つぼの脇に過去は鮮やかな朱色で彩られていたのであろう小さな祠のような
木製の建立物があり、滝つぼを放射状に囲む様に周囲が約15メートルほどの広場が
広がっていた。
102です
水辺だというのに周囲の広場は固く締まった土と草で覆われている事もあり、
そこはまるで昔話に出てくる様な奇跡のような場所だった。
流れ出た水は小さな短い沢を作り、林道の脇に流れ落ちているがその先の水面
は見えない。
ひょっとすると岩の間に流れ込み伏水流となってメインの林道の辺りまで
流れているのではと想像もできた。
こんなにすばらしい場所が開けているのになぜ地図に載っていなかったのだろうと
疑問に思ったりもしたが、おそらくは地図の読み間違いだろうとそのときは納得した。
102です
ヘルメット越しに名前もわからない秋の虫たちが短い生を盛大に謳歌している。
格好のテント設営地が見つかった事で俺は気分がよくなり、さらに
木々の植性の違いもこの水流が関係しているのではないかと思えてきた事もあって、
先ほどから感じる違和感や不安もやや和らいでいだ。
これは早速戻って二人に教えてやらねばと思い、広場の出口である今来た林道の
方向に車体を方向転換してアクセルを開けようとした。
ヘッドライトが映し出した周囲から切り取られた景色の中、来たときには
気づかなかったが鮮やかな朱色に塗り上げられた鳥居が居立しているのに
初めて気がついた。
あれっ、あんなものがあったっけな?と思ったその時だった。
102です
規則的にアイドリングしていたバイクのエンジンが突然不規則になったかと思った
次の瞬間に止まってしまったのだ。
一瞬何が起きたのかが判らず思考停止状態になってしまった。
そして猛烈な不安感に襲われた。
周囲は月明かりもなく真っ暗。
聞こえるのは滝を流れ落ちる水の音と虫の声そしてヘルメットの中で妙に大きく
聞こえる自分の呼吸音だけ。
エンストしただけならばヘッドライトは点燈したままになるはずなのだが、
この時は違った。ヘッドライトはおろか計器類のバックライトもことごとく
消えてしまっていた。
102です
周りが真っ暗になった怖さと自分の呼吸音の大きさでパニックになりそうだったが
現実的な思考にフォーカスをあてて必死に原因を考える事で何とかパニックを
回避する事に集中した。
全てブラックアウトしたことから最初はイグニッションキーを間違えてOFFに
回してしまったのかと思ったがキーはONになったまま動いていない。
次に考えられる事はガス欠だが、たとえ未舗装の林道はアスファルトと比べて
燃費は落ちるとはいえ走行距離からガス欠は少々考えづらい。
車体サイドにあるガソリンコックがブーツに当たって閉じられる事も考えられたが
コックは通常の位置でOFFにはなっていない。
突然エンジンが停止してヘッドライトを含む計器類のバックライトまでもが
消えた事からしてあと考えられることはヒューズなどの電装トラブルだが、
沢渡りや雨などで車体が濡れた訳でもない事から電装トラブルも可能性は低い。
102です
全ての可能性を頭の中でシュミレートしてみた結果は原因不明…
ここでまた先ほどからの違和感が再び襲い掛かってきた。
ここは何かがおかしい!
この時視界を制限して呼吸音を強調させるヘルメットがとてもわずらわしく
感じた俺はヘルメットを脱ぎ、バイクから降りて打開策を考えようとした。
バイク用グローブを外すのももどかしくあご紐を外し、やっとの事で
ヘルメットを脱ぎ、バックミラーにヘルメットを掛けようとしたとき、
先ほどまでヘルメットをかぶっていた時でさえ聞こえていた滝の音がすっと
遠ざかり、それに呼応するかの様に秋の虫の声も急速に途絶えていった。
何か濃密な空間が突然バイクの周りに発生したような…それとも逆に俺が
入り込んでしまったかの様な感覚。聞こえるのは自分の呼吸音のみになった…
夕闇の中、突然訪れた息苦しいほどの静寂。
この時間は一瞬だったのかもう少し時間が経ったかは判らない。
とにかく心が押しつぶされそうになったその時、
それが起きた…
102です
ギシッ…
突然背中の産毛が総毛立ち、バイクのリアサスペンションが大きく沈んだ。
まるで誰かが後ろに跨ったか乗ったかの様にバイクがリア側に傾いだのだ。
人智を超えた何かが俺の背後で起きていると本能が直感した。ハンドルで
車体を支えないと横に倒れてしまいそうになる。
しかし、もう恐怖で動けなかった。
背中の鳥肌が全身に回る。何かの呪縛にあったかの様にヘルメットを
掛けようとした姿勢から体を動かす事ができない。いや、振り向いた途端に
何かの均衡が壊れてしまいそうな恐怖に身がすくんでしまっていたのかもしれない。
ただできる事といえば必死に両脚で車体を支えるのみ。
102です
背中は相変わらず総毛立ち、悪寒すら覚えるのに額からは脂汗が滝のように
落ちてくる。
車体は依然としてリアに重量物を積んだように傾いでいる。
その時本能的に、いや意図的に視線を外していたが…
耐えられなくなり、俺はヘルメットを掛けようとしていた
右のバックミラーの中を…後ろを見てしまった…
口腔内で短く発せられた悲鳴。
意思とは裏腹に凝視してしまう。
黒く切り取られた空間。
鏡に映った左右逆の世界。
そこに映し出されていたのは
無数の鬼火だった。
幽玄に漂う大小無数の鬼火がバックミラーに映る視界一杯に浮かんでいた。
普通なら真っ暗闇で見えるはずはない、しかし鏡に映し出された空間には
滝つぼを中心としてその側にある祠が先ほどとは違い鮮やかな朱色で
はっきり映し出されていた。
そこは暗闇のなかを鬼火が照らし出した先ほど見た広場だった。
まさに息を呑む情景に心を奪われた俺は完全に自失していた。
そして息苦しいほどの静寂に支配されていたこの空間に…
さっきまで途絶えていた虫の声に代わりにいつの間にか聞こえてきたのは
静かな鈴の音色だった。
遠くから近くから距離感が曖昧になっているが確かに鈴の音が聞こえる。
それにかぶさる様に性別は判らないが低く一定の音程で祝詞のような声も聞こえている。
言葉の意味はわからないが不思議と聞いている者の魂をひきつける様な
一種の波動のような物を感じる声だった。それが空間から耳へ、大地から両脚へ
直接伝わってくるような感覚だった。厳かな、そして秘めやかな祝詞に耳を傾けていると
段々と言葉の意味が直接頭の中に響いてきた。
断片的だが俺が聞き取れた内容はこうだった。
「彼(か)の地を乱すな…彼の地を清めよ…彼の地を鎮めよ…」
後は鈴の音が響いてよく聞き取れなかったが祝詞の内容から
この地に祭られている何かを鎮めるための鎮魂の唱の様に感じた。
それは決して不快な音色ではなく、深く体に心に染む込む様な
音色だったとうっすらとではあるがではあるが記憶している。
131までは面白かった。
何だよ、結局創作厨か。
多分5行程度のまとめられる内容だろうな。読んでないけど。
創作長編は別スレでやってくんねーかな。
102です。
連投での板汚し
すみませんでした。
>>141 続きがあるなら完投したほうがいい。
少なくとも板汚しとは思ってないから。
143 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/20(水) 00:14:49.48 ID:LjtmUQvY0
臨場感があっていい。最後まで読みたい。
オチまで書いてくれよ まっとるよー
146 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/20(水) 00:36:46.61 ID:LjtmUQvY0
山って言えば…本で読んだ話で申し訳無いけど、青梅の向こう山梨県の方に向かった山の奥に飛行機…正しくは『戦闘機』らしいんだけど半分瓦礫に埋まった状態で残っていたんだって。
急斜面でガレ地だから近くに寄れないけど、日の丸が見えたって、だから戦時下の戦闘機だろうと推測。
その話を聞き付けた新聞記者がどうしてもどうしてもとネダって場所を明かさない条件で記者を案内して山奥へ分け行ったら…飛行機はなくなっていた。
『…!!無いっ!アイツが無い!』
恐らくは完全に土砂やガレに埋まってしまったのだろう。
今から10年位前、ある山小屋の主人の話でした。
>>141 ここは実話じゃなくてもオケよ
最後までたのむ
いや面白いじゃん。
最後まで聞かせてよ。
で、どうなった? そこに泊まったのか?
151 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/20(水) 08:29:33.71 ID:qB87uzzNO
続きまだ?
ここまで投下しておいて止めるのは生殺しもいいところ
期待してる人もいるわけだし最後まで投下してください
あと煽りは山へカエレ(・∀・)
お願いだから帰ってきて欲しい
リアルタイムで見てたら、叩きは速攻追い払ったのにー
鳥使おうぜ
オカルトスレの煽りは、闇のものは闇のままにしておきたい力が邪魔をしているのだと考えると
ちょっと楽しい
ガキの頃の話になるが。
父親が渓流釣り好きで俺もよく連れて行かれ、釣り場に着くと父親は余り遠くに行くなよ言うと俺を放置。
そのおかげか何時しか自分の庭感覚で山の中を歩ける様になった。
そんで夏の暑い日に子供用竿を片手に川岸を歩いていたら同年代の女の子に会った。
その女の子も一人で、この子も親に放置されたな思って声かけると、近くに住んでて川を見に来たそうだ。
何時しか仲良くなって俺の持っていたコアラマーチやラムネを飲み食いしながら話してたら。
女の子が帰らなければと言い出したので、また会おう行って別れた。
俺も親父の所に帰り女の子の話しするが、デカ岩魚を逃がした親父は俺の話しなんか聞いちゃいない。
それから釣りに行く度に女の子に会って遊んだんだが、ある日の夕暮れ。
俺そろそろ帰るわ言ったら女の子が、このままここにずっと居ない?って言い出した。
寂しそうにしてる女の子には悪かったけど、当時小学生の俺に女心なんかわかる訳も無く。
ごめん、ここじゃTVの電波悪くてZガンダム見れないでしょ、遊びに来るのはいいけで住むのはちょっと、って言ったら。
続く。
女の子は、そう、ってだけ言うと自分の家がある方向に歩いて行った。
流石に悪い事言ったかな思った俺は、今度来る時は女の子用のお菓子とか買って来るね、って言ったんだが返事は無かった。
そんで後日また親父と釣りに行く事になり、前日に母親とスーパーで明日のお菓子を買いに言ったら。
あんたなんでそんなの買うの?何時ものと違うんじゃない?なんて言われる。
まぁ、何時もベビスタやビックリマンやらそれ系しか買わない俺が女の子用の玩具入ったお菓子買うの不思議に思ったんだろな。
それで、釣り場で会ってる女の子にあげるんだ言うと、泣かすなよなんて母親にからかわれる。
んで帰宅して母親から話しを聞いたらしい婆ちゃんが、これも持って行けなんて柑橘類を干して砂糖まぶしたのを渡して来る。
年寄り臭いから嫌だ言う俺だが、婆ちゃんは途中で捨てるなよ言いながら無理矢理手渡す。
それからどこの女の子だ?なんて年寄り特有の勘繰りが始まり。
面倒だが言わないと拗ねるので女の子の事を俺が話していると、いつしか婆ちゃんが黙り込んでいる。
続く。
>>135から、急にラノベっぽい文体になったのが残念
それ間違いねぇか?なんて婆ちゃんに聞かれた俺が頷くと。
あの近辺には今は人住んでねぇはずだぞ、わだしらわらしの頃あたりに人引っ越したはずだ、なんて言い出した。
でも間違い無く女の子に会った俺が言うと。
婆ちゃんが悪いのじゃねぇな、んでもついで行くなよと念を押される。
それで翌日何時もの場所に着くと俺は親父と別行動し。
何時も河原に行ったんだが女の子は何時まで待っても現れない、その場で釣りしながらお昼近くまで待っても全然現れない。
どうかしたんだろうか思った俺は女の子が家に帰る道の方に行ってみた。
前にこの様に行くと家があるって女の子から聞いていたので、目印になる馬頭観音って掘られた石まで迷わずに行けた。
そしてスノボーのパイプみたいに凹みになっている道を出ると視界が開けたのはいいが、そこらにあるのを見て俺は言葉を失った。
続く
>>102 創作がイカンわけではないんだけど、いかにもな話でもおいしく頂いちゃうんだぜなんだけど、
>>135からの文体はちょっと萎w 気取らない方が面白いし雰囲気あるよ。
でもオチ知りたいからよろしこ。
あと、いちいち102ですって書かなくても、名前欄に 102 って入れればいいよ。
そういうのまでコテとか言って叩かないから。
時代劇とか日本昔話にでも出て来る様な古い家、それも皆かなり朽ちている。
一目見ただけで人が住んでる訳無いと思いつつも俺は足を進めたが、どの家にも誰も居ない。
結局女の子を探すの諦めた俺は帰宅してから婆ちゃんに今日の事を話すと。
狐につままれたんだ、ただそれだけ言われた。
それから翌年またあの場所に行ってみようとしたんだが、何故か目印の石さえ見当たら無い。
探し回った疲労から河原で休憩していると人の気配がしたのでそちらを向くと、あの女の子が居た。
その顔はとても寂しそうに、このままだて連れて行ってしまうからもう来ては駄目、とだけ言うと目の前から消えてしまった。
続く
その時は恐怖とかより、俺が来ると女の子が嫌がる、そっちの方のショックが大きく。
その日は釣りをする気にもなれず親父の車で寝ていた。
それから数年経過してから女の子は俺を気遣ってくれたんだなって気づいたよ。
それから20年近く経過するが今でもあの時の事は覚えている。
終わり。
↓創作(ry
>>156 今からでも遅くないよ。
女の子が好きそうなお菓子持って、もっぺん行ってきなよ。
奥まで行かなくてもいいさね。
いつも遊んでたあたりにお菓子置いといてあげればいい。
できれば声かけてあげてさ。
>>162 来てくれたらうれしいけど、私だったら連れて行ってしまうかもしれない
だって、がまんしてるのにまた来るんだもん、それはつまり、それだけ好きだってことだよね?もうがまんしなくてもいいんだよね?って思われてもしようがないんじゃない?
なんてね、冗談です(笑)
むしろ、山から少女を連れ帰って近所の人に通報されてる方が怖す
ほんわかいい話じゃった
ちなみに婆ちゃんはボケずに今も健在、しかし時折台所に立ち鍋を焦がすのだけはマジで怖いから止めて欲しい。
ばあちゃんも孫の気持ちも含めた全貌がここに来てようやくわかったんだよ、言わせんな恥ずかしい(笑)
>>164 20年近く前の話だぞ?
30オトコが幼女を見つけるためにお菓子を見せびらかして声をかけるのか?
どう見ても危険人物にしか見えないw
>>162 いい話だったけど、君の文章で気になる事が一つある。
「何々と言った」の「と」を、頑なに使用しないのは何故だ。
「何々言った」って、若者言葉なのか?
「と」が入らないだけで、凄く馬鹿っぽい響きになってて残念だよ。
>>174 金払って書いてもらってる訳でもねーのに、
何様のつもりだよ。
上からえらそうに。
えーーーーーアンタここにも湧いてたのー?
もう勘弁してよ
そんなレスは誰も幸せになんないからさー 黙っててよ
177 :
176:2011/07/20(水) 23:57:07.31 ID:GK9enjq6P
そうやってピリピリと反応する連中も荒らしに見えるんだが
スルーってもんを知らんのか、耐性なさ杉
まぁまぁ夏休みだし毎年こんなもんでしょ
え、もう夏休みなの?
>>174へのレスてフォローじゃね?
でないと書き手さんが気にするっしょ
183 :
102:2011/07/21(木) 04:48:53.02 ID:K+F3ZuES0
102です。
みなさんこんばんは。
先日は中途半端に書き込んでしまってすみませんでした。
あれからレスを読んでみたのですが、途中で
止めるのはもっといけない事だという意見もみられたので
お叱り覚悟で続きをカキコしたいと思います。
この時間からだったら人も少ないと思うので、
連投しますがお許しを。
184 :
102:2011/07/21(木) 04:50:52.01 ID:K+F3ZuES0
この間どれだけの時間が経過したのかは判らない、しかし不思議に響く鈴の音色は
恐怖の呪縛から俺を少しだけ開放した。
固まった視界が少しだけ動かせる様になった俺はじっとしているのが耐えられなくなり、
凝視していた右のバックミラーから左のバックミラーにゆっくりと視線だけを移した。
この時二度目の衝撃が俺を襲う事になる。
ギシッ
185 :
102:2011/07/21(木) 04:53:22.33 ID:K+F3ZuES0
さっきまで掛かっていた重量物がまるですっと退いた様にリアのサスペンションが
元の位置まで戻り、傾いでいたバイクの前後サスペンションが普段のクリアランスに
戻った。
しかし背中の粟立つ感覚はまだ静まらない、意識的に動かせられるのは左右に
ほんの少し視線を振る程度。
全身は瘧のように細かく震えるだけで依然として見えない背後から放たれる気のようなものが
それ以上の俺の行動を許さなかった。
バイクを放り出して逃げ出したい衝動と、振り返ってその「何か」の正体を見てみたい好奇心という
相反する二つの思いに苛まれて俺は激しい眩暈を感じ始めていた。
186 :
102:2011/07/21(木) 04:56:09.11 ID:K+F3ZuES0
意思に反して体が左右にふらつく。
このままではバイクもろとも倒れてしまうのではないかと思った俺は
一度強くまぶたを閉じて眩暈が治まるのを待った。
と、その瞬間、背中の粟立つ感覚が少し薄らぎ、それと同時に両腕の感覚が
じわりと戻ってきた!
たまらず俺は持っていたヘルメットをそのまま地面に落とし、反射的に両手で
ハンドルを強く握った。
タイミングは微妙なところだったが大きく左に傾き出していた車体は寸でのところで
バランスを取り戻し、俺は辛くも転倒を免れる事ができた。
この時大きく左にハンドルが振られたため、左のバックミラーは後ろの背景から
大きく逸れて俺の腹の辺りを映しており、右のミラーに至っては真横を
向いてしまい、鏡面すら見えなくなってしまっていた。
全く後ろ側が見えなくなった格好になる。
187 :
102:2011/07/21(木) 04:59:36.50 ID:K+F3ZuES0
ふら付く両脚で何とか踏ん張り、俺はハンドルをまっすぐになるように戻すと、
ハンドルから手を離して急いで右バックミラーの位置を調整した。
未だふらつく両脚のまま上半身を捻って直接後ろ側を見るよりは、
バックミラーを後方に向けた方が安全にすばやく後ろ側を見ることができると
判断したからだ。
ちょうど俺の真後ろ、滝つぼ辺りにミラーを調節したとき、幽かに揺らめく
鬼火の、ほの暗い光の中に幽かではあるがそれが一瞬見えた…
先ほどまで俺の背後を支配していた「何か」の姿、
周囲の鬼火にゆらめくように淡く映し出されたその姿…
以外な物が映し出されたバックミラーを凝視し、俺は呼吸も忘れて呆然としてしまった。
188 :
102:2011/07/21(木) 05:02:40.05 ID:K+F3ZuES0
最初に映し出されていたものは神楽師のような衣装の袴のようなものだった。
しかし足袋のあたりはゆらゆらと揺らぐ鬼火の加減でうまく見る事ができない。
少し上に鏡面を向けようとしたがバックミラーは細かい角度調整が難しく、
裃のような衣装が見えたかと思った瞬間カクっと上方向に動きすぎて夜空を映し出してしまった。
微調整できないもどかしさを感じながら焦る気持ちを抑えつつ、もう少し下へ
鏡面を動かした時、ようやく俺はそれをうまく鏡の中に捉える事ができた。
189 :
102:2011/07/21(木) 05:04:23.73 ID:K+F3ZuES0
少しうつむいた様に視線を地面に向けた、暗い洞の様な、どこまでも暗く
生気を感じさせない両の眼。
眉は細く、表情の一切を封じ込めたかの様な白い頬。
額には深い皺が刻み込まれており、眼とは裏腹に唯一表情の様なものを表している
僅かに吊り上った口元が、言いようの無い違和感を覚えさせる。
俺が今見たこの特徴のすべてを持つもの。それを俺はひとつしか知らなかった…
長い
191 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 05:11:07.29 ID:xX2AWAEK0
みんなスゲー。
ワシの実体験だとやたら詳しく書けないよ。
めっちゃ単純にしかレスできませんワイ。
192 :
102:2011/07/21(木) 05:13:23.44 ID:K+F3ZuES0
それはまさしく翁の能面。
翁面を着けた小柄な老人のように見えた。
視線が捕らえたものを頭が認識し、それを理解するのにこれだけ労力を
使わなければならないのは不思議であった。
なぜここにこんな老人が…
その時、ため息とも嘆息ともつかない息が俺の口から吐き出された。
その刹那、それまでやや地面の方向の、おそらく俺が落としたヘルメットの辺りを
凝視していたであろうその翁の面をつけたものが、何の前触れも無く
鏡の中の俺に向き直った。
それと眼が合ったような気がした。
深く暗いその眼窩から放たれる圧力は暗く虚ろだからこそ
ひたすら圧倒的で凄まじかった。
この次の瞬間、この日一番の大きな衝撃が俺の体を文字通り貫いていた。
193 :
102:2011/07/21(木) 05:17:09.18 ID:K+F3ZuES0
バシッ
大きな音を立てて割れたのは俺の頭でもなく眼球でもなく、
翁面を映し出していた鏡・右バックミラーだった。
バイクのバックミラーは安全上ガラスではなくプラスティックでできており、
相当派手に転倒でもしない限り割れることはまずない。
そのプラスティックのミラーが下半分を残して大きく抉られたかの様にして
割れてしまっていた。
そしてこの衝撃に俺は明確な意思を感じる事ができた。
194 :
102:2011/07/21(木) 05:26:01.35 ID:K+F3ZuES0
それは怒り…
圧倒的な圧力には憤怒の波動が込められていた。
それがバックミラーに触れる事もなく上半分を抉るように破壊したと知れた。
ひょっとして先ほど林道でTが感じた不可解な転倒の原因も?…
Aがヘッドライトに受けた衝撃も?…
もう指一本動かす事もできなかった。
その時の俺の心の中は人智を超えたものに対する畏怖の念で塗り固められており、
この後俺はどうすればいいのかさえ判らなくなってしまっていた。
195 :
102:2011/07/21(木) 05:34:53.93 ID:K+F3ZuES0
こんな時間にも関わらずレスくれた
190さん
ありがとうございました。
小一時間も連投させてもらえましたが
さすがに疲れました。
一度落ちます。
皆さんの反応を見て、また書き込ませて
いただける雰囲気でしたらまたお邪魔したいと思います。
>>13が見られなく、とても気になる!
5月の連休になると、ここらは県外の釣り人が押し寄せ釣り場に不自由する。
そこで俺は新たな穴場を探し、朝から様々な沢を歩きまわっていた。
その日は「小さな沢でも、登っていけば可能性はある!」と、
護岸整備されてしまった沢を登って行った。
10分ほど歩いただろうか?護岸整備は終わり可能性が見えた。
沢の幅は15mほどで大きな石がゴロゴロしている。
川幅は2m程だが魚は居ないであろうほど浅く、左右は高い木に囲まれており、
何ともイイ気分になる景色に期待が高まる。
沢のはるか先は右に曲がっている。そこから先の川幅が気になる。
「川幅狭いのに、なんでこんなに開けていて、左右の林は急に大木なんだ?」
あまり山に詳しい訳でもない俺は景色に不思議な感覚を覚えたが、釣り場を
探す釣り人の心は10代の性欲の様に強い。
見えていた右曲がりに差し掛かり、その先が見えた。
巻き機山かな?そっちに向かって続く沢は、まだまだ浅瀬が続き落胆した。
しかし、ここまで来た道のりを思うと引き返せない。
「熊出たらどうしよう」
「帰りもこの道のりを魚を腐らせずに持って帰れるのか?」
「このまま小川で終わったら台無しだな。」
と、色々なことで心細くなりつつも歩く。
沢は多少くねりながらも、ほぼ直線。左右の林は均一の高さのまま続く。
視線は先にあって欲しい深場を探す・・・はるか先の左の林に何かある。
「岩?」
10m近くあるであろう杉林の際に、林と同じくらい巨大な岩がある様だ。
「ほかに岩も無いところに、なんであんな巨大な岩があるんだろ?
もしかしたら、伝説とかあるんかな?」不思議なもの好きの心が躍る。
「だいぶ歩いたし、あの岩のところで休憩して帰るか」
急に心が折れ、釣りではなく岩を目標に変えた。
岩まであと50m・・・キツネの死骸発見。
キツネを至近距離で初めて見た。キタキツネとは違って汚かった。
「エキノコックス!」と避けて歩く。
林の密度は濃く、まだ岩の全体は見えないが、確認できる限り削った様に丸い。
「何だ何だ!?早く全体が見たい!」足場の悪い沢を、残り僅かと走った。
また何かの動物の死骸がある。
「川原だから動物集まるんかな?」
また動物の骨・・・
そしてまた動物の骨・・・かなりの骨の量だ。
骨は岩に向かって(岩からか?)続く。
岩の全体が見えてきた。本当に丸い。まん丸だった。
「これは凄い場所を見つけた!今までこんな不思議な場所見たことない!」
そう感動したのは一瞬だった。
それまでは、あまりの巨大さに惹かれ、岩の上と自分の足元だけしか見ていなかったが、
岩の付け根に1mくらいの穴がある。
骨はその穴に続いていた。そして、穴の口には沢山の骨とカモシカの子供の
死骸と半分骨になったキツネの頭、ウサギの耳があった。
「これ、絶対に普通じゃない。大変な所に来てしまった・・・」
動けなかった。
「どうする??ナタしか持ってねーよ、戦えるのか?」
穴を目の前に未だ動けないでいた。
目の前にある光景に自分の未来が半分見えた。
「この中にこれ食ったヤツ居るんかな・・・逃げてぇ。けどダッシュしたら
追いかけてくるよな。」
落ち着いて行動しなければと思うものの、恐怖が勝る。
腰のナタに手を掛け、そーっと後ろ歩きで下がった。
「どんなんがこれ食ったん!?てか、なして食わない獲物も捕獲してんの!?」
もう恐怖に限界になった俺は一気にダッシュした。今までで一番本気で走った。
「どうしよう!どうしよう!俺、食い殺されるん??」
無事に戻ってこれたから、こうして書き込んでいるんだが、野生の動物で巣穴の
回りに獲物の残骸や、食わない獲物を持ってくるヤツなんているのか?
あと、この岩知ってる人いたりする?
以上 オカルトでなくてごめん。
>>206 いや十分オカルトだと思うよ。
穴の主の正体が知りたいけど、それが分った時点で206は食われてただろうね。
巨大カモノハシだな
当時、魚沼で暮らしていて、地元の山に詳しい老人に聞いたら、
岩の存在も知らないし、そんな習性の動物も知らなかった。
別の先輩(老人)に聞いたら「山は不思議なこともあるからな」と言われた。
その先輩は毎年、GW頃に数週間山に篭もり、ワラビを取っているんだが、
自分以外に誰も居ないであろう山奥に一晩中人の話し声みたいなのが聞こえたり、
動物の死骸が固まってある場所に遭遇したりすると言っていた。
山って不思議だね。
102、シミュレートなw
>>78 少なくとも中国人は、日本の古い物にも一定の敬意を払うよな。
212 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 12:10:54.48 ID:aSaCVaFj0
友人たちと、京都の山の方にある神社に行った。
わりと有名なところだから、ほかにも観光客はいっぱいいて明るい雰囲気の中、変わった女の子がいたんだ。
目が合ってからなんか付いてくるんだけど、話しかけられても声が遠くてよく聞こえないし、何より、ぴょーんと一回ジャンプするとめちゃくちゃな跳躍で、
さらに同行した友人たちはその女の子のことを見もしなかったから、ああ人間じゃないのかって思って。
霊感とか無いはずなんだけど、不思議とその、明らかに人間じゃない女の子のことは怖くなかったんだよね。
神社まで、川がすぐそばを流れてる山道を歩くんだけど、天気も良かったしすごく景色が良いというか、雰囲気が良い感じで、
いいとろこだねーって友人と話してたら、そうだろうそうだろうって、女の子は嬉しそうにぴょーんと跳ねてた。
神社自体は、その昔は丑の刻まいりに来た人もいたとかで、かけられた絵馬も誰それが別れますようにとかそういうどろどろした内容ばっかりで、
ちょっと怖い場所だなんて聞いてたわりに、清清しくてきれいだった。
213 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 12:11:27.45 ID:aSaCVaFj0
神社におまいりした後、すぐそばの川で、大学生くらいの集団が足を水につけてばちゃばちゃ遊んでたわけ。
暑い日だったし、川もそのあたりはせいぜい足首くらいしかない浅い部分で、楽しそうだから友人たちと便乗したんだけど、
靴も靴下も脱いで足をつけたら、あんなに暑かったのに、川の水はめちゃくちゃ冷たくて、痛いくらいだった。
で、実は二年近く前から、左足の中指だけ皮膚病で爛れてて、いくつかの皮膚科に行っても全然治らなくって、
おかげでサンダルも履けずにずっと悩んでたんだけど、それを見た女の子が、治してあげるって言ってきた。
治してあげるからもうしばらく川の中にいろって言われて、まあ急いでなかったし、友人たちも川遊びが楽しいみたいだったから、
神社のそばの川だと水がきれいだったりすんのかなー、って呑気に川の中をぱしゃぱしゃ歩いてた。
214 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 12:12:05.18 ID:aSaCVaFj0
観光に来てたから、その後も他の神社やら寺やらを巡る予定で、ひとしきり遊んだら山を下り始めたんだが、
女の子が途中までついてきて、もう行くの、また来るよね、って何度も言ってきた。
何か気に入られたんだろうか、と不思議に思いながらも、友人が『いいところだったねー』って言うから、
『そうだねまた来たいね』って返したら、女の子は本当?本当だよね?って何度も言ってた。
そしたら、本当にその日から、あんなに爛れてぐちゃぐちゃだった中指の皮膚が、きれいになったんだよね。
毎晩痒くて、かきむしってしまって布団に血がついてたのに、ホテルのシーツはきれいなままで、少しも痒くなかった。
たった数日で、あとかたもなく治ってしまったから、本当に川の水とかあの女の子とかが治してくれたのかもしれない。
感謝してるんだけど、これってやっぱり、そう遠くないうちにまたあの山に行った方がいいんだろうか・・・
でもそんな頻繁に京都旅行できるような財力はないし、行ったとしてもけっこうな山の方だったから、
その旅行に同行してくれる人が行きたがらないかもしれないし、かといって一人で行くのもなあ・・・
長文すみません
215 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 12:13:15.59 ID:aSaCVaFj0
…読み返してみたけど、怖い話じゃなかった。
二重にすみません。
水龍さまのいらっしゃる神社かな?
あそこはいいよね 昔の本殿、今の奥の宮は普通の人でもわかるくらい神様の気配がしてる
ちがう場所だったらゴメン
>>193 >大きな音を立てて割れたのは俺の頭でもなく眼球でもなく、
>翁面を映し出していた鏡・右バックミラーだった。
ここ好きだな。
予想のつかないことが起きたとき、すぐにすぐに自分の危機に結び付けられるヤツは行動が早い。
目の前の事実を否定するばかりの愚鈍な人間じゃ帰ってこれなかったかもな。
続き待ってる。乙。
>>216 そうそこ!
いい場所だと思ったんだけど、友人は復縁祈願の絵馬の数が怖かったという感想しかないらしい…
うーん。
>>215 治って良かったですね
感謝の心を忘れず、いつか行ける日が来たらお礼を言いに行けば良いのでは?
それまで自宅で毎月1日と15日に水と塩を供えるとか
>>219 あの神社かー。3時間ぐらいで行ける場所に住んでるけど、奥の宮までは行った事無いなー
今度身を浄めて行ってみるかなー
>>220 ありがとうございます!
来月からお供えやってみようかな…ちょっと良い塩とか水とか買って…
>>221 良い場所でしたよー
でも今の時期は、奥まで歩くと暑かった…上り坂なわけだし
川床の涼しさに感動した!
