因果応報13

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225本当にあった話 その1
つい最近、身近であった因果応報の話だ。
俺が資格勉強をしながらフリーターをしていた頃、
俺を見込んで「ウチの会社に来ないか?」と言ってくれたのがAさんだった。
Aさんはその会社の営業部長をやっていて、会社の業績を爆発的に伸ばしていた。
入社してから楽しいこともあったが、部署変更により超過酷な勤務に放り込まれ、
連日20時間労働(最大22時間労働)が続き、事故で怪我をしても仕事をさせられた。
しかもその苛酷な労働が、社長の指示でありA派である自分をやめさせるために
仕組まれたことが、総務(社長の愛人)のメモにより発覚をする。
会社自体は典型的なブラック企業だったこともあり、
社員からの信頼が厚いAさんは同業の新会社を設立。
自分もその新会社に移行した。

前いた会社から強烈な妨害があったりしたものの、
創業時のピンチを切り抜け、ヒット商品でたりして次第に事業は拡大していった。
大変なこともあったが、自分の役職や給料もあがり、
やりがいと充実感がある日々が続く。
226本当にあった話 その2:2011/06/10(金) 23:12:51.79 ID:PzzuZekU0
前いた会社から強烈な妨害があったりしたものの、
創業時のピンチを切り抜け、ヒット商品でたりして次第に事業は拡大していった。
大変なこともあったが、自分の役職や給料もあがり、
やりがいと充実感がある日々が続く。

しかし、お金が入るようになるとA社長は次第に変質していく。
自分は湯水のように会社の経費を使う一方、社員の経費支出は厳しく制限。
また会社の応接室にデリヘルを呼んだり、社員の女に手をつけ愛人に。
その愛人も調子に乗って、会社の人間を奴隷扱いし始めた。
ノルマも厳しくなり会議で怒号が跳ぶのは日常茶飯事。
労働時間も社長は定時だが、社員は午前9時から午前3時まで残業仕事も日常茶飯事になっていった。
自分の上司が退職した後で、自分が出世したがさらに風当たりは厳しくなり、
ED(20代後半だったけど)になり胃に穴もあき、
仕事中に倒れて救急車に運ばれたりしたため退職を決意。
退職後には、支払うべき給料が払われることもなかったため絶縁する。
227本当にあった話 その3:2011/06/10(金) 23:15:32.33 ID:PzzuZekU0
その後、同僚も次々とやめ、A社長の悪行もエスカレートしていった。
当時の同僚が全員退職したが、Aの氏名で検索すると2chオカルト板の
「近々死んでほしい人間の名前を書きなぐるスレ」に複数ヒット。
当時の社員からも嫌われていたのだろう。

そのAが40代中ごろなのにもかかわらず、先月脳の病気で突然急死した。

あの人には、右も左も分からない若造の頃から本当にお世話になった。
しかし、金が人間を変えてしまったのだろう。
貧乏だったけど清く正しくやっていた頃のままだったら、
あの年で死ぬことはなかったのに、と思わずにはいられない。