223 :
198:2011/07/21(木) 14:18:28.61 ID:zum3ia9k0
貴船?
途中で書き込んでしまった………
お礼には行ったほうが良さそうだね
その女の子の事は関係者の方はご存知なのだろうか
>>219 結構近くに住んでいながら、何年か前に初めて近くのお寺から山越えて行ったけど
あの神社は本殿は観光の人がいっぱいでざわざわしてるよね
そこから中と、奥の宮行くとどんどん人がいなくなって
奥の宮に一歩入ると空気がまったく変わったの覚えてるわ
神域っていうのを身を持って感じた
女の子は神様のお使いかな?
きっと神社に縁のある子なんだね
気に入られるなんてうらやましい!
>>224 コラ、野暮なことを 笑
京都に住んでいながら行ったことがないので、行ってみるかな。
ちなみに私も現在足の指が爛れてる。
>>219 復縁祈願にも色々あって、不倫相手との関係が復活する事を望んだり、
片思いの相手に対して一方的なストーカー的想いをぶつけたり、
酷いのになると、恋人の浮気相手が死ぬことを望んだりするヤツも…。
そういう邪な欲望が渦巻いてる場所だから、苦手に感じる人がいてもおかしくはないとオモ。
パワーが強い場所には、良かれ悪しかれいろんな人がやってくるからね。
ドロドロ具合じゃ安井さんところの絵馬の方がえぐい
>>224-225 そこですw
あれから検索とかしてみても女の子の話って出てこないんだよなあ…
>>226 そうそう、奥の宮の方がなんか清清しいようなっていうか、きれいだった!
日陰は涼しかったし、何だったらあそこで一日のんびりしてたかったかも
>>228 そうなんだよね…友人たちはその絵馬とかを気味悪がって、
なんだかもう一緒には行ってくれなさそうな雰囲気…
やっぱいずれ、一人ででもお礼に行きます!
ありがとうございましたー。
>>230 余計なことかもしれないが、お礼に行くなら早いほうがいいと思う。
>>212 ああ、もうこういう話はたまらんわ。羨ましすぎ
こういう体験したいけど、そういう情報仕入れいて行っても決して会えないんだろうなあ
233 :
102:2011/07/21(木) 19:00:16.22 ID:K+F3ZuES0
102です。
恐縮ですが続きを書かせてもらいたいと
思います。
なるべく邪魔にならないように努力しますので
駄文ですが、良ければもう少しお付き合いください。
234 :
102:2011/07/21(木) 19:03:14.13 ID:K+F3ZuES0
憤怒の呪縛に絡め取られた俺は、割れたバックミラーを呆然と眺めるしかできない。
すると割れて下半分だけになったバックミラーに先ほどの翁面を着けた
小柄な老人を思わせるものがゆっくりと横切るのが
妙に歪んだ鏡像の中に見て取れた。
235 :
102:2011/07/21(木) 19:08:58.32 ID:K+F3ZuES0
そしてそれはゆっくりと俺とバイクから離れて行き、凛とした清らかな鈴の音を残して
滝つぼの中へと消えて行った。
幻を見ていたかのように茫然自失している自分をようやく自覚したとき…
それが滝つぼに消えていった事がきっかけだったかの様に急に周囲の音が戻ってきた。
滝を流れる水の音・秋の虫たちの声・バイクのエンジンは止まったままだったが、
いつの間にか点灯していたヘッドライトが眩しすぎるほどに周囲を照らし出していた。
計器類のバックライトも正常に点燈している。全てが夢幻だったのかとも思えたが、
紛れもない現実である事を割れた右のバックミラーは雄弁に物語っていた。
つ>C
ん?終わり?俺恥ずかしいじゃんかw
238 :
102:2011/07/21(木) 19:26:49.07 ID:K+F3ZuES0
「一体なにが起きたんだ?」現状を冷静に受け止めようとするあまり、俺は思わず
声に出してこう言ってみた。
ふたたびあの鈴の音と静かな祝詞が幽かに頭の中に響く…
「彼の地を乱すな…彼の地を清めよ…か…を…鎮めよ…」
その時、初めて俺は悟った気持ちになった。
たぶん人間が入り込んではいけない聖域のような場所に…
不浄の者は立ち入る事が許されない幽玄の神楽に…
秋の夕暮れが作り出した「逢う魔ヶ時」の不思議な力が
俺を禁断の場所へ入り込ませてしまったんだという事を。
しかし、とうとう幽かな鈴の音を最後にその祝詞も
遠く霞んで聞こえなくなってしまった。
239 :
102:2011/07/21(木) 19:29:24.77 ID:K+F3ZuES0
この時ばかりは頼もしいはずのヘッドライトがやけ強すぎる様に感じた。
俺はごく自然にバイクのメインスィッチをOFFに回し、サイドスタンドで
バイクを立てると姿勢を正して滝に向かって一礼をした。
「ここが私より上位の方達の土地であるという事を、知らずとはいえ
不浄の者なる私が不用意に立ち入った事をお許しください」と心の中で唱えた。
240 :
102:2011/07/21(木) 19:32:11.63 ID:K+F3ZuES0
その時幽かに鈴の音が聞こえた様な気がしたがあまりにも幽かだったため
本当に聞こえたかは自信がない。
が、ここは不浄の者が立ち入る事が許されざる土地であるという
事はなんとなく感じたので、すぐにエンジンはかけずに
ヘッドライトだけを点灯させた状態に戻すと
バイクを押して広場から出て行った。
広場の入り口には鳥居の様な、薄くくすんだ朱色の木造物が
半壊した状態で朽ち果てていた。
そこにも小さな石柱が建っており、側によって確認してみると
「……先…(読解不能)泉…ず…境」とだけ読めた。
241 :
102:2011/07/21(木) 19:37:08.83 ID:K+F3ZuES0
多分ここから奥は遠い神代の昔から何かしらの聖域になっており、
それを知る誰かがかなりの昔、それも石柱の表面が風雨で侵食され、
刻まれた碑文が判別できない位の昔に建てたのだと思う。
それから十分に広場から離れた事を確認し、バイクのエンジンをかけてゆっくりと…
本当にゆっくりと下の方、TとAが待つ転倒地点まで降りていった。
林道の途中、コーナーを曲がる度に「ひとつの宮」・「ふたつの宮」・「みつの宮」・「よつの宮」と読める石柱が
等間隔で建っていた。
夢から覚めたような、まだ夢の中にまどろんでいるかの様な有様だったが、
ハンドルだけはしっかり握り、必ず2人の許に戻るんだと心強く思いながら俺は坂を下っていった。
暗闇のなかヘッドライトを頼りに林道を進んでいると
遠くから懐中電灯の光と懐かしい声が聞こえてきた。
富士山5合目の神社にあった絵馬「おっぱいが、さわりたい」はかわいいもんだなw
今年の5月に見たんだけど、まだあるかも。
243 :
102:2011/07/21(木) 19:43:40.29 ID:K+F3ZuES0
「おーい!○○(俺の名前)、そこにいるのか!大丈夫か!」という声が聞こえる。
視線を向けると転倒現場である下の方からTとAが走ってこちらに来ているのが見えた。
ふと気づくとそこにも石柱があり、そこにあった石柱には「うつつの宮」と書いてあった。
今考えると2人が近づいて来るのが見えた辺りからあの広場にあった独特の
雰囲気はわずかに薄らいでいた様な気がする。
後でわかった事だが、「うつつ」とは「現」のようで、実際にある事・正気といった
意味があるらしい。
この辺りから少し違和感が薄らいだ気もするが、今となっては判らないというのが正
直なところだ。
俺は走ってこちらに来る二人にゆっくりとバイクにまたがったまま近づいて行った。
244 :
102:2011/07/21(木) 19:50:39.83 ID:K+F3ZuES0
先ほどと違いボーっとしているを見取ったTが「大丈夫か?さっきからこの林道は
おかしな気配を感じてたんだけど…
俺の気のせいかもしれんがお前も判るか?…
お前が走り出してしばらくしたら、山間に響いていたエンジン音が
聞こえなくなっちまって…もしかして転落でもしたのかって心配になったんだ。
あんまりにも遅いから心配になって様子を見に来たんだが何かあったのか?」
と俺の肩に手を置きながらそう話しかけてきた。
245 :
102:2011/07/21(木) 19:55:00.48 ID:K+F3ZuES0
「あぁ、それが…うーん、俺もなんだか自信が無いんだが…実は…」と
言いかけた時、「おい○○、ミラーが割れてるんじゃないか。
スッ転んで気でも失ってたんだろ?。それにお前一人で沢渡りでもしたみたいに
バイクがびしょ濡れじゃないか!その背中も何か濡れた荷物でも背負ってたみたいに
染みができてるぞ!?」
と懐中電灯を背中に向けたAが素っ頓狂な声を上げてこう言った。
言われて気がついたのだが、その時俺のバイクのシートと着ていたジャケットの
背中一面はベタベタに濡れていて、まるで沢に入り込んで
背中から水を被ったみたいになっていたそうだ。
この話でどんだけスレ埋めるつもりだよ…
もうちょっと簡潔にまとまるだろ
247 :
102:2011/07/21(木) 20:01:31.19 ID:K+F3ZuES0
すみませんでした。
途中ですが止めます。
みなさん、すみませんでした!!
>>247 わざとやってる?途中で止めるなんて、余計バッシングにあうぞ?
あと、あんまり卑屈になるな。しょせん便所の落書き程度の掲示板だ。
投稿したきゃ、前置きとか要らんから しれっと投下すりゃいい。
さるさん防止で少しずつ投稿したみたいだが、まさかリアルタイム書きこみじゃないだろ?
メモ帳にまとめてあるんだろ?せっかく書いたなら、全部置いてけよ。
俺が赦す続けよ
せっかく支援もしたのに無駄になったな。
まあ俺は最初の
>>102から全く読んでないからいいんだが、
読みもしない長文投稿を支援してこれかよ。せめて俺にレスくらいしろよ。
だから長文厨は嫌なんだよ。
単なる荒らしと変わらねーよ。読んでくれて、かつ続きを待ってる人に失礼だろ。
二度と来るな、ボケ。
>>247 おいおい、なんで続けて欲しいって人の意見を差し置いて否定的なレスを優先するの?
頼むから最後まで書いてくれ
見る限り2chに慣れてないみたいだけど、ああいう輩は珍しくないから気にするなって
楽しみにしてる人のことを考えて続けてくれんか?
続きはいいけど、簡潔にまとめられない物だろうか。
同行者が結婚してるだの何だの、だらだらとつまらない情報が多くて冗長に過ぎる。
メモ帳にまとめてから読み返し、不要な情報は推敲して削ったらどうかな?
253 :
102:2011/07/21(木) 22:10:28.28 ID:K+F3ZuES0
2chに慣れてないってのは確かです。
雰囲気とかに過剰になって妙に卑屈になってしまいました。
確かに「さるさん」ってやつで
途中書き込めなくなたのは正直ビックリしました。
248さんの言うとおりしれっと投下します。
250さん、251さんへ
2ch初心者なのでどうか許して下さい。
そして駄文ですがどうか最後まで
読んでやってください。どうかお願いします。
どれだけ連投になっても最後まで書かせてもらいます。
細かい描写を大切にしたい気持ちがあるので、
メモ帳にまとめて読み返してから書き込んではいますが
最後までこのスタイルで行かせてもらいます。
254 :
102:2011/07/21(木) 22:11:59.63 ID:K+F3ZuES0
察しの良いTから「お前も何かトラぶったみたいだしこの暗さだ、とりあえず
この先は行かない方が良いみたいだな。それにお前(A)もライトがやられているから
これでコケられでもしたらもっと面倒だ、それに何だかこの山は変な空気というか
雰囲気が気になるんだ。
癪だけど今日のところはあそこで一泊して明日また明るくなってから散策しようや」
という提案が出た。
転倒を予言されたAはあまり面白い気分にはならなかった様だが、俺がかなり
疲弊している事を感じてくれたのか黙ってTに従ってくれた。
俺も正直またあそこに戻るのは怖いというか複雑な気分だったので
Tの提案が有難かったのは言うまでもなかった。
255 :
102:2011/07/21(木) 22:13:05.80 ID:K+F3ZuES0
この後の俺の朝までの記憶は曖昧としか言えない。
転倒場所に程近い場所に2人が気を回して俺のテントも設営されていた。
俺はそこに潜り込むと飯も食べずにすぐに寝てしまったらしい。
その夜遅くまで起きて酒を飲んでいたというTとAは、時折山の中に
シャリン…という鈴のような音がしたり、鼓のような音がしたと
口をそろえて話していたが、俺はまるで泥のように翌朝まで眠っていたため、
何も感じはしなかった。
256 :
102:2011/07/21(木) 22:15:10.83 ID:K+F3ZuES0
翌日明るくなってから、Aたっての希望でピストン林道最奥部まで
単独トライに出かけて行った。
Aが出発したのを見送って、俺は昨日の転倒で右手を痛め、俺同様に留守番を
買って出たTに昨夜の事をわかる範囲で話そうとしたのだが、
自分でもなぜか判らないが話すのは止めてしまった。
昨夜の単独走行を俺は5分〜10分程度に感じていたが、Tによると実際は
小1時間ほど経っていたらしい。
この間の全てを俺は不自然にならない程度で真実は伏せる形でTに話す事にした。
257 :
102:2011/07/21(木) 22:17:37.54 ID:K+F3ZuES0
恐る恐る進んで行ったから余計な時間が掛かってしまった。
バイクと背中の水は途中の水溜りに気が付かないでもろに突っ込んだからこうなった。
バックミラーはぬかるんだ地面にバイクを立てて立小便していたら
スタンドがめり込んで割れてしまった
とこんな感じで話しておいた。
バイクの横に座り込み、最後まで黙って俺の話を聞いていたTは
「そうか、大変だったな。一人で行かせて本当にすまなかった。」と言うと、
テーピングしている痛めた右手首を庇いながら器用にパーコレーターでコーヒーを沸かすと、
熱い1杯を俺にご馳走してくれた。
258 :
102:2011/07/21(木) 22:18:57.01 ID:K+F3ZuES0
もらったコーヒーを飲み終わった頃にAが浮かない表情で戻ってきた。
奥まで走ってきたAによると、あの林道は途中で消滅して獣道になっていたそうだ。
どこからか水の音はするが沢は確認できず、俺が見たという滝もとうとう
見つけられなかったと不思議がっていた。
獣道はもう少し奥に続いているようだったが、あまりにも細く険しすぎて
俺一人が夕闇のなか走破できる訳がないと思って引き返してきたとの事だった。
259 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 22:19:13.72 ID:5RF1qAFN0
102よ
あーだこーだ文句をいう奴はどこにでもいる。そんな奴に限って話のひとつもできない。
そういうやつらはゴミだと思えばいいんだよ、実際ゴミだしw
簡潔にとか変に意識しないで、自分のスタイルで書いた方がいいと思う。
途中で止めるのはいただけない。
260 :
102:2011/07/21(木) 22:23:20.86 ID:K+F3ZuES0
>>259 ありがとう!
このまま続けますね。
そして帰りの道すがらまるで俺を誘導するかのように一定間隔で建っていた
石柱も、いくら探しても見つける事はできなかったらしい。
ただ、獣道の入り口辺りに朽ち果てた鳥居のような木造物の残骸はあったが、
それに対してAは特段の興味を感じなかった様で、俺が見た滝と広場は
一人で走っている恐怖のあまり勝手に想像したもので構成したものだという
事になってしまった。
これに対して俺はわざと情けない声色で「やっぱりそうだよなぁ錯覚だよなぁ…」
とだけ言っておいたが、Aの話す内容には妙に納得できる自分を自覚していた。
261 :
102:2011/07/21(木) 22:25:27.18 ID:K+F3ZuES0
俺が入り込めたのは日没間際「逢う魔ヶ時」の不思議な力と今となっては判らないが
何かしらの偶然が重なった事であの不思議な空間に入る事ができたのだと思えたからだ。
TもAの話を黙って聞いていたがあまり俺に意見を求める事はしてこなかった。
しかしニヤッと笑うと一つだけと前置きして俺にこう聞いてきた。
「なんでスタンドを立てたバイクがぬかるみで倒れたのに
割れたのは右のミラーなんだ?スタンドは左にあるから割れるなら
左じゃぁないのか?」と。
これには俺もシドロモドロになったが、コケたのが恥ずかしくってバイクが
倒れたのだとウソをついたと都合よく二人は勘違いをしてくれたようだった。
また林道突き当たりの場所についてはやはりTはAと同じように
ある種の緊張状態の時に俺が幻覚や錯覚を見たのだろうという事で
決着が付いた様だった。
262 :
102:2011/07/21(木) 22:28:57.57 ID:K+F3ZuES0
ピストン林道からメインのガレ場まで戻った俺たちは改めて地図をみてみたが、
正しく読み取った地図の場所はかなりN県に入り込んだ辺りの峡だったらしく
無数に支線がはしっているため持っていた地図の尺度からでは例の林道を
特定するのは困難だった。
またメインルートとピストン林道の分岐点に建っていた石柱も表面が侵食されてしまって
ただの路傍の石かもしれないという事になった。
俺が今回体験した不思議な事はこれが全てだ。
あれからはTとAと3人であの林道を攻めてはいないが定期的に軽く近場の
林道ツーリングを楽しんでいる。
しかし俺のは林道や山の楽しみ方に少しづつ変化がおきていると感じている。
263 :
102:2011/07/21(木) 22:31:32.45 ID:K+F3ZuES0
それは山が伝えようとするメッセージに耳を傾けながら走るようになった事だ。
今までは誰が一番早くかっこよく走る事ができるかって事ばかり気にしていたのだが、
最近は山からの何かしらのメッセージを逃さないよう敏感に反応しようとしながら
走ったり休憩ポイントで休憩をしている。
それはたとえば古い石柱や祠があるところでは謙虚な気持ちで走る様にしているし、
本能的に違和感を感じた場所には深入りをしないようになった。
岩や沢が行き先を意図的に塞いでいる様な場所に出くわしたときは
どんなに綺麗な景色が広がっていようと面白そうな林道が続いていようと
無理に突破せず迂回路を探したり時にはUターンする事も覚えた。
「彼の地を乱すな…彼の地を清めよ…彼の地を鎮めよ…」確かに翁面は俺に
そう伝えようとしていた。
その「彼の地」というのは俺が迷い込んだあそこを限定していたのか、
それとも他にも「彼の」地はあるのかもしれない…
102です
あぁ、またさるさんとかで書き込めません。
すこし間をあけて最終稿を書き込みたいと思います。
待ってます ゆっくりどうぞ
266 :
102:2011/07/21(木) 23:02:44.14 ID:K+F3ZuES0
おそらくこの板のみんなは俺よりたくさんの、そんな「彼の地」を知っていると思う。
だからむやみに荒らしたり無礼を働く人はここにはいないと思いますが、みなさんが
今度深く山に入ったときはぜひ謙虚に山のメッセージに心を開いてみて欲しい。
きっとこのスレッドの皆さんに山は答えてくれると思うし、そうすれば今回俺が感じた
畏怖の念に押しつぶされそうになるような怖い経験ではなく、
もっと素敵な経験ができると思うからです。
この3人で過去も色々な山々を旅してきたから、俺たちは色々と不思議な経験を沢山している。
特にTは俺よりもうんと山のメッセージがわかる奴だというエピソードもある。
この板の常連さんである雷鳥さんや顔さんのようにすっきりとした
綺麗なショートではなくだらだらとした長文でしか表現できないが、
山から「メッセージを伝えよ」という意志をまた感じる時がきたら、
またみんなに紹介させてもらいます。
それまではまた名無しに戻ってROMる事にします。それではまたいつか…
本当に長文・連投で申し訳ありませんでした。
面白くも無いのに最後まで付き合ってくれた
すべてのみなさん、ありがとう。
102でした。
>>267 乙かれー。
綺麗なショートじゃないのを好むのもいるからさ。また来てよ。
269 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 23:32:53.42 ID:sH45omPs0
そうじゃのお4行様がなつかしいのお
102
乙でした!
とても楽しく読ませてもらいました。懲りずにまた書き込んで下さいね。
詳細な描写に疲れて文句いう輩は放置でいいです。
>>102乙
いい話だった、これくらい長いのも魂(たま)にはいいもんだね。
山の聖域・・・家の近くのやまにもあるなぁ
年に二回ほど山関係(大工とかも)の仕事をしている人が、山の神の日とかで完全休業して、山に近付かないってのが。
で、その山神様を奉っておられる場所が林道から少し離れた場所で鳥居もある。
もしかしたら102氏の話は、昔の山仕事関係者の聖域だったのかもね。
ありがとう!もう一回まとめて一気読みしたら、物語に入り込めた良い話だった!
ありがとう、怖いだけじゃないこういう尊い話はいいねえ
千と千尋の「よきかな・・・」って言う神様想像したけど
こっちの神様は神域に入られてお怒りだったんだよね
それにしても神様に呼ばれるなんて凄いな
山からのメッセージ
「バイクで山を走破ねえ。ホント迷惑な連中だな」
毎回自演うぜえ
何このお決まりのパターン
>277
見えない何かと戦ってるんだろう
それもまたオカルトだよな
>>102さん、お疲れさま
なんとも不思議な気持ちになる話だね
実際に体験した102さんは怖かっただろうけど
バイクはいいよね
怪我しないように楽しんで下さい
匂いは見えない
けっこう硬派なパイクツーリングでの体験談だと思ったら、途中からラノベ風オカルト小説になるんだもん
>>230 K舟の少女って言ったら、三山晃生の短編集『室町夢幻物語』 の
『鬼童女』って話を思い出すなあ。
K舟の山道に現れた少女の悪霊が、商人の歌う童歌のおかげで
少しだけ解脱する…って話なんだけど。
まあこれはフィクションだけどねw
でもあそこは色々いらっしゃったり集まったりする場所だから、何かの眷属とか
縁のモノとかいたりしてもおかしくないよね。
あと、
>>230は女性?
だったらお礼参りでも、なるべく一人では行かない方がいいよ。
一人歩きの女性を狙ってるバカモノっているので、現実的な面で危ないです。
友達誘うか、ミニツアーみたいなのに潜り込むか…老婆心ながら。
>>102の投稿は一行も読んでない俺は勝ち組。
長文すぎるだろ・・・。
三行は無理でも、誰か簡潔に粗筋教えてくれ。
面白そうなら読みたいが。
山へツーリングへ出かけた時のこと。
友人2人がトラブったので、動ける自分が野営地を探しに山奥まで行った。
滝のある広場に抜けたと思ったらバイクのライトが消え、背後に気配が…。
恐る恐るバックミラー越しに見たらそこには鬼火がうつっていた。
挙句鈴の音や祝詞のようなものまで聞こえてくる始末。
恐怖でどうにもできない自分はバランスを崩し、ミラーが割れてしまった。
割れたミラーには袴姿の翁がうつっていて、ヤバイと思った自分は
「不浄なる者の自分が立ち入ったことをお赦しください」と祈った。
すると周りは通常の景色に戻っていった。
バイクを押しつつ戻って友人たちと合流し、疲れ果ててテントで熟睡してしまったが
起きていた友人らは鈴の音を聞いたそうだ。
適当に読み流したから間違ってるとこがあるかもしれんが、こんな感じだと思う。
285 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/22(金) 18:59:40.24 ID:/U6C/b620
>>283おれも数レスにわたるのは読まない
読まない報告はいらない
287 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/22(金) 20:19:13.64 ID:/U6C/b620
おれの勝手だくそ仕切りやろー
>>284-285 レスサンクス。やっぱ読む気ないわw
284さんの文章だけで満足できる話を、何を
>>102はダラダラと長編小説きどってんだよOrz
洒落怖の長編が名作揃いだからって、長編=名作じゃねえぞ。
短くすっきりまとめた投稿をしてくれよ。
体験記みたいなのと物語の違いじゃね?
俺バカだから上手く説明できないけど
桃太郎を例にすると
犬、サル、キジがキビ団子を貰って家来になりました
と言うのと
犬が桃太郎さんお腰に付けたキビ団子をくれたら家来になりますワンワン
とか一匹ずつセリフ言っていくみたいなのとの違いじゃないか
バイク好きとしては途中までの描写はワクワクしたけどな
>>291 正にその通り、
結果だけ欲しがるなんて子供以下のする事さ・・・
よくバイクで夜中に山奥の温泉に行ってるが
何気ない風切音が、ふっと母娘の会話に聞こえる時があって
なんとも妙な気持ちになる
スレを圧迫する長文はNG
創作話なら尚のことNG
つーか長文をダラダラ投下する奴ってアスペなんじゃねーの?
要らない描写多すぎだろ
最初の方で、本人が端折らず書きたいって言ってるんだし…
絶賛する必要もないが、長々と否定することでもないと思うよ
ところでまとめサイトの方は忙しいのかな
更新されるの、楽しみに待ってます
>>102は話を別の所にあげて、誘導だけ貼れば良かったんじゃねーの
ここにちまちま連投しても、面倒な上に叩かれるし読みづらいし
自分で山話のブログ作ってみるとかさ
長文読む気がしねーとか言ってるやつらがブログ作ってそこで文句垂れればいいよ
読む気しないなら飛ばして、黙って自分の興味のある話だけ読んでりゃいいものを
いちいち文句付けるやつのほうがよっぽどアスペでしょ
こういうことが投稿数減らしてスレ自体をつまらなくさせるんだって何で気付かないのかなぁ
「うつつ」という意味を知らずに板40近い男なんているとおもう?
ある地方の殿様が、山に狩りに入ったが、なかなか良い獲物に恵まれず、戯れに猿の親子を追い始めた。
母猿は小猿を抱えながら、人間のごとくに手を合わせて命乞いをしたが、殿様は構わず射殺した。
それから程なく殿様は変死、一族も絶えた。
それ以来、その地方では猿を殺すことは禁忌となり、近年、畑の猿害が深刻で、県が猟友会に協力を求めているが、この言い伝えの為に協力を渋っているらしい。
↑この言い伝えの地方をご存知の方、いませんか?
>>102 バイク乗りとして、嘘を書くのはやめてください。
わかりやすく書いているつもりでしょうか「モトクロスレース」
ではなく、「エンデューロレース」ではないですか?
それにレース経験者がガレ場を怖がるのも、あり得ないような
話です。
オートバイのバックミラーは普通、ガラスです。
それ以外にもありますが、本当にオフロードバイク乗ったこと
あります?
それから、ストーリーに関係ないこと(あなたたちの個人の事情)などは
読者に興味はありません。
その辺りは、端折って書いた方が良いですよ。
303 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/23(土) 17:09:53.80 ID:n6qHJrbo0
>>302 >オートバイのバックミラーは普通、ガラスです。
痛いとこ突くねぇ・・・w
見逃してやんなよ。
自分は話投下もせず偉そうな人多いな。
創作禁止じゃないんだし自分の知識をひけらかさなくていいよ。
あと長文については
>>299に同意。
普通にアクリルミラーもあると思うが。
なんでそんなしょうもないことでムキになって突っ込むのか意味不明すぎる
夏休みのせいということにするか
猿って害獣駆除で撃っていいの?
うちの実家(超ど田舎)は、猿の群が来たら鉈を手に猿の群に切り込んで何とか防いでる
>>307 撃ちたくない、と、猟友会在籍の知り合いが言っとったな。
人間を撃ってるようで気分が悪い、猿が死んで倒れているところなんて人間の年寄りが死んでるのと変わらない、って。
…ということは少なくとも、条件はあるのかもしれないけど絶対撃っちゃダメってわけじゃないと思う。
猿に銃を向けたら、まるで命乞いするかのように拝むようにこちらに両手を合わせて来ることがある、
ってのはこのスレで読んだんだったかな。そういう猿を無理に撃つと不幸になるとかなんとか。
ガセだろうけど、もしかしたら、とも思う。
うちの地元じゃ捕獲した猿を医大に売り飛ばしてて問題になってた
>>307 どっちかというと猿の生活圏が人間とかぶってて、そもそも銃を撃ってはいけない場所である可能性が高い。
猿害のあるところって、たいてい住宅街だからモデルガンとか爆竹で追っ払うのがせいぜいってきくし。
>>102乙
俺のもだいぶ昔の話、もう15年ほど前になる。
その頃は20代で、適当に就職もして結婚前提の彼女もいた。まあ、今のかみさんだが。
その彼女の住んでいた隣の市までの往復に、ある山道を使ってたんだ。途中途中が細くてカーブが多く、
事故も耐えない細道だったが、周辺の公道が混みやすかったから、抜け道として便利だった。
その山道、地元の人間ならピンと来ると思うが、箱根を模したあだなが付けられていたんだ。
理由は道の両脇にラブホテルが立ち並んでいたこと。箱根の温泉街ってカーブの多い場所に温泉旅館が
並んでるだろ。あれをもじったんだと思う。本物の箱根みたいに賑やかではなくて、ひたすら暗くて気味の悪い
ところだったけど。
彼女とのデートから帰る途中だった、ある夏の夜。たしか盆過ぎだったと思う。20時ごろにその道に差しかかったときに、
珍しく前走していた車を見つけたんだ。俺みたいに抜け道として使うヤツは少なからずいたけど、この時間に街灯もない、
すれ違いも困難なここに入ってくる人間は珍しい。周辺のラブホが宿泊時間に入る22時前後ならいるんだろうけど。
黒のク○ウンでいかにも金持ちっぽい車種。もらい事故で大損害になるのは嫌だったんで、車間はだいぶ開けていた。
けど、時速20キロぐらいで走ってくれるんで、すぐに追いついちまうんだ。しょうがないから、気楽に構えて、ずっとケツに
つけることにした。渋滞の国道に戻るよりは、それでもだいぶ早かったからさ。
そのうちにサーチライトのせいで向こうの車内の人影が見えるようになってきた。運転席と助手席に1人ずつ。頭の位置
からして男と女だと思われた。
「ああ、じゃあラブホの客かな」
なんて思いながら、どのホテルに入るのかデバガメ根性で想像していたら、妙なことに、その2人の後ろ、後部座席でも
小さな頭が見え隠れしている。
「子供連れか、家族で出かけた帰りかなんかかな」
と、これまた余計な推測をしている最中に、ク○ウンは右に伸びるさらに細い上り坂に入ったんだ。
坂の入り口には、”ホテル○○”の看板。
「…ホテルの客だよな?」
と思いながらも、子供連れでラブホに行くものかと疑問でもあった。だから、ちょっと興味を惹かれて、車を停めて、
斜面を上っていくク○ウンを見ていたんだ。そしたら、突然、後部座席の子ども?が立ち上がって、リアウィンドウを
かなりの勢いで叩く仕草をしたんだよ。白い顔の部分ははっきりわかったけど、表情は見られなかった。
そのまま上りきって視界から消えたク○ウンの軌跡を辿りながら、どういうリアクションをしていいかわからなかったね。
「まさかホテルに連れ込んで幼児虐待?」
とか
「この先はホテルでとっつきなんじゃなくて、もっと山奥まで行けるんじゃないか?子どもをそこに捨ててこようとしてる
んじゃないか?」
とか、いろいろ考えた。
で、追っかけてみることにした。
坂は急で幅もさらに狭い。しかも30mはある。カーブで見通しが利かなかったんで、本当にホテルがあるのかさえ、
着いてみるまで不確かだった。
到着すると、道はホテルの駐車場の入り口に直結していた。他に脇道はありそうにない。とりあえず山中に遺棄の
線は消えたなと安心して入り口に入ると、かなり広い駐車場スペースの真ん中で、バック駐車しようとしているク○ウン
を見つけた。それが完了するのを待ちながら、左手の空き駐車スペースを見たら、駐車場から部屋まで直通してる
タイプのホテルだとわかった。
「子どもを連れ込もうとしても、誰にも見咎められないじゃないか」
なんてことを思いながら、駐車を完了したク○ウンにゆっくりと近づいた。個々の駐車スペースの上半分を覆う厚手の幕
が邪魔でよく見えない。でも、男と女が車から降りた足は見えた。
そこからはどうしようもなくなって、近場に停車して窓を開け、音を聞くに留まった。男と女は無言らしく、声は一言も
聞こえない。子どもの声や足音を聞きわけようとしたが、それも無理だった。重いドアを開ける軋み音が響いて、
それきり何も聞こえなくなった。
一応、降りて、怪しげながらク○ウンの周りを探ってはみたんだ。けど何も見つからず。車内にも人影はなし。
「もういいか」
と、腑に落ちないながらも自分を納得させて車に戻った。
そのまま発進して、元の坂道に戻る。下りの坂道っていうのは、まあわかるだろうけど、上りより道が細く感じる。
もともと1台がやっと通れる幅しかない路面を慎重に進むと、両脇の樹木が迫り出してくるような恐怖感を覚えたよ。
特にカーブの曲がり口は細く、枝葉で車体をこすらないように気を使う。3つほどあった最後のカーブに差しかかったとき、
俺の頭には車に対する警戒心しかなかった。
カーブを抜けた瞬間、運転席側の路肩に、突然、5歳ぐらいの子供の姿が映りこんだんだ。
人間って、本当にビックリしたときは、頭を強打されたようなショックを受けるんだな。脳と視界が激しく揺れて、とっさに
急ブレーキを踏んだよ。感覚的には子供を轢く軌道を辿ったような気がした。車体への衝撃は、自分が動揺していた
せいで認識できなかったのかもしれないと思った。
かなりの時間、躊躇っていた気がする。だけど確かめずには帰れないだろ。だから、わざと、
「だいじょうぶか?」
って大声で聞きながら車を降りたんだ。ああいうときの気分はかなわんね。死体を見たくはなかったけど、死体になってること
しか想像できないんだ。
だけど坂道には誰もいなかった。車の下に入り込んだのか、脇の山中に飛び込んだのか、と気を揉んで探したけど、見つける
ことはできなかった。
念のためにホテルに届けて、警察に通報してもらうことも考えたけど、思い返してみても、どうしても轢いている確証が出てこない。
そりゃあ動揺していたけど、人間をはねたなら、絶対に気づくと思わないか?
結局、そのまま帰るのも後味が悪かったんで、ホテルには事情を説明しておいた。もし後日に死体が出てくるようなことがあったら
連絡すると言ってもらって帰ったよ。
家に帰り着いて、彼女に事の次第を電話した。
「そんな時間に子供がホテル街にいるのがおかしい」
と断言してもらって、やっと納得できたよ。あいつは、あの○○ホテル近辺で、ずっと彷徨っている何かだったのかもしれない。
余談だが、俺の友人に電話線を引く業者がいる。ファッションホテルの回線増設工事を引き受けたことも何度かあったそうだ。
そいつが仕事をしたホテルの従業員から聞いた話。
若いカップルの女が妊娠して、責任を取れない2人はこっそり堕胎しようとした。場末のホテルで強引な切迫流産を促して、
堕胎には成功したが、女のほうも重体に陥り、結局、病院に送られて、行為は発覚したそうだ。
「同じ県内の話だよ」
友人はそう言ったけど、俺の体験とは関係がない気がする。
ただ、そんなアンダーな世界がすぐそばに転がってるのなら、こういう経験は誰もがするものなのかもしれないな。とは、
今でも思ってる。
長文だけど興味深く読ませてもらった。
「長文云々」への回答って思ってしまったけど。うん、面白怖かった。
異界を垣間見た、そんな感じの話、良かったです、ありがとうございます!
>>301 ブラックジャックの「 戦場ガ原のゴリベエ 」思い出した。
>>291 いや、解りやすいよ。俺はどっちかって言うと、物語風な描写よりも
体験談風な描写が好きなのよ。
まあ、色んなスレ見てるけど 多分ほとんどが創作なんだろうな。
けど個人的には、体験談風の描写の方が、実話っぽくて好きなんだ。
だから、最初からタイトルの付いてる投稿とか、萎える。
言ってる矢先に長文とか新手の荒らしやん
雷鳥の簡潔さを見習えよクズ
323 :
リアル朝鮮人:2011/07/24(日) 20:13:08.13 ID:mB8udYfQO
>322それはつまり
オレはアメリカにいた時、州軍部隊に入っていたんだが
トラックで山道を走っていたら、崖の上から赤い鉢巻きを巻き
怒りに燃えたロン毛の兄ちゃんが飛び乗ってきてオレをトラックから突き落とすと
重機関銃を積んだトラックを運転して街に向かったんだよ。
てな感じか?
キチガイゴキブリチョンはさっさと駆除されてろや
3000文字にも満たない文章を長文とか言われても
ふだん、どんだけ本読んでないんだよ?
326 :
リアル朝鮮人:2011/07/24(日) 20:35:28.30 ID:mB8udYfQO
327 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/24(日) 23:49:26.13 ID:u5vwD5Fj0
102の話し、面白かったよ。
2ちゃんねるでここまで怖い話も珍しい。
でも真実味ある。日本各地の山奥に古い風習残ってるからね。
平安時代は権力闘争や戦争に負けた一族は僻地に逃げ延びて
古い都の文化を守ったらしい。
成田北部の山の中にも左遷された藤原一族を祀る小御門神社がある。
本当の話だったとしても、あんまりにfantasyノベル的でした。
あえて実話を尊ぶ2ちゃんに投稿するのは勿体無い。
しかるべき投稿先を探すことを102氏にはお薦めする。
まだやってたの
こんなレスにまじになっちゃってどーすんの
330 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/25(月) 02:52:41.26 ID:9xRe06m90
…猿を撃てない話にちなんで…。
自分が、ある地方で親しくなった県警のオッチャンに聞いた話。
狩猟中仲間を撃って死んでしまったニュースに話が及んだら…
『あぁ、ありゃあワザと撃ち殺したんだよ。大体なあ、間違って撃つ事自体無いに等しい、猟友会は獲物を追い詰めたら仲間に合図して発砲する約束でな、いきなり撃つって有り得ないんだわ。』
331 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/25(月) 02:58:18.13 ID:9xRe06m90
『約束事決まり事が守られない人間は猟友会入れないし。まあ、突然熊が目の前に飛び出して来たなら急に発砲するが…まず間違い無く……だなw』
と、断言された。
オッチャンは更に一言付け加えた。
『狩猟中の誤射で死人が出ても撃った方は罪に問われない。』
と。
はいはい、子供をからかわない。
俺の好みに合わない話は2ちゃんに向いていない(キリリッ
335 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/25(月) 08:35:50.80 ID:bO3EA+cR0
業務上過失致死って言葉を知らないのか?
>>330 普通に殺意を疑われるし、最低でも過失致死にはなる
どこのオッチャンですか?
>>325 ネットで読む文章と本で読む文章は違うんでちすよ
そんなことも分からないなんてケータイ小説を小説と言い放つゆとりなんですか?
青空文庫の立場は…
>>333 おー、これは田舎に帰った時酔っぱらった親戚のおっちゃんが俺にした怖い話と、それを腐すおばちゃんのツッコミそのマンマだなぁ(笑)
なるほど、県警のオッチャンの思想が怖い話かw
ああ、なるほど。そっちか・・・
て、ここはじわ怖か!
俺が子供の頃住んでたとこは、家のすぐ後ろが山だった。
俺はよく一人でその山に入って探検ごっこをしていたが、毎年じいちゃんが山に入るなと言う日があった。
その日は何か特別な雰囲気で、じいちゃんは近所の人たちと近くの寺に寄り合って御詠歌を唱えていた。
俺はじいちゃんに理由を聞いたが、教えてもらえなかった。
当時から馬鹿だった俺は何かワクワクしてきて、じいちゃんが寺に行ったのを見計らって、山に入った。
竹藪を越えてしばらく行くと、大きな岩があって、そばに小さな祠がある。いつもはひっそりとしているその祠に灯りが灯され、 お供え物が置かれていた。
それを眺めていると、後ろから女の人の声で「あこ…。」と声がした。
しえん
俺は焦って振り返ったが、何も居なかった。しかし、カッカッカッと不気味な音がこちらに近づいてくる。
俺はびびって叫びながら山を駆け下りた。俺は泣き叫びながら竹藪を抜け、家の中に入った。
そこには寺から帰ったじいちゃんがいた。 俺の顔色を見たじいちゃんは「お前山に入ったのか!」 と俺を叱りつけた。
じいちゃんが俺を寺に連れて行き、住職がお経を唱えてくれた。
じいちゃんが「子供やから逃げられたんや。」といったので理由を聞いたが教えてはくれなかった。
そんなことも夢の中の出来事のように思っていたのだが、久々に里帰りした時、偶然住職に会い、その話になった。
すると住職は、「因果というもんやな。」といってこんな話をした。
昔、都からさる高貴な女性がこの地域に逃れてきた。彼女は身ごもっていて、村人に助けを求めたが、村人は巻き込まれることを恐れて助けなかったばかりか、男たちがなぶり殺してしまったという。
それ以来、祠を立ててまつってはいるが、昔は山で変死するものが多く出て、それで命日には山に入らず寺に籠もるようになった、という話だった。
だけど、一つだけ疑問がある。あの時聞こえた「あこ」という言葉。あれはどういう意味だったんだろう。
吾子(あこ)って我が子って意味だよ・・・
ドンピシャじゃねえか・・・
いや、身ごもったまま殺されたから子供の事を想ってなのか
子供を探してさ迷ってる状態なのか、腹にいた子の性別が
>>342と一緒で我が子を思い出して出てきたとかそんな感じだろう
1.実はすぐ死んだわけじゃなくて、しばらくその村で
慰み者状態、で、子供は生まれてて、その子孫
2.オカルトらしく、>342がその子供の生まれ変わり
1書いててオモタ。それなんてエロゲorz
ワロタw
笑えるかあほ
我が子と間違えられて連れて行かれなくてよかったねgkbr
子供だったからセーフだったんじゃない?
住職の話からすれば、大人は完全アウトみたいなので、特定の家系ではなく村民、以外でも山への侵入者に無差別攻撃があるように思う。流石に元子供を身籠ってた女性なんで、母心ゆえ子どもには優しいかったのかも。
都から逃げたとあるし、セリフの語尾から思い切り関西圏やん!コワッ
>>353 平氏関連の女性かな?
実際、平氏滅亡あと行方をくらました女性居るし。
>>340 そんなボンクラがいるってのが怖い話なんだろ
今から10年前、今日みたいに蒸し暑い夜で丁度このくらいの時間帯の話。
ど田舎の島出身なんだが夜中になるとドライブくらいしかやることないのね。
その日も暇だったんで友達3人と宛もなく夜道をドライブ。
山の麓にある農道の脇に車止めてコブラツイストの練習しながらはしゃいでた。
見事コブラが友達Aにキマって「ギブギブ!」って叫んでるのを見て皆で爆笑。
でも急にAは叫ぶのをやめて固まってんの。
「おいwwAどうしたwww」って話しかけると、ゆっくりと指先を月に指して口パクパクさせてる。
月を見ると七色に光る物体がカクカク飛んでいる。
皆、石のように固まっていたけど目だけは七色の物体を追っていた。
幽霊を見たことないし妖怪にも会ったことない俺が初めて見たオカルトな体験が、まさかUFO
中途半端すまんww
まさかUFO目撃とは。
UFOは真っ直ぐ飛ばずカクカクと不規則に移動し、やがて山頂に着陸したように見えた。
その後、弱々しい光を何度か点滅させて消えた。
皆で議論した結果あれは間違いなくUFOってことで一段落つけた。
翌日、その山頂まで見に行ったんだが結局何もなかった。
ネットやTVでUFOネタ見てもフェイクだと信じてなかったが、自分の目で見て初め未知なることは存在するのだなと思った。
友人と山に行ったときの話。
トラブル続きで幕営地に着いたのはもう夕暮れ時だった。
シーズン前で他に登山客は居ない。
なんだか薄気味悪い藪地に急いでテントを張っていた、その時
背後に気配を感じて悪寒が走った瞬間、後頭部に打撃を食らって昏倒した。
翌朝意識が戻って周囲を調べたが、財布はあるし荷物も荒らされていない。
しかし一人で居るのも寂しいので、予定を切り上げて下山した。
>>357 翌日山頂に行った時
何もなかったと言ったが、UFOだったら擬態くらいするだろ
なにかあったはずだ
361 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/27(水) 12:23:25.47 ID:rM+P0wQW0
友達が切れて385をぶん殴って
先に帰ったって事だろ
金や荷物には手をつけなかったあたり、その友人の優しさが垣間見えるね
358「よう」
友人「!!?」
しかし、>358の菊門は・・・
ああ、そういうことか
新型アナルバイブの名前がUFOだった
ゾクゾクしちゃう話でしたね
昔馴染みの話。
山間の実家で暮らしていた頃、彼はよく川で泳いでいたという。
ある夏の日、友人と連れ立って、普段は誰も行かない淵の方へ泳ぎに行った。
楽しく泳ぎ遊んでいる内、友人の一人が奇妙な物を見つけた。
淵の深みに、一抱えもある木箱が沈められていた。
一体何の木で作られているのか非常に重い代物で、皆で苦労しながら引き上げてみた。
鉤を引っかけ止めるだけの単純な蓋。鍵は掛かっていなかった。
開けてみると、中には胡瓜がぎっしりと詰められていた。
瑞々しくてよく冷えている。
誰かが「もしかするとこれは河童のものじゃないか」と言い出した。
「河童の金庫っていうところか」
「どうせならもっと良い物を入れておいてほしいよな」
そう軽口を叩き合いながら蓋を閉め、元の場所へ沈め直したという。
「何故元に戻したかって? 盗っちゃ河童に悪いだろ」
何でもないような調子で彼はそう言った。
知り合いの話。
子供を連れて、近くの山へ蝉取りに出掛けた。
夢中になって虫取り網を振り回している子を見守りながら、腰を落として一息入れる。
抜けるような夏の空を見上げていると、何かが上空をヒラヒラと漂っているのが見えた。
白くて細長い布が宙を舞っている。
「一反木綿みたいだな」と考えながら見ていると、いきなり布はすぐ頭上まで降りてきた。
そして彼の真上で少し滞空すると、また空の高みへと飛び上がる。
そのまま山の頂上の方へ飛んで行ったという。
「まるで生き物のように思えたよ、そんなこと有り得ないんだけどな。
だってすぐ近くで見られたからわかったんだけど、アレ、間違いなく越中褌だったんだ。
しかし、あんな物があんな飛び方出来るものなのかね?
あの日、風はまったくと言っていいほど吹いていなかったんだけどな」
そう言って彼は首を傾げていた。
友人の話。
大学生の折、サークル仲間と渓流でキャンプをしたのだという。
季節は夏で丁度良い感じの砂地もあったので、西瓜割りをしようという流れになった。
ジャンケンで負けた後輩に目隠しをさせ、その場で三度身体を回してから挑んでもらう。
見当違いの方に向かうのを皆で笑いながら見守った。
「おいおい、そっちに行くと川に嵌るぞ」
誰かがした忠告も空しく、目の見えない後輩は川面に向かって足を踏み出した。
そのまま、つつっと何歩か水の上を歩いて渡る。
皆が呆気にとられていると、水の上に立っている後輩は大声を出した。
「あれっ何か足元の感触がおかしいんだけど!?」
次の瞬間、後輩は水飛沫を上げて水中に没した。
幸い浅瀬だったので服を濡らす程度で済んだという。
「お前、水の上を歩いていたぞ」
そう言われた後輩は目をパチクリとさせていたらしい。
その後、散々「もう一回!」と川に向かって歩かされたが、彼が水の上を歩くことは
二度と無かったそうだ。
この前、地元A県の一番でかい山に行った
2000m級の山で道も緩やかなんで昔から何度も行ってたんだが、ふたつある山頂のちょうど中間の谷に行ったとき変なものを見た
身長2mくらいに見える人型で、えらい細かった。そいつはテカテカの後頭部を俺に向けてなんかグネグネしてた
例えるなら、テイルズの雑魚敵のジェントルマンとかいうやつにそっくり
頭まで細長かったから、こりゃ人間じゃねえと思ってそのまま帰った。下山中かなりこわかった
もしあれがこっちに気づいてたら死んでたかもしれ
>>374 とても面白かった。貼ってくれてありがとう。洒落怖スレは荒らしが居るから随分覗いてなかったけど、
やっぱり名作は洒落怖から出るんだなあ。
>>102みたいな駄文長編は苦痛なんだが。
後ろ
の
正
面
だ
あ
れ
♡
>>369 胡瓜って浮くんだが
大量に集めると、適当な重石じゃ効かないくらいの浮力が出る
>>383 いや、だから"非常に重い"箱に入ってたんじゃないの?
でもキュウリは浮くんでしょう?
木箱なら大して重くないし
鉄木のように、固く木目の締まった材質の木でできた箱だったのでは?
話の中では板の厚みまでは言及されてませんが、千両箱のようなイメージなら2〜3aはあるごつい箱なんじゃないでしょうか。
固い木でできた箱は凄まじく重いです。
らいちんこの三文話にマジレスすんな
>>386 黒檀とか、比重の重い木材でない限り、何センチの厚さがあろうと浮くだろ
異界の話に現実的な解釈は意味がない
向こう側のルールはこちら側とは違うんだから
親戚のおじさんがすごい金持ちで、山手の金持ちの家ばかりがある場所に、別荘を持っていた。
夏休みになると、そこに泊まっていとこと遊ぶのが、毎年の行事になっていた。
ある夏、いとこが、夜に展望台にカブトムシを取りに行こうと言い出した。
別荘から20分くらい登った所に展望台があるのだが、車では入れず、地元民だけしか存在を知らない、寂れた所だった。
こに行くと、仕掛けもなしに、街灯に集まったカブトムシが取れるらしい。
夜の山を歩くことに内心びびってはいたが、カブトムシ欲しさに提案に乗ることにした。
≫370
私も近所で友人と見たことがある。
無風の夕方に、ヒラヒラと水玉模様のビニール状のものが飛んでいた。
なぜ一回テキストにまとめてから書込しないのか
こっそり別荘を抜け出し、懐中電灯を片手に緩やかな歩道をしばらく行くと、展望台の階段が見えてきた。
階段を登り出すと、先に歩いていたいとこが急に立ち止まった。
「なんだよ〜。」ぶつかって不満の声を上げた俺に、いとこは青い顔で指差した。「あれ…。」
指差した先には、青い花柄のワンピースを着た女の人がうずくまっていた。
声が小さくて聞こえにくいが「…ない、…ない。」とつぶやいている。
大事な物でもなくして困ってるのかと思い、声をかけようとすると、いとこが、「おいっ、止めろ、こいっ!」 と言って俺の手をつかみ、ずんずん歩き出した。
「なんだよ!痛いよ!」俺は叫んだが、いとこは構わず歩いていく。強く握られた手は爪が食い込んで痛むし、訳がわからないまま、俺たちは自分たちの部屋に帰り着いていた。
部屋の電気をすべてつけると、いとこはへたり込んだ。
「最初はちゃんと聞こえなかったんだよ。」急にいとこは口を開いた。唇がわなわなと震えている。
「何?」その異常さに俺も鳥肌が立ってきた。
「あの女の人さ、しねない、しねないってつぶやいてたんだよ…あんな所なのに裸足で…。」
俺も体が震えてきた。でもびびってるのが格好悪くて、「でも、でも、あそこに自殺しにきた人だったら止めなきゃダメだったんじゃ…。」
と冷静な意見を言おうとした。
するといとこは俺を睨みつけ、「じゃあ、お前1人で話しかけに言ってこい!」と叫んだ。
そんなことできる訳もなく、俺たちは部屋の電気を付けたまま、布団に入ったが、ほとんど眠れなかった。
それから数日間、自殺のニュースが流れるのではと、どきどきして過ごしたが、そんな話は聞くことはなかった。
>>388 いや、だから比重の重い木材を使ってたんじゃないの?
この日本にもウバメガシとかナツメとかサルスベリなど、普通に沈む木ってあるんだよ。
特にカシ類は沈みやすかったと思う。
木材が水に浮くのは、空気を含む間隙が多いから。
沈む木っていうのはこの隙間の割合が少ない木になるの。
ところで基本、木材をつくっている物質は同体積の水より重い。
だから水に浸かり過ぎて完全に空気が抜けていれば(間隙に水が満ちていれば)、大抵の木材は平気で沈みます。
まあそこまで抜けていなくても、中に水が入った箱なら沈み勝ちになるかと。
個人的には、誰か里の人がこっそり水冷してたんじゃないかと思うけどね。
でもここで河童を想像するその心が好きだ(笑)。
>>394 いや、必死にならなくてもみんな知ってるよ、木材の比重の話は
普通はそんな素材で木箱を作らないし、沈む程水が浸透してれば、中身もダメだろう
そこまで木材に水が浸透するって、どんな状態かわかるよね?
水冷するのに木箱に密閉するって、なんの意味もないしね
まあ、話と関係ないところで盛り上がったね
一番必死に見えるのが
>>395に思える件について。
書き込む毎ID変わる輩って本当にいるのね。
>>普通はそんな素材で木箱を作らないし、沈む程水が浸透してれば、中身もダメだろう
カシの木の類は道具類作るのに使われてたんだが。
硬くて頑丈だから建材や箱材、器具材に普通に使われてたぞっと。
>>396 そんなにかみつくなよ
意図的にID変えてるわけじゃないし
一般的に、カシでそのへんの木箱とかつくらん
大事な物をいれる堅牢な箱ならともかく、話の流れからするとその辺の普通の木箱だろ?
それに、水の浸透のはなしはカシとかでなく水に浮く木の場合だ
と、そんなことはどうでもよくって、
ようはこの話は、
ただの木箱なのに重いぞ?
↓
なんか入ってるな、開けてみよう
↓
きゅうりだ!
てことだろ?
浮力云々を考慮せずに、中身が詰まってるってことを表現したかったんだろう
我々の議論は実にくだらないってことだ
そんなん気にしてたら小話なんざ読めんて・・・
>>警戒中の覆面パトカーに追跡され、集団は堺市美原区の団地内に逃走。
バイクなどを乗り捨て暗闇に紛れ込もうとしたが、がけに気付かず次々と9メートル下に転落。
骨折などの重傷を負った少年もおり、追ってきた警察官に引き上げてもらい、病院に運ばれた。
逃走に夢中で、警察官に「空中を3、4歩走った」と話す少年もいた。
ちょいとムシ返して悪いが木の材質云々以前に、
河童に神通力があるって考えはないのかい?
本当に悪いよ
河童「スレの皆に好評のようでうれしい。」
俺がマジレスしてやると、川底に罠なんかを沈める場合
必ず石も一緒に入れとくと罠が浮かび上がらない
だから、その木箱にも石を底に入れて沈めておけば
キュウリは冷やせる
アスペかよ、木箱が沈むか浮かぶかがそんなに重要か?
突っ込むところはそこじゃなくね?河童なんていねーよ。
話に河童が出て来た時点で、現実感がないんだから木箱が沈んでもいいだろ。
木箱スレが出来るなんてオカ板だけだよな…
>>405 馬鹿者
あの話には河童なんぞ登場してないぞ
やー、悪かった。
触っちゃっいけないコだったのね。
夏休みなの忘れてた。
>>409 医大の方は問題意識が無かったな、実験用の動物を正式に購入してただけだから
ただ売る方(市だったか?)はこっそり売って、それが良い金になってたようだ
結局手続きの問題だったかな、現在じゃ頭数を決めて売ってるようだが
>>408 どんなだよ
アスペとか、お前がまんま携帯で夏休み全開じゃねーか
>>410 なるほど。遅レスなのに有難う
小遣い稼ぎが成り立つと猿も乱獲して絶滅するかもねぇ
100円ショップにある桐の木箱は中々いいぞ
通気性がいいからゲームのROMの保管に丁度良い
>>407 読み返したら、確かに河童は出てなかったな。しかし、やたら木箱が沈む事にこだわる奴が居たから、
野暮な奴だ、ここはオカ板だぜって意味もこめて
空気が読めないアスペかよと思っただけだ。
ちなみに
>>408は俺じゃない、アスペ発言は俺だからアンタ
>>408に詫びろよ。
河童「よくわからないけど、私が謝りますので水に流して頂けませんでしょうか。河童だけに」
河童じゃ!河(以下ry
河童と天狗と鬼はいてもいい気がするんだ。
あとなんかひょろ長い山の神とか、動物の毛皮かぶってる物の怪とか、
山姥山男の類とか。
>>414 そうか、
だが断る
遠野の河童淵でガッカリした記憶があるから、河童関連では謝らんぞ
では代わりに岸辺シローが謝るという事で
420 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/29(金) 12:10:35.26 ID:/8Eh41z40
キュウリの入った木箱が沈んでたって話は
西丹沢のじいちゃんからきいたことある
>>415 ついでに河童ならではの山にまつわる不思議な話を語ってくれないか?
>>414 「やたら木箱が沈む事」にこだわる奴も、それに反論して「普通は木箱が沈まない事」にこだわる奴も、第三者から見れば野暮くてうざい奴である事にかわりはない。
二人してどっか別んとこ行ってやってくれよ。
このスレの流れが河童の仕業
,,;⊂⊃;,、
( ・∀・ )ノ カッパ
ノ/_/
ノ ゝ
427 :
顔 ◆3EgJTOI8PA :2011/07/29(金) 14:55:03.58 ID:eCiK923w0
カッパにちなんでこんな話。
友人が子供の頃に体験した話らしい。
自分の爺さんが、河童にあったなんて話すから、そんな事件が起きた
と言っていた。爺さんだけ河童を見たのが悔しくて、近所の男子を
みんな呼んで河童を釣ることになった。
潜って探す奴。釣り竿の針に胡瓜を付ける奴。重りと針を使って
川底にキュウリを仕掛ける奴まで居た。
結局昼になっても見つからず、みんなして火をたいてジャガイモを焼いて食っ
てたときだった。岸に刺さってた竿が、ズルリッと川底に引っ張られて
ゆく。次いで川底の罠にもかかった。みんな我先にと、罠の縄を
つかんで引っ張ったが、男子が7人がかりでも引き上げれなかった・・・
そのうち一人が、「潜って捕る!」と言い出すと、
「おえもだ」・「一緒にあべ」・「いくどぉ!」と言い、
ジャガイモと火をほったらかしに、裸やパンツ一丁でみんな竹槍を
持ったりして川に潜った。
428 :
顔 ◆3EgJTOI8PA :2011/07/29(金) 15:02:18.20 ID:eCiK923w0
続き
すると、川底に罠はなく、ひもの先は川底の泥に刺さっていた。
みんな対岸にあがって
「なんだべ・・・あえは」
「だえがやったんだべが?」
「人だ見てるとこであっただことできるわけねぇべった!!」
「んだやなぁ・・・」
と言っていると一人が、
「あえはなんだっ!?」
と言った。そこを見てみると串に刺さったジャガイモを持って
口には胡瓜の入った箱の縄をくわえ、その先には石の重りがある。
目は鋭く、巨大な犬歯が口から見える。頭に皿はなく、
背中に甲羅があり、甲羅の終わりと、頭から、コケのような毛が
長く生えていた。そいつはニッと笑うと、四つんばいで犬のように走り、
柳の林の中に消えていった。
>>428 あっさりと「それは見たこともない生き物だった」と書きたくないのは分からんでもないが、文法無茶苦茶だぞ。
実際に沈む木てのはあるらしいな・・・
ただ、国内にあったかどーかは怪しいがw
>>427-428 乙。しかし、まず落ち着けw
日本語が崩れてるぞ。
>>430 サルスベリは普通に沈んだよ。
地の山の手入れ手伝ってたんだけど、伐採したのが重く感じたんで、
作業場近くの池に放り込んだら、浮く気配も見せずに沈んでった。
その後「池に捨てるな」って怒られて涙目になったけど。
>>431 こらこら、顔に触るとは… お手つき一回だ(笑)
>>428 信憑性のありそうな近年の河童の目撃証言だと「甲羅」は無いみたいだよ。
>>310 以前猿の駆除をテレビのドキュメンタリーでやっていた、罠を仕掛けて
掛かった猿を撃ち殺すんだが(殺すシーンは無し)凄く後味の悪いシーンがあった
小猿を連れた母猿が罠に掛かるんだが、その母猿・・・
子供を罠のオリの角にやって自分はその子をかばってオリの柵を
両手でしっかりともって、小猿を背中にかくして大の字(解るかな??)に立ちふさがるんだ
駆除をする人も凄く撃ちにくそうだったが、結局はカメラがその場面から移動した後
処分したと流された、あれだな、猿でも子を思う親の心ってのは凄いものだね。
435 :
顔 ◆3EgJTOI8PA :2011/07/29(金) 20:32:35.42 ID:eCiK923w0
河童じゃないのか・・・?
まあ、クチバシが無くて、虎とかライオンにそっくりな顔をしてたって
言うし、河童ではないのかもしれんが・・・
最近は回転寿司のチェーン店経営してるよな。
河童。
>>436 彼処の胡瓜巻いたの旨いんだよな、何て言ったっけ?
>>436 昨夜のNHKの番組で、河童がそう言ってたな。
ビーフジャーキーの製造販売で成功した天狗を、羨んでいるような話もしていた。
だからカモノハシだと言っているのに
水虎なら、一人か二人くらい噛み殺されてないとそれっぽくないな。
日本の水虎はとにかく獰猛で子供見つけたら殺す妖怪だし。
443 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/30(土) 11:40:20.89 ID:qtiMOSvpO
子供の水難事故を防ぐ妖怪なんだろ
445 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/30(土) 12:14:50.93 ID:nWbzJiYu0
ひょうすんぼさん
447 :
顔 ◆3EgJTOI8PA :2011/07/30(土) 12:31:36.09 ID:kIodGN1B0
俺も水虎かとは思ったが、水虎って凶暴なはずだろ?それに、
キュウリは分からんが、ジャガイモ食うのか?肉食だって聞いたぞ?
村長だろ
>>447 おまい、本文に「それ」がどんな大きさや体格をしてたか、顔がどうだったか書いてないじゃないか。
顔と名乗るくせに、片手――両手落ちなんだよ。
451 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/30(土) 13:22:42.60 ID:nWbzJiYu0
顔はスルー推奨
>>447 いいか、よく聞け
そうやってネタ投下のときはコテトリつけてもいいんだよ
関係ない話に加わるときにコテトリつけるのをやめれば受け入れられるんだよ?
雷鳥だってそうしてるじゃないか
雑談するとき名前を入れるな
ひとの真面目なお願いは聞き入れるもんだ
無視すんな
>>436 かっぱ寿司のCMで、リトルグレイが出て来るけど製作側が
リトルグレイ=河童説を踏まえて作ったんだろうかw
>>449 日本昔話なら、出家して西国巡礼に出て高野山で苦しい修行を積んで
高位の聖になった挙句、普陀落渡海してしまうシチュですね…。
>>428 この話は湯沢市山田で川は雄物川か?
そっち方面の人から似た様な話を聞いたことがある。
もっとも
風土病のケダニ()ツツガムシ病)の方がもっと怖いと言っていたが。
顔は使ってる方言から見ても湯沢近辺の秋田県南部に住んでるか縁があると分かる。
カッパキザクラ
忘れ去られた日本の名物 ルンパッパ~カッパッパ~
>>434 あ〜それ見たことある・・・・
確かに大の字になってた。
子サルは確か3匹だったかな
みんな母猿の後ろに固まって隠れてたね
460 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/30(土) 19:00:34.49 ID:qtiMOSvpO
461 :
本当にあった怖い名無し:2011/07/31(日) 01:59:52.16 ID:Ca478S6r0
>>459 うわぁ〜〜、キツいな〜
どっか山奥の棄てられたような杉林を伐採して、そこにドングリやら柿やらを大量植林して、10年くらいで降りて来る必要ないように出来ないものなのかな〜?
げ、可哀相な小猿は一匹じゃなかったのか・・・凹むな
あんまり怖くないかもしれないけど小学校の頃の話です
家の目の前にスキー場があるんだが夏場はそこにクワガタを取りによく遊びに行っていた
その山にはゲレンデとは別にリュージュのコースがありそこが一番の穴場だった
リュージュのコースはやや長い直線と意外ときついRのコーナーがハーフパイプ状に構成されていてそれなりに傾斜もある
その日もそこに俺と友達の二人でクワガタを捕獲に行ったのだが朝から収穫は無かった
しばらくコースのなかを上のほうに向かって進んでいるとコーナーの向こうで何かが動いたのを友達が目撃した
よく蛇に出くわすこともあったのでその日もどうせ蛇だろうと友達を諭してみたのだが
「蛇よりもでかかった!」とコーナーに向かって駆け出した
当時ツチノコがブームになっていたこともあり「ツチノコかもしれない!!」と好奇心も手伝って俺も一緒に追いかけた
子供ながらによく走ったと思うがコーナーにたどり着いたときには蛇どころかクワガタ一匹見つからず
鳥でもいたんじゃないか?ってことでまたダラダラと上を目指して歩いていった
途中に第二スタート台がありそこがいつもの休憩ポイントとなっていた
スタート台から今来たコースを眺めつつ木陰で休んでいると再び友達が俺に声をかけてきた
「あれなんだと思う?」
俺が振り返ると友達はコースの上のほうを見て身じろぎせず何かを凝視していた
俺もその視線の先を目を凝らしてみた
明らかに蛇ではない何かがコースをこっちに向かってゆっくり進んでいた
最初はコースに落ちた動物かと思ったが明らかに動き方がおかしい
芋虫が這うように一定の間隔でもぞもぞ動きながら進んでいた
だんだんそれを捉えることができてくるとなんとなく形がわかってきた
「なんか人っぽく見えない?」
そう俺が言うと友達も「人・・・だよな・・・?」そうつぶやいたと思うと
「正体確かめてくる!」といってスタート台からコースに飛び降りコースを上に向かって走り始めた
俺はスタート台のスロープからズルズルと壁つたいにおりると友達のあとに続いた
友達の背中越しに「もぞもぞ動いていたそれ」がこちらの気配に気づいたのか向きを変えたのが見えた
友達もそれを見て足を速めた次の瞬間その物体は複数の黒い影みたいなものに変わって
リュージュのコースの両壁をシュルっと上って消えた
俺は友達に追いつくと正体みたか?と聞いたが友達は「いやわからん・・・」とだけ言った
とりあえず二人でそいつがいたところまで行くことにした
それが消えた地点から上のほうに向かってコース上には蛇の抜け殻のカスみたいのが続いていた
それを見て二人とも急に怖くなって大声を出しながらコースを爆走して山を降りた
特にその後怪異の類には苛まれていないので悪いモノではなかったのかな?と思っている
そんな30年以上前の話でした
普段は洒落怖スレをメインで読んでるんだが、
たまたま見てみたら
>>374の話がのってたから聞かせて貰いたい。
これに関する類似話を知りませんか?
テンポポ様を読んだとき似たような話見たと思ったんですよ。
儀式を知ってたんですよ。
本スレでも聞いたのですが自分の記憶が他の話とごっちゃになってて、
違う話はわかったんですけど、それ以上聞くのもはばかられたんですが;
自分で探すのにはやっぱり限界があって;
>>465 ここで聞くより先に洒落怖856にレスしたら?
すいません。
山の怖い話だから、こっちの人のほうが詳しいのかもと思ったんです。
もし書き込み見てわかった方いたら教えてください。
>>455 高位の聖まではともかく、何故、渡海までしてしまうw
渡海まではしないだろうな
せいぜい岸壁にトンネルを掘るくらいだろ
俺の子供の頃の話なんだけどさ。
今でも少しだけ怖いから呟いてみる。
二時間あれば往復できるような小高い山が近くにあるんだ。
まぁ、蒟蒻屋と松の伝説がのこってるだけの古びた山なんだけどさ。
そんな場所で、それこそ幼稚園の頃からその山に登ったことがあるぐらいに身近なんだ。
登った回数なんて3桁にはならないけど2桁後半にはなってると思う。
遭難なんて有り得ないような場所だから、たしか小4の遠足で登った訳さ。
その遠足、小6の先輩が先導してもらい、山頂の先生にチェックして貰えればどんな道でも良いっていう仕組みだったんだけど。
先輩が誘導する内にうちらの班だけ変な道に入って、先輩が言うには近道だって。
自信満々でどんどん先いっちゃうんだ。
で、気づけば周りにはうちらの班だけ。
本当に近道なのか怪しいと思ってたころに、ふと気がつくと頂上付近の見慣れた道に出て、しかも他の班より早い。
普通に登るより子供の足で15分くらいは短縮してたと思う。
凄い道あるんだなー、なんて子供心に思ってたんだけど、帰りは何故か普通の山道を歩いて帰った。
で、中学上がるちょっと前位に母親と妹でその山に遠足する機会があって。
山道前の鳥居を抜ける最中にふと思い出したんだ、そういえば近道があるって。
それで親も良いよって言ったし、その近道を歩くことになった。
山道を少し進んだ当たりで左右に道が別れてる。
右は何時もの正規の道。左は途中から道と言うよりも獣道になってるのが遠目からでもわかる。
もちろん近道は左だから左へ曲がったんだ。
最初は記憶通りの近道。
だったんだけど、途中から道がどこかおかしい。
最後には獣道すら無くなって、手を使わないと上がれないような斜面にあたっちゃったんだ。
こんな道は記憶にない、俺が間違ってたんだ。そう思って、戻ろうって母親にいったんだけど。
母親は後ろを一度振り返った後、前に進みなさいって頑として聞かなかった。
小学校低学年の妹を必死に支えながら斜面を登ろうと急かすんだ。
さすがにおかしいと思って俺も後ろを見たんだけど。
その瞬間だけは今も鮮明に覚えてる。
無いんだ、今まで来た道も。俺らの足跡も。
で、本当に必死になって登って、なんとか見覚えのある道に出た。
山頂の近く、先輩が通った近道を抜けた合流場所。
泥まみれ、汗まみれで遠足なんて切り上げて無論直帰。
そのあとは別になんも無し。
無事に帰れためでたし、めでたしだったよ。
ただ、うちの中学は幼、小、中ってエレベーター式だったんだけど。
班長だった先輩、探したんだけど居なかったんだよね。
>>472 退路の無い山道も怖いけど、最後の一文がさらに怖いな。
その先輩はもともと存在しない人で山の何かの化身だったのか、
それとも山に祟られて事故や転校していなかったのか。
ヽ)∵)ノ
( (
) )
くねくねAA懐かしいw
山って怖いよね…ホント…。
ここのスレ見ると嘘か本当かはわからないけどぞわぞわする…。
怖くて山行けないから
楽しませて貰ってるのに面白い話が提供出来なくて申し訳ないんだが、
何か影みたいな、もやみたいなのとかっているよね。
とっても怖くって正体なんて調べられないけど、
ちょっとづつにじり寄ってきたり、あれなんなんだろうね、怖いよ…。
あれに追われてから、山怖すぎる。
478 :
顔 ◆3EgJTOI8PA :2011/07/31(日) 20:05:51.34 ID:v1NrIzcr0
秋田県在住だが、「くねくね」を見たり聞いたりした人は、どんな年寄りで
も居なかった。ただ、「くねくねするもの」の話はあるという。
俺が農家の爺さんから聞いた話
くねくねが気になってとうとう横手の辺りまでできてしまった。
そして、知り合いの爺さんから聞いた。くねくねする物の話。
昔、と言っても明治辺りらしいが、そのころはまだたくさん田んぼ
があって、ほとんどの人は農民だった。爺さんの爺さんもそのころは
若かったから。何でもこいってかんじだったらしい。
そして、田んぼに水を入れる管理をしているとき、何かがゆっくりめに
クネッ クネッ と動いていたらしい。
ネットで話題の奴とは違う。グネグネグネッと動くのでなく、
クネッ クネッ と動いていたらしい。
不思議に思って近づいてみるが、よく見えない。そのころはみんな
視力がよかったし、その人だってかなり目がよかった。
そのことをばあさまに話したとたん、ばあさまは顔色を変えた。
婆さまは「でおった・・・でおったか・・・」と言うだけだ。
理由を聞いてみると、婆さまに逆に質問された。
「色は何色だ?」と、「白」だと言ったら婆さまは少し落ち着きだした。
後日、また仕事をしていたら、そいつは居た。そのときは家に誰もいなかった
らしい。爺さんはそのとき、そいつが近づいていることに気づいた。
猛スピードでこちらに向かってくる。驚いて家に逃げた。戸口が大きな
音を立て、ガタガタとなる。物の怪だと思い、戸口に思いっきり塩を
たたきつけた。そいつは居なくなった。あっさりと。
婆さまは正体を言わぬまま死んでしまい、正体不明のままだそうだ。
ばあ様がクネクネだったのじゃ
>>478 秋田県湯沢だともっと取っておきの怖い話あるだろう?
山田の交差点とか切畑集落とか七曲峠とか。
あの辺りの人は地元の山怖の話はあんまりしてくれないのだ。
俺が聞いた七曲峠は77年頃の夏。
白い乗用車が峠道で曲がりきれずに事故って運転手(女性)が亡くなった。
ところがそれからというもの
白い乗用車と助成が運転する車は事故現場でエンストしたり
居ない筈の人影が見えるという事例が多発。
これだけならどこにでもあるオカルト話だが
このことがなんと地元紙の夕刊に載り
それがきっかけで東京キー局の昼のワイドショーにも取り上げられた。
しばらくして
近くに住む住職が気の毒がり
事故現場で読経、供養したらピタリと収まったという。
私の住んでる県は山だらけなんで、小学生の遠足はもれなく登山なんだけど
山道にある掘っ立て小屋の脇に一斗缶があって、そこに猿のような人間のような腕が入っていた
少し腐りかけてて肘から先が一本だけ少し溜まった雨水と一緒に缶に入ってたんだけど
先生も生徒も全然話題にしてなかった 私が『あれ何だろう?』と聞いても特に反応もなし
作り物だとしても、あんな風に腕があったら大騒ぎすると思うんだけど
あと不思議な事があったのは友人と新そばを食べがてらドライブした帰り
最寄のインターへはまっすぐ道なのに、カーナビがなぜか右横の山道へ入れとナビしてきた
このナビアホかと無視してたんだけど、あんまり山へ入れと指示してくるもんだから試しに山に入ってみた
一応細く整備してある道だったんだけど、道の両脇にある平屋はまだ夜の8時くらいなのにどこも明かりが点いてなかった
インターへの近道じゃないだろうし道も細いから、すぐにUターンしてもとの道に戻ったけど
明かりもないしナビは山奥を行かせようとするし少し不気味だったな
文やストーリーがダメダメでも地域名が明記されると
こういう事があったのかあと地図を見ながら思うと恐さがある。
2年前登山にはまっていて、
平日1人で昼間高尾山の頂上まで登って
人が少なかったので頂上のベンチで寝転がってたらそのまま爆睡してしまい
目覚めたら夜の10時ぐらいで、汗って下山しようと歩いても
周りに誰も居ないし明かりはポツポツたまに電灯ついてるだけで
真っ暗なところもあるし
歩きながら本当に押し潰されそうなくらい怖くて、
なんとか無人リフトまで着いて下まで降りたんだけど、
その時止まってたリフトが動きだしたの、人が近づいたら動きだすセンサーかなと思ってなんとも思わなかったけど
後から調べたらそんなんなくてリフト係員いないと動かしてないらしいしなんだったのか本当怖い
485 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/01(月) 05:08:53.62 ID:ux5njLDD0
>>484 そのおかげで無事に帰れたんだし、むしろいいモノなんじゃない?
>>484 割と親切な怪異だね
恐れる事は無くて有り難い事だよ
天狗サンに感謝しろよ。
爆睡してしまったのも天狗サンの仕業だけどな。
怖い気配を感じた体験
京都の田舎方面を当てもなくバイクで走ってた
○○滝って看板を見てバイクで山奥に向かう事にした
こういう行き当たりばったりのツーリングは好きだ
少し走ると山の中の墓地に出た
通り過ぎるとまた墓地がある
道路の左右にぽつぽつと墓地がある山道だった
490 :
489:2011/08/01(月) 10:33:13.62 ID:35NqDAvbO
ようやく山奥の滝に到着し徒歩で山を登り滝と対面
案内図では更にこの上に池2つと城跡があるらしいので歩いて登った
いかにも河童の出そうな不気味な池に到着
池と言うより沼って感じた
もう1つの池も見ておこうと更に山奥に歩いて行く
杉が覆い茂っていてかなり不気味な山道を気配を消しながら歩いていた
491 :
489:2011/08/01(月) 11:00:14.17 ID:35NqDAvbO
歩きながら前方右上の杉並みの奥に
物凄い何かの気配を感じた
足を止めじっと見るがわからない
するとその方向から何かのうなり声のような
息遣いの様な声が聞こえてきた
犬や鹿とかではないと直感でわかり
その声に警戒しながら巨大な池に辿り着いた
城跡を探す気にもなれず、すぐに来た道を戻る
もう威圧的な気配や声は聞こえなかった…
カバンのファスナーをゆっくり開け閉めする様な低い声でした。
>>388 ものすごくでかくても、流木は沈むよな?
水を吸い、古くなった木は腐らずとも沈むんだよ。
もうさ、しらないなら黙っててくれよ。
地元バレだけど、少しぼかして書かせてもらいます。
あれは季節は夏。下世話な話だが、地元ソープに飛び込みで行ったんだ。
あたった嬢が自称霊感持ち。メンヘラか?と思いつつ何気に「じゃ、この辺じゃどこがヤバいの?」って聞いたら返事が「比叡山。あそこは心霊スポットとして探検気分、遊び半分で行かない方がいい」
494 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/01(月) 12:38:06.13 ID:hLxwaA610
>>491 熊とか
狼とか
狼って今の山にいるか知らんが
>>491 熊か猪か
意外と巣穴を守っていた母狸かもしれないな
>>492 何を今更
水を完全に吸えば沈むと書いてあるわ
その上で、そこまで長時間沈んでるならキュウリもダメになってるだろ?
まさか、一日やそこらで沈むと思ってんの?
てか、どうでもいいんだよ、もうこの話
長時間沈むなら→長時間浸ってるなら
余計なレスすまん、馬鹿に絡まれるとイライラしちまって
俺がもう少し突っ込んで聞いてみた。
「具体的に比叡山のどの場所がヤバいの?」
「もうねどこがってレベルじゃなく、全体がヤバいのよ」
で、事が終わり帰り飯食べて、コンビニで立ち読みして時間を潰してた。暇だから嬢の言葉を半信半疑で車を比叡山に向かったんだ。
話の構成に無理のあった、爺さんの心温まるホラ話でいいじゃない
きっと木のことなんかよく知らなかったんだよ
やばいと言えば高野山の柳とか有名だね
まぜっ返すけど。俺、
>>405、
>>414だ。
>>418よ、お前俺のレスをしっかり読んでないだろ?
ちゃんと読んだ上での回答なら、お前読解力ないぞ。沢山本を読んで、物事を読み解く力を身につけろ。
お前は
>>408を俺と勘違いしたんだぜ?その件を408に謝れって言ってんだ。
俺に謝れって言ってる訳じゃないんだから、河童関連どうとかって関係ねえよ。IDが出る板で人違いで切れるって、相当恥ずかしいぞPCさんよ。
その話題もうやめたら?
KYにも程があるぜ
>>502 すまん、俺は別にいいんだが、間違えられた奴が可哀相でな。
IDが出ない板なら俺からも謝るんだが。
久々に来たから、亀レスになっちまった。
君にも謝るよ、気分を害してごめんな。
バッシングされても、やっぱ言っておきたくてさ。
>>496 頭悪すぎw
古い木で箱を作ればいいだけの話だろ。
中身は冷やしたいときに入れればいい話。
だから普段から使えねぇとかメカ沢って言われんだよ無能。
怖くはないが、某天狗が有名な三つ星山での事。
この山には、今時期はあえて夕方から登り、日が落ちてから下山するナイトハイクをするんだが、これが楽しいんだ。
真っ暗闇の中に、ヘッデンの明かりみで、ヘッデンが照らす場所以外は完全に闇。
もう、頂上にも人影が無くなり、暗くなったので下山開始。
張り詰める五感に、研ぎ澄まされる聴覚。
聞こえるのは、樹木から枝か、虫などが落ちるパサッ?みたいな音と、自分の足音、息遣いのみ。
たまに、ムササビいないかキョロキョロしながら、ノンビリ下る。
歩き出して、しばらくして急に背後が気になり、立ち止まる。
気配を感じるとか、視線を感じるとかは全くないけど、気になるから振り返るも特に変化は感じられない。
まっ、気のせいか?と振り返ろうとした瞬間、盛大な『ハ〜クッション』と。
人の気配も感じなかったし、明かりも見えないのに、クシャミって。
何?天狗?天狗なの?
一瞬固まった後、いそいそと急ぎ足で下山。
下山後に冷静に考えても、頂上に人いなかったし、後続の気配も無かったし、怖さを感じなかったから、やっぱり天狗?
そうだ、天狗だったんだ。
と、少し嬉しい気持ちで帰路につきました。
以上。
怖くなくて申し訳ないけど、初めての経験だったので、書き込みしました。
駄文、長文でスレ汚し申し訳ない。
>>496 横から口出しして悪いけど、中のキュウリと外の箱とでは、水に浸かってる時間が違うんじゃないかな?
水に沈められる箱があるのなら、中身だけ冷やしたいその都度、入れ替えればいいんだし。
「箱の木が水に浸ってるなら中のキュウリもダメになってるだろ」っていう説明は意味がないと思う。
というのも実際、うちの実家にゃ畑で取れたトマトを冷やすためのシンプルな沈め箱があったんだ。
箱とは言っても、打ち付けた板の間が隙間だらけで(爺ちゃんがわざとそうしてた)、川に漬けてたら箱中を水がつうつうに流れる構造。
木箱というか、木でできた四角いカゴって呼んだ方がいいかもしれない。
使ってる木材は何だったか知らんけど、実家の箱は単純に石を重しに入れて沈めてた。
俺と弟が遊びに行く時には、スイカや三ツ矢サイダーなんかも毎回冷やされてた。
(この辺、俺的にはすごくいい話。爺ちゃんも婆ちゃんも大好きだった)
元ネタの
>>369には箱の様子は詳しく書いてないけど、多分実家のと似たようなものだと思うんだ。
実際に重いもの入れたら、隙間だらけの木箱なんて簡単に沈むわけだし。
だから箱が沈む、沈まないっていう言い合いはもう止めた方が良いと思うんだ。
第三者なのにくどくてスマソ。
>>506 くしゃみって人間以外のものにされたら何故か驚いてしまうw
猫とか犬とか牛とか馬とか妖怪とか
生きてるなら当たり前なのにね。
しかし胆力あるなぁ。
友達と夜のドライブで山に行った時、
ライト消して少しだけ車外に出てみた事があるけど
闇の圧迫感が凄くて10分も外にいられなかった。
鼻や口からどんどん暗闇が流れ込んでるみたいに息苦しいの。
歩きとは全く違うけど、夜の山は気軽にはいけないなぁ。
外に出たのは星を見ようと思ってだけど、木々に阻まれて駄目だったw
でも上向くのも怖かったな。
>>497 端からすれば497が一番必死でお馬鹿に見えるおw
林に囲まれていると、誰もいないはずなのにすごく賑やかな感じがするんだけど
夜の闇の山の圧迫感てのもよくわかる、虫や小動物たちだけとは思えない「あの気配」。
天狗って露助説が有力と思うが
そんなの関係ねえ、天狗は天狗として居るんだって思ってるんだな
あれー?まだ、んなことネチネチとやってんの?w
鉄木云々と>408書いて間違われた者だけど、あれだけヒントになりそうなこと放ってやっても見向きもしないんだからそういうことなんだよ。
あと1ヶ月スルースキルつけないと身とスレがもたんがな。
あと
>>504気遣いありがと。
必死なアホを弄るって面白いよねwww
スルー力検定中
515 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/01(月) 18:56:07.97 ID:WED1Vw7pO
>>498続き
国道161号線を適当な場所で曲がり比叡山麓に到着。万が一に備えてダッシュボードに隠してあるベレッタM92FS(勿論本物でもなくDQNでもなく趣味のガス銃)を取り出しセーフティーロックを解除し、いつでも撃てるようにしてた。
(ほんとかな〜?信長の件の事か?比叡山山頂の遊園地のアトラクションのお化け屋敷に本物が出た噂は聞いているが…)
>>471 その山って山形県じゃないか?
俺も遠足やら部活の体力作りで何度も登った。
テスト
518 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/01(月) 23:55:38.14 ID:ZS/Nf/w40
あー、なんだ、浮いたの沈んだのという話なら、昔インディアンが白人を捕まえた時、コレは神なのか人なのかと議論になったそうで、結局試してみようという事になった。
人であれば水に沈むし、神であればそんなの関係無いって訳で、捕まえた白人を木に縛って水の中に放り込んだら、沈んで死んでしまったので
「コレは人で有る、神じゃ無い」という結論になった、という話をなんとなく思い出した。
なにその魔女狩りwwww
>>515 >(勿論本物でもなくDQNでもなく趣味のガス銃)
と書いてあるが
>取り出しセーフティーロックを解除し、いつでも撃てるようにしてた。
充分、DQNな件w
522 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/02(火) 08:07:35.39 ID:Es7iBb7Z0
>>515続き
山中を適当に流し、車を中腹辺りで止め缶コーヒー飲みながら一服。
寂しい琵琶湖の夜景を眺めてた。(何にも出ないし、メンヘラの戯言か…それにそんな都合良く出る訳ないわな)
…ボソボソ…
!?
風に流されて話声が聞こえてくる
(ハイハイ猿ね、猿)
ソプ嬢にちんぽ突っ込みながら、会話でも突っ込みを入れていたんですね。
えろいなー
書き込める?
527 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/02(火) 23:12:32.88 ID:jI8MzR+w0
イライラ(−_−#)
海なら電気付けなくても全然怖くないけど山は怖いのは何故だろう
海は開放的な空間だからだろ。
山は、山々や木々で四方囲まれて閉鎖的空間になってて圧迫感もあるし、なんかよく分からん獣の声も聞こえてくるから、
アウェー感がつよいんでないかな。
でもまぁ、一見怖くない海も、海水浴客とか、釣り人とか、地元民が毎年10人ばかし溺死してて、その上海の物の怪の話を聞かされて育てば、絶対近寄りたくなくなるけどな。
挙げ句近所の場合、自殺名所の橋まで海の近くにあるからなー。
漫画家の山岸凉子がタクシーに乗ってグルグル狐につままれたのは比叡山だったっけ?
比叡山って書いてたっけ?エッセイつーか作中では特定してなかった
ような気ガス留けど
>>523 考えながら釣りネタ投下するならもっと上手くやってね。
ヤマノケの話って、娘とドライブに行った父親が山中で娘をレイプしたら、
娘の気がおかしくなって母親にごまかす為に怪談話でっちあげたってことでおk?
「なんで道を外れたのか、今は後悔ばかりしている。その当時の精神状態がすでにヤマノケに操られていたのかもしれない」
>>533 まあ、其れは解釈だよね〜。でもそうすると、よく分からないモノへの懼れジャなくて、人が怖いになっちゃうね〜。
>>534 よくわからないキッカケで気が狂ったと考えればオカルト的には問題ない
まーでも一番怖いのは生きてる人間ってよく言うしなぁ
536 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/03(水) 04:46:20.34 ID:BSoIrLeE0
テス
>>535 そーだね〜。そのよく分からないキッカケを引き出し得たのが魔や妖、山に潜む人に理解出来ない何かなのでは、と云うのかスレの趣旨だから、そこに畏敬の念を持ちながら読み進めていけたら良いね〜。
1月だったかな。
何故か雪山に登りたくなって、ネットでカンジキを買った。
車で三時間程走って、夏に何度か登った事のある山に向かった。
除雪が道の途中で終わってたから、そこから歩くことにした。
539 :
1月:2011/08/03(水) 12:28:31.42 ID:5VqJsjSYO
まずは登山口を目指す。
幸い、うっすらと誰かの足跡が残ってた。
ふかふかの新雪でカンジキの意味が?だった。時々ズボって足がとられる。
歩き疲れて後ろ見ると100m位しか進んでないのな。大変だわこれは。
C
ふかふかの新雪なら尚更カンジキの意味があると思います。
おしまい
もしかしてカンジキとアイゼンを間違えているんじゃなかろうか
ワカンの浮力なんてなあ、経験無いと分からないかまあいいわ。
んで、無事登山口到着。
足跡はまだ続いてる。
時間が許す限り登ってみようと。
この山は標高1000はmちょい。五合目に巨石がある。そこまで行こうか。
時々、さらさらの粉雪がゆっくり上から落ちてくる。冬の山は綺麗だなと思った。
かなり疲れたが、巨石のある五合目に到着。雪に埋まってんじゃん。
足跡が途絶えた。
更に登ってみたが、雪が深く、木の上レベルの高さを歩いてるらしい。
枝が飛び出してくる。腰まで埋まるところもある。
ヤバイと思って登るの止めて、そこで昼飯にした。
お気に入りのパン屋で買ってきたカレーぱんに貪りつく。
歩くの止めたら急に寒くなってきた。風が強いんだな。
ヤバイ、経験した事無いくらい寒い。
使い捨てカイロを四つ開封した。
その後に起こった事が原因で、俺に危機が…
どうせおもしろくないんだろうし
>>544 >>経験無いと分からないかまあいいわ
経験無くてわからんからそこのトコ詳しく教えてよ。
まあいいわなんて投げっ放しジャーマンみたいな無責任なことせずにさ。
かなり前にこの板で見た話が気になっているのですが、
どなたかご存知ないでしょうか。
↓以下は断片的に覚えているその内容です。
仕事が終わり(?)、夕方薄暗くなった山道を歩いて下っていると、
下から父親とその娘(小学生ぐらい)らしき人が登ってくる。
こんな時間から山に行くなんて・・・?と不思議に思いながらも無言ですれ違う。
そのまま下って行くと、さっきすれ違ったはずの父娘がどういう訳か、
自分の行き先にある、とても高い木の上の枝にふたり腰掛けていた。
という感じの話です。
最近思い出して気になって仕方ありません・・・。
あー、そんな話、過去スレにありましたね。
としか答えようが無いんですが?
質問になってないですよ。
test
554 :
1月:2011/08/04(木) 10:40:12.09 ID:eLEOgWhQO
手先が冷えて仕方ない。雨具の湿った部分がパリパリに凍ってる。
そのうち、パン屋の赤いレジ袋が風で飛ばされて行った。数十メートル下の谷間で止まったのが見える。
中身はゴミだけなんだが、山を汚したようで気になる。
ザックをその場に置いて、回収するため急斜面を下り始めた。
止めればよかった。
何故に纏めて書かないのか、そうまでしてルールを破りたい理由は何なのか… 三日目だぜ?
556 :
1月:2011/08/04(木) 11:07:09.48 ID:eLEOgWhQO
雪面が滑った。
一緒に下へ落ちた。
止まった時、痛くて息ができなかった。
しばらく動けなかったが、なんとか上半身を起こした。背中と左脚に激痛。膝までズボン上げて見たら脛から血が滲んでた。
口語調なのか文体調なのか統一して欲しい
俺に危機が起こった話なのか山にまつわる体験談なのか統一を…
>>555 ヒント:携帯
携帯だからってのは言い訳にはならないぞ。
メモ帳に全文まとめてから分割して投下してくれよ。
夏厨用甘々ルールなんてないからな。
お前らうるさいな
うるさいも何も基本でしょ
読み辛いと結局何も伝わらないんだし
1 おまいらの反応を楽しんでいる。
2 意地になっている。(せっかく面白い話考えたのに的)
3 1・2どちらにも当てはまらないKYな奴
どれにしてもツマラナイけどな。
562 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/04(木) 15:26:55.03 ID:DBeQ72Nu0
俺が消防のときに体験したんですけど
俺んちの近くにだだっ広い畑の中に通った細い一本道があるんです
そんで、なぜ行こうと思ったのかはわからないんですけど冬の寒いなかそこに散歩しに行ったんです。
その道に栃木の男体山と茨城の筑波山が一直線に並ぶところがあって
そこに差し掛かった瞬間、トリップて言うのかなんというか、すごく気持ちよくなって
風で体が浮いたような感じになったんです。
これは山が関係してるんでしょうか?
香川の話だけど、田圃の中を一直線に山へ向かう道は、お山へ上がる霊の通り道って言われてる。
Y字路の角は道を来る「気」が突き当たる場所だから、悪いものが来やすいって話も聞くし、
その道もそういう「気」の通り道だったのかもね。
で、たまたま来た「気」かなんかにぶつかっちゃって不思議体験しちゃったと。
564 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/04(木) 16:22:28.01 ID:DBeQ72Nu0
なるほど…気だったんですね
ありがとうございます
離人症は誰でも経験あると思うよ
山は関係ないような気がする
>>552 すみませんでした。反省します。
もう聞きません・・・。
これじゃ誰も来ないよ。
創作でいいからぐだぐだうるさいキチガイが
これぞという見本を書いて見せろよ。
厳密には山ではないかもしれないが。
北海道、札幌圏の観光地であるS湖だが、すぐそばにもうひとつ小さな湖、
「O湖」というのがある。山の中、谷底である。
しばらく訪れていないので、今の様子は知らないが、20年ほど前は、
湖を望めるぎりぎりのところで突き当たりになる観光道路があり、
道路の終端は駐車場になっていた。
当時俺はよく大学の講義をサボってS湖方面に遊びにいっていた。
峠のタイトなコーナーが続く、まあ走り好きな連中が集まる道路だったからだ。
ハードな走りに飽きると、そのO湖への道に入り、終端まで走っては湖を眺めて
のんびりするのが楽しかった。
569 :
568:2011/08/04(木) 19:26:45.95 ID:WWhLUzMJ0
ある夜のことだ。その日は珍しく大学での講義とゼミにしっかり参加し、
S湖方面に向かったのは深夜に近かった。平日ということもあってか、
いつも走りに来ている連中もいなくて、俺も気合を入れて走る気になれずに
早々にO湖への道に向かった。
霧が出ている。この辺りで霧は珍しくもないのだが、とても濃い霧で、乗っている
単車のステップすら見えない。慎重に走り、何とか駐車場に到着した。
少し休憩して、霧が晴れたら帰ろう、と思った俺は、他に誰もいない駐車場で
単車の脇にしゃがみこみ、タバコに火をつけたんだ。
半分ほど吸った頃だと思う。妙な物音が聞こえてきた。
「ガサッ」「ガサッ」「バキッ」…。
小動物が立てている音かとも思ったが、どうも様子が変だ。そして、音はだんだんと
俺のほうに近づいてくる。
「ウゥ〜…」
うめき声まで聞こえてきたようだ。さすがに少し怖くなって周囲を見回すが、周りには
何もいないようだ。
そのとき突然
「お…ぉ…ぉぉ…い」
「お…お…ぉぉ…ぃ」
明らかに人の声だ。
「だ…ヵぁ…、だれ…ぁ…、…の…ぁ…」
うわー、これぜったいなんかおかしなものに違いない!と、思ったのだが、怖くて身動きできない。
霧は相変わらず深く濃く、どうしたらいいんだろう、と半狂乱になりながらただただ焦っていた。
570 :
568:2011/08/04(木) 19:27:16.94 ID:WWhLUzMJ0
「おお…ぉぉ…ぃ」
声が明瞭になってきた。
「そこに、人はいるのか…ぁ?」
まてまて、物の怪やあやかしの類なら、「人はいるか?」などと問わないだろう、落ち着け、俺。と、
自分を奮い立たせて、返事をしてみることにした。
「ここにいるぞ!」
思い切って声をかけたんだ。すると
「助かった…ぁ、たすけてくださぁい」
声のするほうに向かうと、ガードレールの外側の崖に男性がしがみ付いていた。
聞けば、彼は大阪方面からのツーリングライダーで、S湖周辺の野営場に連泊していたが、
オフロードを走っていて道を踏み外し、山の中をほぼ1日歩いていたという。
北海道の観光地やキャンプ場は、ちょっと離れると原生林に囲まれていたりするので
彼のように迷うこともあるのだろう。
それにしても、こんなところでも遭難する危険があるなんて、話を聞いて本当に怖いと思った。
湖で思い出した。怖いというより不思議な体験。
秋田と山形の県堺に甑山という山がある。
そこの麓に名勝沼という名前通りの
風景のよい岩の小島が浮かんでる沼がある。
そこに行った時の80年代頃の夏の話。
名勝沼までたどり着いて
近い女にするかもうチョイ行って男を攻めるか
甑峠を超えて前森にするか考えあぐねていた。
ふと沼を見ると水面にさざ波が立って「おやおや」と思ってよく見れば
沼の底に幅1mくらい長さが4mあったか。
ズングリした物が這っている。
えっ!と思っているうちに奴は岩の小島の向こうに行って見えなくなった。
慌てて沼を半周してみればもう奴は居ない。
水面も元に戻り小鳥のさえずりも普通に聞こえる。
出先をくじかれ気味が悪いので「もう登るのは止め」となって下山したが
あれは今でも分からない。
名勝沼にはオオナマズや巨大生物の伝承もないし
そこらに多いムジナにでも真っ昼間に化かされたかな。
>>434 頭数や群れは増やしたいけど餌場や住処は狭める一方ってのがな
保護なんかしなきゃいい
田舎に住んでた子供の頃、
地元から一つ向こうの山で遊んでるうちに迷った。
泣きたい気持ちを堪えながら、闇雲に歩いていると人の声がする。
安心してそっちに行ってみると変なものがいた。
ガリガリに痩せた3mぐらいあるやたらでかい人間?が、
蛞蝓みたいな体に人間の顔が埋まったような生物(複数いた)に鎖を繋いで歩いていた。
やつはすぐにこっちに気付き、近づいてきた。
もうガクガク震えていると、腰をヌッと落とし顔を近付け、
この事一切他言無用、と言った。目が異様に小さかったのを覚えている。
道に迷ったの、と何とか口にすると、やつは暫く考えた後、
ここをこう行け、と教えてくれた。
その時、後ろの蛞蝓人間?がみんな口々に叫んだ。
助けてください!きみ人間だろ!助けて!こんなの嫌!
みんな泣いてるようだった。
当然俺にはどうしようもなく、半泣きで固まっていると、
やつはまた鎖をぐっと持って、彼らを引っ張りながら森の奥に消えて行った。
助けを乞う声はずっとしていた。そしてやつの背中が見えなくなったあと、
俺は変な声で叫びながらも教えてもらった道を無我夢中で走った。
あれだけ迷ったのに簡単に家に着いたんだから、
悪いやつではなかったような気もするが、
あれが物の怪だったのは間違いないとしても、
あの蛞蝓人間が何だったのかがよく分からないままだ・・・。
>>571 >近い女にするかもうチョイ行って男を攻めるか
アッー?
伊藤潤二の絵柄で想像した
近い女甑山にするかもうチョイ行って男甑山を攻めるか
って書けば良いだけの話なのに
地元民にしかわからないような書き方で通ぶってるつもりなのかな?
581 :
まとめ人2:2011/08/05(金) 14:25:39.06 ID:GniYDI4WO
Part52〜55ですが、まとめ終わりそうなので今夜の0時を目安にうpしたいと思います。
それと。
Part53と54辺りに、アフィを外せとか言ってた方がいましたが、まとめ2の方でしたらアフィはしてません。
使ってるクチコミに漏れなくついているようです。
>>575 しかも近くにはのぞき(及位)って地名もあるんだぜ。
あの辺りのオカルト話でかつて有名だったのが
国道13号雄勝峠の旧雄勝トンネルだな。
旧雄勝トンネルの旧道はヘアピンカーブで登っていく急坂だが
山形側に慰霊碑が立っていた。
昭和30年ころに完成した旧トンネルはかなり苦労した工事で
落盤事故が発生、一人の工事関係者が亡くなった。
やっと完成して車が走るようになると
夜に窓ガラスに男の顔が映るとか狭いトンネルの脇に人が立っていたとか
そういう話が広がり慰霊碑が建てられた。
それでも今の2km級の新トンネルが出来るまではポツポツ
そういう話があったという。
だいたい旧峠道や旧トンネルにはこの手の話がつきもので
珍しくもなんとも無い話。すまぬな。
>夜に窓ガラスに男の顔が映る
PCモニターにキモイ男がうつってるという話と似たようなところがあるな
子供の頃、ばあちゃんちの裏山によくついて行った。
ばあちゃんはみかん畑で農作業をするのだが、俺はいつもすぐ飽きてそこらへんをうろついていた。
ある日、杉林を探検してると、古井戸があるのに気が付いた。
俺は水があるのか見たくて覗き込んだが、枯れ井戸なのかコンクリートで蓋がしてあるようで、中を見ることが出来なかった。
しかし、端っこの所がひび割れ欠けている。俺はそこらへんの枝で穴を開けようとした。しばらくホジホジしてると、なんか井戸を響かすような低音が聞こえてきた。
耳を澄ますと、それは井戸の中から聞こえていた。しかも、だんだん大きくなり、嗄れた爺さんの声で「ほうれい、ほうれい…」と聞こえ初めた。
俺はびびりまくって、婆ちゃんの所にダッシュした。
婆ちゃんは俺の話しを聞くと、弁当箱を持って杉林へと歩いて行った。
それから婆ちゃんは空になった弁当箱を持って帰ってきて、俺を連れてすぐ山を下りた。
それから婆ちゃんは俺に山にもう山に入るなと言ったが、あれは何だったのかは教えてくれなかった。
586 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/05(金) 21:32:59.49 ID:TCV9+caJ0
俺がガキの頃近所の井戸に小便してたら近所のおばちゃんに見つかって
ちんちんはれるよ罰あたりがと叱られた
その後いつちんちんが大きくなるかとずっと見てたがおっきくなることは全然なかった
それ以来あの井戸にはいっていない。
>>434 危難に遭ったとき、日本の母親は子どもを抱きしめて、
相手に背を向けて身を捨てて「子どもをかばう」けれど、
欧米では母親は子どもを背後に隠して、相手に向かって「立ち向かう」んだそうな。
たぶん同じ番組見てましたよ。ああ母猿は「欧米型」なんだなあ、と思いました。
>>586 を先に読んでから
>>585 を見たから、爺さんの声を「ほうけい、ほうけい…」と読んでしまった。
ううむ・・・
>>586 子供の頃の大きさのままで全然大きくなっていないのなら、立派に呪いが発動しているのではなかろうか。
しかも、もし「ほうけい、ほうけい…」だととしら、これはもう・・・
>>585 ほうれい=投げ込め だと仮定すると怖いね
法令線 … 法令線 …
ほうれい=放れ(投げろ)で、みかん作ってるって…地元かなあ。
淡々としたばあちゃんの行動が、一層恐いね。
ナメクジ人間ワロタ
しかしガリガリ人間はちょっと怖いな
このまえTBSの40連発全部ホントだと思ってるじじぃはいねぇよNAw
ククク
>>592 「ミカン畑」がヒントなら
ほうれい→ほーれー
てことかも…
ほれ→捨てろの意味(ほかす→捨てる)の関西弁(どこまで通じるのから知らん)放り投げるの意味もあるが捨てる方がしっくり来た。
どこに捨てられるのか、、マジで怖い。
聞き間違いだと思ったから何も言わなかったんだろ
ばあちゃんにはどうでもいいレベルの話だったんだよ
何を放るのが正解なのかな?
ばーちゃんは弁当を投げたっぽいけど、昔は生き物だったのかな
サッカーファンかもな。
ホーレー、ホレホレホレ♪
ウィーアーザチャーンプ♪
ああ、入れ歯の調子が悪くてか
んなあほな
ガリガリ人間=地獄の獄卒
ナメクジ人間=罪業者
>574が迷ったところ=地獄と現世の境
山は冥界と繋がってるっていうからね〜
小学生の頃、家の近くの小さな山で遊んでいた時のこと。
ヤブの向こうに小さなテレビが捨ててあって、
どういう訳か、砂嵐がザーッと画面に映っていた。
は?と思ってテレビの後ろを見ても当然コンセントなど繋がっていない。
というより、引きちぎられたようにコード類は皆ズタズタだった。
まだ砂嵐の音はしていた。
訳が分からないまま、もう一度テレビの画面を覗くと、
その瞬間を見計らったかのように、ブツン、と音がしてテレビは切れた。
それから、怖くてその山には入っていない。
またしても山道の話なんだが。
15年ほど前、北海道網走市に住んで、ある会社に勤めていた。
服務規則にそんなにうるさい会社じゃなかったので、車で通勤する届けを
出しておけば、4輪でも2輪でも、大型ダンプで通っても怒られなかった。
(まあ、一度だけ、知人の旅行会社経営者から借りた54人乗り大型バスで
乗りつけたときは部長にこっぴどく怒られたことはあるけどな…)
そこから東の町、斜里町…今は世界自然遺産になった秘境がある町…が
俺の営業区域だった。
ある夏の日(ちょうど今頃だったな)、俺はその町へ営業に行くことに
なっていたんだが、予定を入れておいた社用車が緊急の用件(別の車で
事故を起こした奴がいて、その後始末に急遽使われてしまった)で使われており、
上司の了解を得て、自分の車で行ってよろしいということになった。
たまたまその日は2輪で通勤していたし、社を出るのが遅い時間だったこともあって、
用件が済み次第、帰宅していいと言われたんだ。
605 :
604:2011/08/08(月) 18:20:23.19 ID:qfMk8uoF0
用務を済ませ、時間にゆとりがあったから、そのまま知床横断道路を走って
プチツーリングとしゃれ込んだわけ。
こんなときのためにも、日頃から点検整備は怠らないのがいいな〜、などと考えながら
快適に飛ばしていた。晩飯は…たまには隣町でトドの焼肉でも食べようか、などと
単車の鼻先を羅臼町方向に向け、気分よく単車を疾らせていた。
まだライトを点けるには早い薄暮の時間、日没まで少し余裕がある、そんな時間。
やがて道は海沿いから離れ、ちょっとした峠に差し掛かる。タイトなコーナーを2つ、3つと
クリアして、再び海が見え始める辺りまで来たとき、
左斜め前、上空から、漆黒の何かが急降下してきた。
「な、な、何なんだ!!」
ややパニック気味にブレーキをかける。フロントがギュッと沈み込み、車速がガクッと落ちる。
同時に俺はその正体を見ようと上方に目を凝らした。
それは、俺のヘルメットをぎりぎりに掠めると、再び急上昇していった。
大型の鳥だ。鷲?鷹?それとも梟…は、さすがにないか。
再び急降下してきたそいつは、俺が無意識に鳴らしたホーンの音で降下をやめ、離れていった。
タバコを一服、気持ちを落ち着かせた俺は、今までよりも慎重に羅臼町の目的地を目指した。
606 :
604:2011/08/08(月) 18:20:33.71 ID:qfMk8uoF0
後日、この体験を山好き単車好きな先輩に話してみた。
彼曰く
「お前さぁ、そのときいつものグレーの革ツナギだった?うん、やっぱりな。で、お前の単車、
ほとんど黒に見えるよな、ヘルメットも黒で、蛍光色で星描いてある奴だろ?
鷹か鷲かは判らないけどお前のその蛍光色、小鳥か何かと間違えて襲ってきたんじゃない?」
アスファルトの色に、単車とツナギの色が溶け込んで、鳥さんからみたら俺が蛍光で入れた
ワンポイントのマークが小鳥に見えたんではないかということだった。
俺は、その後すぐヘルメットにもっと派手な模様を入れて上空からも目立つようにしたのは
言うまでもない。
そのまま鳥に掠われてみたら面白かったのに
それより、トドの焼肉がうまいのか気になる。
トド肉カレーの缶詰をネットで見掛けたが、ポチる勇気はなかったな。
旨い・・・のか?イルカを食う地域もあるが。
>>607 勘弁してくれ、連れ去られたら困るし、もっと現実的にあの相対速度でガチンといったら絶対首折れる、俺のナ。
>>608-609 トド肉はねー、加工するときに臭みをとる方法があって、それをちゃんとやらないと食えたもんではないみたいだ。
缶詰めは食ったことがないけど、食った奴に言わせると「新鮮な焼肉が一番!」だそうだ。
味は、羊肉(ジンギスカン)と鯨肉を足して2で割った感じだな。
焼肉は油だらけだから缶詰のほうが旨いよ
612 :
sage:2011/08/08(月) 21:36:12.83 ID:Ss5FfHvdO
革のつなぎで通勤なんて、かっこいいな
>>581 まとめさん
いつもありがとうございます
最後の方、タイトルが無題になってますが
タイトルも楽しみのひとつなので、
お暇な時にでもつけて貰えると嬉しいです
>>604 乙。
カラスクラスでも襲われると激しく恐怖だというもんな。
動物ネタと言えば
秋田県中部の山岳に河北林道というのがあって
白子森が見える場所を走っていたら熊に道を横切られたことがある。
体長は1mにも満たない幼熊みたいだが恐怖なんてもんじゃなく
クラクションを鳴らすのが精一杯だな。
827 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2011/08/07(日) 22:54:05.74 ID:3IB9WYvn [1/3]
去年の今頃、早朝に友人と駅に歩いていたら
白のワンボックスカーがスーと寄ってきて、後部座席から外人の男が3人降りてきた
いきなり腕を掴まれ、車に連れ込まれそうになり
とっさにザックの肩ひもに付けていた「熊撃退スプレー」を噴射。
唐辛子入りで、プッシュすると一定量が噴射され続ける物。
友人も我に返り、ワンタッチの爆竹を車の中に放り投げる。
すさまじい爆発音(一分連続する)をさせながら車が走り出したが
男の一人が目を遣られ、もがいた弾みにスプレーをもぎ取ってしまった。
車の中で再度噴射させてしまったらしく、車は蛇行してガードレールに激突。
すぐにパトカーが来て、御用。
山登りに行く途中だったんで、熊除けグッズを持ってたんだよね。
先輩に、熊除けのスプレーや爆竹はザックの中ではなく
ザックの肩ひもや上着の前ポケットに装着するように、何度も言われていたのが良かった。
あのまま車の中に連れ込まれていたら、今生きてないだろうな、と思う。
ちなみに私たちもスプレーを吸い込んでしまい
当然だが山には行けなかった。事情聴衆中も鼻水と涙が止まらず大変でした。
833 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2011/08/07(日) 23:14:36.21 ID:3IB9WYvn [2/3]
>>830 自称k国人でした。
本当は北○○人じゃないかって警官が話してるのを聞いた。
調書を作った後は、報告とか無く続報は知らない。
問い合わせれば教えてくれるかも知れないけど、親から止められてます。
>>831 強盗なのか、拉致なのか分からない。
調書には、「未成年者略取容疑」みたいな事が書いてあったけど
スプレーで涙が止まらず、混乱と喉の痛みで良く覚えてない。
怖ぇな
今でもあるんだ、拉致
K察co安しっかり取り調べしてくれよ
…だけどミンスな時代だし
…。
…もっと怖くなった!!
厳密に言うとスレチなんだけどねw
どこのスレから持ってきたのよ
>>617 一番最初に見たのは3年くらい前にμ速+で見た。
その時からスレチなコピペ貼るなと言われてたからだいぶ古いコピペ。
親父が子供の頃だから30年ぐらい前、親父の兄貴が山神に逆レイプされた
叔父(当時26)は茨城のド田舎で警官やってて見回りがてら山道付近で山菜採ってたら遭遇、山ん中なのに花魁みたいな綺麗な着物着てこっち見てた
異常者かと思って近付いてみたらものすごい美人、圧倒されてたら意識がフワフワしてきて気が付いたら押し倒されてた
↑この事を親父に話した一週間後に叔父は失踪した、駐在所にはお茶と食べかけの弁当が広げたままだったそう
山神ってのは叔父本人がそんな感じがしたって言っていたらしいが俺は違う別の物なんじゃないかと思う、叔父には会った事ないけど別にイケメンじゃなかったって親父が言ってた
なんてうらやまけしからん怖い話だ
雪女に近いな
>>610 ほんと九死に一生じゃん
下手に接触してたら事故ってどうなってたやら
恐ろしい
ものすごい美女に逆レイプかあ・・・そんな山神様に出会ってみたい
しかし着物姿ってのがいかにも神様らしいな
天狗になら抱かれたい
天狗の鼻を入れられるんですね。わかります。
天狗 「くんかくんか。 うわっ クセーなあ!」
あ、あれってやっぱそうなのかな。
>>619 イケメソよりも朴訥で真面目、身体頑強な好青年のが、山神さまには好まれそうな気がする。
で、叔父さん失踪しちゃったきりなの?
サムトの婆の男性版みたく、
>>619が一家の束ねをするようになった頃に
法事の席かなんかにふいっと現れそうだね。
○朝鮮○
>>619 当時、兄貴が26歳なら、君の親父も10代後半から20代前半くらいだろ?
子供の頃の話とは言わないんじゃね?
歳のうんと離れた兄弟だったのか?
10代前半くらい迄だろ、子供って言えるのは。若い頃の話、てならともかく。
兄が何故いきなり駐在所でお弁当を食べていたのかそれが気になる。
お巡りさんだったの?
>>628 山狩り的な事もされたが失踪したままだよ。俺は叔父の顔も知らんからもし帰ってくるなら親父と親父の他の兄弟が生きてるうちにして欲しいなぁ
>>632 親父自身が子供の頃って言っていたからそのまま書いたけど実際は632の言う通りだよ、親父は16才だったって
>>633 お巡りさんだよ
一昔前なら、山姥の婿取り譚として語り継がれたんだろうなぁ。
>>634が優し過ぎる件。
>>619をしっかり読めば警官て書いてあるのに。
読み手もちゃんと読めよ。
普通に事件くさいし、交番の状況から山狩りってのは無理じゃないか
山の神に魅入られたから山狩りするとは思えん
ふらっと惹かれた様に山に入り、行方不明になる…
って話はたまに聞くし、好きな部類なんだけど(想像かき立てられるし)
花魁みたいな山の神って、なんだか怖いな
花魁だし、美しいけど、どこか禍々しい感じなのかな
>>621 それだ
山神に魅入られなくても、警官が失踪したら普通に探すだろ。争った後があれば事件を疑うだろうし、
なければ突発的に自殺思い立って自殺できそうなとこへいったとかも疑われる。
必要なら山狩りもするだろうさ。
>>628 田亀源五郎の「獲物」って漫画思い出したw
まさかなぁ。
すみません、このスレは怖くなくて不思議なだけの話でもいいのかな?
ちょっと聞いてきた山のオカルト?っぽい話があるんだけど。
元気な
>>641の姿を見たのは、それが最期でした・・・。
643 :
641:2011/08/10(水) 00:06:59.39 ID:79Qvy7zu0
まだ元気だぞw
いや、オカ板書き込んだことほとんどないので、
登山がらみで怖くないけど不思議な話かいてもいいとこあったら教えてほしいんだ。
>>643 「ちょっと聞いてきた」というのが他スレからの転載という意味でなければOK
645 :
641:2011/08/10(水) 00:27:37.20 ID:79Qvy7zu0
>>644 サンクス。じゃそんなに長くないのでとりあえず書かせて。
スレチだったらスルー尾根します。
登山好きだった親戚のおじさん(昨年亡くなられた)の若い頃の話。
30年くらい前の話だってことだから、おじさんはたぶん当時20代後半くらいだと思う。
俺は山に詳しくないのでよくわからないんだが、
日本アルプスの3000メートル近い山を目指す山行き。
冬ならそれこそ命の危険もあるが、
夏山なのでわりと気軽な単独での登山だったそうだ。
646 :
641:2011/08/10(水) 00:38:01.29 ID:79Qvy7zu0
で。
油断してたわけでもないんだろうけど、気がついたら滑落してた、と。
それもかなりヤバイとこで、数十メートル斜面を滑り落ちて最後には宙に投げ出されながら、
垂直気味の壁面にちょっとだけ出っぱってた、
岩棚みたいなとこに体を打ちつけてかろうじて止まったらしい。
息が詰まって呼吸が苦しい、全身がしびれたように感覚がないといった状態で、
なんとか目を開いてまわりの状況を確かめようとしたら、
そこに人がいた。
切り立った崖の途中のわずかなスペースに、
Tシャツ短パンにビーサン履き、片手に缶ビールを持って。
647 :
641:2011/08/10(水) 00:47:36.99 ID:79Qvy7zu0
そのメチャメチャ軽装な若い男の人は最初ものすごくびっくりした様子で、
「うわ、うわ、だいじょうぶ? あ、あ、あ、足足足」
みたいな感じで明らかに取り乱していたそうで。
実際、おじさんの足は両方ともヘンな方向にねじ曲がってたんだと思うけど、
それでもおじさんを岩壁沿いに引き上げて楽な体勢にしてくれた上で、
「すぐに助けを呼んできます」
と言ってくれた。
言ってくれたんだが、どうやったら救助の人呼べますかとか、
この場所はなんと説明したらいいですかとか、
山に関してまるっきり素人っぽくて
おじさんも死にそうだっつーのに説明するのに困ったそう。
648 :
641:2011/08/10(水) 01:09:39.29 ID:79Qvy7zu0
それでも、その人が山小屋に連絡してくれて、おじさんは数時間後に救助された。
5か所以上の骨折と腎臓はじめ内臓にもかなりのダメージだったけど、
とにかく最終的にも助かった。
ただ、おじさんの命の恩人は山小屋に駆け込んで救助を依頼した後、
いつの間にか姿を消していたらしい。
下山する姿を誰も見ていない、入山記録もないとかなんとかで、
おじさんの救助の後でその人の捜索騒ぎになったらしいんだけど、
結局見つからず。
649 :
641:2011/08/10(水) 01:22:02.93 ID:79Qvy7zu0
ザイルなしじゃ降りられない絶壁にそんな軽装だけでいること自体おかしいし……
助けを呼びにいく際、「じゃ、待っててください」と言ったあとで
どうやって登っていったのかもまるでわからなかったとのこと。
「山の神様と思いたいところだけれど、どっから見ても生身の人間だったし、
岩棚の上には煙草の吸殻と缶ビールのプルタブも捨ててあってなあ。
神様はそんなことしねえよなあ」
と生前のおじさんは言ってたそうだ。
おしまい
目撃者がおじさんだけじゃ無い所がすごいね。
フリークライミングってのがある
幽霊でもなさそうなんだよね?
山に涼みに来てた瞬間移動能力者だったとか、、、
かなり前に友人の家から帰っていたとき、明け方山道を車で走ってたらエンストした。
太陽は少しだけ出ていたがまだ普通に暗くて、当然ながら辺りには誰も居ない。
予備のハンドライトを何本もつけてビクビクしながら車と格闘していてふと横を見ると、
草むらに女の子の胴体が落ちてる……と心臓が止まりそうになったが違った。
草むらから女の子が「生えてた」。
ぱっと見普通の人間の女の子のようだったけど、よく見ると隻眼で、
足は明らかに根っこみたいなのと同化してたし、古そうな服はボロボロ、
誰がどう見ても人間ではなかった。しばらく呆然と見つめ合っていたが、突然何を思ったか、
自分は当時好きでこっそり練習もしていたマイケルジャクソンのビリー・ジーンのダンスを踊ってやった。
しかも歌つきでポゥ!とか叫びながら、つま先立ちが特徴的なあのダンスを。
あの時は恥ずかしながら恐怖で思考がぶっ飛んでたとしか考えられない。
ゼーゼー言いながら踊り終わった後、何ともいえない空気が流れた。
1分ほどの沈黙を破ったのは、その彼女(?)の「拍手」だった。
無表情なのはそのままだったが、手のひらをゆっくりパーチ、パーチというような感じで叩き始めた。
おお……と思っていたら急にエンジンが掛かった。
慌てて車に乗り、発進する最後の時まで手を叩く動作はずっと続いていた。
正気に返って車の中で妙に怖くなり、開けた道に出るまで気が気じゃなかった。
今では友人の家に行けるもっと便利な道が出来たので、もうあの道を使うことは無いが、
あれは一応満足してもらったという事で良かったのだろうか……。
ありがとうマイケル。
>>609 かなり獣臭い。バッファローと鯨足して割ったような感じ。固い。
カレーは辛口でトドの獣臭さを隠す効果があった。
カレーのルー自体は美味しかったので問題なし。
トドだけ取り出して味わなかったら気にならない。
>>653 こんな海を隔てた異国で自分の踊りが人を救ったことを
マイケルは知る由も無いだろうね。
>>653もし俺が猟師で草むらから
その光景を覗いていたら照準は君に向けていたと思う。
何にしても無事で何よりだ。
>>651,656
その頃だとまだまだ認知度低かったから、それ程の腕の持ち主なら人物特定できるんじゃ無いか?
フリークライミングってビーサンでできるもんなの?
登ってる最中は両手が塞がるだろうに、ウェストバッグもなしに缶ビールとタバコが持ち込めたのも謎。
山やってる人に聞くけど、登山中に飲酒する?山小屋なら飲むだろうが、個人的に山行中に飲むイメージがないので。
>>654 そう考えるとマイケルには感謝してもしきれないw
しかし何だったんだろーねあれは
>>655 あんな状況だったとは言え、自分でもぶっ飛びすぎてたとは思うw
そうか、猟師か……確かにはたから見たら気が狂ってる人だもんなあ
>>658 気は弱いけど優しい性格の狐だったとか……?
>653
登山者の女の子が草むらでウ●コーしてたのでわ?
>>658 フリークライミングだとしたら、服装とか、そのあたりは叔父さんの記憶違いなんじゃないかな?
身体・精神共に極限状況の中だし、もうすべてが有り得ない様相を呈してんだもん。
なんつーの、自分を正常な状態に置こう、戻そうとする精神的なそういう働きで、
軽めのシューズをビーサン(自分の知ってる一番近いもの)とか認識したんかもしらん。
煙草と飲酒は…どっちも特にやんないからわかんないけど、そういう開放的?な
非日常の場や、なんか一仕事やったー!って時に呑みたくなるってのあるんじゃないかな。
吸い殻やら置いてっちゃったのはイカンけど、救助しなきゃでテンパッちゃったのかもw
何にしろ、いい人だけど、ちょっとフリーダムなとこのある人だったのかもね。
山は奇人変人でも受け入れてくれるからな
助けてくれた男性が何者かはさておき、叔父さんが無事で良かった
個人的には、家でビール飲んでたら何故か岩棚に飛ばされ、
どうすっかなーと思ってたら叔父さんが落ちて来て
頑張って山小屋まで行って、ほっとしたところ自宅へ戻ってた
…とかだといいなぁと思ったw
興味深い話をありがとう
でもクライマーが岩場で酒なんか飲まないだろ。
あれは沢より死ぬ確率のバカ高い危険なスポーツだ。
そんな気楽に出来るもんじゃないし、やったことのある奴なら絶対に岩場で酒なんか飲めない。
判断が狂うからな。
本当の話だとしたら、その辺で死んだ霊がひょっこり山見物にでも来たか
あるいはちゃらい妖怪かなんかか。
いずれにせよクライミングの最中に酒飲むクライマーより妖怪の方が信憑性が高いと思うぞ。
古い映画だが、クリント・イーストウッドの「アイガー・サンクション」で、
イーストウッドが相方のザックにこっそり缶ビール放り込んで、
クライミング後取り出して山頂で飲むっつーシーンがあったな。
高校時代の担任の先生が小学生の頃に体験した話
夏休みに父親の田舎の爺ちゃん家に遊びに行った先生は毎日山や川で遊びまわっていた
その日は近所の山を探検してると山中に急に開けた場所があり、
そこに紅い木の棒(角材を鳥居の色のような朱色に塗ったもの)が直径10メートルほどの円を描くように10数本並んでいた
なぜかそのあたりはむせるような嗅いだこともない異臭が立ちこめ、周りは雑草が生い茂ってるのに
円の内側だけはほとんど生えてなかった また周りにはまばらに虫の死骸や鳥か何か小動物の骨のような残骸が散らばっていた
さすがに恐ろしくなり急いで爺ちゃん家に戻りその話をすると急に険しい顔になり「円の中に入らなかっただろうな!?
あの山には近づくなと子供に言わなかったのか?」と息子(先生の父親)に怒鳴った
念のため明日は家の中で大人しくしろと言われたという
後日父親に話を聞くとなんでもあの山には物の怪がいて、ああして円を作るとその中に閉じ込めておけるという伝承があるという
「父さんの子供の頃は度胸試しであの円の中に入る、棒を倒すだなんて遊びもあったんだが今思うと恐ろしいな」と笑って言っていた
>>660 流石に、明け方まだ真っ暗なあんな山の中で、
女の子が一人で用を足していたとは考えられないw
641です。スレチじゃないみたいでよかった。
このあいだ、そのおじさんのお盆さんで集まった時に俺は初めて聞いたんで、
在命中におじさんに直接聞けなかったのが残念。
長文になるから色々端折っちゃてるんだけど、フリークライミングの人ではなさそう。
山小屋に現れたときもビーサン履きでビールの缶を持ってて、
「なんで初心者があんな無謀な格好でここまでたどり着けたんだろう?」
って小屋の人も後から訝しんでたらしいから。
>>662 いいなーw 俺もどこかに助けてくれた人が実在してるような気がします。
あまりに人間くさいので。TシャツはUCLAのロゴTだったらしい。
それを好んで着てる優しい狐やちゃらい妖怪ってのは、なお笑えるけどw
では巣に戻ります。読んでくれてありがとう。
自分も瞬間移動の人だと思ってるw
何か夢があって、いいから。
書いてくれた方乙でした。こういう話、好きです。
ありがとう〜。
中学生の時の話。俺は高校生になるまで、
かなり山の方に住んでいたので、街灯があるとは言え、夜になると道は本当に真っ暗だった。
で、俺が住んでいた住宅地の一つに、ちょっと変わった人が住んでいて有名だった。
身長1m90cmはあろうかという女の人で、それだけでも目立つのに、
彼女は常に地面に付くぐらいの服(覚えてる色は赤、黒、黄色)を着ていて、
チューリップハットみたいな帽子を被っていた。
そのせいか、顔はあの時までまともに見たことがなかった。
見たこともないような、すごい量の草が家を囲っていて、
夏にそこを通る時なんかは毛虫などの虫が大量にいてちょっと気持ち悪かった。
俺の家はそこから離れていたから良かったが、
彼女は近隣住民とのトラブルが絶えないみたいだった。
言い争いをしている所を数回見かけたことがあったが、
何しろかなり背丈がでかいので、遠くから見てもかなり威圧感があった。
そしてあの日。俺は部活の練習で学校を出たのがかなり遅くなってしまい、
すっかり暗くなった道を一人で帰っていた。
そして、ちょうどあの家の前に差し掛かったとき、満杯になった黒いゴミ袋を、
引きずるようにして歩く彼女と鉢合わせになってしまった。
ビクビクしながら通り過ぎようとすると、彼女がこっちに近づいてきた。
完全にアワアワしている俺の前にしゃがみこみ、あのチューリップハットを取り、
自分の口元に人差し指を当て、ウインクしながらこう言った。
「部活、お疲れ様。今日会った事は、明日の朝まで誰にも言わないで。」
その時初めて顔を見たんだが、めちゃくちゃ綺麗な人だった。
今で言えば仲間由紀恵をさらにパワーアップしたような感じ。
これ本当に隣人といい争いしてたあの人か?と思ったぐらいの。
掛けられた言葉も、予想していたのと全然違う優しいものだった。
ただ、彼女が手にしていた、明らかに「生活ゴミ」は入っていないであろう黒いゴミ袋が、
やっぱり普通とは違う雰囲気を放ち続けていた。
ゴミ袋の中は、どう見ても何かが蠢いているようにしか見えなかった。
う、うん、と俺が震えながらも答えると、「ありがとう。バイバイ。」とその場で俺を見送ってくれた。
怖かったからか、曲がり角に着くまでは、歩きながら何度も後ろを振り返って彼女に手を振った。
その度、彼女も手を振り返してくれていた。そして曲がり角を曲がり、
お互いの姿が見えなくなったところで、猛ダッシュで家まで帰った。
結局その話はその日家族にすることなく、次の日を迎えた。
休みの日だったので昼に起きると、何だか家が騒がしい。
母にどうしたのか聞いてみると、あの彼女が逮捕されたとの事だった。
え!?と驚く間もなく、母親が続ける。
彼女は昨夜、隣人の家のガラスを石で叩き割り、巨大な蜂の巣を何個もぶち込んだらしい……。
その家の人は蜂に刺されまくって全員病院行き。その後彼女が出頭してきたそうだ。
その時すぐに理解できた。あのゴミ袋の中は、蜂の巣だったんだと。
結局彼女はあれ以来戻ってくることは無く、蜂に襲われた一家もそのまま引っ越してしまって、
それ以来そこは俺が離れるまで2軒とも空き家のままだった。
どうして、あんなに綺麗な人があんな事をしたのか、色んな事情があったのか、
俺には分からないが、あの日の会話は今でもはっきりと覚えている。
ところで
山は?
>>672 確かによく考えてみると山の方に住んでたって事以外は、
山あんま関係ないな・・・すんませんでしたorz
>>673 山話ではないけど面白かったよ
最初、元バレー選手の大林さんイメージで読んでたら仲間をさらに綺麗にした感じとは驚いたw
主婦の世間話や噂レベルでもいいから、なぜそこまでの行為に及んだか、そもそもの争いの原因は何か等、一切お母さんや近所の人から聞いたりってないの?
>>674 ありがとw
何故あんな行為をするまでに至ったのかはよく分からない。
母親もあの人は何考えてるか分からないって言ってたし、
主婦友達も同じくあんまり関わりたくないって言ってたって。
要するに、周りからもそういう風に見られていた人だったみたいなんだよね。
争いは、隣人の家にまで草木が侵食していた事が一つの原因だと聞いたな。
でも「一つ」だからもっとあるかもしれない。そこまでは知らないや……ごめん。
俺はと言えば、彼女の顔を見たのも会話したのもあの日が最初で最後だったしね。
山以外の話なんだからもう余計なレスすんなよ
いや綺麗だったから話が長引いてるのね
そうじゃなかったら…
山からスズメバチの巣を採ってきたとこだった、
と脳内補正しとけばザッツオール。
女には色んな顔があるのね。
育ててたんじゃないの?
自分ちの庭で、蜂の巣をさ。
その女性は巣を採取するときに刺されずに済んだんだな。
フリークライムのシーン見てきた。
なぜこんなやばいことを始めたんだろうな>アメリカ人
蜂の巣て山って感じが(´・∀・`)
熊の話も許容範囲なんだがなぁ。オカルト的な意味なら違うけど…
682 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/11(木) 16:15:44.01 ID:3TmDdve50
ひょっとしたら登山かフリークライミングに来た人で、どこかにテントたてて装備はずして、着替えて
くつろいでたのかも。
683 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/11(木) 18:01:16.69 ID:zt1tFOvt0
絶壁のまん中でなんか何があってもくつろがないよ。
岩だって加重が限界になれば簡単に崩れるんだから。
190cmの山ガールってことでオールオッケイ!!
ジャンパーがほんとにいるんだ
>>685 ごめん
何があっても×
よほどのキチガイじゃない限り○
に訂正いたします。
まさに山怖
昔から電通の手法は 「体育会系すぎる」
http://twinleaves.tumblr.com/post/8495201225 私にとって身近な話で言うと、
冒険家・植村直己(故人) さんの奥さんの実家がお隣さんで、
商店街仲間として付き合いがあったのだが、
その植村さんを追い込んだのは電通だと言われている。
「金は我々が作りますからやりましょうやりましょう!」 ←ココ注目
と、より難しい冒険をしろと持ちかけ、
最終的に真冬のマッキンリーなんて無謀な挑戦で行方不明になってしまったのだ。
(遺体は未だに発見されていない)
電通は金になると踏んだら人を持ち上げるだけ持ち上げて、
その気にさせて、逃げ場をなくす。
どれだけ人が死のうと構わない。
死んだら死んだで話題になるからなおよしと考える。
それが 「電通方式」 である。
現に植村さんの時も、電通は早々と西田敏行主演で映画を作ってくださった。
きっと電通が 「世界のウエムラ」 に投資しただけの金は取り返せただろう。
おめでとう。よかったね。
あーなたはー星のークラーイマー
かがーやくいーただーきにー 誰のーすがたーをみーたのー
>>689 本人が実現できると判断したから実行したのだろうし
そうでなく勢いに流されたなら判断力がなさすぎる。(まずそんなことはないだろうが)
電通を悪者にするのは筋違い、逆恨み。
まぁ調べると植村は定職がなく、妻が生活を支えていたとある
言ってみれば、冒険以外に生きる目的がない男
こんな男に何をさせればニュースになるか
単純にエレベストに登るくらいじゃ世間は驚かない
その目的は非常にハードルの高いことになる
続ければいつか死ぬだろうな、マッキンリーで生き残ったとしても。
ひどい話だ、ハッピーエンドは最初から無い
こんな下らん物語を見せられた方もたまったものではない
そう決めつけたもんでもなじゃろう
>>689 最近の大手代理店は民放だけじゃ儲からないからって
予算がなさ過ぎて一昔前は眼中になかったNHKにまで営業に来てるみたいだからねぇ。
なんだ、地方の情報誌と同じじゃないか。
行列のできる店を作り上げておいて、行列になった頃には次の物件に移ってる。
行列ができて記事になるか、記事で行列を作るか。
最近は後者がほとんどだ。
普通は自称冒険家の方が企業を騙して金をもらおうとするんだけど
(北大の南極行きの子とか)
植村さんは企業の方が「金はあげるからやりましょう」って言ってきたんだ。
さすがに有名人は違うな。
夕べは句点、句読点がちゃんと使えないお客さんが来てたのか。
それにつられてスレチなお客まで来てるし。
つか、その話って結構有名だろ
電通に追い込まれたというか、植村氏には南極冒険に関する
プランがあって、そのための資金が必要だった
とはいえ、年齢的なものや冒険というコンテンツ自体に需要が
低下していた時期だったからスポンサーが見つからない
そこに電通が次の冒険も込みで資金持つから、宣伝もかねて
何かやらないかと話を持ち込んだ
宣伝となれば二番煎じな事は出来ないから、世界初の冠をつけ
ようってことで氏が選んだのがマッキンリー冬季単独登山
結局、遭難したわけだが、それはあくまでも自己責任だと思うけどね
他のレスにもあるけど、勝算があってやったはずだし、現に登頂は
果たしているわけだしな
本命の南極行きのための手段としての冒険だから、あまり乗り気
では無かったってのは事実だけど、それを「逃げ場をなくす」と
言えるかどうかは知らん
あと、企業なら失敗したときの保険かけておくのは当然
電通がいい会社だとはこれっぽっちも思わんが、何でも陰謀論に
持ち込むのは、氏に対してもどうなんだろうな
25年位前夏の話し
バイト先の社長とミニツーリングを企画したが社長は当日集合時間を過ぎても来なかった
社長宅に電話したが誰もでない 待ち合わせ時間を1H程過ぎてから一人で出発した
ルートは前もって決めていた観光地の山坂道
700 :
699:2011/08/12(金) 10:02:11.67 ID:LgMgTbaf0
社長が途中合流できるのを期待し長めの休憩を挟みながら一人で走る
峠上りの見晴らしの良い場所で一服していると天候が悪くなってきたので合流を諦め
ルートを短縮して帰ろうと再始動した
峠終わりのトンネルに差し掛かった頃にはシールドを濡らす位に小雨が降り始め合羽
を着ようか考えているうちにトンネル突入した
701 :
699:2011/08/12(金) 10:14:36.10 ID:LgMgTbaf0
突然視界が奪われ焦る トンネル内が霧で充満し1m先も見えない
ライトを点けスピードを極端に落とし辛うじて出口を射している筈のぼんやりした光に
向かって進み始めた
照明もセンターラインも無いが1分もあれば抜ける短いトンネルのはずなのだが
何時まで走っても出口に着かない
つC
703 :
699:2011/08/12(金) 11:05:14.17 ID:LgMgTbaf0
しかし何故か冷静で対向車も後続車も期待できない細道なのでガマンするしかないと黙々と進む
視界が悪すぎ進行方向遠くの光とライトに照らされた霧を凝視するのがやっとで視界下
方の暗く赤いメーターやバックミラーも直視できない
暫く進んで引き返えそうと思い始めたが左右の壁も見えない状況とこの頃になると恐怖が
浮かんできてUターンの為に停止するなど出来なくなっていた
704 :
699:2011/08/12(金) 11:42:00.93 ID:LgMgTbaf0
視界のせいか高まる恐怖の為か?だんだん平衡感覚が薄れはじめてきた
トンネル内部は平坦だったはずだが空中を上下天地も分からず飛んでいるような感覚?
このままでは運転能力的に拙いと思いはじめたが止まる訳にはいかない
何故か止めてしまうと出られなくなると思った
つC
706 :
699:2011/08/12(金) 12:51:59.43 ID:LgMgTbaf0
何とかコケないようにと手探りで低速で進む 相変わらず出口は遠くに感じる
いいかげんヤバイと焦り始めた頃にいきなり外に出た
明るく強烈な日差しが眩しい素晴らしい快晴だった トンネルに入る前の天候からは
とても考えられない
出口より10mほど先で停車し振りかえった 出口は見えるが奥が見える角度ではない
二度とこのトンネルは通らないと誓った
*社長は急性腸炎で入院していた
おわり
つC ←これってなに?
遅いバイクの先導車だよ
708 :
699:2011/08/12(金) 13:04:51.77 ID:LgMgTbaf0
貼るのが遅いってこと?
いいじゃんお盆で人居ないしw
連投規制に引っかからないようにするための支援書き込みだね
結局その社長はどうなったんですか
710 :
699:2011/08/12(金) 13:41:22.01 ID:LgMgTbaf0
支援だったのですね失礼しました
社長は直に退院しました
が私は2ヵ月後に辞めたので詳しくは知らないのですが
常連客に聞いたところ半年もせずに離婚
1年後に店はなくなり社長も何処へ行ったかは不明だそうです
実は続き?があってその話は気が向いたら夜にでも貼ります
>>695 地方の情報誌というかタウン誌なんかは話題作りで
夏の心霊特集でオカルト話をでっち上げるからなあ。
秋田で有名なのが院内銀山。
鉱山を祭った神社の祭典やや無縁墓地もちゃんと供養していて
昭和60年頃には心霊話は一切無かったが
無縁墓地を見て地元某タウン誌がオカルト話をでっち上げた。
もっとも鉱山保存会の人達はちゃんと無縁墓地を供養したりしてるから
内心面白くなく怒ってるらしいが。
人間面白いものでススキが揺れただけでも
ありもしないオカルト話を聞かされるとお化けに見える。
>>710 面白い話乙。
日本海側と太平洋側を貫くトンネルも入口と出口で天気が急変するからなあ。
油断すると怖い思いをする。
>>713 幽霊の正体見たり枯れすすき
↓
幽霊の正体見たり枯れ尾花
来ない社長が途中で化けて出てくるんじゃないかとワクワクしてしまったではないか
男が天狗に抱かれた話は無いのか
719 :
699:2011/08/13(土) 10:30:31.44 ID:foU9rVBt0
半月程後 懲りもせず夜中に一人で山坂道の観光地を目指す
有料急坂道を一気に駆け上がり頂上でまず一服 ゆっくり下りながら湖を目指す
無事に湖に到着し休憩後 帰りは正月に有名なルートを使うことにした
途中の池を左に見ながら流している辺りで違和感を覚え始めた雰囲気が暗い
正月に有名なルートって一瞬意味がわからんかったw
駅伝かあ
721 :
699:2011/08/13(土) 11:06:47.87 ID:foU9rVBt0
まー上の話もこの話も同じ有名な観光地の山坂道ってことでw
上の話のトンネルはグーグルマップで確認したら100mもなかったヨw
ちょっと思い出したのでひとつ。
今から20年ほど前、夜中山道をドライブしていた。
小海からぶどう峠を超え、しばらく進むと、道路の真ん中に人が見えた。
車のスピードを落とし近づくと、その人は
「おーい、おーい」というような感じで両手を振っていた。
俺はなんか事故でもあったのか?と思い、車を徐行させると、
その人はダッシュで逃げて、橋を渡って横道に入ってしまった。
そのまま徐行して近づくと、横道の奥の方で人が見えた。
再び両手を大きく振っている。
その道に入ろうとすると、再びダッシュで逃げる。
なので、その道に入るのを止めた。
もし、事件や事故ならば車に近寄って、俺に助けを求めるはずだが、
なんであいつは逃げるのか? と思ったが、
場所をよく考えたら、もしかしてと思い、俺の方が逃げ出した。
もし、両手を振る人の方に進んでいったら、どこまで行ったんだろうか。
723 :
699:2011/08/13(土) 12:16:45.10 ID:foU9rVBt0
ゆっくりといくつかのコーナーを抜け左右に提灯が規則正しく並ぶ短い直線にでた
提灯の灯りで夕焼けの様に明るい 直線の終わりの反対車線に白い浴衣を着た女性?が
見える エンブレを使いながらゆっくり下りる 女性の脇を通り過ぎ右コーナーを抜ける
提灯が無くなったので薄暗くなった道をさらに流す
724 :
699:2011/08/13(土) 12:22:16.21 ID:foU9rVBt0
いくつかのコーナーを抜けると左右に提灯が規則正しく並ぶ短い直線にでた
提灯の終わりに白い女性が見える
若干あれっ?と思いながらも時刻は午前零時を過ぎているし眠気のせいか?
たいして疑問も感じず女性の脇を通り過ぎ右コーナーを抜ける
いくつかのコーナーを抜けると左右に提灯が規則正しく並ぶ短い直線にでた
直線の終わりの反対車線に白い浴衣を着た女性が見える
725 :
699:2011/08/13(土) 12:26:33.80 ID:foU9rVBt0
ここで流石に気がついた これはヤバイのか?と思い単車を左に寄せ停車した
辺りを確認し女性に目を向ける 何故かその後白い女性からが目が離せなくなる
タバコを吸って落ち着きたいがフルフェイスのメットを脱ぐ間に女性から目を離す
のが怖い
意を決しメットを脱いだ 白い女性は同じ場所に居る とりあえず一服して落ち着く
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~
紫煙 一服だけに
727 :
699:2011/08/13(土) 13:35:26.82 ID:foU9rVBt0
何故か再度あの女性の前を通るのが怖く あの女性が居る限りこの道から出られない
と思った どうしたものかと考える 引き返すのも怖かった 先刻の池を通過してから
おかしいと感じていたので池の前を通るのもイヤだった
斜向かいに自販機が見える 喉が渇いたので何か飲みたかったが単車から離れるのも
心細く再度タバコに火を点けた タバコを吸い終え暫くすると坂の上の方から走行音が
聞こえた
728 :
699:2011/08/13(土) 13:41:01.97 ID:foU9rVBt0
しかしタバコばっからり吸ってますなw
続き
提灯道の始まりに音源が入ってきたので思わずそちらに振り向く ライトの灯りに続き
白い車がこちらに向かってくる
直に女性の方へ向き直る 女性は相変わらずそこに居る
白い車は自分の横を通り女性の前も通り過ぎ 右コーナーに入り視界からいなくなった
729 :
699:2011/08/13(土) 13:56:08.20 ID:foU9rVBt0
気がつくと白い女性が見えない 坂を下っていったのか居なくなっていた
コレはチャンスか?!と直にメットを被り発進した
先の女性が居た場所を通り過ぎ右コーナーを抜ける 曲がった先にも誰も居ない
記憶にある道をたどり通り過ぎても短い提灯道は現れず下って行く
730 :
699:2011/08/13(土) 14:32:28.51 ID:foU9rVBt0
やっと駅前に差し掛かった 対向車とすれ違う
平地?にたどり着いたせいなのか安堵感が満ちてくる
駅前のコンビニで一息つきながら この観光地には暫く来ない方がいいかなと思った
海沿いの有料道路を駆け抜け左折 国道を北上途中に眠気で信号が変わると同時にウイ
リーしたがコケないですんだw 無事帰宅できました
おわり
∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part56∧∧
やばい日本語だった
最近暑過ぎるからみんな体が不調なんだな
ジッちゃんのジッちゃんの話だけどいいかな
どんぞ
小学生の時に近所の山に登る登山口が砂利からコンクリートに整備された時にそのコンクリートの道に右足だけだけど10本指の足跡があったな。
結構でかかった記憶があるけどあれはなんだったんだろうか。
誰かのいたずら
遅くなりました
墓参りに行ってて思い出したじいちゃんのじいちゃんの話
書きにくいので、じいちゃん目線で書きます
じいちゃん〔じいちゃんのじいちゃん〕
は代々の猟師で、深い山奥に山小屋を築いて何ヶ月もこもり、一匹の大きな犬と猟をして
時折、妻と子が住む山陽側の山裾の集落に降りては
なめした革と干した肉を持って下りて
糧にしてた
ある日、犬が走り出したのでじいちゃんは
獲物かと半日近く犬を追いかけたら
大きな猿が、子供にジリジリと間を詰めてて、
こりゃイカンとじいちゃんは鉄砲をぶっ放し、
次弾を込めて,猿を狙い直したら
なーんもいなくなってた
ありゃりゃりゃと思った
じいちゃんは犬を呼ぶと
犬が甘えるような切なそうにくう-んくう-ん
と鳴く。それでじいちゃんが辺りを探ると
沢の音が聞こて来て ,音の方に行くと
犬が伏せの格好で沢の反対がわ
薮が繁った方を向いてた
じいちゃんはここらの山は知り尽くしてるので
沢などあったか?と?マークを沢山
作りながら、犬のそばに行くと
とても古い祠があり、苔や薮に荒らされて
みすぼらしかったらしい
じいちゃんは犬を撫でながらさっきの猿が消え, 子供も何処にも居ない事に
むむむっと思いながら沢で水を補給して、
遅い昼飯を食べつつ犬を見ると
先ほど猿に襲われてた
子供がじいちゃんの犬の頭を撫でてた
じいちゃんは腰が抜けるほど驚いて、
子供に叫んだ
ゆっくり離れろと
その大きな犬はじいちゃんは以外に人に慣れず、人も噛むので山から降りる時は、
山裾に括ってたらしい
だけど犬はおとなしくして、じいちゃんはまたむむむっと思った
携帯かきにくいです
犬に駆け寄り、犬の首を抱きしめ抑えながら
じいちゃんは子供にさっきの猿はどうした
怪我はないかと尋ねると
さっきのヒヒは昔に海を越えて来た
我が力が弱まり、キバもおられてこのままだと
奴が力を取り戻してしまう
と
それでその方の牙を貸してくれ
出雲大社に行って其方の牙を磨いて来てくれと言われ、指を差して来た
子供は顔つきは男の子だが、白銀の髪を腰まで伸ばした姿で
それ以上とてもとても話しかけられなくて
でも子供の指を指した腰をまさぐると
じいちゃん自慢の山刀に触れた
じいちゃんの山刀は刃渡り60センチぐらいあり、刃の幅も7センチぐらいで
でっかいナタではすまない自慢の一品だったそうです
無言で山刀を差し出すと
子供はこくりと頷き、頼むぞと言い
道中疲れたり、迷ったらコレをかじれと草の入った泥団子
後ろから嫌な気配がしたら、コレを打てと
じいちゃんの鉛玉に爪で文字?梵字?
じいちゃんは字が読めんから良くわからない細工をされて持たされた
じいちゃんが子供の頃、先代や先々代がこの辺りの山には
子供の格好をした神様がいる
で出会ったら、粗相の内容にと言われたのを
思い出し、犬の首を話してそのまま土下座した
隣の犬も自由になったのに、その場で伏せたようだったそうです
じいちゃんが頭を上げるともうそばに誰もおらず、でも確信を持って祠に戻ると
さっきは無かった御神体
犬のような御神体が鎮座してて、じいちゃんはヤッパリな
と思いながら藪を刈り苔を取り
祠を綺麗にして,干し肉を供えた
つC
まだまだ終わりそうにない
続けもいいんだろうか
じいちゃんは神様のお使いとばかりに
喜び、しかし出雲大社など行った事などないぞ
と焦りました
その時、はっきりと声が聞こえ、その声が真っ直ぐ進め
犬はおいて行けと聞こえたそうです
じいちゃんはこの犬を拾ったのはここほど深い山だったな
なるほど、なっとく 犬も神様のものだったか 。 どうりで胴体だけで1mもあるし、クマも倒す訳だと思ったらしい
そっからじいちゃんは深い闇を何度も死にかけながら、でも確実に前から引っ張られる用に歩いて、玉と火薬と火種と草団子?
が尽きるまでに出雲大社のふもとについた
ついた時に気がついたのは何ヶ月も風呂に入らず、さらにみすぼらしい服の山男
自分が出雲大社に入るのがとてもとても恥ずかしく思い
鉄砲と火薬と玉を質屋にいれて、宿に泊まり、風呂に入り
それなりの服とお供え物をもって出雲大社
つC
じいさんのじいさんは一体どこから出雲大社まで歩いたんだ
さてと、出雲大社の前に着くと
待ち兼ねてましたぞとじーさんは
出雲大社の裏山に連れて行かれ
神主にかしこみかしこみ?良くわからんが
何か言われて山刀をもっていかれた
それから、巫女さんが7のかナナバン??
祈るというので、長いねというと
貴方の牙は血を吸いすぎです
ニッコリと言われたって
じいちゃんはは巫女さんが驚くほど綺麗で、だから一生懸命言い訳をしたって
先々代受け継いだ刀だから
沢山の血を吸ってるが,自分はまだ猟師になって10年だと 自分がやった血でないと
巫女さんはじいちゃんの話を聞くと
クスクスと笑ったんだって
広島の山陽側の北東が実家
書いてもいいんでしょうか
荒れる前に辞めるべきですか
支援しとく
続きマダー?
7日7夜の間、まあ出雲大社の話は省く
帰り道は驚くほどほど
足も軽く後ろから押されるようだったそうだ
で、じいさんがあるはずの無い沢と祠がある山に入ると
じいさんの犬がいて 犬の後を追いかけたら沢に出たらしい
祠にじいさんの山刀を収めようとしたら
後ろから声がして、振り向いたら子供がいた
すごいニコニコして、両手を出して針咲かんばかりの笑顔だったらしいです
じいさんは山刀をわたし、綺麗な巫女様に迷惑になったと告げると
しっちょる 美しいかったであろう
っていわれたと
こっから神様がヒヒと戦うんけど
続きいる??
私怨する。
続きまだ〜?
ヒヒと戦うってか
大きな犬かオオカミがじいさんのの山刀をくわえて
倒したんだって
で じいさんが生活の糧にしてた銃と山刀がなくなって困ってた話になるん
じいさんが生活の糧を無くして山から降りて 何ヶ月も家で 寝てたら、 美しい巫女様とじいさんの山刀を大事に両手で
抱えてる子供が夢に出て来たそうだ
子供はじいさんに笑顔をむけて
隣の巫女様も嬉しそうです
巫女様がこの子が封じました
だが、牙は返しなさい
巫女様が優しく言う
子供が顔を泣きそうな顔をしたので
じいさんは刀も差し上げます
お使い下さいと言ったらしい
そしたら
巫女様が優しく言う
子供よ 主のために糧を失った
面倒見るとはっきりと言いなさい
子供はわしが面倒見るとはっきりといい
両手に抱きかかえていた
山刀を巫女様にわたし
大きな大きな犬かオオカミ違うとこは
真っ白な体に真っ白な髪の毛が耳の後ろから垂れてた
790 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2011/08/13(土) 11:39:20.15
>>789 俺の経験で申し訳ないが、田舎に母と里帰りした時に地元の子に誘われて渓流釣りに行ったんだ。
そんときに「ぽ、ぽぽ。 ぽぽぽ。」て鳩のような人のような声が聞こえた。
声のした方を向くともの凄く背の高い女の人が帽子かぶって立ってた。
俺は地元の子と顔合わせてキョトンとしてたけどいつの間にか女はいなくなってた。
翌日、突然、ほんとに何の前触れもなく一緒に釣りしてた子が死んだ。
外傷もなんにもなく、子供がいつまでたっても起きてこないので起こしに行ったら死んでたそうだ。
当然なにか変わったことはなかったか問い詰められたけど、怪我とか咳とかはなかったよ、ただ「ぽぽぽぽ」とか鳴く変な女の人と遭遇した。
そう言うと大人たちの顔色が一斉にかわり、亡くなった子の両親は泣き崩れた。
うちの母親も真っ青に血相を変え、その日のうちに親戚に囲まれて家に帰らされた。
どういうわけか目隠しさせられたまま駅まで車で向かったんだけど途中で例の「ぽぽぽ」って声が聞こえた。
駅につく頃には聞こえなくなったけどね。
ガキの頃の話だけど未だにあれは何だったんだろうと考えることがあるよ。
まあじい様の話はは適当で言いんです
僕のじい様が体験した話が素敵なんだけど
聞いてもらえますか??
連投規制かな?
支援
じい様の話は適当でいいと言われたら、読んでたこっちは
∧∧
ヽ(・ω・)/ ズコー
\(.\ ノ
、ハ,,、  ̄
 ̄
>>685 どっかのヌーディストビーチが切り立った崖の下にあって
みんなその崖を真っ裸フリークライミングで降りたり登ったりするとか
HEAVENの記事で読んだ
7日七夜は山で出雲大社の周りで沢山死人がでたらしい
特に爺さまの預けた質屋など、両隣まで引き裂かれた
じいさまは後ろに玉を打ちながら
こいつがふもとに下りたら、厄がくると
思ったけど、自分が可愛いくて里におりたんだって
それから、じいさまは山刀を受け取り
>>753 >>755を聞いた通りに話します
じいさんが山刀を渡すと
子供が日本刀のような物渡してきた
じいさんが抜くと刃が半分以上おれてた
じいさんが折れてると聞くと、子供は泣きそうになったらしい
そして、じいさんの犬に折れた
牙の後を紐で根を括った首輪をむすんだ
犬が嬉しそうです悔しかったって言われた
>>764 じいさんの臭い嗅ぎ付けたのか…
ある意味スピリットハザード
ちょ、実際に被害が出た七日七晩の重要な逸話が6行ww
>>722 の場所って、いわくつきのところみたいだがどこ
>>757 ゾッとした、この手の話好きだな
どのスレに書き込まれてたやつなの
>>722は犯罪でも似たようなの聞いたことあるな
女性ドライバーを狙い撃ちに、工事中だからこちらから迂回してくださいと
袋小路に誘導する。
>>757は有名な八尺様の派生だろうな
2011/06/04 にアップロードって最近だな
/ \ /\ キリッ
. / (ー) (ー)\
/ ⌒(__人__)⌒ \ <今日は犬が居ないな
| |r┬-| |
\ `ー'´ /
>>755 山刀を子供に渡すと、子供は見るからに立派な鞘の刀を渡してくれた
じいさまが抜いていいかと聞くと、恥ずかしそうな顔で、コクリと頷く。
じいさまが鞘から刀を抜くと、とても美しい両刃のしかし30センチぐらいで折れた
軽くそりのある刀だったそうだ
鞘の長さは2メーター近くあり、じいさまは子供にさぞ立派な刀だったのですねというと
じい様の犬に立派な牙の付いた飾り付けを犬の首に巻きながら
コクリと頷き、ソチには迷惑をかけたな
今日はここで休み、明日にも裾へ歩け
山で牙がないと困るであろう
それをもって行け
と言ったらしい
じいさまが鞘に刀を収め、あらためて子供を見ると、辺りには誰もおらずただ犬の足元に魚と木の実があったので、
魚を食べてその日はそこで過ごし
翌朝あらためて祠を洗い、頭を下げ
いざふもとへと振り向いたら、じい様の体を風が突き抜けた。よよよとフラつきつつ
前を見ると、とてもとても大きな山犬かオオカミが凛とたち、足元にじい様の犬を携え口にじい様の山刀をくわえて立っていたのだと
じい様の犬が誇らしげだったのにちょっとムカついたとも言ってた
その大きさはじい様の犬の3倍ほどだったという
ただ尻尾が胴体ほどあり、見事だったらしいです
左の牙のは今でいうサーベルタイガーの様ですが、右の牙は折れてる。そこにくわえたじい様の山刀が横に出て
ああなっとくと思ったじいさんはあらためてお辞儀をし、家へ向かって歩く初めた
じい様の犬が当たり前の様に先導するので、付いて歩くと1時間ほどでふもとに出た
>抜いていいか
>恥ずかしい
エロいよエロい、おじさん興奮した
1時間ほどでふもとに降りれる訳は無い
普通は2日掛かるぞと思たが、まあこんな物かなとも思い、家に戻った
家に帰ったじいさまはこれからどうしよう
畑でも切り開くかとか思いながら
何ヶ月も家でゴロゴロして妻の畑の手伝いで貰う少しの糧で食ってたらしい
ある夜夢を見た
その夢はとてもとても美しく楽しく人に語るのも惜しかった見たいだった
夢の中、じいさまは出雲大社で見た巫女様と、両手で山刀を抱えた子供がいて
巫女様がソナタの牙で子供がヒヒを封じました
とニコニコと微笑み伝えてきました。
隣の子供を見ると、ニコニコと喜びとても誇らしげだった
じいさまは嬉しく思い、お役に立てて嬉しく思います
幸せに思いますと言ったら
巫女様がソナタの糧を得る手段も捧げたから勝てたみたいに言って、子供の頭を撫でながら、せめて牙だけでも返しておやりと
子供に優しく言ったらしい
子供は大事に両手で抱えてたじい様の山刀を泣きそうな顔で差し出してきた
じい様は子供がかわいそうになり
わしは子供から立派な刀を借りている
それで至極満足してます。山刀は収めますと言う
巫女様がさればソナタの糧まで貰ってしまう ならば、子供にソナタの糧の面倒を見せましょうと子供に諭す様に言ったらしい
子供は先ほどと打って変わって、すごく嬉しそうに笑いながら、山刀をぎゅっと抱き締め直したら、わらわが童の面倒を見るぞ
糧がいる時はわらわの家にこい
犬に案内させる
支援
巫女様と子供がさる時、子供が犬の後を追ってこいと言い
子供は巫女様の後を付いて去って行った
じい様はそこから一歩も動けぬまま、でも追いかけたくて、追いかけたくてどうしょうもないままに目が覚めた
その日、じいさまは山へ行こうと山小屋への道を歩いてると道から離れた場所にじい様の犬がいる
犬の居る場所に藪をかき分けて行くと、踏みならされた道があった
これが子供の行った事かと奥に進むと祠の沢にでた
沢に出て、祠に手を合わせていると後ろから子供の声がした
振り向いたら、子供がじい様の山刀を大事に抱えてる。もうその時のじい様は子供を神様と認定していたので、土下座したらしい
頭を下げて居ると子供の声が、このキノコを町に降りて売れ
いい薬になると言われた
頭を上げると、とても持ち帰れないほどのキノコと魚と木の味がおいてあった
おいおいまとめサイトついにアフィ始めやがったな
エニグマスレがまとめサイトのアフィの事で大荒れになってテンプレから外されたってのに・・・
まとめてくれるだけ、いいわ
何もしないやつが、どうこう言おうが
あとはどうでもいい
じい様はとても持ち帰れない 明日はカゴを持ってくるので今日はキノコをもって帰ります
といいまた頭を下げた
子供はいつでもこい 童がくるのをいつでも待っておるぞとじい様にいうとひゅってきえたんだって
そしてじい様の犬が偉そうに座ってる
くそう犬めと思ったが、神様の物に手だしできず、帰るぞと言ったら犬が歩き出したので、
キノコを抱えて犬の後ろを付けて歩いた
ああやはりと思うほどの時間でふもとに付いた
ジイ様のワンコ>ぼかぁ神様の直属部隊ですから! エッヘン!
ああ、そういうことか
じいさまの持って帰ったキノコは町で高く売れ
ジッ様の持って帰る魚は村で喜ばれた
それから何年もたち、ある日祠に行くと案内してたはずの犬が祠の前で伏せて動かない
じいさんがそばによって触ると死んでた
じいさんは犬を祠の隣に埋めて
手を合わせていると風がじい様の体を吹き抜けた
振り返ると大きな尻尾の大きな山犬かオオカミが凛と立ち足元にじい様の犬が誇らしげにいて、すごく安心した
帰り道は当然の様にじい様の犬が先導してくれた
ここでじい様の話は終わり
私の爺さんの話もしていいかな
>>788 してして!
すごいな。この取り留めの無さが山の神話感を募らせる
じいさんの話
この話が大好きで小さい頃何度もねだりました
戦後10年は立った頃、爺さんが30手前の頃、爺さんの親父が酒を持って爺さんの家にきたそうです
どうした珍しいなと言うと、[親父はふと思い出して戦中に鉄を取られるので、爺さんの刀を山に埋めたのを思い出してなと言う
なるほどそんな事もあった
それからそれからと催促したら、今日山に刀を掘り返しに行った
不思議な事があったと言う
血脈の話?ワクワクするぜ。
爺さんの爺さんの刀は3こあったらしいのですが、
戦中に鉄を取られるので、桶屋に頼んで作らせた木箱に油を並々と注いで、麻に包んだ刀を山裾に埋めた
親父が思い出して掘り起こすと、木箱はボロボロになり、麻も土に帰ってた 刀も錆びてボロボロに
まあ10年は立ったなあ、しょうがない
と思ったら、親父の親父に聞いた山神様の刀だけは埋めた日のままだったらしいです
書きにくいので爺さんの目線で
掘りかえしたじい様の刀を見て、これは人の持つ物でないとおもい親父は油まみれの刀を持って山に向かう
山に入ると白い山犬が座ってて、ああ小さい頃に見た親父の犬だと思ったら、
犬が歩き出したので、付いて歩いた
794 :
722:2011/08/14(日) 14:06:45.86 ID:gt5JURvK0
722の場所は、群馬県上野村の御巣鷹山に向かう林道です。
夜、長野県側からぶどう峠を抜けて、下りてきたら人が両手を振っていたんだ。
近づいたら、そいつはダッシュしてその林道に向かって走っていった。
で、その場所で両手を振っていたんだが、怖くてそっちには行かなかったわ。
当時はダムも無くて、さびれた林道っぽかった。
犬の後を付いて行くと沢に出た
そこにある祠を見て、ああじい様の言ってたのはこれかと思い
刀を収めますとお辞儀して刀を祠の前において祠を掃除して犬に向かって帰りたいと言ったらしい
すると犬はスっと立ち上がり、歩き出したので、親父は付いて帰ってきたと
ここまで聞いて、私の爺さんは霧が晴れる様に昔の頃を思い出した
C
刀が錆びないように油に浸けておくもんなのね面白い
そう言えばじいちゃんは刀を常に手入れしてたのに、山神様の刀は手入れしなかった。
爺ちゃんが子供の頃、山裾には年寄りしかいなくて、同い年などいなかったはずなのに、いつも山行くと遊んでくれた子供がいたらしい
その子はいつも身の丈もある山刀をしっかりと抱き締め、大きな山犬を連れてた
じい様より頭一個大きな子はとてもとても物知りで、山の事や食べられる木のみ山菜
木の実を使ったコマやらを教えてくれた
じい様はいつもいつも山にその子に会いに行ってたらしいんだけど、お袋や婆様はよく思って無く、じい様が山へ行こうとするたびに怒られてた
それをたしなめて行かせてくれたのがじい様だった。その子の事と大きな犬の話はじい様しか聞く耳を持たず理解もしてくれなかった
じい様の山小屋や祠のある沢などとてもとても456歳の子供がいける訳ないと相手にしてもらえなかった
ただじい様は小屋の話、沢や子供や犬の話を話す度にうんうんと聞いてくれたそうだ
>>770 釣り怖スレなんてあったんだね
ありがとう
>>794 詳しくありがとう
着いていってたらどうなったのか想像するとゾクゾクくる
>>769みたいな犯罪なのか、人ならざるものによる罠なのか、場所が場所だけにどちらにしろ恐ろしい
ある日、じい様が子供と遊んでると、明日、じい様の名前に弁当を作ってもらえ
3人分だぞって言われた
じい様はじい様にこの事を伝えると、ホウカホウかと頭を撫でてくれた
翌朝目覚めると、弁当と水筒が3人分用意してあり、じい様はじい様に抱きついてお礼を言い
弁当を風呂敷に包んで山に向った
山の入口に入ると、いつもの様に山刀を抱き締めた子供と大きな犬が迎えてくれた
じい様が誇らしげに弁当を自慢すると、子供はじい様のじい様の飯は久しぶりとニッコリ笑った
そして子供はくるりと後ろを向くと、じい様に後ろに乗れと促す
じい様が自分で歩くと言うと、童の足だと無理じゃない。のれと
顔はやっとコテやめたのか
で、じい様がしぶしぶ子供の背に乗ると子供はすくっと立ち上がり
大きな犬にむけてお主は留守番じゃ見張っておれと言った
じい様は犬の分を入れて3人分だと思った弁当を不思議に思い、子供に聞くとそれには答えずにしっかりと掴まれ
喋ると舌を噛むぞとだけいい走り出した
走り出した子供の背中にしがみついて居ると
子供が大きな山犬の様になり、じい様は犬の背中にしがみついてた
あれれと思っていると、子供の声でしっかりと捕まっとけ
走るぞ
じい様が必死になってしがみついてる
犬の用な物は一飛びで山を登り一飛びで山を下ったらしい
ただそれはとても優しくじい様に気を使ってるようだった
じいさまなのかじい様なのかじいちゃんなのか
統一しろよ
804 :
顔 ◆3EgJTOI8PA :2011/08/14(日) 17:18:17.21 ID:Y54XUU3U0
↑この話がよく分からないのは俺だけか?
>>783 お前も何もしてない癖に口だけ達者なゴミ信者の一人だろ低脳
そもそも誰もまとめ作ってくれって頼んでもないんだよな
まとめ作りたいっていう奴が出てきたから
スレ住人がまとめを作らせてあげようと許可してあげただけで
無断でまとめみたいな事してるサイトならいくらでもあるし
アフィやってるような糞まとめは誰も必要としてないんだよ
アフィアフィって煩いけど、管理人が意図せずとも、無料鯖でサイトつくると自動で広告が挿入されるのはよくある話
578 名前:キャラメルマン[age] 投稿日:2011/08/14(日) 14:05:04.22 ID:???
昔、恐山のイタコを招いてゲストの先祖を呼ぶ心霊番組があった。
ゲストの山城新伍氏が「おばあちゃんと逢いたい」とイタコに願った。
イタコにはおばあちゃんが降臨して山城氏と親しげに話をしていた。
感動のうちに番組は終了するのだが、終了直前に山城氏が一言、
「あ、ごめん、うちのおばあちゃん、まだ生きてたわ」で、全て台無し。
鬼の形相で怒り狂うイタコの姿は、それは凄いものがあった。
インチキ暴くのはいいとして
無用に人を欺くことすっから
惨めに家族に見捨てられて孤独死するんだな
イタコはインチキじゃなく「そういうもの」なんだよ
人気のある占い師みたいなもんだ
イメージの大切な客商売なんだから、それを台無しにされたらそりゃ怒るわ
811 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/14(日) 19:16:28.61 ID:9FXtXCJx0
じい様話の続きは?
ちょっと読み難いが、これはこれで味があるw
いやインチキだよ
そういう輩のせいで本物が迷惑するじゃないか
恐山にしろ津軽にしろ中には本物がいると思いたいね
じい様の話、まだ?待ってるよー。面白い、こんなの大好きだ。
またスルー検定しないといけないの?
じい様の話読みにくすぎるわ
普通に他人に分かるように書いて欲しい
他人に分かるように書く学習とかしてないのかよ
818 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/14(日) 21:51:39.05 ID:1nHIGISo0
>>771 『旧盆』観させて頂きました。
・・・人家が一軒も無い山の中、
更に奥の川を渡った所に・・・、
さつまいも畑ですか・・・。
じい様の続きが読みたい。
今の話のじい様は最初のじい様の孫で802のじい様だしょ?
ちゃんとわかるから続き書いてくれ。
じいちゃんの話マダ−
>>722 私も1997年に似た様な体験をした
立場上、人物を特定されると不味いので書ける所だけ書くと
1997年晩秋、本州某所の林道上50メートルほど先に
身長2メートル強で人型のものが手を振るのを複数人で確認
ある程度近づくと山側の茂みに入る
何かトラブルかと思い声を掛けるが返答は無し
気味が悪かったが無視して2キロメートルほど登ると
またさっきのと同型のものが手を振っている
また例により近づくと隠れる
そこで茶を沸かし煙草を吸いながら
後を追うか相談
トラブルであれば返事をするはずだと結論づけ
無視することになった。以後人型のものは出なかった。
823 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/14(日) 23:15:28.21 ID:DlitozRq0
じい様カモォーン
本当に出てきたらどうすんだ
>>821 人型のものの色とか服装等についてはいかがだったのですか?
>>812 本物だとかそういう話じゃないんだ
あれはある種の文化、信仰であって、霊能者とイタコは別のもの
中には本物もいるかも知れんけど、それはまた別の次元の話
イタコのばっちゃんたちは大体優しくて気のいい人たちだし
口寄せしてもらう人たちの心の拠り所にもなってる
頼むからインチキとか言わないでくれ
827 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/15(月) 00:20:41.85 ID:gjLNSD2r0
でもさぁ、故人の霊を降臨させる・・・って言って、実はデタラメならそれはインチキじゃね?
端から無理ならそんな謳い文句を使わないこと、だと思う。
個人的には霊能者も信じてないね。霊現象自体は自分も経験してるから信じてるけど。
>>826 イタコがメンタルケアを至上目的とするなら「番組を盛り上げるため」「特にケアを必要としていない芸能人のため」
という理由で出演する必要はなく、本拠地でいつもどおり仕事してればいい訳で
金銭や売名といったなんらかの見返りを欲して出演した「テレビに出たイタコ個人」は、インチキと言って差し支えないのではないか
「インチキがいたから全員インチキ」も「いい人がいたから全員いい人」も同じレベルで乱暴だろ?
って、ここ山怖か
>>649 すげえ話だね。
やっぱりテレポート能力持ってる人だったんだろうなあ
>>821 ドリームキャッチャーのグレイに脳内変換されたぁ〜
>>828 イタコは修行の必要な尊重される技能だよ
津軽ではないけど、自分の地元も昔はイタコを家に招く風習があったそうで、年寄りが言うには伝統芸能みたいなものだったらしい
生前の人物像と矛盾してきても、招いた家族がそれとなく指摘してあげるし、それへのイタコの返しが
「生ぎでればや(生きていたとしたのならな)」なのも、織り込み済みの文化だとさ
ちゃかしたり物真似する子供は、大人からこっぴどく怒られたらしいよ
イタコをテレビに招いておいてインチキ扱いするのが、どれほど失礼な事かわかるかい?
>>832 恐山から来た人が山城新伍のせいでテレビで鬼の形相してた
は山怖と違うと思うからもうやめる
山(城新伍が空気が読めなくて)怖い話
になっちゃうもんな
じいさまの話いいなー
若干舌足らずな書き方が逆に昔話っぽい雰囲気出してる
でもじいさまの話ってさ
山怖のまとめにあった話をミックスしてる気がするんだ。
イタコの話があったが
秋田では神さんというのがある。
イタコとは異なり目が見える方も多い。
依頼者に代わって神様にお願いしたりする。
神仏板では拝み屋とも言うのかな。
ただちょっと違うのはそれなりにイタコのような事ができたり
神様にお願いしたりする時に不思議な現象が起きたり。
出稼ぎに行くとか猟に行くマタギや悩んでいる人が頼る。
俺の場合はさほど不思議なことは起きなかったが。
10年くらい前に不運が続くので悩んでいたところ
親戚つながりで湯沢に住んでいた神さんを紹介された。
お婆さんで実に優しそうな顔ながら只者ではない雰囲気があった。
俺の顔をじっと見ながらいろいろ聞かれて
では秋田の山の神様にお頼みしましょうということになり
拝んでもらうことに。
風がないのに蝋燭の火がゆれたり
ロウソクから溶けたロウが重力に逆らって上へ上へ登ってやがて一回転したり。
30分くらいで終わり
よくお願いしたからもう大丈夫と地元の言葉で言われたが
果たしてそれからは物事がうまく回るようになった。
かなり昔の話なんだけどNHK教育で沖縄か奄美大島のイタコ?を
現地取材して特集した事がある。
自分はどうしてイタコになったのかとか修行はどんなものなのかとか。
最後に頭に脳波計を付けて死者を呼び出して貰ったが
それによると呼び出している最中は右脳と左脳がつながっていないというか
独立して動いている状態だったそうだ。
沖縄、奄美ならユタかね
脳の動き興味深いな
右脳左脳が独立して働いてる状態って、他にはどのような時に見られる動きなんだろかね
>>836 夏休みだし過去ログ読んで創作してみたかったんだろ
841 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/15(月) 09:21:07.82 ID:I7kTzrjQO
爺様のお話を聞かせてくれ〜
イタコがインチキとか言ってる人は、堀川アサコのイタコ千歳シリーズでも読んでみるといいよー。
ラノベ風(あくまで風ね)だから厨房でも読みやすい。
イタコのポジションとかメンタルな関わりとかの一端がわかるよ。
津波で壊滅した陸前高田沿岸部の者だけど、
婆さんが死んだとき(30年前)に口寄せって
やってた。
市内ではもう出来る人が少なくなってた
みたいで、隣市の大船渡から呼んできてたみたい。
口寄せ霊媒師さんが婆さんからの最後の言葉を
伝えるんだが、母親に対しての言葉がホントに
婆さんが死ぬ前に言ってたのと一緒で、母が
ちょっとぞっとしてたのを覚えてる。
俺も上京して長くなっちまったけど、もう
やってないだろな。口寄せ。
たとえインチキでもそれで誰かの心が救われるなら良いじゃないか。
桁外れの謝礼を要求されるとかなら話は別だが。
文化的なものに対する
誤解や、無知・無理解・無教養に基づく意見は、恥ずべき行為ですよってのがわかんないかな?
地鎮祭の神主なんてインチキだ
↑恥ずかしいのはこういう文章だろ
霊媒師の役割は、物語を立ち上げて死者を鎮め、生者を救う事だと思う。
じいさまの話、すげえ面白いんだけど所々日本語と構成がおかしくて残念過ぎる
いや、素人の聞き覚えだから文章が拙かったり、構成が変になるのは仕方ない。
話している爺さんの方も何回も話しているうちに色々と混じってきたり、
あやふやになったり大袈裟になったりと言うのはあるだろうし。
俺的には結構読みでがあって面白かったが。
じい様の話、俺には無理。
誤字・脱字は見逃すとしても文章が不安定で酔ってしまう。
中学の頃、毎週のように友達とイワナ釣りに出かけていた
いつしか近場のポイントはもう釣り尽くしてしまい自転車で隣町まで行きそこから沢に入って新しい釣り場を探すのが楽しみになっていた
その日も自転車で一時間かけて峠道を超え林道の入り口で自転車を乗り捨てて沢伝いに伸びるその林道に入っていった。
事前情報などなんにもない。行き当たりばったりの沢に入って釣るのが何よりも楽しくて行程すべてが冒険のようで楽しい。
林道に入って10分ほど歩くと俺たちの予想に反して道は沢を離れ山側に進路を取り、いつしか沢の水音も聞き取れないほどになっていた。
じいさまの話は日本昔話の絵を思い描いたりして、あやふやなところはあやふやなまま
脳内保管できる奴は良いけど
文を読んで、それをキチンと理解しようとする人には、ちょっと読みづらいものがあるな。
853 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/15(月) 18:42:54.36 ID:f/IvnWkP0
イマジネーションの余地がないほどディテールと構成を詰めた話が
面白いのかといえば、必ずしもそうじゃない。
そんな次元の話じゃないだろ
内容は面白いが、あんな文章じゃ賛否あって当然だよ
>>850 本当に文章さえまともならなあ
面白いが読みにくくて残念
携帯からの上に、
「ねぇ、書いていいの?本当に書いていいの?」
「このまま続けてもいいの?本当にいいの?」って、
よしって言われる前のわんこみたいに、おどおど書き込んだら
ああなったんだから、そんなに責めてやんなよ。
内容はすごく良かったし、俺は逆に萌えたw
後日談とか続けてほしいなぁ。
>>856 てかまだ完結して無いだろw
終わってるのか?俺が分かってない??
終わってないと信じたいねぇ
お盆にじい様の話は、日本の王道だよなw
じい様の話しがいいという人は
山怖まとめの別コーナーにある宮大工の話を読むと良い。
多分そこからのパクリに山怖の別の話を混ぜたものだ。
宮大工っていうより、神様になったシロの話っぽくて
いいね。子供の姿の神様ってペットボトルに憧れてた神様の話の子みたいでほのぼのしたよ
ジイ様の話最高。
もっと続けてほしい。
※ヤマシロシンゴって嫌なヤツだな。本当に胸糞悪いわ。
もうこの世にいないよ
>>830 >>649の話しを読む限り最低でも3回はテレポしてるのか
自宅→山の岩棚→山小屋→自宅みたいに
映画のジャンパーは悪事働いて生活してたけど
この人は能力持ってても悪いことできなそう
なんとなくのび太っぽいW
?
>>864 映画版のび太っていうなら辛うじて同意してもよいぞぇ
>>856 そこまでビクビクするなら初めから書かなきゃいいんだよ
868 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/16(火) 10:41:47.67 ID:+1ZXxdi/O
前に樵をしてた頃、いくつか決まりごとがあった。初めて入る現場では一本だけ木を倒しその切り株にお供え物して祈祷するのはいつもの決まりごとだった。一緒に働くジジィは一切迷信じみたことは信じない奴だった
869 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/16(火) 10:58:48.61 ID:+1ZXxdi/O
その日は新しい現場で祈祷して作業に入った。ジジィは拝みもせず祈祷してるあいだ意味ねぇみたいな文句を言ってた。その日のジジィは機嫌がわるかったのか祈祷に使った切り株にバチあてれるならあててみろと言いながら小便をかけてた。
870 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/16(火) 11:18:00.07 ID:+1ZXxdi/O
それから20分位作業して、ジジィが叫んでしゃがみこんだ。ジジィの顔みたら左目から血が流れてて眼球にチェンソーの刃が突き刺さってた。チェンソーの刃は自転車のチェーンと同じ様な作りで一ヶ所切れればチェンソー自体から外れて終わりなのに
871 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/16(火) 11:27:12.68 ID:+1ZXxdi/O
そん時のチェンソーの刃は2ヶ所切れてて刃の一つがジジィの目に直撃だったみたいだ。チェンソーを扱う業者もそんな刃の切れ方ありえないことだって言ってた。ジジィは山の神のバチが当り片目と仕事を無くした。文章力なくてごめんなさい
こういっちゃなんだけど
神と崇められてる奴って力を持ってるだけのキチガイ化物だったりすることも
多いし、挑発的なことを言うのは良くないよね
あ、これもゴメンナサイ
>>872 >神と崇められてる奴って力を持ってるだけのキチガイ化物だったりすることも多いし
災難や災厄に「神」って名を与えて神格化して、それらが身に降りかからぬよう奉る
って形態の「神」だね。
874 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/16(火) 13:01:05.89 ID:kzHVFE/L0
俺も、
標高の高い霊峰、霊山なら神仏がいらっしゃると思う
小山や葉山にいるのは神では無く
自然龍や自然蛇、木霊、動物霊ではないかな
>>871 チェーンソーの刃(チェーン)って↓こんなふうに切り詰めてジョイントする事があるけど、
http://ryu-an.jp/20040115.htm そのジジイが自分で繋いで施工方法が稚拙だったんじゃないかな?
2箇所で切れたのは、誰かが捨てたチェーンをさらに切り詰めて使ってたとかで・・・
まともな人ならやらないけどね
もしそのジジイがやってたなら自業自得、むしろ他人を怪我させなかった分だけましだったのかも。
あ、やっぱり罰当って事かw
876 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/16(火) 15:01:11.13 ID:+1ZXxdi/O
871です。そのジジイは前、土建の仕事してて俺と同期の入社でした。一ヵ月位のキャリアでしたし刃を磨ぐことはあっても、刃をいじる技術は無かったとおもいます。刃は業者の方から購入してました。今考えても頭のいかれたジジイでした。
違う意味で怖い〜
そういう事故や病気が起きた時は特に神を感じるわな。
昔なら有力者に濡衣を着せて殺したり、島流しにして憤死した後、
天災や疫病が起きたら、怨霊になった神とみなされて祀られた。
天災はともかく、医療が発展した現代だと
神の力が弱まったって事になるのかってふと思ったが、
こういう事故が起きたりするから、やっぱ怖いね。
ID:+1ZXxdi/O
改行ぐらいしろよ・・・
880 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/16(火) 16:31:13.22 ID:+1ZXxdi/O
やり方がわから・・・・
宮大工の話読んでみた。
じい様の話との共通点としては「神」に気に入られたってところかな。
>>307 遅レスだけど、うちの地元では有害駆除で撃ってる。
へたすると農作物だけでなくヒトにも危害加えるから仕方ないね…
大抵00バックという粒のでかい弾で撃つので、死骸の見た目はかなりキッツイ。
小学生の時、家族で山にハイキングに行った。
天気は曇天で、快晴ではなかったが、姉とはしゃぎながら山登りをし、
頂上でみんなで弁当を食べ、一日を楽しく終えた。
父はその道中を8ミリビデオで撮影していた。
後日、その撮ったビデオを見ようと、家族みんながリビングに集まった。
山頂に着く手前に、少し木が多い暗がりが続く道があったのだけど、
そのシーンに妙なものが映り込んでいるのに気付いた。
それは辺りの木と比べても3メートル近くはあろうかという人間で、
両指?が何本にも分かれてまるで触手のように動いていた。
これ何?と自分が家族に言うと、みんなも不思議そうにして、
食い入るようにビデオを見ていた。
そのまま少し見ていたら、最初に姉があっ!と声を上げた。
自分もすぐに分かったけど、信じられなかった。
その人間の触手が、いつの間にか子供を一人捕えていて、
そのまま画面からフレームアウトしていく所までが、
ぼんやりと映っていた・・・。
暫く全員無言のままだったけど、父がビデオの停止ボタンをそっと押した。そのまま解散。
自分と姉は部屋に行き、あれに付いて考察したがまともな結果は出なかった。
かなり後で母に聞いた事だが、あの後すぐに山の管理者に、
行方不明者がいなかったか、とそれとなく尋ねたらしい。
そういう報告はなかった、との事だった。
新しい機器が増え、8ミリビデオが見れなくなってからは、
例のビデオテープは押し入れの中に封印されたままだ。
未だに食卓などでこの話題が上がる事もあるが、
誰もあれが何だったのかまともに説明できないでいる。
じい様の話を待ってくれてる方
必ず続きを書きます
携帯で書くのが大変で、自動変換が憎いのと
なかなか自由な時間がありません
>>876 頭がいかれてるのなら自分で勝手に刃を変えてもおかしくない
神様の罰じゃなくて爺さんの不注意だろ
いちいちそんな奴に構うほど神様は暇じゃない
ジイ様の話!!!
早く!
じいさまの話、ゆっくりで良いから待ってる
iと0だからあるとは限らない
892 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/16(火) 22:56:18.14 ID:kG8fdmZwO
爺様待ってるよ!
やったー!じい様の話、待ってるよ!何か嫉妬してる人がいるみたいだけど
気にしないで、書いて欲しいな〜。
あっ、嫉妬じゃないよね、ごめんね!!ここは昔から、ちょっと拘る人いるよね、よければコテつけてくれないかな
ありがとう。
>>880 機種書いたら同じの持ってる人が教えてくれるんじゃね
自分はどれも
|
← こういうマークがひっそり書いてあるボタンか下スクロールするボタンで改行できてた
なんかみんな、じいさんが話してくれる日本昔話的なものに、
どうしようもないほどの憧れがあるんだなw
「山の話」かと問われると厳密には異なるかもしれませんが、閑話に小話をひとつ。
私は会社の地方事業所に転勤することになり、住み慣れた故郷を離れ、
自然の多く残る里山の近くに移り住むことになった。
会社や社寮のある地域は森が道路の真横に生い茂り、
夜になるとタヌキ、キツネ、イタチ、シカと様々な野生動物と遭遇する。
>>896 日本昔話のDVDが売れてるみたいだしね
またテレビでやれば、視聴率取れるだろうに
偶にクマやイノシシなど危険な動物が山から降りてくることもあるらしいが、
その地域では、それらの猛獣以上にシカに気をつけるように言われた。
なぜなら、道路に飛び出たシカを跳ねてしまうと一発で車がお釈迦になるからだ。
特に雄のシカは体が大きく、ぶつかると車体がグシャグシャになってしまうとか。
転勤から数ヵ月後、残業を済ませ夜に会社から寮へ帰り道を運転していた時、
すぐ横に大きな山林が広がる道路にまで差し掛かった。
その山林横の道路は元々人の通る道でもなく、街灯も設置されておらず、
夜は真っ暗になるので、徒歩で移動するのはご遠慮願いたいような場所だった。
叩く奴の反応は速いが、喜んでいるレスは遅い、
どっちが真面目な人間かよく判ろうと言うものだ。
その道はよく動物が飛び出す場所でもあり、
会社への行き帰りにひき殺された死骸を見ることが多々あった。
イノシシとぶつかり、新車を駄目にした知人もいたので、
その日の夜も念のためスピードを落として通過しようとしていた。
すると、道路横の茂みから車の前にポーンと茶色い何かが飛び出してきた。
飛び出してきたものとは距離も離れていたので
軽くブレーキを踏んで目の前を通り過ぎたものを確認すると、
それは大きな雄シカだった。
雄シカはピョンピョン跳ねながら、向かいの林へと駆けて行った。
車にもぶつかることもなく、前もって注意していたのが功を奏したと一安心。
するとその時、
さらにもう一体、シカが飛び出した場所から灰色の何かが飛び出してきた。
今度飛び出たものは車の目の前ギリギリを駆け抜け、
車にぶつかるかどうかというところをすり抜けていった。
一体何とぶつかりそうになったのかとバックミラーで後方を確認すると、
そこには灰色の動物が直立していた。
シカやイノシシのフォルムではない。クマにしては細すぎる。
何よりあんなに背筋を伸ばして立つ動物なんて知らない。
だからといって人間とも思えない。
一般人はこんな道にやって来ないし、猟師にしたって手ぶらなのはおかしい。
そいつは道路の真ん中に佇んでいたかたと思うと、スッと首を回してこちらを見てきた。
その時にはそいつと車は大分離れた距離にあったが、
それでも車をじっと見ている姿がミラー越しにはっきりと見えた。
得体の知れないものに見つめられたことで言い知れぬ恐怖を覚え、
私は車を飛ばして寮へ逃げ帰った。
妙な生き物が私を追いかけて来るようなことはなかったが、
山林横の道路と寮はそこまで離れておらず、
私を見つめていたあの生き物が寮まで追ってくるのではないかと不安な一夜を過ごした。
あの夜以降、幸いにも私は灰色の何かと遭遇してはいない。
しかし、アレに合ってから、1つ気になっていることがある。
野生動物が絶えずひき殺されている山林横の道路、
あそこは“何か”に追われた動物が飛び出し、車に引かれているのではないか、と。
>>886 じい様の話を所望する書き込みも単発IDばかりだね。
ひょっとして・・・
何でそんなに自演にしたがるのか、訳わからん。
自分は
>>893だけど、
>>907こそ日付変わるまで待ってたんじゃ?w
昔の宮大工のお話も読んでみたけど、そんなに類似してると思わなかったよ。
あの話も、面白いよね。
空気も読まず、スレも終了間近だけど投下しますね
910 :
909:2011/08/17(水) 01:09:19.47 ID:eO/DiPXP0
先月下旬に出張で山形に行った時の事。
駅前でレンタカーを借りて、ぐるぐるとお客さんの所を周ってさ。
その日最後の約束先との商談を終えて、車を返す為に市内に向かって山道を走っていた。
商談の途中から雨が降り始めていてさ、帰る頃には叩きつけるようなゲリラ豪雨の状態。
お客さんからは「気ぃつけてな」って言われて、
山道でこの天気だし、車の返却時間まではまだ時間的に余裕があったから、
「まぁ、のんびり行くか」って結構ノロノロとしたスピードで走ってた訳ね。
山道はギリギリで車がすれ違える位の道幅でさ、
しばらくすれ違う車もないまま「ラッキー♪」って思いながら、
ゆっくり車を走らせていたんだけど、お客さんの所を出てから15分くらい経ったのかな。
車の屋根を叩く雨音が一層酷くなってきて、
フロントガラスも全力でワイパー動かさないと前が見えない状態。
雨のせいで視界もかなり悪い中、細い山道をグネグネと曲がりながら、
「うわぁ…危ねぇなぁ…」とか思いながら慎重に運転してたんだ。
911 :
909:2011/08/17(水) 01:09:54.90 ID:eO/DiPXP0
ふと前方にオレンジっていうより柿色っていうのかな?…派手な色が見えて、
ノロノロスピードでそれに近づいて行くと、道のど真ん中に傘が開いて置いてある。
見える範囲で周りに人の姿なんてなかったから、
「誰だよ、んなとこに傘捨てた奴」って思いながら仕方なく車を止めたんだけどさ。
車を止めると同時に道路に置いてある傘が、ふわっと浮かび上がった。
当然、一瞬びびっちゃって「何??」って思ってよく見ると、
柿色の傘を持った人影があってさ…傘と同じような色の服を来た小さな人影が。
開いた傘の正面が俺の方に向いていたせいで、
子供が傘の陰になっているのが見えなかったのかったんだ…って「ホッ」としてさ。
それで、車が突然止まったから「気づいてくれたんだな〜」って、
その子がどいてくれるのを待ってた訳ね。
雨の中で細い山道を走っていたのと、傘の件があったというのも含めてさ、
緊張をほぐす為に「ふぅ」って息を吐いて姿勢変えたんだけど、
道の真ん中にある傘がどいてくれる気配が全くない。
朝の早い時間から新幹線に乗って山形まで来て、
車でお客さん周りをした後で流石に疲れていたから、
どいてくれない子供に対して「イラっ」ってきてさ。
軽くクラクションを鳴らそうかと思って手を動かそうとしたら、
「しばらく待つのが良いだろう」
…って女性の声が聞こえて来た。
912 :
909:2011/08/17(水) 01:10:39.79 ID:eO/DiPXP0
車の中には当然俺一人しかいないし、車の外から聞こえてきた感じもしない。
それどころか激しい雨の音のせいで、外からの音なんてまともに聞こえる状態じゃない。
クラクションを叩こうとした手を浮かせたまま、前方の柿色の傘を持った人影を凝視。
それでよくよく考えたら、この辺りに民家なんてないのよ。
しかも、物凄く激しい雨で視界が悪くて、前方にいる人影はぼんやりとしか見えないのに、
柿色の傘だけは浮かび上がるようにくっきりと見えている。
夕方でこの雨とはいえ外は比較的明るかったんだけど、
怖くて怖くて何も考えられなくなって、思考も体も完全に固まってしまってさ。
そしたら「しばらく待つのが良いだろう」…ってもう一度女性の声がしたんだ。
何でかは知らないけど、二回目の声を聞いてからスーッと緊張と恐怖感がなくなって、
「待てって言うんだから待った方がいいんだろうなぁ…」って思っちゃってさ。
少し後にバックして、車を道の端に移動させてハザードランプをつけたのね。
車を道の端に寄せて前方を見ると、
さっきと変わらずに柿色の傘を持った人影が道の真ん中に立っている。
「一服するかぁ…」って煙草を吸おうかと思って懐を探ったんだけど、
「…子供?が見てるし…なぁ…」と思い直して懐に入れた手を取り出そうとした時に、
ふと助手席に置いてある物に目がとまった。
助手席あったのは、来る時に上野駅で買った「ひなの焼き」の袋。
913 :
909:2011/08/17(水) 01:11:32.06 ID:eO/DiPXP0
「ひなの焼き」っていうのは、銘菓ひよ子のお店が上野駅限定で販売している大判焼きでさ。
白餡と黒餡の二種類の大判焼きに、ひよ子の焼印がしてあるだけの物なんだけどね。
来る途中の新幹線で食べようと思って、白・黒一つづつを買ったんだけど、
山形に到着するまで爆睡しちゃって、そのまま車に置きっぱなしにしてたんだ。
助手席に置いてある「ひなの焼き」の袋を開けて中を嗅いでみたら、別に変な臭いもしていない。
「おっ♪ いけるじゃん」と思いながら、
煙草を吸う替わりに水気でしなっとした「ひなの焼き」を食べようとして、
ふと…正面を見ると柿色の傘の人影がいなくなっている。
「えっ?」と驚いて周りをキョロキョロと見ると、助手席側の窓の外に柿色の傘が見えた。
後から考えたら、道の端に車を寄せたせいで、人が立つスペースなんてないはずだし、
「どうやって移動したんだ?」って思うんだけど、その時は別に不思議に思わなくてさ。
「この傘って和傘なんだ」
「傘しか見えないな…さっきも雨で姿はまともに見えなかったけど」
とかくだらない事を思ってた。
914 :
909:2011/08/17(水) 01:12:58.19 ID:eO/DiPXP0
「ひなの焼き」っていうのは、銘菓ひよ子のお店が上野駅限定で販売している大判焼きでさ。
白餡と黒餡の二種類の大判焼きに、ひよ子の焼印がしてあるだけの物なんだけどね。
来る途中の新幹線で食べようと思って、白・黒一つづつを買ったんだけど、
山形に到着するまで爆睡しちゃって、そのまま車に置きっぱなしにしてたんだ。
助手席に置いてある「ひなの焼き」の袋を開けて中を嗅いでみたら、別に変な臭いもしていない。
「おっ♪ いけるじゃん」と思いながら、
煙草を吸う替わりに水気でしなっとした「ひなの焼き」を食べようとして、
ふと…正面を見ると柿色の傘の人影がいなくなっている。
「えっ?」と驚いて周りをキョロキョロと見ると、助手席側の窓の外に柿色の傘が見えた。
後から考えたら、道の端に車を寄せたせいで、人が立つスペースなんてないはずだし、
「どうやって移動したんだ?」って思うんだけど、その時は別に不思議に思わなくてさ。
「この傘って和傘なんだ」
「傘しか見えないな…さっきも雨で姿はまともに見えなかったけど」
とかくだらない事を思ってた。
「何か…見られてるのに、一人で食べるのもなぁ…」と思って、
持っていた「ひなの焼き」の袋を助手席に置いて、
「食べます?」って助手席の窓に向かって声を掛けたんだ。
915 :
909:2011/08/17(水) 01:14:06.30 ID:eO/DiPXP0
返事なんて期待してなかったし、自分が取り出した「ひなの焼き」にかぶりついたら、
「いただこう」って女性の声。
行儀が悪いんだけど、口の中で「ひなの焼き」をもごもごさせならが「どうぞ」って応えて、
「あ〜黒餡だったかぁ」とか思いながら、ペットボトルのお茶を流し込んだんだ。
そうしたら「ほぅ…甘いのぉ…」って嬉しそうな女の子の声。
「へっ?」と思って助手席の方を見るけど、
袋は助手席に置いてあるし、窓の外にも変わらず柿色の傘が見える。
「………」
車と道路を打つ雨音だけが響いてる中、喜んでもらえているなららいいか…って思って、
フロントガラスを叩く雨粒を眺めながらチラチラと助手席の方を窺ってたのね。
時間にしたら1〜2分だと思うんだけど、
「そろそろ良いだろう……馳走になった」って女性の声がした。
916 :
909 おわり:2011/08/17(水) 01:15:01.43 ID:eO/DiPXP0
助手席の方を見ると、さっきまで窓の外にあった柿色の傘が見えなくなっている。
念の為に車の周辺を見渡してみるけど、傘も人影もない。
助手席に置いてある「ひなの焼き」の袋の中を確認すると、中には「ひなの焼き(白餡)」が一つ。
煙草を取り出して火を点け、紫煙を吐き出して「行くか」と慎重に車を動かそうとすると、
久しぶりの対向車がノロノロとしたスピードで山道を上がってくる。
じーっと対向車が通り過ぎていくのを確認して、ゆっくりを車を発進させた。
その後は「何かあるのかな?」と用心しながら運転していたけど、
何事もなく山を降りる事が出来、車も無事に帰すことが出来た。
袋の中に残っていた「ひなの焼き」は車を返した後に食べてみたけど、
ほとんど味らしい味がしなくて、パサパサとした感じになっていた。
917 :
909:2011/08/17(水) 01:19:28.93 ID:eO/DiPXP0
>>916 乙。
やっぱり読みやすくて興味深い話は良いな。
登山する人から聞いたが山に登る際は甘い物とカップ酒を持っていくそうだ。
自分が飲み食いするんじゃなくて祠などのお供え用として。
今まで無事に下山できたのもそういう心掛けのおかげかもなと言っていた。
>>916 乙、山の神様とその子供?
「喜んでもらえているならいいか・・・」
まったりした感覚がこっちまでいい気分になったよ。
>>878 医療の発達した現代は
ただの病気なのか霊的なものなのか判別しやすくなっただけなんじゃないかと思う
>>906 灰色の直立生物不気味だね
細かったみたいだけど、背丈大きさはどんなもんだったの
>>916 山神か地蔵様かね
昔話のほのぼの系で面白かったよ
開発が進んでも、日本の山のどこかで
神様や童が安穏と暮らして下さることを祈ります
乙でした
ちょっと聞きたいんだけど
山の神様って信仰する人がいなくなると
消えちゃうのかな?
うちの祖父さんが住んでる集落が山の神様を祭ってるんだけど
もうその集落、祖父母と、祖母の一番下の弟夫婦しか
残ってないんだよね。
一応、11月には一族が集まって祠の清掃・修繕してるけど
年々参加人数が減ってるし、ちょっと心配・・・
>>924 神様のほうが人間より先に生まれてんじゃん
消えるも消えないもあったもんじゃねーよ
それよりも山に入る人が減るほうが山の保護的な意味で心配だわ
信仰が神を生むともいう言葉もあるくらいだし
神が人間より先に生まれたとは断言できないだろう
>>925 >>926 うちのは神様から山の麓に住むのを許されたクチなので
生まれたのは神様が先です
じゃあ大丈夫なのかな
自称・視える友人が「信仰を無くした神様は格が下がって
最終的に消滅する」みたいなこと言われて
マジで?ヤバくね?って思った次第で・・・
神のような何かは昔から居たかもしれない
でも神と呼び祀るのは人間だから
人間が消えれば神も消えるのかもしれない
>>927 それだって、元々人間たちの信仰によって生まれたものでしょう
信仰心がなくなれば神はいないのと同じ
>>926 それは人間が作った言葉だろ
特に無神論者が宗教の信者に対してよく言うような言葉だし
まあ別にどっちが先に生まれたかとかヒヨコと卵みたいな話に意味はないが
>>928 その理屈だと
人間が祀る前から存在していたものが
人間が祀らなくなったら消えるなんておかしい事くらい
ちょっと考えればわかるだろ
>>929 その信仰が生まれた理由は元々そこに何かが存在していたからだろうが
何もない場所から信仰は生まれない
それは信仰心がない人間とか無神論者にとって神はいないのと同じだけで
信仰心の有無や信仰の存在などに関わらず存在するものは存在する
それを神と呼ぶか悪魔と呼ぶか、あるいは霊と呼ぶか妖怪と呼ぶかはその人間しだいだが
>>908 たぶんNWのことがみんなのトラウマになっているんだ
>>927 神が信仰を失い神格が下がると、妖怪になる。
代表例が一本だたら。元は鍛冶の神だが、零落して峠で人を食い殺す妖怪になり退治されて封印された。
和歌山のある地方だと、一日だけ封印とけるのでその日は山にいってはいけないそうな。
あとはちと微妙だがツチノコ。アレも元は神様の使いだか、妖怪のづちになり、いまやUMA。
そういや河童も一本だたらもきちっとした神格持ちだったのに零落して最後はUMAだなぁ。
>>930 個人的に漠然とした何か、人智を越えた存在はいると考えてるが
〇〇信仰は、大自然への自分等の力の及ばぬ計り知れないものに対しての畏れや敬いからだろう
信じる者が増えるのに比例しそのものが力を増す
神は概念なのだから信じなければいないのと一緒
それは、宗教でも同じ
キリストにしろ仏教にしろ神道にしろ、何を信仰するかで信じる対象は異なるし考えは違う
自分でそれを神と呼ぶか悪魔と呼ぶかは人それぞれと書いてるように、概念としてその人がいないとすればいないんだよ
そもそも神は偶像なんだから、〇〇神が実際どんな存在なのか、人に言い換えればどのような人物か、なんて誰もわからないだろ
なのに、伝えられてる教義を疑いもせず信仰できるのはなぜかと言えば、それは物言わぬ偶像だから
信じる者達にしたら勝手な事を言ってこない都合のいい存在だからだよ
>>932 逆に土蜘蛛やコロポックルのように人から妖怪にランクアップ(?)したり、
洪水ウナギや毒見の開運白犬、かの菅原道真のように動物や人が神格化されることもある
今では新たに神や妖怪として祀られるものができることは珍しいけど、
都市伝説などである種の妖怪化・神格化に至るものはそれなりにある
姿形は変わっても、前に在ったものはそれなりに残っているものだし、
完全に忘れ去られたとしても、また後で似通ったものがやって来るよ
まぁ、後からやって来たものは対処法とかも伝えられてないから厄介だけど
元から神って呼ばれてるんじゃなく崇められる対象に選ばれて初めて神になるのかもな
信仰という力を失えばまた神ではない元のものに戻ってしまうのかも
ご神体が山自身っていう三輪山に萌えるわー(*´∀`)
諏訪のモリヤ山も謎だらけで素敵よ(‘ -‘ )
なるっていうより、何らかの超常的なものを人間が勝手に神だの妖怪だのといって区別しようとしているだけで、
本質的なものは何も変わらずにいるんでねーの。
940 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/18(木) 03:02:29.72 ID:VMXXxQLiO
わかりもしねえこと勝手にほざくなアホども
>>927 神様にもいろいろいるわけで
もともとそこの自然が神格化したものなら
山やその場所がなくならない限り在り続けるだろ
信仰を失った神は哀れなものだ、ってのは星矢エピGだったっけな。
神を相対的なものだとすれば信仰者てのは大事なファクターだけど、
個人的には奉る人間がいなくとも、神になりうる存在はそこに在ると思うな。
名前や効能wはそれに対峙する者が現れてそれから、なんだろうけど。
うろ覚えだが、
人の”敬”により、神は”威”を増し
神の”徳”に会い、人は”運”を増す。
こんな言葉がある。
神自体を語るのは無意味。
人と関わってこその神。
妖怪も悪魔もその意味では同じだが
嗅覚が他の人より少し敏感だということを最近自覚するようになったのだが、
多分10年前に禁煙したのが影響しているかも。
森の中を歩いていてカブトムシの臭いがしたりほんのり獣の臭いがするのはいつものことだけど、
数日前に歩いた谷筋のルートで生ゴミを酸っぱくしたような臭いがした。
時間にしたら1秒くらいできつい臭いではなかったけど、
すっぱい系の臭いはヤバいんだよね?
煙草吸ってた時の後遺症で鼻がやばくなってるだけじゃないの
心身の疲労でも嗅覚は鋭敏になるし鼻ガンの前兆でも自分の鼻の中の臭いを勘違いすることはあるよ
そうか、じゃぁ心配ないね。
樹液の出てる木の近くは酸っぱい臭いがするぞ。
その臭いを頼りにカブトを見つけ出せる。
949 :
顔 ◆3EgJTOI8PA :2011/08/18(木) 14:02:37.20 ID:klxSA9TG0
>>945 タバコを吸ったことのない奴らからすればそんなの当然だ。
森に入って歩けば
「カブトムシのにおいがしたぞ」
「変な臭いした〜」
とかあるわ。普通に当たり前。おまえの嗅覚は人並みだ。
傷んだ箱詰めのキュウリかもしれないさ。
山怖でタバコに過剰反応しているやつがいたら、間違いなく蛇系の妖(笑)
マナー云々以外にも、時期と場所によっては、あっという間に燃え広がるからねぇ。
でもまあアメリカみたいにほっといても山火事が起こるとこよりはマシか。
近所の里山は毎年春先に山火事出るな
今じゃ住宅も増えたのに・・・
>>883 とても怖いけど、どこからかの転載なのでしょうか。
家族はもう一人いたのに、忘れてしまっているということですよね。
959 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/19(金) 01:50:40.56 ID:xCQfb2qZ0
『山だ原始人だ幽霊だ』
と言う本に載ってた
過去の自分と未来の自分が山ですれちがった話。
誰もいなそうだし、次スレもあるようだから、スレ埋めに投下させてもらいます。
20年近く前に、実家のご近所のS次さんというおじいちゃんが聞かせてくれた話です。
本当は全部S次さんの語り口調そのままに書きたかったんだけど
(酔うと、すごくおもしろい話を語ってくれる名物じいちゃんだった)
「日本語でおk」になりそうなのでw、普通に書きます。
962 :
961:2011/08/19(金) 04:19:15.43 ID:WVfZ9QJo0
S次さんがまだ尋常小学校の頃、真夏に仲のよかった遊び仲間と2人で山登りに出かけた。
うちの地元には由緒正しい大きい神社とかも建っている観光地化した山もあるけれど、
遊びに出かけたのはそこに連なる山々を越えていくための峠のひとつ。
標高もそれほど高くないから、今で言えば日帰りハイキングくらいのコースだ。
目的の峠には昼前には着いて、そこでのーんびりと握り飯のお弁当を食べたという。
その帰り道のこと。
快晴の空の下、どこからか微かに、どーんどーんどーん……と和太鼓の鳴る音が聞こえる。
2人は山道を下りながら、どこから聞こえるんだろ? と耳を澄ませていた。
最初は山仕事のための合図かなにかとも思ったけれど、
どーん、どーん、どんどこどんどこ……と、どうやらちゃんと調子のある祭り太鼓のよう。
道を進むにしたがって太鼓の音はさらにはっきり聞こえるようになり、
ある分岐路のところまできてみると、帰路とは別の、
寂れた山道を進んだ先から聞こえてくるのがわかった。
時間には余裕がたっぷりあるし、なんかのお祭りかもしれない、
せっかくだちょっと確かめていこうぜ。
そういうことになって、2人は音のする方へ細い山道を登り始めた。
道は、どうもかなり先の尾根の頂に向かっているらしい。
963 :
961:2011/08/19(金) 04:30:46.92 ID:WVfZ9QJo0
だんだん狭く険しくなっていく道を、最後は薮漕ぎのようになりながら進んでいく。
太鼓の音の出どころはもうすぐそこ、というところまで来て、
やっとあたりの木々がまばらになって視界が開けた。
見ると広い尾根の頂に、白い祭り装束で
一心不乱に胴長太鼓を叩いている人がひとり。
予想外なことに、若い女の人である。
なんだろう、祭りの練習か、それとも雨乞いのご祈祷かなにか?
S次少年がそのまま歩を進めようとすると、友人が服の裾を強く引いてそれを制した。
なんだよと思いつつ引っ張られるままに木立の陰に身を潜めると、
友人がこれ以上ないほど嬉しそうな顔でさかんに胸の前で両手を丸く動かし、
「めぇるwwwめぇるwww(見える見える)」
と声を殺して囁いた。
「は?」と声を出しそうになるS次少年に【静かに!】の手振りの後、女の人を指差す。
女の人は背中に黒く紋を染め抜いた薄手の法被のような着物を着ているが、
太鼓を打つ動きのせいか着崩れて、帯でかろじてはだけるのが抑えられている程度。
下はと見れば、どうやら褌のようなものをつけているだけ。
一言でいえば、半裸だ。
むはーーーwww( ゚∀゚)
964 :
961:2011/08/19(金) 04:36:32.89 ID:WVfZ9QJo0
2人して湧き上がる嬌声を必死に押しとどめ、ふひひwww、むひひひwwwと、
互いにパンチ、エルボー、ボディブローの応酬で興奮をいなしあう。阿呆だ。
2人の位置から女の人は十数メートルあまり先、ほぼ真横から眺めていたのだが、
どんたったどんたったどんたった……
先ほどまでより激しくなった太鼓の打ち様に合わせて、
豊満な胸元がいまにもこぼれ出そうに揺れている。
農民ばかりの地元の村では見たことがないような白い肌が艶かしい。
しばし堪能(*´д`*)
もっと近くで見てえ!と友人を見るに思いは同じ、再び身振り手振りで
【おっぱい】【見る】【そーっと】【後ろ】【移動】【あっち】【おっぱい】【近い】
と伝えてくる。確かに反対側の木立のほうがここよりずっと近くに寄れそうだ。
太鼓の音が響く中、小声なら話しても聞こえないんじゃとも思ったが、
【おっぱい】【押忍!】
と応えて移動を開始した。友人が先をゆく。
木立の間を少しずつ、気取られないように身をかがめて。
おもろいシエン
966 :
961:2011/08/19(金) 04:53:39.85 ID:WVfZ9QJo0
女の人を中心に半円を描くように移動し、ほぼ後方というところに廻り込んだところで、
斜面が激しくなり足場がなくなった。向こうの木立までショートカットするなら、
一旦、木々の間から抜けて身を表にさらさなくてはならない。
もう女の人までの距離は7、8メートルくらいだ。
長めの髪を後ろに巻いてまとめ、金属の串を数本刺して留めていることまでわかる。
巴紋を染め抜いた薄手の法被は、汗で素肌に張り付いていた。
どんどどんどどんどどんど……
ますます激しくなる乱れ打ち、これなら真後ろを通っても気づかれないと踏んだか、
友人が木立からたたっと進み出たその瞬間。
ぴたりと止む太鼓の音。女の人がこちらをキッと振り返り、
「餓鬼が」
の一声が頭の中に低く響いた。直後、
どおおおおおおおおおおぉぉぉぉんんん
大音響と凄まじい衝撃。目の前が真っ白になり、S次少年の意識は途切れた。
投下してくれている人がいるようだし、改めますかね
968 :
961:2011/08/19(金) 05:08:01.19 ID:WVfZ9QJo0
「ライサマ(雷)が落っこっだのよ」
どのくらい経ったのか、S次さんは土砂降りの雷雨の中で目を覚ますと、
激しい胸の痛みに耐えながら、痙攣する足を引きずって友人に駆け寄った。
おそらく雷の直撃を受けたのであろう友人は、すでにこと切れていたという。
山道の分岐まで自力で戻ったところで
山仕事の人たちに助けてもらったS次さんだが、
雨に打たれ続けたせいもあってか、肺炎で一時はかなり危なかったそうだ。
「てえご(太鼓)さただぐ女がいだっつても、だーれも信じてくんねよ。
まず、おめさだけでも助がってよがった、女? おめも脳でもやられだが?
とがしかみんな言わねもんよ」
戦前、昭和の初めの頃の話だそうです。
969 :
961:2011/08/19(金) 05:26:39.42 ID:WVfZ9QJo0
>>965 支援ありがとう。以前書き込んだ時より長文すぎの表示が出なかったので、
レスをそれほどくわずにすみました。
>>967 ごめん、邪魔しちゃったかも。968で投下はラストです。
>>947 >>946は「鼻ガンの前兆でも」とか書いてるんだから「心配ないね。」じゃねーだろw
>>949 タバコ吸ったことがないのと嗅覚が鋭敏かどうかは「あまり」関係ないと
思う。タバコ吸ってても味や匂いが分かる人もいるし、タバコ吸ってなくても
全然ダメな人もいるし。
>>961 楽しく読みました。
S次さんの話し言葉とライサマという方言から茨城かなと想像しました。
阿武隈山地の南端でしょうか。
>>967 邪魔とか考えないで、譲りあい精神で良いかかと
投下乙でした
雷娘でラ〇ちゃんを思い出した私はおっさん
私も投下
973 :
972:2011/08/19(金) 12:40:27.31 ID:Jtc7rX3T0
出張で長野に行った時の事。
地方って言い方をすると失礼なのかも知れないけれど、
長野に限らず車が生活に密着した所って、
自動販売機が大量に置いてある所があるじゃないですか?
街中に限らず、山の中の「どっから電気引いてるんだ?」みたいな突拍子もない場所でも、
自動販売機がズラーっと並んでいて、休憩を兼ねてたまに利用するんですが…
その日の仕事を無事に終えたんだけど、もうすっかり日も暮れてしまって、
「腹減ったなぁ…」
とか考えながら、駅前にあるビジネスホテルに向かって、夜の山道を車を走らせていた。
初めて行った場所なもんで、ルートは完全にカーナビ頼り。
「来た道とルート違うじゃん」って思いながらもナビ通りに山道を進んでいたら、
進行方向に明かりが見え、近づくにつれて自販機が並んでいるのがわかった。
974 :
972:2011/08/19(金) 12:41:08.26 ID:Jtc7rX3T0
「まだ1時間近くかかるし、コーヒーでも買うか」って思って、
車を自販機前のスペースに滑り込ませて、財布を持って車降りたのね。
コーヒーを買ったらすぐに移動するつもりだったから、当然エンジンは掛けっ放しでさ。
こういう自販機って、地方独自の業者が管理しているからか知らないけど、
自販機に飲料メーカーのロゴもないし、
色んなメーカーの飲み物がごっちゃに入れられてるじゃないですか。
お目当ての冷たい無糖ブラックコーヒーを買って、
物珍しげにそのラインナップを眺めていたら、
自販機が列になっている一番端に変な機械があるのに気づいたんだ。
変な機械っていうのは正確な表現じゃないんだろうけど、
街中で普通に見かけるインスタントの証明写真撮影機があるのよ。
ライトも点いているから稼動していると思うんだけど、
山道の自販機群の中に証明写真撮影機が混じっているのが違和感あってさ。
「なんでこんなもんが?」って思いながら、
証明写真撮影機の方に一歩足を踏み出そうと…した足を止めた。
975 :
972:2011/08/19(金) 12:42:30.57 ID:Jtc7rX3T0
あの機械って、中に入るところにカーテンがついてるじゃないですか?
それが閉まっているのは普通だと思うんだけど…中に誰かいるんですよ。
あのカーテンって中に誰かがいたらわかるように、
足元の方が見えるぐらいの長さしかないんだけど、そこから足が見える。
隣の飲料用自販機の明かりに照らされて、
間違いなく男性のがっしりとした足が見える、それも裸足。
「………」
誰か(何か?)が入っている証明写真撮影機の方を見ながら、車の方に後ずさりする。
自販機前のスペースは砂利が敷いてあって、
一歩後ずさりをするごとに立てなくていい音を立てるけど、
写真撮影機の中の足は微動だにしない。
「何で裸足なんだ???」
「ここには俺の車…しか止まってない」
次々と湧き上がる違和感と膨れ上がる恐怖を抑えながら、
なるべく音を立てないよう慎重かつ素早く、
無神経にアイドリング音を上げている車に向かって後ずさりを続ける。
976 :
972 おわり:2011/08/19(金) 12:43:55.28 ID:Jtc7rX3T0
何とか車まで近づき、運転席のドアを開けようとした時、
証明写真撮影機の中ほどにあるランプが稼動して、
「…カタン」という音がした。
「……!!」声にならない悲鳴を上げて、エンジンの掛かった車に飛び乗る。
「来るな!!来るな!!」って必死に念じながら思いっきりアクセルを踏み込み、
自販機前の駐車スペースから道路に向かって車を急発進。
事故らないように全力でハンドル操作をする。
ちら、とバックミラーで後方を伺うと、自販機の光が遠ざかっているのが見える。
何かが追いかけてくる様子もない。
それでも安心する事が出来ずに、自販機の光が完全に消え去るまで、
スピードを緩めずに、ハンドルにかじりつくようにして車を走らせ続けた。
人心地ついたのは周囲に民家の明かりが見え始めてから。
「あの音…証明写真が出てきた音だよなぁ…」
何が写っていたんだろう?と思わない訳でもなかったが、
立ち寄ったコンビニで、封を開けていない缶コーヒーと共にその思いを投げ捨て、
店内で新たに缶コーヒーを買いなおし、ホテルに向かって車を走らせた。
>>961 ライサマというからてっきり地元だと思った俺は栃木出身。そういえば茨城でも言うらしいね。
宇都宮とか雷がすげえ多くて雷都なんてキャッチフレーズついてる。
てか、じいさんの友人は電撃で死んだのか。○ムちゃんひでえな。
>>972 こえええぇー。夜中に証明写真機のあるとこ行けなくなるがな…
普通にキチガイだったんだろ
山にキチガイなんてよくいるし
それか人間に化けたタヌキちゃんが証明写真撮ってみたかったんだろ
>普通にキチガイだったんだろ
>山にキチガイなんてよくいるし
実害ありそう、なおさら怖いがな(´;ω;`)
幽霊でもリアル人間でもどっちもこええええ
ヤマジュンだったらそのままカーテン開けてどうだ、やらないか?の展開になるけど
つかむしろその展開で考えるしか怖くなくなる方法が無い!
>>980 >つかむしろその展開で考えるしか怖くなくなる方法が無い!
そのケがある人じゃなかったら、充分怖いわ!!
>>969面白かった乙
何者だったんかね〜その後事情説明したら、じいさん婆さん辺りから、そいつぁ〜何々様じゃみたいな説明あるかと思ったw
子供のちょっとしたスケベ心だったのに逆鱗に触れちまって亡くなった友人可哀想でした
>>976マジ怖かった乙
もし人間だったのなら、露出プレイしてて、記念に裸で写真撮影してたら、誰か来ちゃって、相手も焦ってドキドキしてたとも考えられなくもないw
983 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/20(土) 00:25:40.75 ID:4wNBYvOuO
生駒山の白い帽子のおばさんは
もし目撃したらホラーだよね
984 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/20(土) 00:35:39.98 ID:fGISG2NF0
ちょっとスレチかも知んないけど。
前に洒落コワで読んだんだけど、探して欲しい話があるんだ。
話の内容、主人公(投稿者)と友達2人の中学生が3人で近所の山に入って散策していたら山の中にある材木屋で近所のおっさんたちが集まってるのを見つけるんだ。
んで好奇心で近づいたらそのおっさんたちが皆無言で15歳ぐらいの女の子を囲んで犯してたんだ。
んでなんとなく怖くなって逃げようとしたんだけどおっさんたちに無言で捕まって友達二人は
その輪姦に参加する。
主人公はその日、家に帰り夕飯を食べて寝るんだけど、夜中ふと目がさめて起きると主人公の姉ちゃんが無表情で全裸で覆いかぶさってきたんだ
その物音で親は起きてくるんだけど、何でか母親は冷静でその日姉ちゃんを車に乗せてどっかに行って、そのまま姉ちゃん
とは会えず。今は子供もいて平穏に暮らしているということを最近母親から教えてもらうっていう話。
この話なんか初めて読んだときから他の話とはちょっと違う異質な感じがして、またこの話を読みたくて何年も探してるんだけど、いっくら探してもみつからないんだよね。
洒落コワまとめでは30〜100までの間ぐらいと思うんだけど、よかったら知ってる人教えてください。
洒落コワじゃなくて山のこわいはなしだったかな〜と思って書き込みました、知ってる人いたら教えてください。
その話とはあなたの想像のs(ry
朝顔の観察日記でもはよ書けや
986 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/20(土) 01:16:29.33 ID:fGISG2NF0
じつは本当にそうなのかな〜。
まじでそんな夢でも見たんかな?
もう気にせんといて、ROMります。
>>984 洒落怖スレで訊いてた人かい?
あっちを取り下げないまま他所で質問したらマルチじゃないか
988 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/20(土) 01:55:34.06 ID:fGISG2NF0
そうなるのかな?申し訳ない。
989 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/20(土) 02:07:33.10 ID:sNtnXXFi0
>>960遅レスごめ。
違います。
もう30年位前から出てる本なんだ。
講師とかしてた人なのかな。
赴任してた東北で女の幽霊に取り憑かれて難儀した話とか、余命いくばく無い友人にあの世から何か連絡しろと頼んだり、ちょっと変わった話を満載した本だった。
990 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/20(土) 02:10:52.13 ID:sNtnXXFi0
>>987の言うとおりだが。
あちらでスルーされたり謎が解けなければ他スレでの質問もアリでは?
意味の無いコピー糞レスとは一線を画さねば。
991 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/20(土) 04:21:17.66 ID:72f36dsxO
実体験です
趣味の渓流釣りで何度も入り慣れた山中を歩いていた時に自分の前をヒョイっと狸が通ったんです
『可愛いなぁ』なんて思いながらやり過ごして更に進んで行くも何だか何時もと違う違和感を感じるようになって不安になりました
違和感ってのが歩き慣れた山の一本道(獣道)なんですがどうもさっき通ってきた場所を歩いているような…
まだ夜明け前だったので『気のせいかな?』とも思ったのですがついにはドン詰まりになってしまいました
不安が的中して焦って周りをキョロキョロしていると無風だったのにザワザワ…と辺りの木々が揺れるとゆうより騒ぎ出す感じで鳴り出し怖くなって来た道を走って戻りました
足場の悪いのを無我夢中で引き返していると向こうから釣りの格好をしたお爺さんを目にして救われたように全身の力が抜けたのをいまだに覚えてます
お爺さんに今までの経緯を話すとどうやらその山では狸に化かされて遭難する方が毎年いるらしく運良く山から出られた方達は皆「途中で狸にあった」と口にしているそうです
992 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/20(土) 05:05:02.54 ID:5eXowPwo0
お…おおぉ…
いまヒグラシが鳴き始めた…。
羽化に成功したんだな…。
この不思議な周波数が安らぎのアルファ波を誘う。
まるで高原にいるようだ。
鳥の声も爽やかに聞こえる…。
山だ!ここは山なんだ!
せれぶーな避暑地だ!
板橋山だ!!幻覚だー!
ヤベェ 部屋で遭難してた
環境音楽CD恐るべし…
993 :
本当にあった怖い名無し:2011/08/20(土) 05:47:03.51 ID:g76CHxzF0
うちょぎゅえwぽう
ひいじいちゃんの話。
夜中、山で炭を焼いていると周り一面に火の玉や提灯が灯り
弁当のおかずが消えているということもしょっちゅうだったという。
ある日、隣の旦那と街で飲んで帰ってくると田んぼでケモノが2匹じゃれている
「犬じゃ犬じゃ、石を投げちゃれ」
ケモノは山へ逃げていったので
「ありゃ狐じゃったのかもしれんのう」
と不安がよぎったそう
その後、家で気持よくうとうとし始めると
「清さんや(清槌という名前)」
窓のすぐ外から呼ぶ声がする
しかし、だれもいないので
またうとうとし始めると
「清さんや」
その繰り返しで朝まで眠れなかったという
これは狐の仕業かと隣の家の様子を見に行くと
子供が急に熱を出し
やはり眠るどころでは無かったそうだ 蟲師のおまけより
996 :
顔 ◆3EgJTOI8PA :2011/08/20(土) 12:59:41.79 ID:/C6MSs1q0
キツネの嫌がらせが無駄に怖い。
石投げられりゃ、狐も犬も当り所悪ければ死ねるからね
仕返しとして考えたら、優しい方なんじゃね
998 :
顔 ◆3EgJTOI8PA :2011/08/20(土) 13:22:59.37 ID:/C6MSs1q0
優しい方・・・なのか?まぁ当たり所悪くて死ぬほど痛かったりしたらこれぐらい
なのかもしれんが・・・
1000なら顔の糞コテが神隠しにあう
1000じゃなければ顔の糞コテは山で遭難
1000なら紗栄子が山姥に食われる
1001 :
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千本目の蝋燭が消えますた・・・
新しい蝋燭を立ててくださいです・・・